四糸乃パペットの後ぐらいにもカリン塔編を出そうと思います。
第1話 少年の成長〜ジャッキー・チュン〜
五河竜星のお話
9歳の頃に街で大火災が起こりなんやかんやあって、とにかくやばい性格が吹っ飛び、なんとかマシ(?)な性格になったと思われる。
覚えていることは火事の中で妹の琴里の泣く姿。その記憶により親に旅に出ると進言した。
そして、旅をしながら獣やら盗賊(この時代にいるかは知らない)を倒して特訓していたら、天下一武道会の話を耳にする。
もちろん竜星は出場した。順調に勝ち進み、決勝でジャッキー・チュンと対決!
惜しくもあと一歩のところで敗れてしまう。
大会後、武天老師にスカウトされ、亀仙流の特訓を受ける。1年後に天下一武道会に出場し、天津飯と対決!
またもや、準優勝となった。
前回の大会のことを知って、竜星の家族が大会を見に来ていた。そこで竜星に義務教育の関係で帰って来るように話をする。
そして…
亀仙人「もうお主に教えることなどない。家族と共に家に帰るもよし、武道家として亀仙流を名乗り旅に出るのもよしじゃ。」
竜星「じゃあ、最初で最後の我儘聞いてくれるか?」
亀仙人「ほう?なんじゃ?」
竜星「ジャッキー・チュンと闘いてぇ!」
遥子「ジャッキー・チュンってさっき三目の人と闘った時に自分から場外したひと?」
竜星「あぁ、オレも強くなったんだ!もう一度闘って勝ちてぇ!」
亀仙人「ふむ…では少し待っとれ」
5分後
ジャッキー「ヤッホー久しぶりじゃの、と言っても数時間ぶりじゃがのぅ」
遥子(あれ?このひと)
竜雄(さっきの亀仙人さんだよね?)
琴里(何となくわかるけど、全く気づかないお兄ちゃんもどうなんだろう…)
ジャッキー「特別に武道会場を借りてきたぞい。準備をするのじゃ。わしとて暇じゃなくての。」
竜星「恩に着るぜ、じいさん!」
二人は舞台に上り観客のいない静かな会場で構える。
ジャッキー「そうじゃ、一応聞いておこうかの」
竜星「何を?」
ジャッキー「お主が力を求める理由じゃ」
竜星「…そうか、まだ言ってなかったけ、
オレは二度と大切な人を泣かせないために闘う」
ジャッキー「…その心に偽りは?」
竜星「ぜってーねぇ!」
ジャッキー「ふ…強い意志じゃ(今だと負けそうじゃ)」
竜星「あぁ!あと強ぇ奴と闘いてぇ!」
ジャッキー(戦闘欲旺盛じゃな…薄々気づいてたけど)
そして、琴里の合図で闘いが始まる
竜星は持てる技を持ってジャッキーを押していく
亀仙人に教わった突きや蹴り
大自然で覚えた獣のような闘い方
だが、竜星には奥の手が残っていた
ジャッキー「ッ!ワシをここまで追い込むとは、自分なりに特訓はしたのじゃがのぅ
技の完成度は低くとも次の技の移り変わりが早すぎる!こうなったら…」
竜星「!? なんだ? 圧が増した!?」
ジャッキー「…ムンッ!!」バリィ!!
竜星「ダニィ!?」
ジャッキーが力を入れると周囲の圧が増し、竜星が距離をとる。
次の瞬間ジャッキーの纏っていた服が弾け飛び隆隆とした筋肉が姿を現した!
竜星「じいさんも出来んのか」
ジャッキー「こうなってしまったら前よりは優しくないぞい?」
竜星「…ふっ」
ジャッキー「何がおかしい?」
竜星「あの人の元で修行したんだ、オレもなれて当然だと思わないか?」
ジャッキー「ま、まさか…」
竜星「ガァ!!」ブチッ!!ビリッ!!
ジャッキーほどは無いが竜星もまた、鍛え上げた筋肉で亀仙流の道着を破いた
ジャッキー「こりゃたまげた!流石じゃ」
竜星「さぁて、第2ラウンド始めっか!」
琴竜遥(ナニコレ?)
10分後
竜星「…はぁはぁ」
ジャッキー「…ゼェゼェ」
舞台はこれでもかと言うほど壊され二人は誰が見ても限界だった
ジャッキー「…ふぅそろそろワシも帰りたいのでのう、決めさせてもらうぞい!」
竜星「!! あの構えは!」
ジャッキー「『萬国驚天掌・改』じゃ!」
竜星「その技は一度くらった!スピードが早くなった程度じゃオレには当たらない!」
ジャッキー「…果たしてそうかな?」
竜星「ナニィ!? 曲がっただとt ぎゃあああぁぁぁ!?」バチバチ
竜星を襲う萬国驚天掌の光が軌道を変え竜星に直撃した!
