オールラウンダーは無気力です   作:ヤマアラシん

8 / 22
どうもどうも。
尾ノ神龍は邪魔したくないという、ISの小説(駄作)も書いております。

お時間あれば目を通して頂けると幸いです。

それではどうぞ~。



episode3 神島天夜という男

翌日ですよ。

 

前、修の処分やらイレギュラーゲートのなんやらで集まったときに三輪がいたから、…多分尻尾つかんでる。遊真が近界民ってことに気づいた城戸派の面々は、遊真を始末しようとする。

 

でも、三輪隊だけなら遊真だけで大丈夫なんだけどな~。

 

…なんか、+1部隊来そう。でも、隊でじゃなくて、個人で。

こういう時の直感ってけっこう当たるからめんどくせぇなぁ。

 

ま、今は流れに任せよう。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

晴れ渡る太陽のもと、ある人物を待つ少女。雨取千佳

 

彼女の目に写ったものは

 

 

 

キコキコ…ガシャンッ!

 

 

「ふーむ…。難しい。」

 

チャリ乗れない遊真()

 

「あの…、自転車の練習してるの?」

 

「うん、この乗り物が何でまっすぐに走るかまったく理解できん。日本人はすごいな。」

 

「(外国の子かな?)」

 

 

キコキコ…

 

雨取千佳は優しい子である。それこそ、初対面の白髪の少年の手助けをすることなど、全く気にしていない。

 

 

「お、おお!?走ってる!走ってるぞ!」←押してる

 

「これはだんだん掴めてきたぞ!掴めてきた…」

 

 

ドボンッ!!

 

…悪い方向に行くことはしょうがない

 

「あっ!」

 

「いやーすまんね。ありがと。ビショビショだな。」

 

「そっちもビショビショだよ?」

 

「俺、空閑遊真。よろしく」

 

「雨取…。雨取千佳。よろしくね。」

 

「人を待ってるんだ。オサムってやつ」

 

「私も…待ってるの。…オサム?…っ!」バッ!

 

 

 

ウーウー

 

「お、警報。」

 

「私…、行くね!」ダッ!

 

「おいおい、そっちは警戒区域…。」

 

ニュッ「彼女…。警報がなる前に気づいていたような…。」

 

「?」

 

 

 

ズズゥゥウンッ

 

彼女は潜む。警戒区域内だろうとお構い無し。

 

自分が近くにいれば、必ず近界民はこちらに向かってくる。そう確信しているからだ。

 

 

「(ここまで来れば…、街の方には向かわない…。…大丈夫。心を…、空っぽに…。)」

 

 

 

 

ある人物。それにあたる三雲修は雨取千佳との約束の場所に着く。…しかし、

 

 

「…アイツ…。どこ行ったんだ?」

 

ドーンッ!

 

「ネイバー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピロピロピロピロ!

 

「っ!!あっ…。」

 

 

ドゴォォォオンッ!!

 

「あ…。」

 

「大丈夫か?」

 

「う、うん。」

 

「レプリカ、トリガー使って大丈夫?」

 

「待て。ボーダーと他のトリオン兵が交戦中だ。迂闊に使ってはバレる。」

 

「ふむ。じゃあどうする?」

 

「オサムが向かってきている。」

 

「お、オサムか。なら安心だな。」

 

「…オサム?」

 

 

「っ!あれは…。」

 

「捕獲用兼砲撃用トリオン兵、バンダーだ。砲撃直後の目を狙え。」

 

「分かった!」

 

「トリガー・オン!!」

 

ビュウゥゥウン!

 

「こっちだ!ネイバー!」

 

ウォォォオ!!

 

「アステロイド!」

 

ドドドドドッ!

 

三雲のアステロイド。トリオン量が少なく、数も疎らだが、バンダーの目玉を的確に撃ち抜く。

 

カッ!ボンッ!

 

「スラスターオン!!」

 

ボォッ!!

 

 

「うわっ!?はぁぁぁぁぁあ!!」

 

 

ザンッ!!

