それでは……どうぞ!
※今回あこ推しの方にとって不快に思われる描写があります。そういうのが苦手な方は閲覧を控える事をおすすめします。
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〜リサside〜
「リサ姉……
あこのその一言に、アタシの心臓がドクンとなった。これは今まで聞いてきた
「あこ?あこのこれから言うお願い……
アタシがあこにそうたずねると、あこは身体をビクッと震わせた。だけどその後『自分はもう決めた』……否『
「うん……あこ……もうこれ以上皆が傷ついて、いなくなっちゃうのが嫌なの。あこのお願いでリサ姉が
「!!……分かったよ、あこ。だけどその前に
「うん……ありがとうリサ姉……!」
あこの目は本気そのものだった。そこまで追い詰めてしまった自分に
そしてアタシはあこにそう言って一度自分の家へ向かった。
赤紫色の薔薇を五輪、取りに行くために……。
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〜紗夜side〜
「……誰も、居ない……!?」
病院から帰ってきた私が目にした光景は……誰もいないもぬけの殻の家の中……すぐさま私は家の隅々……至る所を探し回った。
「白金さん!!宇田川さん!!何処にいるんです!?返事を……返事をしてください!!」
しかしいくらそう叫んでも、2人の靴がない時点で結果は分かっていた。だとしても……
そして私は、机の上に置いてある置き手紙を見て悟ってしまいましま。
『あこちゃんが飛び出してしまったので探しに行ってきます。
By燐子』
「……宇田川さん!白金さん!」
私は2人の名前を今一度呼び、
宇田川さん、無事でいて下さい!!
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〜あこside〜
あこは……Roseliaが大好きだった。当時憧れだった友希那さんがバンドメンバーを集めていると聞いた瞬間真っ先にオーディションに参加したりした。紗夜さんが入って、あことリサ姉が一緒に入って……最後にりんりんも入って。そうしてRoseliaが出来た。色々とぶつかり合って、散り散りになった時もあったけど……『Roseliaが好き』って想いが皆をまた繋ぎ合わせてくれて……F.W.Fに向けて神兄とも出会えてあこ達はまた1つ団結できた。
……はずだった。
リサ姉がおかしくなっちゃって……友希那さんが死んじゃったあの日から、あこの心の中はぐちゃぐちゃになった。このままリサ姉が暴走して……Roseliaは……もう二度とRoseliaじゃなくなっちゃうんじゃないのかって……そう思っていた矢先……『日菜先輩が死んだ』。
あこのせいだ……あこがもっと危機感持って行動してれば……あの時日菜先輩の元へ戻っていれば……。
どんどん人が傷ついて……死んで行く……それをみて色んな人が悲しんで……あこがやった訳じゃないのは分かってる。だけど……日菜先輩の死が知らされた時……あの日の後悔が滝のように流れ落ち、あこに降り注いだ。
もう……限界だった。紗夜さんやりんりんならこんな状態になっても立ち直れるだろうけど……あこはもう、これ以上色んな人が傷ついて居なくなる光景を見たくなかった。だから……ーー
「お待たせあこ。準備出来たよ♪それじゃあ……行こっか♪」
「うん……」
あこは……自分の人生をリサ姉に終わらして貰おうと思った……。
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「はい♪着いたよ〜あこ♪」
「ここは……」
リサ姉に連れて来られた場所は……悪れることの無い、思い出のある場所だった。
「ここ……昔よくお姉ちゃんと遊んだ公園だ……」
「そーだったんだね……ねぇあこ?何かやり残した事とかあったら……やって来てもいいんだよ?信じて貰えないかもだけど……アタシにとってあこ……うんん、紗夜や燐子も大切な友達だもん」
「リサ……姉?」
なんだか、リサ姉の様子が変だった……あの時見たリサ姉とは明らかに違う……もしかしてリサ姉……
「リサ姉……大丈夫だよ?あこ……死んでもリサ姉の事恨んだりしないもん……だって
「もう……いいよ」
グサ……ッ!!
「ーーッ!?……カッ……ハッ……」
「ありがとうあこ……アタシの事……最後まで心配してくれて……ダケドモウダイジョウブ♪ダカラ……モウシンデイイヨ♪」
……胸下辺りに冷たくて、物凄い激痛が走った。一瞬、何が起こったのか知らないけれど……リサ姉にそう言われた時、あこはリサ姉に刃物で刺されたんだという事を悟った……。
……ドサッ
リサ姉が刃物を抜くと、身体を支える力を殆ど失ったあこは……そのまま真後ろに倒れちゃった……。刺傷からはあこの血が……止まるという事を知らないくらい流れ出た。
すごく痛い……筈なのに、何だか普通に落ち着いてられた。
「フッフッフッ……ッ、だ……大魔王あこ……の……ッ、冥界への……旅立ちを……ッ、手伝ってくれて……ッ!カハッ!!」
視界が……霞んできた……で、でもダメ……。リサ姉はあこの……お願いを……聞いてくれて、……叶えて……くれたんだ、から……!
(お礼……い、わ……ないと……)
あこは……最後の力を振り絞っ……て、リサ姉に話しかけた。
「リ……サ姉……ハァ、ハァ……あこ……の……お願いを、……ハァ、ハァ……聞いてくれ……て、ありがとう……ハァ、ハァ……ねぇ、リサ姉……」
最後に……あこは『ほんとに最後の力』を振り絞って……リサ姉に話しかけた。
「あこ達全員死んじゃって……も、……あこ達は……Roselia……だ……よ……ーーーー」
アハハ……あこ、死んじゃったや……なんだか悲しいなぁ……Roseliaのみんなで……まだ色々成し遂げて無いのに……。
それと、……死んじゃう直前……たまたまリサ姉の顔が見れたんだけど……
どうして……リサ姉は涙を流してたんだろう……?
やっぱり……リサ姉は……____……のかな?
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〜リサside〜
「…………」
アタシは……あこの遺体に赤紫薔薇を5輪添えてこの場を去った。
しばらく歩いて……人気のない裏路地へと歩を進めた。
「……ッ、ウウッ……!」
「ウウッ……どうして……アタシの『この感情』……『この衝動』は……もう壊したはずなのに……何で……ウウッ!!」
『あこ達全員死んじゃっても、あこ達はRoseliaだよ』
あこのその言葉が……脳裏で何度も繰り返し流れる。
そうだった……あこは……うんん、あこほどRoselia思いでRoseliaをあんなに愛しているメンバーは居ない。そんな彼女を……アタシが……
「あこ……あこ……!ごめん……ごめんねあこ……!あの時……アタシ……アタシ……!!」
アタシがあこを……殺したんだ
「アタシは……どうすればいいの?ねぇ……誰か……教えてよ……お願い……だから……」
アタシはしばらく……そのまま蹲って泣いていた……。
リサ:ヤンデレLv12→Lv14
久々の投稿でしたが……如何でしたか?感想、高評価等よろしくお願い致します!
次回……色んな人物が動き出します!お楽しみに!
ルートストーリー(ルートEND)を作りたいけど……
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全然OK!
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ダメデス
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お任せします!