一般兵士は学園で何を見る   作:ノア(マウントベアーの熊の方)

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今年初投稿という事にこれを入力している時に気づきましたノアです。
今年もよろしくお願いします。
今回はなかなかカオスになっております()
……いや、いつも通りかもしれない。

ってな感じですが今回もごゆっくり、見ていってください!


第8話

 

「今週末……ですか?」

 

そうイズナが、シャーレでの仕事を手伝ってくれながら聞き返してくる。

 

「そ、今週末。今週末から連休あるでしょ?イズナさえ良ければ一緒に忍者っぽいk

「行きます!」

………今忍者って言葉聞いた瞬間返事したよね?」

 

そうツッコミを入れるが時すでにオスシ、イズナは目をキラキラとさせてしっぽを振りながらこちらを見てきていた。

もしかしなくてもこの娘、キツネ娘じゃなくてイッヌ娘なんじゃないかな………

 

「……まあいいや、じゃあ今週土曜、0700にシャーレ集合ね、流石に普段通りのイズナなの格好だと色々とマズイから服はこっちで用意しとくよ。あ、あとしばらくお風呂入れないけど大丈夫?」

 

「はい大丈夫です!楽しみにしてますね、主殿!」

 

そうとてつもなく嬉しそうにするイズナを見て癒されながら、僕らはその日を終え、約束の日を迎えた。

 

0500。

集合時間よりも2時間も前だ。

今回の準備を事前に終えていたので、最終チェックをするためにシャーレに来たのだが……

 

「ふんふんふふーん♪」

 

なんか既に楽しそうにしっぽを振っているイズナが既にいる。

ちょっと待って、今集合2時間前の早朝だよ?

自室がシャーレにある僕と違って百鬼夜行の自治区に家あるよね君、何時に起きたの?

 

そうツッコミたいのをグッとこらえ、僕は今回使うモノや、場所の確認をし、今日の僕の兵科を決めたりしていると、時間が0645になっていた。

 

「……イズナ、ちょっと早いけど着替えて行く?」

 

「主殿がお望みとあらば!」

 

そうイズナはワクワクとした顔を向けてきながら言ってくる。

 

「………じゃあちょっと早いけど、更衣室でこれに着替えてきてくれる?」

 

そう僕はイズナに迷彩服を渡し、迷彩服を少し困惑気味に受け取ったイズナを見送った。

 

「着替えて来ました!……あの、忍者装束とかじゃないんですか?」

 

そうイズナが尋ねてくる。

まあ普通忍者って聞くとそっちだよね。

 

「まあまあ、忍ぶって意味では迷彩服の方が優れてるから……ま、これ持ってて」

 

そう言いながら、僕はイズナに変わった形のハンドガンと、そのホルスターを手渡す。

 

「なんですかこれ?」

 

「LA-16u/HLMっていうレーザー銃だよ、簡単に言うと実質世界最強のハンドガンかな」

 

「そんなものをイズナに!?い、いいのでしょうか……?」

 

「うん、今回の隠密行動で使うから……さ、行こうか」

 

そう僕は言い、シャーレの格納庫へと行くと、そこに止めておいたハンヴィーに乗り、目的地へと出発した。

 

数十時間後、辺りの空が夕焼けに差し掛かる頃。

やっと目的地へと到着した僕らは、大容量の背嚢を背負い、銃を構えて山の中へと入っていた。

 

「あ、主殿……なんか思ってた忍者と違うと言いますかなんと言いますか……あ!決して主殿の文句がある訳ではなく……」

 

「大丈夫、僕も忍者っぽい事って言ったけど忍者要素あるか自問自答し始めてるから……ま、敵地潜入って点では忍者……かな」

 

「敵地潜入!?相手は誰なんですか!?」

 

「クソ企g……カイザーコーポレーションだね。ここにカイザーPMCの違法基地があるらしいからそれを潰しに」

 

「か、カイザーって超大手なんじゃ……」

 

「アビドスの1件で個人的に潰す対象になったからセーフセーフ、連邦生徒会からもここは違法だからって許可もらったし」

 

「そ、そうなんですか……」

 

そんな会話をしながら山中を進み、やがて全く視界が無くなった頃、僕らは落ち着ける場所を見つけ、野営を始めた。

 

ガスコンロを使いお湯を沸かしてレーションを温めながら、僕らは色々と雑談をする事にした。

 

「そういえばイズナって、夜目効く方?」

 

「はい!忍者なので!」

 

「じゃあナイトビジョンなくても戦えはする…か……ちなみに今回忍者道具持ってきてたりするの?」

 

「もちろんです!手裏剣に苦無……あとは身代わり人形に兵糧丸とかを持ってきてます!」

 

「へぇ……部活とか学校生活は順調?」

 

「はい!お陰様で!」

 

そんな個人的に盛り上がらず次々と話題が変わって言ってしまうのにも関わらず、イズナはその全てを楽しそうに答えてくれた。

 