 

レイガストの専用オプション、スラスターを使い、バンダーを一刀両断する。その手際から、C級ではないと、容易に判断が可能だ。

 

「おー、見事な手際。やるなぁ修。」

 

「うーっ…。」

 

「お疲れオサム。大分板に付いてきたな。」

 

「千佳!なにやってるんだ!こんなところで!!」

 

「…ごめんなさい。街の方に行くと思ったから…。」

 

「空閑、今日呼んだのは千佳にあって貰うためだ。」

 

「ふむ。」

 

「コイツは、ネイバーを引き寄せるんだ。」

 

 

 

 

 

「な~るほど。直感で見た感じ、大分ぼんやりしてたけど、あの子と遊真がボーダーに入るんだな。…でも、遊真の方は…、もしかしたら入らねぇかもな。まだわかんねぇけど。」

 

不確定な要素に関わることはしない。

 

なぜなら、関わり、悪化することがあったからだ。

…仲間を失った時のように。

 

「…ま、今は様子見だな。どっちにしろ関わることになるだろうしな。」

 

 

 

 

「うーん。ネイバーに狙われる理由としたら、トリオン量ぐらいしか思い浮かばん。」

 

「トリオン?それとなんの関係が…。」

 

「大アリだよ。ネイバーの目的ってトリオンだからさ。」

 

「トリオン量が高い人間は、あっちの世界で軍隊として連れ去られて、少ない人間はトリオン器官だけとっていくんだ。とられた人間は死んじゃうけど。」

 

「…でも、千佳のトリオン量が高いって決まった訳じゃないだろ?」

 

「それは調べれるんだ。レプリカ」

 

ニュッ「はじめまして、チカ。私はレプリカ。遊真のお目付け役だ。」

 

「大丈夫。噛んだりしないよ。」

 

「早速だが、この測定器でトリオンを測ることができる。この取っ手を掴むだけでいい。」

 

「う、うん。でも、やっぱりちょっと怖いかも。」

 

「レプリカ、僕が先に測っていいか?」

 

「構わない。測定には少し時間がかかる。」

 

 

キイイインッ

 

「測定完了だ。」

 

「…この大きさは、どうなんだ…?」

 

「う~ん。近界民に狙われるならこの三倍は欲しい。」

 

「狙われたくないんだけど。…千佳、大丈夫だ。測ってみろ。」

 

「うん。修くんがそう言うなら。」

 

「少し時間がかかる。」

 

「ほぉ~。すげぇなレプリカ先生。自立式のトリオン兵って…。親父さんが作ったのか…?てか…、空閑…。!!そうか…、そういうことか…。」

 

 

 

 

 

 

 

キイィィィィインッ

 

「測定完了」

 

 

「おおー、すごいな。めちゃくちゃでかい。」

 

 

「私が今まで測った中でも、このクラスのは数える程しかない。」

 

「オサムが霞んで見えるな。」

 

「うるさい。」

 

 

 

「やはりそうか…。」

 

ザッ…。

 

 

「!!」

 

「動くな。ボーダーだ。」

 

「…ふむ。めんどくさいことになったな。」

 

「さーて、どれが近界民だ?」

 

「トリガーを使っていたのはあの女だ。」

 

「えっ…!」

 

「うわー。初めての人型近界民は女の子かー。滅入るわー。」

 

「気を抜くな。なにをしてくるか分からんぞ。」

 

「ちがうちがう。俺だよ、近界民は。」

 

 

「…そうか。それは事実だな?」

 

「うん、そうだよ。」

 

 

 

 

 

 

ドンッ!ドンッ!

 

 

 

ドサッ!!

