初めに警告します。この話を読むにあたって、燐子推しの人は閲覧を控える事をおすすめします。これを書く……という事は、もう……お分かりですよね?
それでも大丈夫という方のみ、ご覧ください。
〜リサside〜
「後……
アタシは自分の部屋に生けておいた白い薔薇と青い薔薇それぞれ5輪をみてそう呟いた。
白い薔薇は燐子。彼女は今頃、親友を失った悲しみと怒り……憎しみで我を忘てるだろう。
青い薔薇は紗夜。彼女はもう……戻れない所まで壊れてくれた。理由は言うまでもなく、自分と一心同体とも言える大切な妹、大切な仲間を2人……友希那とあこを失ったから。まぁ最も……日菜を失ったショックの方が大きいと思うけど……♪
「誰でもいいよ♪アタシが全員殺してあげるから♪もう……何したって挫けるような
アタシはそう言って、2人を見立てて行けた薔薇とは別の……101輪の赤い薔薇と101輪の黒色の薔薇……そして真ん中に、5輪のオレンジ色の薔薇……これだけで部屋の大半を埋めつくしてるけど、それだけアタシは……
「アタシは……死ぬほど好きで、恋焦がれてるんだよ♪狂いそうな位……溺れそうなくらい……ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと……愛してるからね♡神楽♡」
3色の薔薇の真ん中に立ててある神楽とアタシの写真を手に取り……アタシは息を荒くしながらそう言った。
そして……ーー
ピーンポーン♪
「アハッ♪キタキタ♪」
インターホンが鳴った……それに気づいたアタシは、赤い液体の入った小瓶を手に取り……それを数口飲んだ。
「んんん〜〜〜♡♡♡やっぱり美味しいなぁ〜♡♡♡……」
「神楽の……ケ・ツ・エ・キ♡♡♡」
そう言ったアタシは、「ジュルリ」と舌なめずりをし、インターホンを鳴らしてくれた
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〜燐子side〜
「ついに……来ちゃった……」
私……白金燐子は……あこちゃんが死んでから……一旦家に帰り色々と準備をして、此処……今井さんの家に来てます。そう……あこちゃんを……私のただ1人の、親友を……殺した人……。
抱いちゃイケナイ感情が……此処に近くにつれて段々と膨れ上がって、
「そう……此処に来たのは……あこちゃんとの約束を果たす為……今井さんを探して……Roseliaに戻って来てもらうよう……説得させるのが……此処に来た目的」
だけど……だけどもし……説得に失敗したら?
もう1つの目的として、神楽さん……あの人は今、必死になって……今井さんを元に戻す為に尽力してる。神楽さんを見つけて、あこちゃんが言ってた事を……伝えたかった。
「でも……結局は見つからなかった……」
友希那さんや氷川さん達見たいに……洞察力や、行動力に長けてない私が見つけれる訳ない……薄々気づいていたけど……そうなった。
「だから……私が今井さんに……説得も兼ねて、神楽さんの居場所を……聞き出す……それがもし……失敗したら……」
私はそう言って……カバンの中に入れて置いたカッターを取り出した。
「あこちゃんの仇……私の心の中に渦巻くこの今にも膨れ上がって、弾けそうな……この感情を……今井さん。貴女に……ぶつけます……」
そう言って私は……カッターを仕舞い、インターホンを鳴らした。
応答は無かったけど、余り時間をかけずに……ドアが開いた。
「燐子……」
当然だけど……出てきたのは今井さん本人だった。だけど……私の知る今井さんじゃ……無い……そう思えた。
(
そう思える位……私の目の前にいる今井さんは……別人に見えた。
だけどそれは今、関係のない事……そう割り切って私は頭を振って、話し出した。
「今井さん……少しお話……宜しいでしょうか……?」
「うん……中に入って」
そう言って今井さんは私を家の中へ招き入れてくれた。
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「さっき迄……頭少し使い過ぎちゃってさ……ホットミルクティーでもいい?」
「あ、ありがとう……ございます」
今井さんはリビングで待つようにと私に言って……ホットミルクティーを作りに台所へ向かった。私は……今井さんが来るのを待つ為に、椅子に座って待った。
机の上には……白い薔薇が5輪、丁寧に生けてあった。
(白い薔薇の花言葉って…… 「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」「純潔」「清純」だった……よね?それにそれが5輪……もしかして……あこちゃんの言ってる事……本当なのかも……知れない)
私はそうであって欲しいと……願った。
「お待たせ燐子♪隠し味で蜂蜜も入れて見たんだ♪」
