今回から、ワールドトリガーの小説を書いていこうと思います。早速ですが、三雲くんと若干絡みます。
それでは、どうぞ~。
episode1 無気力な男
「ふぁぁぁあ…。ねっむ…。」
「神島さん!起きてください!トリオン兵ですよ!?」
「うっ?いつの間に?ちゃんと教えてくれよ~三上ちゃん~。」
「だから起きてくださいって言ったじゃないですか!?学校内にモールモッド2体…、ここからじゃ遠いですよ!?」
「あいあい、分かったぞい。頑張るぞい。グラスホッパー。」
ビュンッ!!
まっ…、嵐山の所もいるし…、大丈夫かな?
…っ?学校内にトリガー反応?しかもC級…。どういう事だってばよ?
まぁ急ぐかこれは。
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ボーダーはトリオン兵が基地近くに出現するよう、誘導装置を作動させている。よって基地の周りは警戒区域内なので、一般人は住んでないし、入ったら駄目だ。
ただ、ここ最近、基地の周りではなく遠く離れた所にゲートが発生しちゃってるもんだからてんやわんやだ。
まぁでも、今回は嵐山隊が向かってるし、俺行かなくていんじゃねって思ってんだけど…、
どうやら、行った方が良さそうだ。
何でかって?…直感ですよ奥さん。
ザッ!!
うぉ、なんだ…。俺の方が速いんかい。
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実力不足を恨む少年、三雲修。そんな彼に、凶刃が襲いかかる。
「くっ…!」(やっぱり…、僕じゃ無理なのか…?C級隊員の…、僕じゃ…!)
ビュンッ!!
「シールド」
ガキィンッ!!
「あ、貴方は…?」
「よっ。大丈夫?C級メガネくん。ちょっと待ってな。すぐに片付けるから。」
「さてさて、ゴキブリ野郎め、ぶったぎってやらぁ。」
「旋空弧月」
キィンッ!!
ズズゥンッ!!
「つ、強い…!あ、あの…!まだもう一体が、」
「んー?あー、そっちはあの白髪の少年に任せる。」
「えっ?」
「行くぞ!白髪の少年!!」
「うぉっ。投げるのか。」
パシィッ
ズドンッ!!
「おー。やっぱり筋いいなぁ…。さすがだな。」
「いえいえそんなことは…。それよりもさ、俺がやったってことじゃなく、オサムがやったってことにしてくんない?」
「いやー、そうしたいんだけどさ…、メガネくん、C級だから戦っちゃダメなんよ。おっさん連中に怒られちゃうから。」
「ふむ、ならどうしよう。」
「おいおい、何のために俺が君に剣ぶん投げたと思ってんだ?」
「あ、なるほど。アンタがやったってことになんのか。」
「そそ、…っと。そろそろめんどくせーのが来るから、メガネくんと一緒に外出よう。」
「ふむ、分かった。」
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「これは…、もう終わってる?」
「よーじゅんじゅん。おつかれー。」
「神島さん!?どうしてここに…。範囲は真逆じゃ…。」
「いやー、なんとなく、こっちに来た方が良さそうだったからよ。悪かったな。」
「いえ!僕達じゃ間に合ってなかったので…、本当にありがとうございました!」
「いーって。そんなの。困った時はお互い様だから。しかも、俺が来るまで持ちこたえてくれたメガネくんもいるからな。んじゃ、俺戻るわー。」
「待ってください、神島さん。」
「げっ…木虎。」
「げってなんですか。…ここに来る途中、C級のトリガーの反応が確認されました。神島さんも気づいてたと思いますが、その確認は?」
「あー、それがさっき言ってた、そこのメガネくんだ。」
「よかったな。お手柄で誉められるぞ、オサム。」
「誉められないよ。…空閑には言ってなかったけど…、僕はまだ訓練生だ。基地の外でトリガーを使うことは許されてない。たぶん…、厳罰処分だ。」
「君か!」
「はい…。C級の三雲修です。他の隊員を待ってたら間に合わないと思い、自分の判断でトリガーを使用しました。」
「…そうだったのか!よくやってくれた!!」
「…えっ?」
「君がいなかったら間違いなく犠牲者が出ていた!」
じゅんじゅんは基本いいやつ。街の平和が守れたらモーマンタイなやつだからな。
「で、どーすんの?」
「彼と共に上層部へ行き、彼には然るべき処罰を。」
「なんでー?」
「…っ。C級がトリガーを使うことは隊務規定違反だからです。」
「彼がしたことは明確なルール違反。違反者を誉めるようなことはしないでください、嵐山先輩。他のC級隊員に示しをつけるためにも、ボーダーの規律を守るためにも、彼は規則に則り、処罰されるべきです。」
