青薔薇のベーシストはヤンデレなのか?   作:ka-主

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今回はリサメインです。リサ視点でお送りします!



BAD15話 彼女が選ぶ運命(未来)

※今回リサ推しの方にとっては不快に思われる可能性のある描写が含まれます。それらが大丈夫な方のみご覧ください。またBAD12話同様……このストーリーに限り最大限の配慮しか致しませんのでご了承ください。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

「…………ん?」

 

……ここは……どこなの?見たことの無い部屋……周りには黄色い薔薇が一面に咲いている。

 

「あっ!目覚めたんだ♪おはよう今井さん!」

 

その声は……

 

「サクラ先生……」

 

声のした方を向くとそこにはアタシの学校の保健室の先生である弥生サクラ先生がいた。

 

「サクラ先生……ここは?」

「ここは私の研究所……かな?」

「研究所……?何の研究を来てるんですか?」

「あれ?噂とかで聞いた事ないかな?私が生物の死について研究してるって」

「いえ……初耳……です」

「そっか……んで幾つか聞きたいんだけどさ……」

 

サクラ先生はそう言いながらなにかを挟んだファイルを持ってアタシの元へ歩み寄って近くにあった椅子に腰掛けた。

 

「まず……今井さんの事ちゃんとしりたいから……『本人』出てきて貰える?」

「!?あ、ああ……!」

「『貴女』のままでもいいけど……私ホントのことしりたいから……」

 

「あ、あああ……!あああ!!あ、アタシが……アタシが……!うあ!あああ!!」

「落ち着いて今井さん!まずは深呼吸!ほら!息入れて!」

「はあ……はあ……アタシが……悪い……アタシが全部……アタシが……殺した……アタシが……友希那を……」

 

これまでの行いが……あたかも走馬灯のように振替される。そう……『本当』のアタシはそんな事しない。けど……そこにいるのは……今ここにいるのは『今井リサ』……その事実に変わりはない……間違いなどどこにも無い……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全部……あたしが殺ったんだ……

 

「あああああああああああぁぁぁ……!!!!!」

 

アタシはベットから転がり落ち発狂しながらのたうち回る……そして床に頭を何度も何度も……血が出てもなお打ち付け……

 

グサッ!グサッ!ザシュッ!ザシュッ!

 

近くにあったハサミで左腕に刺しては切り刻んでを繰り返し……血が止まらないんじゃないか……貧血で倒れるんじゃないか……そんな事お構い無しに右腕も同じように傷つけた。

 

「今井さん!今すぐ辞めなさい!!」

「ほっといて下さい!!」

「きゃあっ!!」

 

アタシは心配して駆け寄ってくれたサクラ先生を突き飛ばした……いや今のアタシにはサクラ先生かどうかなんて今はどうでも良かった。1人にして欲しい……

 

「アタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが殺したアタシが……アタシが全部悪いんです……アタシが神楽を好きになっちゃったから……神楽を愛しちゃったから……アタシが……あんな『約束』をしたから……アタシが……この世にいたから……」

 

 

 

「!!……いい加減になさい!!」

 

 

バチィン!!!

 

 

「あうっ!!……」

 

 

ぎゅうっ!!

 

え……何……止めて……止めてください……サクラ先生……アタシが全部悪いんです……アタシが全部……全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部……!!アタシはもう……死んで罪を償いたい……もうこれ以上……だかれかが傷ついて倒れ……死んで欲しくない!だから……

 

「もう……自分を責める必要はない……」

 

「えっ!?」

 

だって……アタシのせいで……エミも死んで……友希那も死んで……神楽も死んだ……全部アタシのせいなのに……どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?……

 

「今井さん……『多重人格』……なんですって?」

「ど、どうしてそれを!?」

「貴方が寝ている間……少し調べさせて貰ったの……大江君から貰った情報を元にね」

 

えっ!?……神楽……神楽は……生きてるの?

 

「神楽は……生きてるんですか?」

 

そんな訳ない……だってアタシが……神楽を……この手で……

 

「生きてるよ♪彼には口止めされてるんだけど……彼ちょっと他の人と違うの」

「違う……?」

「そう……詳しく言えないけど……彼はあと4回人生をやり直せるの」

「……え!?」

 

にわかに信じられ無かった……けど……

 

「生きてる……神楽が……良がっだ……ううっ!」

 

涙が止まらなかった……理由はともあれ神楽は生きている。それだけで……『他の事がどうでも良くなった』……

 

「!?だ……駄目……そんな事思っちゃ……」

「話を戻すけど……貴女が眠ってる間に色々調べてね……興味深い事が分かったの♪」

「違う……違うんです!私……私は!」

 

さっきのは……絶対に思ってはいけない!思ってしまったら……アタシは……もう……!

