青薔薇のベーシストはヤンデレなのか?   作:ka-主

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ヤンデレオーラってやつかな?いきなり出した方がいいですか?それともジワジワさせた方がいいですか?意見を聞かせてください!


2話 抑えられない気持ち

〜神楽side〜

 

「それじゃ〜入ってきて〜」

 

俺は音々先生ことねねちゃんに呼ばれ教室にはいる。やはり元女子学園なだけあって女子生徒が多い。

俺は黒板の前まで来て自分の字を書いて自己紹介した。

 

「小茂呂高校から転校してきました。大江神楽です。よろしくお願いします」

 

小茂呂高校……『小茂呂音楽高校』とも言われる国内でも数少ない音楽に力を入れてる高校だ。

……まあ予想どおり、「小茂呂高校!?」「長野県から!?」などのテンプレ的な呟きが飛び交った……とある叫び声?が場を支配するまで

 

「神楽!!」

「っ!?」

 

声の主は俺の目の前……ではなく窓際の中腹辺りに座っていた女子生徒だった。栗色のウェーブロングヘア、緑色の瞳。背丈は俺の肩位まで。昔の面影はあまり無かったが……俺は彼女を知っていた。

 

「神楽!!……会いたかった……会いたかったよ、神楽ぁ!!」

 

いつの間にかリサは俺の目の前まで来て俺に抱きついていた。

 

「……久しぶりだな……リサ…なんだか、見ない間に大人っぽくなったよな」

 

(ん?リサがいるって事は……)

 

「久しぶりね神楽……貴方も見ない間に大きくなったわね?」

 

いたいた……俺が探していたのは彼女、湊友希那だ。

 

「友希那こそ……なんだかクールっぽくなったな」

「ふふっ…褒め言葉として取っておくわ」

 

……というやり取りを席から見ていた他の生徒らは……

 

(え!?あの転校生今井さんと湊さんと知り合い!?)

(あの湊さんが……何だか嬉しそう?)

(あの2人とはどう言った関係なの!?)

 

……などと飛び交っている事を俺達は気づかず…

 

「えっと〜3人とも?感動の再会はHR終わったあとでもいいかしら?あと今井さんと湊さんに大江君の学園案内頼みたいんだけどー?」

「はい先生!喜んで!」

「分かりました」

「んじゃあ……大江君の席は……あっ!良かったね?今井さんの隣りだよ!」

「お?そーなんですか?……リサ、今日からよろしくな!」

「……うん///」

 

席を案内され俺は自分の席へついた……リサはやっと離れてくれた。

 

(昔……ここまで俺の事好いてたかな?)

 

リサがここまで俺を想ってるのか?……そう思いながら残りのHRを過ごした。

 

…………………………

………………

…………

 

〜リサside〜

 

「ねぇ神楽……ホントにいっちゃうの?」

「ごめんねリサ……お母さん達の仕事で……」

「うぅぅ……やだ!私神楽と一緒にいたいよぉ〜!!」

「……俺だって……リサと友希那と一緒にいたい!」

「神楽君……私も貴方といたいよ……」

 

10年前のあの日……幼稚園卒園後、神楽の家の家具とかは全て引越しのトラックに積まれて、家の中はもう何も無かったそうな。私と友希那は神楽にさよならを言うために一緒に遊んだ公園にきていた。

 

「やだやだ!神楽……いっちゃやだよぉー!!」

「リサ……泣かないで?ほらこれ……」

「…?これは……?」

「お母さんに買ってもらったんだ!赤いリボンがついた髪ゴム!」

「良かったね、リサ」

「うん……ありがとう…神楽ぁ……」

「約束……して?また何処かであうまで……そのリボンの髪ゴムつけてくれる……って」

「……うん!約束する!神楽も約束!私達とまたあうまで元気でいてね!」

 

「うん!約束だよ!!」

 

…………………………

………………

 

……私は自分の髪を縛っているゴムに手を伸ばし外す。そのゴムには赤いリボンが着いていた……

 

「……約束守ったよ?神楽……神楽も約束……守ってくれたよね?」

 

私はそのゴムを握って胸に押し当て……また髪を縛った。

 

(神楽……ずっと…会いたかった……。ずっとずっと……会いたくて堪らなかった……)

 

そして私は……再会出来たらある事をしようとずっと決めていた。

 

「いいよね……私…この感情……もう抑えられない。この抑えられない気持ちを神楽に伝えたい!」

 

私はあの日みたいな雲ひとつない春の青空を見上げ……

 

「私……神楽に告白する!」

 

誰も居ない屋上で私はそう……ケツイした。

 

…………………………

………………

…………

 

〜友希那side〜

 

『私……神楽に告白する!この抑えられない気持ちを!想いを伝えたい!』

『……そう、なら私は応援してるは。頑張ってリサ』

 

私はそう返信した。今、目の前には神楽がいる。

 

…………………………

 

『……友希那、俺がもしまたここに戻ってくる……その時までリサの事……頼める?』

『……任されたわ神楽君』

 

…………………………

 

「……守れなかったわね。約束」

 

あの日……神楽と約束をしたのはリサだけではなかった。

 

「ん?どうかした友希那?」

「!……いえ、幼い頃の事を思い出していたの……」

「そっか……ホントに久しぶりだよな。こうして友希那と歩いてる昔見たく歩める日がまた来るなんてな!」

 

あの日以降……リサと会話する機会が少なくなり、家が隣り同士でも会話する機会がなくなって……とうとう疎遠の仲となってしまった。

 

(それに比べてリサは……)

 

『ねぇねぇ友希那!今神楽どうしてるかな?』

『また神楽話……?ホントに好きよね……リサは』

『当たり前じゃん!私ね!また神楽にあったら自分のこの抑えてた気持ちを神楽に伝えるんだ!』

『……それって告白するって事?』

『うん!』

『……そう。なら幼馴染みとして……応援させてもらうわね』

『!……ありがとう!!友希那!』

 

…………………………

 

(……きっと、近いうちに告白する。自分と神楽とでかわした約束を果たした証として)

 

「ねぇ神楽?」

「ん?」

「神楽って向こうにいても私達の事……忘れないでいてくれたかしら?」

「当たり前だろ?俺達幼馴染みじゃん。悪れるなんて大罪……許されるわけないだろ?幼馴染みとして」

「そうね……それを聞けて安心したわ」

「?」

 

(頑張ってリサ……貴女のその告白……その恋は絶対実る……私がそれを実らせるわ!)

 

友人……幼馴染みの恋が無事実る為に応援する事を私は心の中でそう誓ったのだった……。

 

 

 

 

〜END〜

 

 




次回、リサが動きます。そして物語が動き出します……
お楽しみに!高評価、感想等お待ちしております!

リサのヤンデレ進行度について

  • ジワジワヤンデレ化して欲しい
  • 思いっきり重症レベルまで!
  • 重症なんてレベルじゃないくらい
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