しかし、急にイズナは顔を赤らめてモジモジとし始め、何かを言いたそうにしていた。

 

「……トイレ?」

 

そうデリカシーの欠けらも無い質問をすると、イズナは図星といった反応を見せ、オドオドとし始めた。

 

「……ヘッドホンで音楽聞いてるからちょっと離れたところでしておいで」

 

「は、はい、わかりました!」

 

そう罪悪感に包まれながらもヘッドホンを取り出して音楽を聞き始めた。

ってか万が一これが変な風に湾曲して広まっていったらとんでもないことになるのでは無いだろうか、僕は訝しんだ。

 

しばらくするとイズナが戻って来たので、2人でレーションを食べてその日の夜を明かした。

 

 

次の日。

今日中には目的地の最寄りに到着する予定だったのだが、1つ問題が起きた。

 

「こちら警備、異常なし」

 

目の前に、警備を担当している軍用ドローンがいるのである。

 

「………消すか」

 

「ええっ!?攻撃するのですか!?」

 

そう驚くイズナを尻目に見つつ、僕は四式自動小銃を構えつつ、軍用ドローンへとアンブッシュを仕掛ける。

 

「イヤーッ!」

 

「アバーッ!サヨナラ!」

 

そう銃床で殴られたドローン=サンはしめやかに爆発四散、周囲にいた他のドローンも腰を抜かしていた。

 

「アイエエエエ……敵兵、敵兵ナンデ!?」

 

「アイエエエエ……コワイ!コワイ!」

 

「ドーモ、ケイビロボ=サン。シャーレの先生です」

 

そう両の手を合わせてオジギをしてアイサツ。

アイサツは大事。

古事記にもそう書かれてある。

 

「さあケイビロボ=サン、カイシャクしてやる、ハイクを詠め」

 

「ヤメロー!ヤメロー!」

 

「……イヤーッ!」

 

「グワーッ!サヨナラ!」

 

そう全てのドローンを爆発四散させ、イズナの元へと戻る。

ってかなんだこの戦い、無茶苦茶すぎる。

 

そう思っていると、イズナの目が異常なまでにキラキラしていることに気づいた。

 

「……イズナ?どうしたの?」

 

「い、いえ、これが欲に言うニンジャのイクサなのだと感動してしまって……!」

 

「…………アッハイ」

 

深くツッコまない方がイズナのためだなと思った僕はその話を広げることをやめた。

 

その後は特に何も無かったが、定期連絡が途切れたのに何もしないのは大丈夫なのだろうか。

何も無いならないでいいんだけども。

 

そう思いながら、その日を終えた。

 

そして作戦当日。

僕らは双眼鏡で目標の基地を見つつ、定刻になるのを待っていた。

 

「イズナ、そろそろ時間だからいつでも渡したの、撃てるようにしといてね」

 

「わかりました!主殿!」

 

その返事を聞いた僕は軽く頷き、無線通信を聞き始める。

やがて、飛来してきた元不良生徒現シャーレの特殊隊員である生徒の乗るF-15Eから無線が入った。

 

《ターゲットを確認、目標にマークを求む》

 

そう通信が入り、イズナにレーザー照射を始めてもらう。

それと同時に、再度無線が届いた。

 

《目標確認、誘導爆弾投下、10秒後着弾》

 

その無線からピッタリ10秒後、空からJDAMが着弾し、たまたま弾薬庫だったようで大爆発を起こした。

 

しっぽを振りながら目をキラキラと輝かせているイズナを見て笑顔を見せつつ、今度はこちらから無線を飛ばす。

 

「スカウト1よりニトロ1へ、敵は大損害、とても楽しい」

 

《ニトロ1よりスカウト1へ、楽しそう、とても見たい》

 

「スカウト1よりニトロ1へ、後で映像を送る、貴機は基地へ帰投されたし」

 

《ニトロ1了解、RTB》

 

その後も何回にも別れて爆撃訓練……もとい基地殲滅が行われ、建物は全て無くなり、後には逃げ惑う軍用ドローンや交戦体制を取ろうとする軍用ドローンで溢れていた。

 

《アタッカー1以下各機、空域到着。目標へのマークを求む》

 

「スカウト1了解」

 

そう返事し、再度イズナにレーザー照射を開始してもらう。

そしてその数十秒後、僕らの上空を、A-10とSu-25が飛行していき、残存勢力を攻撃し始めた。

やがて殲滅が終わり、全ての機体が基地へと帰投し、さっきまで建物があった場所は廃墟と化した。

 

その後は隠密行動からの殲滅が楽しかったのか上機嫌のイズナと共に、僕らもシャーレへと帰って行った。




いかがでしたでしょうか?
復刻イベント前からちまちまと書いていたら復刻イベントでイズナがまたメインキャラになって何だこの可愛い生き物は!?となっています()
そして忍者と聞くとスレイヤーが出てきてしまうこの……

ではまた次回、お会いしましょう!サヨナラ!

ネタバレについて

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