お楽しみに!
それでは……どうぞ!
転校2日目は何事もなく、放課後……俺はRoseliaのマネージャーとしてCIRCLEで5人と練習をしていた……のだが
「……なぁリサ?そろそろ練習再開しようぜ?」
「ん〜♡もうちょっとぉ♡もうちょっとだけこのままでいさせて~♡」
ムニュッ♡スリスリ♡
……とこの様に一通り合わせて気になる所を攫いながら練習していて今は休憩中なのだが……練習再開時間になってもリサは俺に抱きつき甘々の甘えん坊状態となっているのだった。
「今井さん、そろそろ練習再開しますよ。大江君が困ってます」
「いいじゃんかぁ〜♡もうちょっとでアタシの神楽エネルギーが満タンになるから〜♡ね?もう少しだけ……」
「リサ。神楽とイチャイチャするなとは言わないわ。けど……今日CIRCLEに来てからこれで何回目よ……これじゃあ練習にもならないじゃない」
(……てか神楽エネルギーって何だよ……リサ、お前はロボか何かか?)
友希那のゆう通り、リサは今日CIRCLEに来てから、正確にはCIRCLEに向かう道中もこんな事をしていた。……流石にしんどくなるぞ……。
「い、今井さん…そ、そろそろ練習再開しましょう……次のライブまで時間が…ないです」
「そーだよぉリサ姉〜!早く練習再開しよ~よぉ~」
「チッ……もぉ〜皆揃って~♡羨ましいの?でもダメだからね〜♡神楽はアタシのなんだから!」
俺抱きつかれてるから聞こえたのだが、今彼女舌打ちしましたよ?俺の彼女が?流石にそろそろ危ない……が、俺とて俺もリサの彼氏としてそろそろ注意してやらないとな。
「リサ……もういいだろ?流石にくっつき過ぎだ。これじゃあ練習にもならない。練習再開するぞ……聞けないなら当分1週間くっつくの禁止だ」
「も〜!神楽までそれ言うの?……しょうがないな〜♡分かったよ♡ごめんね皆!練習再開しよっか♪」
そう言ってようやくリサは俺から離れ、5人は練習を再開した。
「神楽……後でお仕置き……だね♪」
「?」
リサが小声で何か言っていたが……聞き取れなかった……
……無事練習は終わり、各々家へ帰宅した。……しかし俺はリサに捕まり、リサの家にて「彼氏の自覚をもっと持ってもらう」と言って俺を連行して色々危ない?説教&お仕置をかれこれ2時間以上されたのだった……。
…………………………
………………
…………
「おはよ~」
転校3日目。何気なく普通に挨拶をして入るとクラスメイトの女子生徒が俺に歩み寄ってきた。友希那と同じ銀髪ロングでエメラルド色の瞳の娘だ。
「お、おはようございます大江君…!」
「おはよう。えっと…確か南雲エミさんだっけ?」
「は、はい!じ、実は大江君に話があって……今お時間大丈夫ですか?」
俺は周りを見てリサが居ないことを確認する。彼女は日直で早めに登校していた。
「うん、大丈夫だよ。どうしたの?」
「あ、あの……ここでは話ズラいので屋上でもいいですか……?」
「うん、いいよ。荷物置いてくるね」
そう言って俺は自分の席に荷物を置きエミと屋上へ向かった。
…………………………
………………
「それで…話って?」
「はい……えっと……///」
屋上に着いた俺はエミに本題を聞く。何故か彼女は恥ずかしがって本題に入らない。
「じ、実は……っ」
彼女はそう言って一言置いて……
「あ、あの!私!大江君の事が好きです!付き合ってください!」
「……」
話しずらさからして予期はしていた。その為答えるのは割と簡単だった。
「……ごめん。俺はリサと付き合ってる。君と付き合う事は出来ない」
「ッ!!……そ、そうだったんですね……リサと付き合ってるんですね」
「……ん?その言い方……もしかしてリサと知り合い?」
リサの事を今井さんと言わない辺り彼女とリサは何かしらの縁があると言う事。
「は、はい……私、リサと中学からの友達で……」
やはりそうだった。服装から見た感じギャル友…って感じだろう。
「そっか……なら1つ忠告」
「忠告……?」
そう言って俺はエミに歩み寄り……
「この事はリサには言わない方がいい。俺はリサと付き合ってるけどそれ以前に幼馴染だから言わせてもらう。……今の彼女は危険だ」
「っ!?」
そう言って俺は離れ屋上を去ろうとした。そして……
「振っちゃったけど……もし君が良ければ……リサのよしみで友達としてなら歓迎するよ」
そう言い残して屋上を去った……
……………………………
………………
〜リサside〜
「?あれって……神楽?隣にいるのは……エミ?」
日直の書類を取りに職員室へ行ってたアタシは偶然教室の廊下で神楽とエミが歩いてる姿を見かけた。
(……何だか…嫌な予感がする)
そう思いアタシは2人を尾行した。
…………………………
(屋上……?何の用でここに……?)
