魔法少女花騎士☆マギカ   作:繭浮

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 お久しぶりです、そしてお待たせしました。やっと精神が安定して来たので、なんとかギリギリですが、年内に投稿です。来年はまた最低月一更新を目指すので、よろしくお願いします。


宿命に抗う少女達1-1

 マギウスの翼――あの人達は魔法少女の解放を目的に、他人を巻き込むウワサや呪いを振りまく魔女を守っている。

 

 私には、魔法少女の解放が何かはわからない。だけど……人を傷付ける事が前提の解放なんて、絶対に間違ってる。

 

 本来ならそんな人達とは関わりたくない、けど。マギウスの翼のトップ、マギウスの3人の内2人が、灯花ちゃんとねむちゃんなら――更に言えば、ウワサがういの事を知っているのなら。

 

「……避けちゃダメだ。立ち向かわないと、ダメなんだ」

「……そうね。私としても、親友のみふゆが関わっている以上、止まる訳にはいかないわ。はぁ……嫌な因果で結ばれたものだわ」

「ですね……って、気付いたらもうこんな時間!」

 

 夕飯の時にやちよさんを含めて、改めてカトレアさんから貰った情報を整理して今後の方針について話し合っていたら、結構遅い時間になってしまっていた。明日は学校だから、早くお風呂に入って寝ないと……

 

 ピンポーン

 

と、ちょうどリビングを出た所でチャイムが鳴る。

 

(遅い時間の来客だし、家主のやちよさんに出てもらうべきだよね。でも私は今玄関前にいるし、出た方が良いかな……)

 

 と少し迷っていると、

 

カチャ カチャン ガチャ

 

「えっ」

 

 鍵穴に鍵が差し込まれて解錠され、扉が来客者の方から開けられた。あまりに自然に行われた解錠に、思わず思考と身体が固まってしまった。

 

 そうして姿を現した来客者は。

 

「あら、こんばんは、いろはさん。一応私もまだみかづき壮の住人ですし、ただいま、の方が良いでしょうか」

「え、あ、どうなんでしょう……?」

 

 梓みふゆさんだった。何食わぬ顔で平然とみかづき荘に入って来たので、未だ頭が回らない。

 

 私がまごついていると、声で来客者がだれなのか気付いたやちよさんが慌てるようにリビングから出て来た。

 

「みふゆ!? どうしてここに……!」

「どうしてもこうしても。私はしばらく留守にしていましたけど、住所はここなんですからおかしくはないでしょう? やっちゃんの性格からして、住民登録はまだ抹消していないでしょうし」

「それは……でも、今のあなたと私は敵同士じゃない!」

「うーん、そこなんですよねぇ」

 

 みふゆさんが、困ったように頬に手を当てて苦笑いで返す。

 

「マギウスの翼が――マギウス達が、具体的に何を成し遂げようとしているのか。何らかの予測は立てていても正確には知らないでしょう? それこそ、謎の情報源を持っている雷電燈湖さんでさえ、未だ予測止まりなのでは?」

「それは……どうなんでしょう?」

「そうね、普通に返答に困るわね……彼女、慎重すぎるから情報隠してそうだもの」

「あ、あはは……」

 

 否定出来ないので、つい苦笑いを浮かべてしまう。

 

「だからこそ私は、昨日の約束を果たしに来たんです。雷電さんのお家も連絡先も知らないので、こちらに来たんです」

「そう言えば、雷電さんとそんな約束していたわね」

「私達の最終目標を知れば、お互い争わなくて済むかもしれません。なので、お話する事のデメリットはあまりないんですよ。ですがその前に。いろはさん、ういさんがマギウスの翼にいるかも知れないですし、マギウスの翼に入る気はありませんか?」

 

 唐突にこちらを勧誘してくるみふゆさん。けれど、もう答えは出ているから惑わない。

 