竜星(威力も持続性も前よりは格段に上がってやがる! やべぇぞ!)
ジャッキー「よし!もういい参ったと言うんじゃ!それ以上は持つまい、前回のように気絶したいか!?」
竜星「くぎぎぎまだだ…まだ負けるわけにゃいかねぇ!!」グググッ
ジャッキー「なにっ!?ワシの『萬国驚天掌・改』の圧を押しておる!?」
竜星が耐え、ジャッキーが力を入れ、かれこれ5分が過ぎた頃、空には真っ赤な夕月
・・
が登っていた。
竜星「ぐぁぁぁ!!」
ジャッキー「もうよい!お主はよく頑張った!これ以上は耐えたとしても体が動かなくなるぞ!」
竜星「ちくしょぅ…ま、参っt ・ッ!!」ドクンッ!
見てしまった。
空にある真っ赤な月を
彼の種族特有の変身能力
こうなってしまっては、ジャッキーの技などゾウに大豆を1粒当てた程しかダメージを与えない
…その例えは果たしてダメージと言えるのか?
竜星【グォォォォ…】バチバチ
ジャッキー「ひぇぇ!! ワシの『萬国驚天掌・改』が!? なんじゃあれは!?」
バギィーーン!!
遂に竜星を抑えていた『萬国驚天掌・改』が破られ巨大な大猿が姿を現した
ジャッキーを吹き飛ばし、木造建築であろう大会の受付場を破壊する
琴里「えぇぇぇ!? 何あれ!!」
遥子「あら?急に成長期かしら?」
竜雄「そんなわけないだろぅ!?ヤメロー!それ以上気を高めるなァ!」
五河家がワタワタしていると、瓦礫からジャッキーが起き上がり月と竜星を見つめた。
ジャッキー「原因はわかったがこれでどうにかなるか…」ムキィ
再びジャッキーがムキムキになり腕に、正確には掌に気を集める
竜雄「な!? おじいさん、何をするつもりですか!?」
ジャッキー「か…め…」
竜星はジャッキーが何かをしようとしているのに気づき、ジャッキーに目を向ける
ジャッキー「は…め…」
青い光がジャッキーの掌に現れ周囲の大気を震わせる
竜星【ゴァァァァァ!!!!!!!!】
ジャッキー「波ァァァァァァ!!!!!!!!」
竜星が落ちてくる空へ向かって最高の、最強の必殺技を放つ
眩い光が晴れた後、舞台の上には筋肉強化を解いたジャッキーが方で息をしながら立っていた
竜星の姿は見当たらない
琴里「お…にぃ…ちゃん?」
竜雄「ま…まさか」
遥子「竜星は?…どこ?」
ジャッキー「……」
ジャッキーは黙る
ただその視線は舞台の端へ行っていた
琴里「…ねぇ!! お兄ちゃんは!?
……本当に…死んじゃったの?」
竜雄「そのような事が…あろう筈が」
遥子「…………」
ジャッキー「そう慌てるでない、よく見てみぃ」
ジャッキーが親指を立て先程の視線に向ける
そこには素っ裸の竜星がうつ伏せに寝ていた
琴竜春『ゑゑゑ!?』
ジャッキー「ワシが破壊したのは月じゃ」
そう言われ、空を見上げるとあら不思議
綺麗さっぱり空に昇っていた月が消えていました。
竜星「…( ꒪⌓꒪)ンガッ な…なんだァ?」
ムクっと竜星が起き上がり周囲を確認する
竜星「うわぁ!? なんだこれは?一体どういう状況だ?」
琴里「ぇ?お兄ちゃん、覚えてないの?」
竜星「…なんなんだ?」
ジャッキー「…まぁよい、それより決着をつけんか?もうワシも限界じゃ」
竜星「あぁ、そうすっかぁ。名残惜しいけど、オレも限界だぜ」
見つめ合う…数秒経ったその瞬間
ジャッキー、竜星共に地を駆ける
竜星が地を蹴り空へ舞う
ジャッキーも少し遅れて飛んだ
BAKOOOOON!!!!!
同時に竜星の脚がジャッキーの胸部を、ジャッキーの脚が竜星の顎に当たる。
両者、数秒空に浮き、落下を始めた
まずジャッキーの背中が地面に着く
そして竜星も…
竜星「と思っていたのか!?」ドスン!
立った
若干前のめりになりながら足の指を地面に食い込ませ踏ん張っていた
今ここに1年前の決着が着いた
〜次回予告〜
竜星「オッス!オレ、竜星!
遂に学校に精霊が現れた!ん〜コイツを堕とすのは一筋縄じゃ行かなさそうだ。
まぁまずは会話だ!じゃねーと心も開けねーよな!
次回! 精霊現る!?オレはお前を否定しない!
ぜってー読んでくれよな!」
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