「おまえ…、遅れてきたのになんでそんなえらそうなんだ?」
「ぶっ!」
「なに?あなた。」
「オサムに助けられたもんだよ。」
「日本だと、いちいち人を助けるのに許可がいるのか?」
「…それはもちろん個人の自由よ。でも、トリガーを使って助けることには許可がいるの。当たり前でしょ?トリガーはボーダーのものなんだから。」
「なにいってんだ?トリガーはもともと近界民のもんだろ?おまえらはいちいち近界民に許可とってトリガー使ってんのか?」
「っ!」
「お!いいぞ!白髪の少年!」
「神島さんは黙っててください!」
「ていうかおまえ、オサムが誉められるのが気にくわないだけだろ。」
「なっ…!何を言ってるの!?わっ…私はただ、組織の規律の話を…。」
「おまえ…、つまんないウソつくね。」
「っ!!」
「ハイハイ…そこまでっ。現場調査は終わったから、回収班呼んで撤収するよ。」
「時枝先輩…!でも、」
「木虎の言い分も分かるけど、三雲くんの賞罰を決めるのは上の人だよ。オレたちじゃない。ですよね?嵐山さん、神島さん。」
「なるほど、充の言う通りだ!」
「その通りだし、ミッチーのヘアスタイルはいつ見ても良いマッシュルームだ。」
「今回の事は、ウチの隊と、神島さんで報告しておこう。三雲くんは今日中に本部へ出頭するように。」
「えっオレもかよ…。」
「処罰が重くならないように、力を尽くすよ!君には恩がある。本当にありがとう…!」
「そんな…こちらこそ…。」
「あー、じゅんじゅん。俺が三雲くん連れてくわ。色々聞きたいこともあるし。」
「神島さん?」
「オレの直感的には、迅に任せた方が良い気がする。」
「そうですか、分かりました!では、先に本部へ行ってきます!」
「おー、よろしこ~。」
「(…なんというかこの人は、掴み所がないな…。)」
「さーて、メガネくんと、白髪ボーイ。俺とちょっとおはなししよーぜ。」
「えっ?」
「ふむ?」
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「よっしゃ。ほい、奢り。」
「あ、ありがとうございます!」
「お、ありがとう。カミジマさん。」
「んでよ、白髪ボーイ。おまえ、名前は?」
「空閑。空閑遊真。」
「遊真か。改めて、俺は神島天夜。ボーダーの隊員だ。」
「よろしくどうぞ。」
「ああ。よろしくな~。んで、メガネくん改め修。」
「おまえたち2人にはある奴にあってもらわんといかん。…そんな気がする。まぁ直感だ。」
「ある奴?」
「おう。迅って奴だ。ソイツに会っといた方がおまえらには色々お釣りが来る。てことで、とりあえず2人ともこれから、ボーダーに案内するわ。ついてこーい。」
「カミジマさんはボーダー長いの?」
「ん~まぁそうだな~。結成当初からいて…、今24だから…、14くらいからはいるかな?」
「修も災難だな~。人助けただけなのによ~。」
「いえ…、」
「ワリぃな。あのデコスケ、うるせぇからよ。」
「…でも、木虎は間違ったことは言ってなかったですよ。実際、僕はひとりで死にかけただけ…。皆を助けたのは、2人です。」
「はぁ~…。あのなぁ、」
「なにいってんだオサム?学校のやつらを助けたのはオサムだろ?」
「…えっ?」
「オサムが逃げ遅れたやつらをたすけて、そのあとやられそうになって、それをカミジマさんと俺が助けたんだろ?」
「そうだぞ。俺たちはおまえしか助けた覚えはねぇよ。」
「…!」
「まったく…、自分の手柄も他人に勘定してもらわなきゃダメなのか?めんどくさいやつだな、オサムは。」
「まったくだ。めんどくせーメガネ…。略してめガネだな。」
「何ですかそれ…。」
「んっ…?あれは…、」
「げっ…。あのデコスケ…。」
「おいこら木虎。何でテメーがこんなところにいる?」
「神島さん一人じゃ信用できないので。」
「張ったおすぞ。ソロで俺に全敗系女子が。」
「今それは関係ないでしょう!絶対に次は勝ちますから…!」
「ふむ、カミジマさんはキトラより強いのか?」
「まぁ一応。チームは組んでねぇけど。」
「それより三雲くん。随分嵐山先輩にチヤホヤされてたけど…、調子に乗らないことね。それと、私はあなたをエスコートしにきたわけじゃないわ。あなたが逃げないよう、見張りに来たのよ。」
「見張られなくたって逃げたりなんかしないよ。」
「簡単にルールを破る人間の言葉が信用できる?もう少し自分の立場を自覚した方が良いわね。」
「めっちゃ言うな、アイツ。」
「ふむ。なんであんなに突っかかるんだろう…。」
「多分あれだ。女の子のh「唇焼き切りますよ?」イハイチャイナ…。」