「お断りします。私は、誰かを犠牲にするマギウスの翼のやり方を許容できませんから」

「……即答ですか。私達といろはさんの双方にメリットがあると言っても?」

「はい」

「ふふ、覚悟の決まった良い目ですね。いろはさんは強い心の持ち主なんですね……羨ましいです」

「みふゆ……」

 

 みふゆさんの寂しそうな表情に、やちよさんも似たような顔になる。

 

「入るかどうかはともかく。まずはマギウスの翼に関する正確な情報は欲しいですよね? だからこそ、すぐに私を追い出そうとはしていない」

「……それは、そうね……」

「話せる事は出来るだけ話す、とは言いましたが……今の私には、マギウスから然程多くを語れる裁量は与えられていないんです。ですから、魔法少女の解放とは何か、それを学ぶ講義をマギウス自らしてもらう事になりました」

 

 マギウスによる講義……か。ねむちゃんは大勢の人の前で演説出来るタイプじゃないし、やっぱり灯花ちゃんかな。

 

「わかりました。講義、受けさせていただきます」

「ほっ……色良い返事が聞けて何よりです」

「でも。講義の前に、幹部であるマギウス――灯花ちゃんと直接お話する機会を下さい。それが条件です」

「そこはご安心下さい。彼女もいろはさんには興味があるようで、直接いろはさんと話してみたいと言われていましたので」

「そうですか……」

 

 よし……これで、少なくとも灯花ちゃんとお話する事が出来る! ういの事、少しでも憶えててくれてるといいな……

 

「それで、講義の時間や場所は……」

「昨日の今日で、お互い疲弊しています。なので日時は、今度の土曜日の昼。場所は「記憶ミュージアム」です」

「記憶ミュージアム……?」

 

 私はまだ神浜在住歴が短いからピンと来なくて、やちよさんへと顔を向ける。

 

「んー……ひとつ、心当たりがあるわ。雷電さんからのウワサ発生予測情報にあった、栄区にある神浜記録博物館確よ。ただあの施設は、かなり昔に閉館していて閉鎖されてるはず。みふゆがそこを指定して来た事、それに雷電さんの予測通りなら……」

「ウワサ、ですか」

「まあ、そうですね。確かに「記憶ミュージアム」は、ウワサのひとつです」

「みふゆの性格からして、「魔法少女の解放」の話は間違いなくしてくれるでしょうけれど……同時に、罠である可能性が高いわ。絶対に環さん1人で行っちゃダメよ、行くなら私も同行するわ」

「あら、2人と言わず、みかづき荘の皆さん全員で来ていだだこうと思っていたんですが」

「ふぅん。それ程強力な罠……ウワサなのかしら?」

「さあ、どうでしょう? 私は招待するように、としか指示されていませんから、彼女が罠を張っているかどうかまでは知りません」

「……」

 

 やちよさんは胡散臭げな表情をみふゆさんに投げかけてるけど……少なくとも、みふゆさんが悪巧みを考えているようには見えない、かな。うーん……悪巧み顔を割とよくする燈湖さんを見て来たからかな?

 

「私からのいろはさんへのお話は以上です。それとは別に――やっちゃん、外で少しお話しませんか? どうしても、2人きりで話したい事があるんです」

「……いいわよ。じゃあ環さん、お風呂の準備お願いね」

「あ、はい。わかりました」

 

 2人きりでお話し……なんだろう? 気にはなるけど、みふゆさんかなり真剣な顔だったし……素直に言われた通り家事をしよう。

 

 ……ちなみに、お風呂場に行ったら、ちょうどさなちゃんがお風呂の準備を始めた所だった。さなちゃん、気が利く良い娘だなぁ。

 

(あ、そうだ。早めに伝えておかないと)

 

 2人でやる事でもないので、さなちゃんにお風呂の準備をお任せして、私はカトレアさんへとメッセを送った。ポチ、ポチ、ポチ、と……

 

 

 

 

 ☆

 

 

 

 