 

「まあ落ち着いて今井さん……貴女の多重人格を直せる事が出来るかもしれないの」

「直せるんですか!?お願いします!!アタシ……もうこれ以上誰も傷付けたくないんです!」

「分かってる……今井さん……とても辛い思いをしたんだもんね……それを……人思い(・・・)に終わらせたいもんね」

 

あれ?……何……意識が……遠のいていく……?

 

「今井さん……周りを見て頂戴……綺麗な黄色い薔薇でしょ?」

「とても……はい……綺麗……」

「どれでもいい……周りの黄色い薔薇に意識を向けて」

「はい……っ!?」

「動かないで……いま精神安定剤を打ってるから……」

 

なんだか……黄色い薔薇に意識を集中してるのに……アタシの耳には……サクラ先生の声が鮮明にきこえる……

 

「今井さん、結論を言うけど……貴女には『死神の加護』が備わってるわ」

「死神……加護……?」

「死神の加護はね……多重人格に凄く似てて……喜怒哀楽等の感情表現が激しい人に備わりやすい……いいえ、取り付きやすい能力よ」

「取り付きやすい……?」

 

なんだろう……?鮮明にサクラ先生の声が聞こえるのに……意識が遠のいていく……このままだと……『彼女』が出てきてしまう……

 

「そう……死神の加護の死神……感情・衝動が激しい精神に取り付き強くなる……やがて他の感情・衝動が邪魔になり……囁くの……本体の最大の弱味を」

 

覚え……があった……あの時……溺愛の心を強く持った彼女が……きっとそうなんだ。

 

「そして加護は……本体が滅ぶとき……弱い感情・衝動を身代わりにするの……」

 

これも……覚えがある……アタシがアタシを刺した時だ……

 

「!?あ、あがっ……!!あああ!!」

 

な……なに?イキナリ身体が……熱い……!!苦しい!!

 

「黄色い薔薇の花言葉……色々あるけど……その中に「愛情の薄らぎ」「嫉妬」があるの……今の大江くんの貴女に対する愛はまさに愛情の薄らぎ。そして……嫉妬……これが溺愛と同じように大きくなりつつある衝動……」

 

「や……止めて……止めて……!」

 

『貴女は……彼女達に嫉妬している……彼女達が憎く思える……氷川紗夜の誠実さ……白金燐子の心優しさ……宇田川あこの無邪気さに……嫉妬している』

『けどねけどね!それと同じくらいに彼を凄〜く愛してるの!今までの貴女には考えられない事だよ〜!』

 

止めて……アタシの心に入らないで!アタシをこれ以上……壊さないで!

 

「そして今も大きくなりつつある溺愛が……嫉妬と1つになろうとしている……」

 

『彼女達が憎いのなら……殺せばいい』

『彼をもっと愛したかったら……彼女達を殺さなければ……いずれ彼が取られてしまう……』

 

「ヤダ……止めて……これ以上神楽を……取らないで……アタシを……ああああ!!」

「落ち着いて今井さん……ほら……これ」

 

サクラ先生が私にくれたのはアタシが愛用する包丁だった……。

 

「貴女は……まもなく死ぬ……溺愛と嫉妬に精神を蝕まれて……廃人と化すわ……そうなる前に貴女の手で自害して……加護を発動させるの……」

 

『そう……それで彼女達を殺しなさい』

『彼をもっと愛したかったら……それで彼女達の心臓を滅多刺しにするの』

 

「ハア……ハア……こ、これで……終わる……全て……」

これで全て終わるなら……神楽とまた愛し合えるなら……

 

「さ♪思いっきり……殺っちゃえ♡

「あああああああああああぁぁぁ!!!!!」

 

そして私は包丁を自分に向けて……ーー

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

ぶしゃあああああああああああぁぁぁ……!!!!!

 

「あ……が……ーー」

 

アタシは彼に……神楽にもう一度愛して貰いたさに……自害した……

これで……お別れ……だ……ね……ーー

 

「ふふふ……これでいいわ……まさか……彼女が死神と契約していたなんてね」

 

「ふふふ……ふふふふ……アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」

 

そう……弱いアタシとお別れした……これでもう弱いアタシは居ない……この身体はもう……

 

「アタシ達2人(・・)のもの……♡」

「ふふふっ♪気分はどお?死神さん♪」

 

ザシュッ……ぶしゃあああああああああああぁぁぁ……!!!!!

 

「は……ハハ……やっぱり……こうなるん……だーー」

「んん〜〜♡♡美味し♡♡」

 

先生の血も……癖のある味♡美味しいよぉ♡♡

 

「待っててね神楽♡……アタシだけの神楽♡神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽神楽♡♡……アタシと神楽の愛を邪魔するやつはこの手で殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す♡♡」

 

永遠の愛を誓う為に……待っててね♡♡アタシの愛しい神楽♡♡

 

「ふふふ……アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ♡♡♡♡♡♡」

 

 

 

 

リサヤンデレLv……Lv6→8

 

 

 

 

 

〜END〜




高評価、感想等お待ちしております!

ルートストーリー(ルートEND)を作りたいけど……

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