青薔薇のベーシストはヤンデレなのか?   作:ka-主

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1周年記念及びお気に入り100突破記念回です。そしてこれはif……と言うよりTRUEENDに近いシリアス回です。ぱあっと下のを執筆したかったですが……ご了承ください。
それでは……どうぞ!


【1周年記念・お気に入り100突破記念】1人じゃないから(前編)

「皆……揃ったわね?」

 

とある日常の昼下がり、CIRCLEのカフェテラスの一角に5人のガールズバンド『Roselia』の姿があった。今日は特別ライブの練習という訳でもなく、かといって反省会でもない。今日はとある問題(・・)を解決する為に集まったのだ。

 

「今回集まった理由は皆察してると思うけど、神楽のことについてよ」

「ココ最近……と言うより、『あの日』を栄に姿を見なくなってしまったわね……」

「家の方には……いないんですか……?」

「友希那さん。学校にも……きてないんですよね?」

「ええ、学校に来てなければ家も愚か……神楽の行きそうな場所にすら、彼の姿影1つ見かけなかったわ」

 

学校に来てなければ、家に篭っている……と思いきや家にも居ない。そして神楽の行きそうな場所にすら何処にも居ないといった始末。

そして……

 

「アタシの……せいだ……」

「リサ……」

 

ここに来てからずっとくらい表情で、口を閉ざしていた彼女……今井リサが漸く口を開いたかと思うと、彼女から発せられたのは自分を責める言葉だった。

 

「アタシが……友希那達皆を傷つけなければ……神楽をアタシだけのものにしようって思わなければ……」

「……リサ、やめて」

「アタシが……神楽とあんな約束したから……神楽とつきあっちゃったから……!アタシが!アタシが……神楽とであって無ければーー!!」

「リサ!!」

「ーーっ!」

 

過剰なまでに自分を責めるリサに友希那は叱咤した。

 

「リサ、今此処で……自分を責めるのは良くないわ。仮に私がリサだったら……私も同じ事をしていたかもしれない。それは……此処にいる全員に言えること。だから貴女が気に病むことじゃないわ」

「でも……アタシ……アタシ……ッ!」

 

しかし友希那がそう励ましても、リサは自分を責めることを辞めなかった。それ程……自分がして来た罪に責任を重く感じているのだろう。

 

「今井さん……1度歩みだした道は、引き返すことは出来ません。しかし……」

「別の道を選んで……やり直すことは……出来るはずです……」

「そーだよリサ姉!リサ姉は1人じゃないから、あこ達でどうしたらいいか、一緒に考えようよ!」

「皆……ありがとう……!」

 

リサの両手を優しく握りながらそう言ってくれた4人に対して、リサは感謝の気持ちを述べーー

 

「行こ……神楽を探しに」

 

彼女達Roseliaは立ち上がり、神楽を探し始めたのだった……。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

〜神楽side〜

 

「ふぅ……久しぶりの遠出はやっぱ応えるな……」

 

俺……大江神楽は長野駅(・・・)に降り、出入口まで出てきてそう呟きながら伸びをした。何か目的あっての遠出は特に何も感じないで来れるが……いや、目的が無いわけではないが今の俺には無いに等しい。つまりただ此処へ来たかったから朝早く家をでてここまで来た。

 

「彼処に居れば……きっと皆揃って俺のやろうとしてることを止めに来る…………俺さえ……ーーーーーば……」

 

そう言って、俺はスマホのとあるネットを見て……そこから拾った所在地をナビで検索した。そこは、ここから徒歩でも10時間以上はかかるとの事だ。

 

「今頃……俺の事をやっけになって探してるんだろうな……」

 

そう呟きながら歩き始めた俺は、脳内に5人の人物のイメージが浮かび上がった。

彼女達には共通点がある。それはバンドをしてると言うこと。もう1つは俺と関わりがあるという事。

 

そして……

 

「リサ……」

 

そのうちの一人は、俺の最愛の彼女にして……俺によって不幸な人生を歩んでしまった人物。彼女だけじゃない……他の4人も、俺と出会って関わったが故に……歩むはずが無かった不幸な人生を歩んでしまった。

 