 いろはからのメッセを見た私達は、手短に「了解よ」とだけ返信し、カトレアとデュアルコネクトをして認識阻害と風除けの結界をかけてから爆速で空を飛び、みかづき荘へ向かった。音速の壁をギリ超えない速度で向かったから、数秒でみかづき荘上空へと到着した。

 

 ふう、流石に結構疲れたけど。敵がいろはの住居に乗り込んで来たのだから気にしてなんていられない。

 

 各種結界を解きながらゆっくり降下しつつ俯瞰でみかづき荘を観察するとすぐに、玄関先に人影が2つあるのを発見する。

 

「えーと……やちよにみふゆね」

《なんか話してるけど……殺気立つって程じゃないけど、穏やかな会話ではなさそうね》

 

 カトレアの感想通り、2人の間には険悪な雰囲気が漂っていた。こんな時間にわざわざ玄関前で何やってるのやら……と考えている内に、2人の背後にまで降りていたので声をかける。

 

「なーんか険悪な雰囲気で話してるけど。もう夜なんだから、ご近所迷惑にならない程度に抑えなさいよ」

「! ああ、加戸さん……いえ、少し強気な語調からして、女王様の方かしら」

「ええ、そうよ」

「女王様……花騎士カトレアさんですか」

 

 ふむ。言い方からして、みふゆは私のパーソナルな情報は「二重人格的なモノ」止まりで、実際は「二重魂」なのは知らない、て感じかしら。この事を知っているのは花騎士魔法少女以外ではいろは、それとみたまだけだから、知られていたらこの内の誰かが情報漏洩者だ。

 

 こちらの不利になりかねない状況になっても狼狽えないため、燈湖に「二重魂」に関しては特に気をつけるように言われているのよね。何にしても、裏切り者はまだいないようでなにより。

 

 

 でまあ。みふゆが数分前にいろはと交わしたやり取りをざっと聞いた後。

 

「よろしければ、チームフラワーナイトのみなさんもどうぞ。魔法少女の解放が何なのか、知りたいでしょう?」

 

 ……解放、ね。

 

「魔法少女の解放なんて、一つしかないでしょう? 魔法少女全員が囚われる宿命。要するに――魔女化の運命からの解放。ドッペルウィッチ現象は、その成果のひとつ、かしら?」

「……聡いですね。ええ、その通りです。けれど、そのシステムがどうやって成立しているか、予測しか出来てはいないでしょう?」

「まあ、そうね。可能性の高いだろう予測を立ててはいるけど、あくまで予測であって真実じゃないわ」

「そのための講義です。話を聞くだけならタダです、是非ご検討下さい」

「そう、ね。持ち帰って十分に検討したメンバーで行かせてもらうわ」

「そうですか、お待ちしています」

 

 そう言って丁寧にお辞儀してから、みふゆはチラとやちよに一瞬視線を送ってから、立ち去ろうとする。

 

「……ああ、今日は会えると思っていなかったので忘れていました」

 

 本当に忘れていたんでしょうね、そう呟いてから小走りで戻って来てこちらに近付いて来た。まあ、何を要求されるかは何となくわかってるけど。

 

「アリナはどのような扱いを受けていますか?」

 

 ……ちょっとだけ予想と違った。「アリナを返す気はありませんか?」とか聞かれると思ってたんだけど。

 

「魔法の簡易封印を施しているわ。私が許可しない限り、固有魔法は自由に使えなくしている、て感じね」

「そうですか……では、一つだけお願いが――」

「私は花騎士カトレア、世界に愛されている魔法のエキスパートよ」

 

 みふゆに向かってビッと人差し指を立てて、要求がなんなのかを答えてあげる。

 

「神浜市を覆っている結界の維持は、私とシロタエギクの付き添いを条件に、定期的にさせるつもりだから。安心なさいな」

「……! 本当に……恐ろしい方ですね、貴女は」

「ふふん、魔法に関して私に理解出来ない事なんてあんまりないわ!」

 

