一般兵士は学園で何を見る   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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いつも投稿が遅くなることに定評のあるノアです。
ネタが浮かんでもそこまで繋げるネタが無い、あるあるだと思います…

では今回もごゆっくり、見ていってください!


第40話

 

ある日のこと。

僕がシャーレで仕事をこなしていると、徐々に暗くなりつつあることに気づいた。

ふと窓の外を見てみると、どうやら雨雲が、太陽を遮っているせいのようだ。

 

そろそろ雨か……そう思いながら仕事を再開し、時間が経った頃、まるで夜のような明るさになった事に気づき、もう一度外を見る。

 

「うっわぁ………」

 

そう思わず声が出るほど、土砂降り模様になっていたのだ。

 

雷もなり始め、僕は念の為非常電源の確認をしつつ、PC仕事から書類仕事に変更する事にした。

 

それから数分ほど経った頃、シャーレのメインロビーに、シャーレ所属ではない、誰かが来た事を知らせる通知が届いた。

 

こんな時にお客さんかとロビーまで降りてみると、トリニティの正義実現委員会の子が2人、びしょ濡れになって肩で息をしていた。

 

「えっと……大丈夫?すごい雨だけど……」

 

「はぁ……はぁ……急に土砂降りになったので、大変でした……」

 

「えっと……しばらく、ここで雨宿りして行ってもいいですか?」

 

そう2人がそう言うのを聞き、僕は念の為持ってきていた、仮の入館証をとタブレットを取り出し、

 

「えっと……もし2人が良ければ、必要項目入力してもらう手間はあるんだけど……シャーレの中で待ってもらうこともできるけど、どうする?」

 

そう言うと、2人の顔が少し明るくなり、

 

「「ぜひ!」」

 

と、返してきた。

それを聞いた僕はタブレットを手渡し、2人に必要項目を入力してもらうと、入館証を手渡した。

 

「それ使えばシャーレの中に入れるから、設備も自由に使っていいよ」

 

「えっと……例えば……?」

 

「休憩室でお菓子食べてもいいし……ゲームセンターで遊んでもいいし。シャワー室もあるから雨でベタベタなら浴びてくれてもいいし、申請してくれたら服の貸し出しもできるから洗濯機使ってくれてもいいし、食堂でご飯食べてくれてもいいし……」

 

「い、至れり尽くせりですね……?」

 

「かもね、だからよく当番じゃない子も来るよ」

 

そんなことを言いつつ、僕はあとはご自由に、と言い残し、執務室へと戻った。

 

しばらくすると、先程の子によく似た子が、1人だけで執務室の前を通っていくのが目に入り、はぐれてしまったのかと外に出てみた。

しかし、そこには誰の姿もなく、静かな廊下だけがそこにあった。

 

おかしいなぁと思いながら作業を続けていると、先程の2人が、ニコニコしながら執務室へと入ってきた。

 

「乾燥機とシャワー、お借りしました!」

 

「お、温もれたようでよかった、どう?シャーレの様子は」

 

「えへへ……想像してたよりも色々あって……すごい楽しいです!」

 

「そりゃ良かった……ああそうだ、さっき2人のどっちか、ここの前通った?」

 

そう僕が尋ねると、2人が顔を見合せ、首を傾げ合ったあと、

 

「いえ……?入ってからずっと、二人でいましたし……」

 

「なんならここの近くに来たのも今が初めてで……」

 

「……そっか」

 

「?…どうかしましたか?」

 

「ん?いや、なんでもないよ、多分見間違えかな……そうだ、面白くないだろうけど、仕事の様子でも見ていく?飽きたらそこのソファでお菓子食べててくれてもいいし」

 

そう僕が言うと、2人はぜひ!と言い、僕のデスクの隣へと座り、2人してまじまじと見つめてきた。

 

……思ったよりも見られすぎて少しやりづらいな、そう思いながらも作業を進めていると、雨が止み、晴れ間ができていた。

 

「ん、雨、止んだみたいだね、そろそろ帰る?」

 

「あ!本当だ!えっと……今日はありがとうございました!」

 

「いえいえ、いい感じに時間つぶしになったなら良かったんだけど……」

 

「楽しかったです!すごく!……あの、また来ても……いいですか?」

 

「ぜひ、またおいで、いつでも歓迎するよ」

 

そう僕が言うと、2人とも満面の笑みをうかべ、喜んでくれた。

その後、2人は帰っていき、僕は作業を再開した。

 

~~~~~

 

「あー!すっげぇ雨だったな!」

 

「ほんとほんと、ひっさしぶりにびしょ濡れになっちまった」

 

そう、濡れた服を絞りながら返す。

 

「そういやさ……"アレ"、知ってっか?」

 

「……どれ?」

 

「アレだよアレ!あの……カタツムリの呪い!」

 

「ああ……カタツムリにちょっかいをかけたらカタツムリが実はバケモノで、まともに身体も動かせずに死ぬ……とか言うやつだっけ?」

 

そう記憶にあった、都市伝説スレの情報を思い出しながら返す。

 

「そーそー、確かアレって、こんな感じの大雨の後に現れるって……」

 

相方はニヤニヤしながら、周囲の花壇へと目を向けながら、そう返してきた。

 

「オイオイやめろって、あたしそういうの苦手なんだからさ!」

 

「わりぃわりぃ、でも流石にただの都市伝説だろ?」

 

「そりゃあな、本当ならとんでもねぇことになってるだろ」

 

それこそ、シャーレが解決するために走り回っているだろう……そう言おうとしてやめる。

あそこの先生はいつ何をしてるかわからない。

もしかしたら、もう対応中なのかも……

そう思い始めた思考を、途中で遮る。

 

「ハハッ、そりゃそうだ……でもよ、そんなカタツムリが……今、あたしらを見てるとしたら?」

 

「えっ?」

 

「なんてな、冗談だよ冗談!」

 

そう笑いながら、相方はあたしの背中を叩いてきた。

 

「さ、ブラックマーケットでも寄って帰ろうぜ、なんかおもしれーもんがあるかもしれねぇ」

 

「……そうだな、そうするか」

 

そう答え、あたしらは歩み始める。

……その後ろ姿を、何かに見られていることにも気づかずに。




いかがてしたか?
最後のシーンの終わり方、悩んだのでGPTにいい終わり方聞いたんですよ、いいアイディア出してくれなかったので無理やり何とかしたので少し変になってますがまあいつもの事のような気もします。

ではまた次回、お会いしましょう!

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