「もうこれ以上……誰かを傷付けさせない為にも……」

(これは……俺がしてきたことに対してのケジメ……)

 

そう思い、 呟いた俺は駅の近くに止まっていた空席のタクシーを捕まえて、目的の場所を告げ長野駅を離れた。

 

因みに、さっきまで見ていたサイト……そのタイトルはーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー『日本自殺名所』と書かれていた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

〜リサside〜

 

「ああああああああああぁぁぁ〜〜〜〜〜……ッ!!??」

 

「わわっ!?ど、どぉしたのあこ!?」

 

「か、かか……神兄だあああああああああぁぁぁーーーー……ッ!!??」

 

「!!??……ど、何処なのそこ!?神楽は今……何処にいるの!?」

 

アタシ達はこれから、神楽を探そうと思い、どうやって探すか話し合っていた所、あこがSNSで神楽を見つけたらしく……あこはとあるSNSに上げられていた1つの動画をアタシ達に見せた。

 

「これは……有名な流浪のギターミュージシャン、ーーの動画?」

「ドラゴンとギター、そして発明が好きで……色んな所をバイクで走り回って路上ライブをしてる事で有名な?」

 

友希那が言うように、それは1人の有名なギターミュージシャン、ーーの動画だった。

 

「はい、でも……見て欲しいのは……此処です!!」

 

そう言うとあこは、動画のとある所で一時停止をし、ある場所を指さした。その先には……

 

「か、神楽!!??」

「ここは……『千曲駅』……どうやら大江さんは今、長野県千曲市に居るそうですね」

 

長野県……でもなんたって神楽はそこに……?……!?

 

「ま……まさか……!?」

「い、今井さん!?……どうしたんです!?」

 

もし、仮にアタシが神楽なら……と考えたアタシは、顔を青ざめさせながらスマホでとあるサイトを検索した。それは『日本自殺名所』と呼ばれるサイト……そのページを下へ下へとスクロールしーー

 

「見つけた……」

 

そう呟いて止めた画面には、『長寿捨ての高台』と呼ばれる長野県千曲市にある自殺名所の記事。もしも……もしも、神楽がこのサイトを目にしていて、長野へ向かったとするならーー

 

「神楽……!!」

「リサ!?何処へいくの!?」

「神楽が……早く神楽の元へ行かないと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神楽が……神楽が死んじゃう!!!!」

 

『!!??』

 

アタシはそう叫んで……羽丘駅へと全速力で走った。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

〜神楽side〜

 

「〜♪〜♪〜♪……」

 

パチパチパチパチパチパチ……!!

 

「まさか……ーー前にこんなにも素晴らしい演奏を聞けるなんてな……」

 

千曲駅に着いた俺は、外へでるやいなや、入口前で誰かがギターの路上ライブをしているのを見て、思わず見入ってしまった。

 

(確かあの人……日本各地をバイクで走り回って路上ライブをしてる有名なギターミュージシャンだったよな……?)

 

路上ライブが終わった後……俺は拍手をしながらそう心の中で呟いていた。

名前は確か……っと思い出そうとしていた刹那、彼と目があった。

 

「アハッ♪そんな近くで見てるって事は……余程俺のファン……なのかな?」

「い、いえ……丁度……素敵な音色が聞こえて……見入ってた限りです。……えっと、名前の方は……?」

「俺?俺の名前は竜騎。辰巳竜騎だよ!君は?」

「大江……神楽です」

 

互いに自己紹介をし追えると、彼……竜騎さんは駅のハズレにある喫茶店を指さしてこう言った。

 

「神楽君。せっかくこうしてあったのも何かの縁だ。彼処で……少し話さないか?」

「は、はぁ……」

 

そんな事から……俺は竜騎さんと喫茶店で話をする事になったのだった……。

 

 

 

〜to be continuous〜

 

 

 

 




執筆し始めてから1ヶ月以上も空いてしまった……後編へ続きます!
感想、高評価等宜しくお願い致します!

BADルート完結後のNルートに着いて※特殊設定は無しです尚、メンバーはRoseliaを指します。

  • ヤンデレ具合を抑えた日常編
  • メンバーによる非日常編
  • +メンヘラ化
  • メンバー+メンヘラ化
  • 全部やれ
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