アタシは気になり屋上の扉を少し開け覗いた……
「私……!大江君の事が好きです!」
「……え?」
ドクンッ!
(え、エミ……?嘘でしょ……どおして……)
エミの告白を聞いたアタシの何かが激しく揺らいだ。
(……友達だったのに……エミはアタシが付き合ってるって知らなかったの……?)
そして次第に……
「友達だったのに……なんで?信じてたのに……」
「許さない……」
「許さない許さない許さない許さない許さない!!」
アタシはエミに対する怒り……否、通り越して殺意が芽生えた。
……気づいたらアタシは不敵な笑みを浮かべて教室へ歩いていた…。
「神楽に手を出したエミを裁かないとね♡」
…………………………
………………
…………
コンコンッ
「は〜い♪」
保健室の扉をノックすると、これまた陽気でゆったりとした声が聞えた。
「3-Aの大江神楽です」
「あっ!大江君〜♪入って入って~♪」
入室の許可をもらい俺は中にはいる。目の前には若い女性の保健室の先生……弥生サクラがいた。
見た目の年齢は20代半ばくらいだろうか?椅子に座っているが背丈は友希那達とそう変わらない。薄ピンク色のウェーブロング、薄紫色の瞳……おっとりとした顔立ちが印象的だ。そして……
(……
Roseliaの燐子と同じ……いや、それ以上だろうか?初対面の男子生徒を虜にする程の大きさだ。(何がとは言わない)
「も〜、ジロジロ何見てるのかな〜?」
「っ!すみません……流石の俺でも先生の魅力に多少なりとも惹かれてしまいました」
「ふ〜ん?やっぱり年頃の男の子だね〜♪」
「からかわないで下さい……」
「冗談だよ、じょーだん♪」
怪しまれない様に素直に答えたが……逆に思う壷……だったらしい。
「それより……どうして俺の名前を?初対面の筈ですが?」
「あっ?言ってなかったっけ?ねねちとは昔からのよしみでね〜♪君の事はねねちからきいてるよ〜♪」
「ねねち……音々先生の事……ですか?」
この人はどおやら音々先生と昔ながらの仲らしい。
「そ〜だよ〜♪じゃあ私の自己紹介も済んだことだし、そろそろ本題に入ろっか♪んで……神楽君は今日はどうしたのかな?」
今日俺は先日起きた現象……リサに首を締められ殺された筈が生きてる……つまり殺された筈が運良く(?)生きてることに関してある仮説というか理論に辿り着いた。風の噂で生物の死について独学で研究している先生……弥生サクラ先生の話を聞き、ここに訪れた。
「はい。……実は風の噂で先生は死について色々研究なさってると聞いたので」
「そ〜だよ~♪」
「そして先生にはその関連で幾つか聞きたいことがありましてここに来ました」
「そーなんだね〜♪じゃあ何について聞きたいのかな?聞かせて聞かせて♪」
おっとりとした口調で聞いて来た為俺はそれに習い本題に入る事にした。
「先生は死に戻り……って聞いた事あります?」
「死に戻り?確か死をトリガーに起こる現象だよね?何らかの要因で自らが死ぬとその死亡フラグが建つ前の時間まで遡ってその時間に居た場所で蘇る……いえ、あれは目覚めるって言った方が正しいかしら?」
「はい。それであってるはずです」
「?はずですって事は……大江君が聞きたいのは死に戻り
……流石伊達にそれに関する研究をしているだけはあると正直に思った。
「その通りです。俺が知りたいのは…何らかの要因で死んだ筈が運良くその死を免れた現象について何か知ってたらと」
「……ん〜死を免れた、ねぇ〜もしかしてそれって経験談?」
「……申し訳無いですが、オフレコでお願いします」
「分かってるって〜♪こう見えて私は元警察の出だからね〜口は硬いよ~」
「ありがとうございます。実は……」
(以外だな……サクラ先生が元警官だったなんて。人はやっぱ見かけに寄らないな~)
そう思い俺はサクラ先生にあの事を話した。
「なるほどねぇ……つまり明らかに彼女に絞め殺された筈の君は生きていた……実に興味深いね〜♪」
「はい……あの時意識を手放した感覚すらあったのに…生きてる……まるで
そう言うとサクラ先生は何か思い当たる事を思い出したかのような顔をした。
「多分……君の中には
「複数の魂……ですか?」
「うん、そしてこれを『不死の加護』って言うんだ」
「不死の加護……」
「そうだよ~♪けど不死の加護と死に戻りの違いは死をトリガーにする死に戻りに対して不死の加護は死が
違いがあまり分からない……それが素直な感想だった。
「確定…というより死ぬ直前かな?生物は死ぬち直前ドーパミンという快楽ホルモンを分泌して死へのストレスを和らげてくれるの。故に不死の加護はそのドーパミンが一定量分泌されないと発動しないの」