「ありがとうございます……いい匂い……早速、いただきますね……」
美味しい……やっぱり、あこちゃんの……言う通り……なのかもしれない……本当は、今井さんは……
「所で燐子?話って……何?」
今井さんにそう聞かれて……私は我に返った。
「話の前に……今井さん。神楽さん……何処にいるか……知りませんか?」
「!!??……どぉして……神楽の名前を他の女が……ブツブツ」
「い、今井さん……?」
私が神楽さんの名前を出した瞬間……今井さんは何か小言で呟いていたが……何を言ってるのか……分からなかった。
「!!……うんん!何でも無い!えっと……神楽が何処にいるのか……だよね?実はアタシも……神楽の事探してて……神楽の行きそうな場所全部探したんだけど見当たらなくて……それで一旦家に帰って考えよう……って」
「そうだったん……ですね」
「でも何で……
今井さんの口調に……違和感を感じた私は……一瞬弾けそうになった、あの感情を何とか抑えて、今井さんの問に答えた。
「友希那さんが……死んだ後……神楽さんが私達に……言ったんです。自分はリサを救うために……探しに行く……と」
「友希……那……」
「その後……日菜さんが死んで……あこちゃんが……あこちゃんが……死んで……氷川さんもとても辛そうで……そんな中、私は何も出来なかった……どうしてこんな事になったのか……わかんなくて……毎日頭の中がぐちゃぐちゃになって……私、……私!!」
「日菜……あこ……」
今井さんの表情が歪んだのを見て、何故だかは知らないけど……私は、私の中にさっき迄膨れ上がっていた感情を今井さんにぶつけていた。
「今井さん……私……もう他の人が傷ついて……いなくなって行く……この異常な日常が……耐えられないんです……!どうして……こんな事になったのか……どうしたら……
そして私は……遂に言葉を荒らげてしまった。こんな事を言う為に……此処へ来たんじゃないのに……
「燐子……そうだよね……燐子も、あこと同じくらい……Roseliaの事大好きなのに……アタシ……ーーねぇ、燐子?」
「!!……ご、ごめんなさい……!と、取り乱して……しまいました……」
今井さんに呼ばれた私は、何とか……落ち着く事が出来ました。
「燐子……アタシ……Roseliaに戻れる……かな?」
「……え!?」
刹那、今井さんの口から……思いもよらない言葉が発せられた。
「燐子には……言ってないんだけど……今のアタシ……ホントのアタシじゃ……ないんだ」
言ってる意味が……分からない。どうして……今井さんはそんな突然……
「アタシ……多重人格で……ホントは……ホントのアタシは……そんな事望んでなかった。だけど……アタシの中にいる何人かのアタシが……囁いたの……『このままじゃ……神楽を他の女に奪われる』……って。アタシは必死にそれを否定したけど……ダメだった。気付いたら……アタシは知らないアタシを殺して……それを何回も何回も繰り返して……今のアタシは……『溺愛』と『嫉妬』の感情が強いアタシに心も身体も支配されて……燐子が来たって知ったのか……アタシを呼び出したの」
「今井さんが……多重人格……?」
俄に信じ難いけど……今井さんの言葉に、信憑性が感じられる辺り……本当なんだと思った。
「じゃ、じゃあ……本当は……今井さんは……本当に……人殺しなんかしたくなかった……って言いたいんですね……?」
「信じて……貰えないかもだけど……その通りなの。アタシは……神楽を好きになって、神楽とRoseliaの皆と一緒に、楽しい日常を遅れれば……それで良かった……なのにアタシの中にいる嫉妬と溺愛が……それを許してくれなかったの……」
「そ、それじゃあ……本当に……!?」
あこちゃん……あこちゃんの言ってた事……本当だったよ!今井さんは……今もこうして自分の心の中で戦って……Roseliaに戻りたいって……必死にもがいてるよ!
「今井さん……私、今井さんを信じます……それはきっと……氷川さんも神楽さんも同じだと……思います。皆……今井さんが戻ってくる時を……きっと、今か今かと……待ってるはずです!」
「燐子……」
私は……嬉しかった……今井さんはRoseliaを……私達を裏切ったりなんか……してなかったって……。
私は思わず今井さんの両手を握った。
「今井さん……!今なら……まだ間に合います……!一緒に……神楽さんを探して……一緒に帰りましょう!」
「燐子……うん!戻ろ!アタシと神楽……燐子と紗夜で……アタシ達の帰るべき場所に!」
今井とそう誓い合った私は、早速今井さんと一緒に神楽さんを探そうと立ち上がった……その瞬間だった。
「あれ……?何か……すごい眠い……」
急に……物凄い眠気が私に襲いかかった。そういえば……あの日から、寝てなかったんだ……だからこれは、安心と疲労からなる……眠気……だよね……?