 得意気に自分の豊かな胸を張って自慢する。何故だかやちよが殺気立つ。何でよ。

 

「お願いはそれだけ?」

「そう、ですね……あの娘は破天荒で自由奔放で、こちらでも扱い切れない時が多々ありましたから。私達の計画に最重要な結界を張れるからマギウスの地位にはいましたけど、何をするかわからない彼女を完全には縛れていなかったので、実は不安要素でもあったんです。アリナの手綱を握って下さり、ありがとうございます」

 

 心底ホッとした感じで感謝までされてしまった。

 

《まぁアリナだし。仕方ないわよねぇ。というか、私達でもおタエさん抜きじゃあ多分無理よね》

「あはは……ご迷惑をかけるかと思いますが、アリナをよろしくお願いします」

 

 ……なんで仲間を奪われたのに感謝されてるのか意味不明だけど。ともかくそのセリフを最後に、今度こそみふゆは去っていった。

 

 

 

 

 ☆

 

 

 

 

 平日の間は特筆して事件などもなく、万全の状態で記憶ミュージアムへと私達は向かっていた。

 

 チームみかづき荘とは現地合流する事になっているから、今は私達とデンドロビウム達、それに加えてしっかり者なデュランタと、精神的に打たれ強そうなベテラン魔法少女のキョウコに来てもらった。ステラも来たがってたけど、精神弱そうだしちょっとお調子者なとこがあるから、雷電家でゆまとお留守番してもらっている。

 

 あー、事件って程じゃないけど、かえでとこのみがたまたまブロッサムのお花宅配サービスで栄区に行った時に、記憶ミュージアムについて話すウワサさんを見つけたのだけど。

 元々罠が張られてるとは思っていたから意外性も何もないけど、ウワサさんが語る内容的に罠である確率が飛躍的に上がった。ので、面倒だけど万全を期して今日のメイン魂は花騎士カトレア、トウコの方もデンドロビウムがメインで行動している。面倒だけど、ウワサさんの言っていた内容的に、カトレアの実力じゃ不安と判断したから前に出たのだ。

 

 トウコの予想曰く、

 

《ウワサさんの言っていた、「記憶を印刷している」「記憶を取られる」。これらからして、記憶ミュージアムのウワサには、「記憶の刷り込み」と「記憶の簒奪」の能力があると思われる。つまりは――洗脳だ》

 

らしい。

 

《それが今回の罠って訳ね。何にしても、洗脳してくるウワサなんて放置出来ないわ》

「ええ。例え罠でも、早急に潰さなければならないウワサです」

「ん……虎穴に入らずんば虎子を得ず」

「んで、あたしらはどんな対策しとけばいいんだ?」

「「魔女の口づけ」ってあるでしょう? 魔法少女には基本効かないけど、それって魔力を扱えるようになった事で耐えられるようになっただけなのよ。今回のウワサのは多分、それを魔法少女にも効くレベルにしたような感じの洗脳能力だかろうから、私が精神魔法耐性強化の魔法をかけてあげるわ」

「おっさすが女王様だな。ならあたしらは、普通に講義とやらを聞くだけで……」

「今朝急いで創った即席魔法だし、そもそも私、防御系の魔法あんまり得意じゃないのよね。無いよりマシ程度だから、多分気を張ってないと耐性突破されるわ」

「……ダメじゃねーか」

《そのための人選だぜ。りつと杏子の精神力と魔力なら、気を張ってさえいれば耐性付与魔法無しでも耐えられそうだと見込んでだ》

「……なるほど。ボクと杏子さんなら素で洗脳に耐えられる可能性が高いから、ちょっと強化するだけで十分、て感じかな」

「えぇ、そんな感じよ」

「ふーん……へへっそういう事なら仕方ねえな……あー。もしかしたら、マミのヤツ……」

「うん?」

 

 マミ……トモエマミの事よね。

 

