それでは……どうぞ!
〜リサside〜
「ん……?」
目を開くとそこは私の部屋……ではなく、とても暗い…暗い場所だった。
「なんだか……怖い……」
「怖い…怖いわよねぇ…♡」
「!?」
振り返って見ると……そこには
……しかし彼女の目のハイライトはoffになっている。…そればかりか何かドス黒いオーラを纏っている様に見えた。
「あ、貴女は誰?」
「アタシは貴女♡貴女自身よ♡」
「え!?」
私は耳を疑った。
(嘘……そんな事…有り得ない……)
「有り得るんだよ♡」
「!?」
(嘘!?アタシの思ってる事……わかるの!?)
「言ったでしょ?アタシは貴女自身♡貴女の思ってる事なんて、造作もなく分かるわ♡」
「そ、そんな……」
「理解出来ないかもだけど…ホントのことだよ?貴女に
言ってることがイマイチ分からないけど……
「つまり……貴女はアタシの溺愛?の感情を濃く持ったアタシってことかな?」
「そーゆーこと!」
「それで……どうしてアタシの夢の中に?」
「え〜とね〜……」
もう1人のアタシはわざとらしく考えてる仕草を見せて……
「貴女……このままだと神楽取られちゃうよ?」
「……え?」
何をいいだすの?……そんな事……
「……そんな事嘘に決まってるじゃん!だって、アタシは神楽の彼女なんだよ?神楽はアタシだけのものなの!誰にも渡さないって……誓ったんだから!」
そう、アタシは誓った……神楽の彼女として胸張って生きてくって、自分だけの物だって主張できるようになるって。
「残念だけどその誓いは呆気なく崩れるわ♡」
「そ、そんな事ない!アタシと神楽で交わした誓い……そう簡単に崩れないんだから!」
誰になんと言われようと、それだけは譲れなかった。
「そうね……でもいつか必ずその日は訪れる♡彼と接した事のある女は得に…ね♡」
「!?……そ、それって……」
(嘘だ…だってそんな事起きたとしてもRoseliaの皆はそう言う事をしない。)
「時には……白金燐子。彼女の魅力的な身体付きで彼なんか一瞬ね♡」
「!!」
「時には……宇田川あこ。……弟、妹のいない彼には恋しい存在かもしれない♡」
「……やめて」
「また時には……氷川紗夜。彼女みたいな純粋で自分に厳しい人を神楽は欲してるかも知れない……」
「やめて!」
「そして……」
私が止めようとしても彼女は止まらなかった……
「湊友希那……貴女と彼の幼馴染みだからこそ、貴女と同じくらい彼の事を好いてる」
「やめて!!」
こんなの……デタラメだ。嘘に決まってる……
「はぁ、はぁ、はあ……」
「彼女達だけじゃないわ♡貴女の知人とかだって…もしかしたら彼の事を好きになって、貴女から奪うかも知れない♡」
「もうやめてって言ってるでしょ!?そんなデタラメ言って…貴女はなにがしたいの!?」
神楽が…アタシの彼氏が……他の女に取られる何て……絶対にあってはならないのに……
「そう♡絶対にあってはならないわ♡だから貴女に素晴らしい提案をしてあげる♡」
「提案……?」
「そう♡彼を取られたくなかったら……周りの女を消せばいいのよ♡」
「!!?」
消す……消すって……
「友希那達を……こ、殺すって事?」
「そう♡確かに貴女は誰よりも彼の事を好いてる♡愛している♡……けど」
彼女は一息置いて……
「今のままだと他の女に必ず取られてしまう…♡」
ドクンッ!
「!?」
(な、何?……今の?)
もう一度……彼女に同じ事を言われた瞬間、アタシの何かが揺らいだ。
「だから貴女はもっと彼に好かれる努力をしなければ行けない」
ドクンッ!
「でも彼女達が貴女の努力の邪魔をする♡」
ドクンッ!
「はぁ…はぁ……」
「邪魔で邪魔で仕方なくて……遂に貴女は……」
ドクンッドクンッ!