「な、なるほど……」
「後不死の加護は発動回数があるの。その発動回数を超えると二度と発動しなくなる」
凄い重要な話なのに俺は理解が追いつかなかった。
「その……発動回数ってのはどのようにわかるんですか?」
「霊感が強い人、または霊が見える人しか分からないわ」
「そ、そんな……」
発動回数がわかなければ自分がいつ本当の死を迎えるのか分からないという事だ。それが恐らく死に戻りとの大きな違いだろう。
「安心して。私生まれた頃から見えるから……霊」
「!?」
(もう……この人なんでもアリだな。)
元警官、死に関する知識あり、霊が見える……ほんとになんでもアリだ
「そうね……」
サクラ先生がジーッとコチラを見詰めて来た。恐らく発動回数を知るためだろう。
「大江君は後
「5回ですか……」
「以外と多い方だよ?逆に発動回数が多過ぎると逆に呪われたりするからね♪」
「……まあでも、安心しました。自分の事についてよく分かりましたよ」
最後まで聞いて来たが頭が上がらないなと思った。……実に感謝し切れない先生だ。
「お礼はいいよ~♪また何かあったら何時でもおいで~♪出来れば私保健室の先生だから怪我の手当目当てでね〜♪」
「分かりました。色々ありがとうございます。サクラ先生」
「お大事に~♪」
サクラ先生に見送られながら俺は保健室を出た。
…………………………
………………
「……さてと」
俺は学校を出てしばらく歩いて立ち止まった。
(サクラ先生の話を聞いて分かったことは……俺には6つの魂が宿ってるって事。っと言ってもうち1つは俺の命そのものだけど)
「待ってろよリサ」
そして先生の話を聞いて俺はケツイした。
「この命尽きるまでにお前を必ず幸せにしてみせるからな」
俺はオレンジ色に輝く陽だまりの太陽にそう誓った。……
…………………………
………………
…………
……日が沈んで満月輝く夜……時刻は今日が終わる間近の時……
「ハァ、ハァ、ハァ……!」
銀髪ロングの彼女は暗闇の夜道をひたすら
彼女のエメラルド色の瞳は一種の恐怖に怯えていた。
「ハァ…ハァ…ハァ……!」
気づいたら彼女はとある街の裏路地まで逃げていた。
「やっと追いついた♪」
「!!?」
彼女が振り向くとそこには栗色のロングウェーブの彼女が暗闇から現れた。彼女の右手には銀色に煌めく刃物を握っていた。
「ねぇ?何でアタシからにげるの?エミ?アタシはエミと話がしたいだけなのに」
「だ、…だったらその刃物持って追いかけなくてもいいんじゃない?リサ」
エミはそう言って追いかけてきたリサにそう言った。……しかしエミの声は恐怖で震えていた。
「アハハハハ!エミっておかしな事言うね!何でこうなってるかは分かってるクセに」
そう言ってリサはエミに1歩1歩歩み寄る……。
「や、やめてリサ……朝の事は悪かったから!もう大江君とは関わらないから!」
「うん♪そうしてくれると嬉しいな♡でもエミはもう二度と関わらなくていいの!」
さらに1歩歩み寄り、エミを突き飛ばす……。
「キャアッ!!」
「だってこれからエミは死ぬんだから♡」
「!!?や、やめて……」
リサはそう言いながら刃物を舐めエミに馬乗りになる。
「ご、ごめんなさい!ごめんなさい!許してリサ!……ッ!だ、誰か助けて!!」
「うっさい」
グサッ!!
「!!?ッカハッ!!」
「神楽はアタシだけのもの神楽に手出しする奴は殺す。誰であろうと、エミであろうと」
グサッ!!グサッ!!グサッ!!グサッ!!
「リ……サ……」
「エミがいけないんだよ……アタシの神楽に手出しするからこうなるの?」
「…………」
エミはこれ以上何も言わなくなった……エメラルド色の瞳から涙を流して……
「うふふふふっ!アハハハハハ!!」
ペロリッ
エミの血が付いた刃物を舐め狂気の笑みを浮かべるリサ。
「ああ♡美味しい♡」
「これも全部……ぜ〜んぶ♡」
「神楽の為だよ♡」
リサはそう言ってもう一度、刃物を舐めた……。
リサ:ヤンデレLv Lv4→Lv5
~END~
次回もお楽しみに!
高評価、感想等お待ちしております!
ルートストーリー(ルートEND)を作りたいけど……
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全然OK!
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ダメデス
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