《彼女がどうしたの? 知り合いだって言うのは聞いてたけど》

「確か、神浜を調査しに来てから音信不通になってんだろ? あの人の実力はよく知ってるからさ、腕っぷしだけなら問題はなかっただろうけど……精神的には、ちょいと打たれ弱いとこあるんだよ」

《あー……行方不明な理由って、杏子の予想通りならつまり》

「弱いメンタルの方が魔法少女の真実を知ったら、明確に心に隙が出来ます。つまり、トモエさんはウワサに洗脳されている可能性が高い」

「ああ。だから罠は、二重にはられているかもな」

《洗脳の罠を切り抜けても、マギウスやウワサ、更には洗脳された巴マミに襲われるかもしれない、て事ね》

「はぁ……要するに、やっぱり今までで一番面倒な展開になる、て事よね……帰りたい、けど、まどか達の事を考えるとそうもいかないし……ほんとめんどくさい」

「ん、まぁ……ドンマイ」

 

 そんな感じに作戦と雑談をしながら歩いていたら、もう神浜記録博物館(廃墟)は間近だった。

 

 

 

 

「あっカトレアさん! こっちです!」

「ふふっ、そんな大声でなくても気付いてるわよ、いろは」

 

 遠目からチームみかづき荘のメンバーがすでに来ているのは見えていたけど、私の姿を見つけたいろはが顔をパァッと華やがせて女の子走りで駆け寄って来た。可愛い。

 

「ふむ……ナナミさんだけいらっしゃらないようですが」

「あー、えっと……」

「聞いてくれよデンドロ師匠! やちよのヤツ、なんか最近妙に機嫌悪いんだよ! 今朝の料理も手抜きしてたしよー! 害虫でも食っちまったのかな?」

《え、害虫……?》

 

 フェリシアがなんか変な事言い出した。ついにこの世界にも害虫が……?

 

《多分だが、虫のいどころが悪いって言いたいんじゃないか?》

「ああ、なんだそれか……」

 

 要するに、滅茶苦茶不機嫌って事ね……んー。

 

「それっていつ頃から?」

「えっと……多分、一週間くらい前からです。みふゆさんとやちよさんがお話ししてから、かな」

「そ」

 

 ……間違いなく、やちよのトラウトでも刺激したんでしょうね。はぁ……やちよがいないせいで、面倒が増えないといいけど。

 

 とはいえ、事態は待ってはくれない。

 

「っ! 博物館からウワサ魔力を感じるわ。それに、魔法少女の魔力も一つ……こっちに近付いて――」

「いらっしゃーい! チームみかづき荘にチームフラワーナイトのみなさま! ふふっちゃーんとお昼頃に来るなんてビックリ! これは講義のし甲斐がありそうだねー」

 

 博物館から出で来たこの小生意気な喋り方の小さな女の子。私は――私といろはは、知っている。

 

「やっぱり……マギウスの1人は灯花ちゃんだったんだね」

「本当にわたくしの事、知ってるんだね。会った事あるならわたくしの記憶にないなんてありえないのに、不思議だにゃー」

「灯花、ちゃん……やっぱり、憶えてないんだね……」

 

 トウカの反応に、悲しそうな声でそう返すいろは。それに対してトウカは些事であるかのように一方的に話を進め、

 

「ま〜とりあえず――ようこそ、記憶ミュージアムへ! 今回の講義を務めさせていただくのは! ななんと! 最高幹部たるわたくし、マギウスの里見灯花だよ! 感謝してよね!」

 

マギウス・トウカはお淑やかにカーテシーをしてなおり、一拍置いてから、

 

「そして――“ はじめまして “、環いろは」

 

無邪気な笑顔で残酷な事を告げた。




 次回投稿は、1月27日(土)の予定です。

※お仕事と花騎士9周年イベントで忙しいので、次回は2月7日(水)に延期となります。本当に申し訳ない。
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