「決断するの♡邪魔な彼女達を殺そうって♡」
「!!?」
や、やめて……
「私の恋の邪魔する女は……皆敵♡敵ならどんな手を使ってでも殺す♡」
ドクンッドクンッドクンッ!
私にこれ以上……変な感情を吹き込まないで!
「例えそれが知人だろうとRoseliaだろうと」
ドクンッドクンッドクンッドクンッ!
「湊友希那であろうと……♡」
「嫌あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
…………………………
………………
…………
「んはっ!?」
目が覚めるとそこは何時ものアタシの部屋だった……
(もしかして……さっきのは夢?)
そう……夢だ。悪い夢をみたに違いない…そう思ってると自然と笑いが込み上げてきた。
「あ、アハハ……冗談キツイって……っ!?」
お腹辺りに何か違和感ある痛みを感じたアタシはお腹周りに手をあててみた……
べちゃぁ………
「!!?」
「な、何……これ……」
腹部に触れた瞬間……異様な音がしてアタシは触れた手を見た……
……そしてその手はアタシの血で真っ赤に染まっていた。
「い、いや……いやぁぁぁぁ!!…っ!?ゴフッ!?」
叫んでしまったからだろう。口からも血が吹き出てきた。
「ゴフッ!!…い、いやぁぁ!!い、痛い!痛い!!だ、誰か……助けて…!!」
(い、痛いよぉ……!だ、誰がこんな事……!?)
周りを見るとベッドのすぐ横にもう1人のアタシが……
『血塗れ』になった包丁を握って驚いた表情でこちらを見ていた……
「ど、どお……し…て……」
もう1人のアタシは悲しそうな顔で包丁を振りかざした。そして……
「……ごめんなさい…もう1人のアタシ……」
ザクッ!!…ぶしゃァァァァ!!
「あっ……がっ…………」
ドシャッ!!
勢いよく包丁で切りつけられたアタシは大量の血を吹き出しベッドから崩れ落ちた……
……そしてアタシはもう二度と立ち上がることも、意識を取り戻すこともなかった……
…………………………
………………
…………
「んはッ!?」
……さっきと同じ、アタシと同じ部屋で目が覚めた。
そしてアタシは身体中汗を大量に流していた。
「さっきのも……夢なの?それとも……何なの……」
『夢なんかじゃないわ♡』
「!?」
頭の中からもう1人のアタシの声が聞こえた。
『自分の今握ってる方の手をみてご覧なさい♡』
「手?……!!?」
いつの間にか私の手には『血のついた』包丁が握られていた……
「そんなっ!?……ど、どうして……」
(なにが起こったの?どうしてアタシが…コレを?)
『貴女は貴女自らの意思で貴女の本心を殺したの♡』
「本…心……?」
『そう♡そして本心を殺したという事は……』
『彼を溺愛するケツイが出来た……という事よ♡』
「!!!?」
ドクンッ!!
……ああ、なるほど……そう言う事だったんだ……
『これで分かったでしょ?彼との愛を邪魔する奴は誰であろうと殺さなきゃいけない♡彼を溺愛するなら……彼にまとわりつく敵を葬らなければいけない♡』
アタシは……
「……アタシは今井リサ♡神楽の彼女♡神楽を溺愛していいのはアタシだけ♡神楽はアタシだけのものなの♡」
『そう…それでいいのよ♡アタシ♡』
「アタシと神楽の恋の邪魔する奴は全員殺す♡周りにいるヤツら全員♡殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す♡」
……アタシはもう既に…壊れてるんだ。あの瞬間から……もう、『あの今井リサ』はもういない……
「ふっ……ふふふっ♡……ふふふふふっ♡」
アタシは包丁に付いた自分の血を舐めた……
(あぁ♡美味しい♡)
『アハハハハ♡アーッハッハッハッハッハッハ!!♡』
神楽♡……こんなアタシでも……
愛して……くれるよね?♡
今井リサ:ヤンデレLv0→Lv3
〜END〜
ヤンデレLv0からスタートし、3にUP……この先どうなるんでしょうかね……お楽しみに!
高評価、感想等お願いします!
ルートストーリー(ルートEND)を作りたいけど……
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全然OK!
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ダメデス
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お任せします!