「ありがとう燐子♪アタシの事……ずっとずっと……信じてくれて♪」
「今井さ……ん……そ、んな、……事……ない……で、す……」
「本当にありがとう、燐子♪そして……」
「今……井……さーー……」
「お別れだネ♪燐・子♪」
最後、今井さんはなんて言ったか分からないまま……私はそのまま意識を手放し、深い眠りに着いた……。
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「……ん」
目が覚めるとそこは……今井さんの家……ではなく、何処かの廃工場でした……。
「おはよう燐子♪」
「今井……さん……ッゥ!」
目の前には……今井さんが目を濁らせて妖しく微笑んで立っていました……そして、意識がハッキリするにつれて、身体中に痛みが走り……私は顔をしかめながら自分の体を見てみると……
「……な、……なん……で……ッゥ!!」
私の身体は……所々切り傷や刺傷で血塗れた状態だった……状況が飲み込めず、もう一度……今井さんを見て……私は顔を真っ青に、しました……。
何故なら……可能の身体も……私の血で所々赤くなっていて、今井さんの右手には……私の血で赤くなった、包丁を……握っていたからだ。
「今井……さん……ど、……どう……して……」
「安心して、まだ急所刺してないから♪そう簡単には……死なないよ♪」
違う……そんなことを……聞きたいんじゃない……
「ど、……うし……て……今井……さんは……もうこれ以上……人を殺めたくない……って……ろ……Roselia……に、戻り……たいって……ッゥ!!」
何で……もしかして今井さん……私に言った言葉……そんな……ーー
グサッ!!
「ああああああああぁぁぁーー……ッ!!」
グサッ!!グサッ!!グサッ!!グサッ!!グサッ!!
「今井……さん……!!や、辞め……痛い……!!あぁ……ッ!!」
「アハハッ♪いい声で鳴くじゃん燐子♪ペロ……ん〜♡美味しぃ♡♡」
刹那、今井さんは私の両肩、両腕、太腿を思いっきり刺した。ただでさえ状況が読み込めない私に襲いかかる痛みによって悲鳴をあげる私を見て……今井さんは私の血を舐めて、うっとりした顔でそういった。
よく見たら……私の両手首、アキレス腱……今井さんに刺されてる……道理で立ち上がろうにも……それができなかったんだ……
それを知った私は……痛む身体を無理やり起こして喋り始めた。
「今井さん……どぉして……私に言った事は……嘘だったんですか……?」
「…………うっさい」
グサッ!!
「あ……ガッ……ッ!!?」
肺を……思い切り刺され、再度私は仰向けに……倒されました。呼吸が……思う様に……出来ない……
「アタシ以外の女が……安易に神楽のこと話して言い訳ないでしょ?そして……神楽の事を話したって事は……幾ら
グサッ!!
「あうぅう……ッ!!??ゴフッ!?」
反対側の肺も刺され、まともに呼吸が出来なくなり、口からも血が……出てきた……
そんな……今井……さん……
「じゃあ燐子♪死ぬ前に本当の事を教えて上げる♡」
「本当……の……事……?」
まともに喋れない……もしかしなくても……私はもう少しで死ぬ……いや、今井さんに殺されて死ぬんだ……
「うん♪まず先に……神楽は生きてる。
ああ……やっぱり……そうだったんだ……それに関しては……薄々気づいてた。神楽さんも神楽さんだし、こんな騒ぎになれば……例え宛があっても無くても……互いに居場所の把握くらい……できる……よね?
「そして最後に……っとその前に♪燐子?何か死ぬ前に言いたいことがあったら……聞いてあげるよ?」
「!!??」
その顔……今井さんは……この人は……ずるいな……どんな残酷な人格になっても……『陽だまりのような優しい顔』が……出来るんだから……
だったら……私は……それに答える言葉を……発さないと……だよね……?
「なら……一つだけ……言わせて……下さい」
「うん♪いいよ〜♪」
そう言って私は……最後の力を振り絞っ……て……話し始めた。
「今井さんと……Roseliaの……皆と……あこちゃんと過ごした日々……私は……忘れません……絶対に……だ……だから……今井……さんも……私達と……すご……した、日々を……Roseliaを……忘れないで……下さい……ッゥ!!カハッ!!」
「燐子……本当に……あこと同じくらい……Roseliaのこと思ってたんだね……」
私の言葉に対して、今井さんは尚優しい顔でそう言って、仰向けの私に馬乗りになり、包丁を両手に持った。
友希那さん……日菜さん……あこちゃん……直ぐに……そちらに……向かいますね?
「じゃあね燐子……あ、そうだ。最後に言っておく事があったんだ……♪燐子に言った言葉……」
「ぜ〜んぶ……嘘なんだ♪」
「!!??」
嘘……今井さん……いま、何てーー
グサッ!!……ぶしゃあああっっっ……!!
「今……井……さ……どぉ……し…………ーーーー」
今井さんに心臓を刺され……私は痛みよりも今井さんが放った言葉のショックが隠せず……
涙を流しながら……ーー
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〜リサside〜
なるほど……これは、あの娘がそう言いたがるのも……無理ないか♪
アタシはそう思いながら
「相変わらず……誰の血も……美味し♡」
そう呟いたアタシは……カバンから、白い薔薇を5輪……既に冷たくなった、
でも……もう後戻りは出来ない……
これは……アタシが神楽を愛した時から……決まっていた未来……
「待っててね、神楽……♡」
あと一人……うんん……神楽にまとわりつく
〜END〜
リサ:ヤンデレLv14→Lv16
これであとは紗夜1人……いや、紗夜と神楽の2人だけとなりました。次回もお楽しみに!
感想、高評価等お待ちしております!
分岐END…どちらを先に読みたいですか?
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TRUEEND
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BADEND