「三雲くんあなた…。ちょっと活躍してヒーロー扱いされたからって、調子に乗らないことね。」
「いや…、別に乗ってないよ、全然。」
「はっきり言って、あなたがいなくても私たちの部隊が事態を収拾してたわ。あなたはたまたま私より現場の近くにいただけよ!」
「いや、無理だから。」
「別に責めるつもりはないけど、おまえ全然間に合ってなかったから。」
「なっ…!」
「なんなの!?あなたいきなり!」
「いきなりじゃないよ、ずっといたよ。」
「なんであなたがついてきてるわけ!?」
「ついてきたのはおまえだろ?おれの方が先にいたんだよ。」
「オレはネイバーが出たとき学校にいたけど、おまえらを待ってたら確実に何人か死んでたぞ?もっとオサムに感謝してもいいんじゃないの?」
「部外者は黙っててくれる?さっきも言ったけど彼のやったことはルール違反。きちんと評価されたいなら、ルールを守ることね。」
「ルール違反なのはオサムだって知ってたわけじゃん。戦っても誉められるどころか、怒られるのをわかってて、それでもやっぱり助けに行ったんだから逆にエラいんじゃないの?」
「それとこれとは…、」
「なんか、オサムに対抗心燃やしてるみたいだけど、おまえとオサムじゃ勝負になんないよ。」
「ば、ばか言わないで!私がC級に対抗心なんて…!」
「おい空閑!相手はA級隊員だぞ!」
「おれA級とかよく知らんもん。」
「じゃあ覚えておきなさい!A級隊員はボーダー全隊員の上位5%のみ…、精鋭中の精鋭なの!!」
「精…鋭…?」
「何よその疑いの目は!?」
「ふむ…なら、カミジマさんはA級の中でもすごいのか?キトラが一回も勝てて無いんだろ?」
「まぁ、木虎の20倍は強い。」
「うっ…!神島さんは、本当に強いのよ…。腹立つ事に。」
「てへ~ごめんちゃ~い。」
「ぶっ飛ばしますよぉ!!さっきからぁ!!」
「めっちゃ切れた。」
「そ、そうだ!木虎。今日学校にネイバーが来たけど、何でなんだ?ボーダーには誘導装置があって基地付近にゲーとが開くよう、誘導してる筈じゃないのか?」
「そうね。C級には知り得ない情報だものね。教えてあげる。最近、誘導装置が効かないゲート…、イレギュラーゲートが発生してるの。」
「そんな…!速く対応しないと!」
「それは上層部がやってるわ。私達は防衛隊員。市民を守るだけよ。」
「ふむ。…キトラの言うとおりのようだ。」
「ほぉ?」
ブウゥゥゥンッ
「おいおい、忙しい日だな。」
「えー。またくんの?」
緊急警報
ゲートが市街地に発生します
市民の皆様は直ちに避難してください
「おー、でっけぇいるかだなぁ。」
「空閑…。コイツは?」
「イルガー…!珍しいな…。」
「イルガーは、爆撃用のトリオン兵だ。」
ゴゴゴゴゴッ
「街が…!」
「他の部隊は待ってられない…。私が行くわ!」
「僕も行く!」
「あなた…またでしゃばるつもり?そもそもあなた、空の相手になにができるの?」
「それは行ってから考える!」
「「トリガーオン!!」」
パキッ!
「っ!武器が…。」
「やっぱりC級ね。そこでおとなしくしていなさい。」
「キトラ。おまえ一人で大丈夫なのか?はじめて見る敵だろ?それに2体いるぞ。」
「愚問ね。私はA級隊員よ。あのネイバーは、私が始末するわ。」
「おー、がんばれがんばれ~。」
「カミジマさんは行かないのか?」
「…俺の直感だと、一体は俺がやらなきゃいけないんだけど…、もう一体は、なんでか知らんが片付けられるみたいだからな。木虎がやらない方に行くわ。」
「…なるほど。」
「修は…、言うまでもなく、市民の避難誘導行ってんな。流石だわ。」
「まっ、遊真も何か
「っ!!カミジマさん、気づいてたの?」
「俺自身はおまえがどういうヤツなのかは知らんよ。でも、俺のサイド・エフェクトがそう言ってる。」
「んじゃ、よろしく~。」
「…あの人、すごいな。」
「ああ、あの男。中々に読めん。」
「んじゃ、くそ生意気な後輩を応援するか。」
「トリガー・オン」
以上でepisode1になります。
ちょっとどころじゃないくらい本編にづかづか入り込んでますこの主人公。
主人公のプロフィールをここで書こうと思います(唐突)
神島天夜
ポジション: オールラウンダー
年齢: 24歳 誕生日: 5月28日
身長: 186cm 血液型:AB型
星座: ねこ座 職業:大学院生
好きなもの:バスケ、ゲーム、カラオケ、ラーメン、酒
FAMILY
父、妹
PARAMETER
トリオン…8
攻撃…12
防御・援護…12
機動…8
技術…10
射程…6
指揮…7
特殊戦術…3
TOTAL 66