当然(?)リサも変わっていきます……
それでは……どうぞ!!
……『悲報』『凶報』といった知らせは何時知らされるか分からない。
明日かもしれないし……今日かもしれない……
「え〜……皆さんに悲しいお知らせがあります」
「南雲エミさんが街の裏路地で刃物に刺され亡くなりました……」
「「!!??」」
エミが何者かに殺害されたという知らせはクラスメイト全員をざわつかせた……
「そんな!?……エミ…どぉして……!」
その中でも、リサは特に
「…………」
しかしただ1人……彼女の状態を見て、警戒心を強くしてこちらを見ている女子生徒がいた……
…………………………
………………
…………
~友希那side~
「…………」
私は屋上で途中自販機で買ったカフェオレを手に、そしてフェンスに背中を預けて空を見上げた。
「…………」
(……雲ひとつない青空……のはずなのに……)
今日は快晴……の、ハズ……しかし友希那にはその快晴の空は
(私の心の中……曇ってるのね?……きっと……)
「…………ふぅ…」
「や〜っぱりここに居たか」
「!……神楽」
カフェオレを一口のみ一息ついてると、屋上の扉が開いた。そして神楽がコチラに向かって歩いて来た。
「……隣、いいか?」
「え、ええ…でもリサが怒らない?」
「ん?大丈夫だよ。リサには次のライブで友希那と話し合いたいって納得させたから」
「納得させるのに時間かかったけど」っとため息混じりでその後こう言った彼に私は苦笑いで答えた。
「ねえ神楽」
「なに?」
「貴方は今……幸せ?」
「…………」
神楽は直ぐに答えなかった。そして彼は手に持っていた缶コーヒーを一口飲んで、ようやく口を開いた。
「……幸せ……何だと思う」
「……そう」
「けど
「?どういう事……?」
神楽が何を言いたいのか……私にはイマイチ分からなかった。
「友希那も勘づいてるだろ?リサの俺に対する愛は……一線を超えてしまっている」
「……そうね」
私は思わずその言葉にそう答えてしまった。……でも事実そうなのだから言い換え用がない。
「正直言うと……俺はそんな愛を…リサから与えて貰う幸せを……俺は望んでない」
「……そう」
ここでようやく神楽の言いたい事が分かった……しかし
「身勝手……だよな。幼馴染みで、俺と再開するまで自分の気持ちを抑えてた彼女のくれる愛…幸せを俺は拒んでる……それどころか他人にそれを求めてしまう」
「俺は……リサを愛する事が出来ない……身勝手なやつだ……」
神楽はそう言ってもう一口コーヒーを飲んで私に向き合った。
……神楽が身勝手……?そんな事……
「……んな事……ない」
「?……友希那?」
「そんな事ない!!」
「……っ!?」
気が付いたら……私は神楽を抱き締めていた。背丈の差は20㎝位違う。そのため……神楽の胸元に顔を埋める形で抱き締めてていた。
「神楽は……身勝手なんかじゃない!神楽はリサを幸せにしようと全力を尽くした!それの何処か身勝手なの!?」
「それは……」
「神楽……私、私わね……」
これ以上自分の気持ちを爆発させるのは不味い……そう思ったが、もう私には止まることができなかった。
「私……神楽の事が好きよ」
「っ!?」
(伝えれた!私の気持ち!想い!)
「友希那……どうして」
「私にも分からない……多分リサと神楽を見て魔が指したのかもしれないわね……」
「友希那……」
恐くきっかけはあの時……私とリサがまだ幼馴染みとして出会ってない時の事……
…………………………
あれは……私が3歳の頃……あの公園で起きた出来事。
「ウグッ……ウウッ……ヒッグ」
「ねえ、どうして泣いてるの?」
「ここにいつもいた猫ちゃんが……ヒッグ……死んじゃった……」
公園でいつものようにお母さんと遊んでいた私に懐いていた1匹の子猫……灰色の毛並みでサファイアの瞳がクールで……可愛かった。その子猫と一緒にいる事があの時の私の癒しだった。……その猫がある時死んでしまった。
「可哀想……」
悲しんでる私の前に現れたのは1人の男の子…そう、彼が神楽だった。
「んっ……」
「え?……」
「ハンカチ……これで涙拭きなよ。君に泣いてる顔なんて……似合わないから」
「き、君は?」
「僕は神楽。君は」
「……友希那よ。……ハンカチ…ありがとう」
何故だか知らないが、彼に貰ったハンカチで涙を拭いたあと……自然と笑顔になれた。
「うん、友希那ちゃんには笑顔が1番だよ。多分……その猫も君の笑顔でいつも元気だったと思うよ」
「!!……う、うん…多分そうだと思う」
「よし!決めた!」
「え!?」
そう言って彼は私の手を握ってこう言った。
「友希那ちゃん!僕と友達になろうよ!僕が君の笑顔守ってあげる!」
…………………………
これが私と神楽との出会い……多分だけど神楽を好きになった理由。そして私は決めた。
「神楽……私…貴方を守りたい」
「…………」
「覚えてるか分からないけど……貴方があの時してくれた様に……貴方の笑顔を今度は私が守る」
神楽と付き合う……それは神楽に恩返しするという事……
「俺には……リサがいる。お前を1番に想えない……」
「それでもいい……!私は神楽の笑顔を守りたい……それだけだから」
「友希那……」
「神楽……んむっ!?」
気づいたら私の目の前に神楽の顔があり……私は神楽とキスをしていた……時間が一瞬、止まった様に思えた。
「……言質、とったからな。俺も…覚悟を決めるよ」
「ありがとう……神楽」
「そろそろ戻ろうか」
「……ええ、神楽…好きよ」
そう言って私達は屋上を後にした。
(リサ……これ以上貴女を壊れさせたりしない。私が貴女を救って見せる!)
私は神楽の隣でそう誓ったのだった。
…………………………
………………
…………
~リサside~
「神楽~♡!!」
「うぉッ!」
放課後、アタシはCIRCLEに着くなり神楽に抱きついた。
(ん〜今日もいい匂い~♡ずっとこうしてたいな……)
「おはようございます……って今井さん……また大江さんと……」
「いいじゃんいいじゃん〜♡神楽はアタシの物なんだから♡学校の時はずっと我慢してたんだよ?」
「……とか言って……昼休みの時抱きついて離れなかったの忘れてないからな」
「うっ!……いいじゃんか〜♡神楽のケチ!」
神楽はアタシだけの物……どうしてそれが分からないの?
「リサ……いい加減にしなさいライブももうすぐなのよ?そこまで浮かれてちゃ困るわ」
「も〜友希那まで~♡大丈夫だって!あと少しで気持ち入れ替えるからさ!ね?」
何時もならこれで友希那達は引き下がる……今日とそう思っていた。けど……違った。
「神楽から離れなさい、リサ。今の貴女じゃ神楽を幸せに出来ない」
「何それ?聞き捨てならないな~♡神楽はアタシだけのものだっていってるじゃん」
少しドスを効かせても……今日の友希那は引かなかった……そして
ギュッ♡
「!!??」
「神楽は私の
「…………え?」
~END~
リサ:ヤンデレレベル Lv5
ヤンデレレベルは変わらず……そして友希那の驚愕な告白……物語はさらに加速する……
お楽しみに!
高評価、感想等お待ちしております!
ルートストーリー(ルートEND)を作りたいけど……
-
全然OK!
-
ダメデス
-
お任せします!