 

「な…、なにやってるんですか!?」

 

「近界民は始末する。これはボーダーの意思だ。」

 

「おいおい…。俺が一般人だったらどうするんだ?」

 

「ひぇー。あれ防ぐか。」

 

「やはり、近界民。侮れないな。」

 

「あのさ、ボーダーにジンっていう人と、カミジマっていう人がいるんだけど、話してくんない?一応知り合いなんだけど。」

 

「迅…。神島さん…。ちっ…。やはり噛んでいたか。裏切り者の玉狛と。身勝手な最強が…。」

 

「最強…?」

 

「…おまえには関係ない。退け。三雲。俺たちは城戸指令の命で動いている。隊員同士の戦闘は隊務規定違反。だが、邪魔するようなら、実力で排除する。」

 

「…退きません!」

 

「…そうか。なら、近界民。貴様を2人がかりだが…、排除させて貰う。」

 

「2人…?へぇ…。おまえ…、おもしろいウソつくね。」

 

 

「勘づかれた…!?嘘だ…。」

 

「落ち着け。ヤツは一度もこちらを見ていないし、感知を受けた形跡もない。ハッタリでカマをかけているだけだ。」

 

 

「だが、確証は無いぞ。」

 

「…!二宮、さん。貴方も…?」

 

「ああ、おまえたちがしくじるようなら、俺がヤツを始末する段取りだ。」

 

「させねぇよ。」

 

「…!神島さん。それはあんたの意思か?」

 

「もちろん。邪魔するなら、ボコるぜ?」

 

「…。俺は、あんたに負けるつもりはない。No.1シューター。舐めないで貰おうか。」

 

「おお。久しぶりにやるなぁ。ニノとは。エスクード持ってきといて良かったわ。」

 

「アステロ…。」

 

「あ、悪い。」

 

 

 

 

 

「そっちにメテオラおいてんの、言ってなかったな。」

 

「!!」

 

 

 

 

ボゴォンッ!

 

 

「相変わらず、鋭い手だ…。」

 

「相変わらずシールドかってぇなおまえ。その暑苦しそうなスーツ、いつまで着続けんの?」

 

「俺の勝手だ。自由人。」

 

「でもまぁ、確かにニノとやんのは久々だからな。タチウオにも、たまには相手してやれよ?喜ぶぞ。」

 

「それはアンタにも言えることだろう。風間さんも言っていたが?」

 

「げっ。マジ?蒼也はクソ真面目だからめんどくせぇんだよ。遠征から帰ってくんなマジで。」

 

「…おしゃべりが過ぎたな。アンタをしっかり排除するとしよう。」

 

「俺は勝負する気は無いぜ?あっちが勝てばそれで良いからな。」

 

「…アステロイド+アステロイド」

 

「おっと…。エスクード」

 

「ギムレット」

 

魔王の糾弾。

 

それは無慈悲にもエスクードを貫く。

その威力には、並のトリオン量では歯が立たない。

 

 

だが、彼はNo.1オールラウンダー。

 

弧月22000ポイント

 

スコーピオン20000ポイント

 

シュータートリガー合計15000ポイント

 

締めて57000ポイントを持つ彼の頭には

 

 

 

 

既に終わりは見えている。

 

 

「旋空弧月」

 

 

ガキィンッ!

 

 

「甘い。」

 

 

ドドドドドッ!

 

 

「グラスホッパー」

 

 

ビュウンッ!

 

「(…向かってくる?だが、こちらの方が一手速い。)」

 

 

「残念。()()()()()()()()

 

ブンッ!

 

 

「(弧月を投げた?そんなもの当たる筈が…。)」

 

「はい、おまえの負け。」

 

 

「っ!?」

 

 

カッ

 

 

 

 

ドォンッ!!

 

 

 

シュウウウッ…

 

 

「…なるほど。()()()()()。」

 

()()()()()1つとは言ってないぜ?」

 

「確かにな…。相変わらず、将棋の様に詰めていくスタイルは目を見張るモノがある。」ピキピキ

 

「素直に称賛したら死ぬのかおまえは。」

 

「…次は勝つ。」

 

「次も勝つ。」

 

 

 

 

 

 

 

ドオンッ!

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「しゃあ…、じゃあ行くぜ!幻踊!」

 

ビュンッ!

 

 

「…首狙いがミエミエだよ?」

 

 

「…と、思うじゃん?」

 

パクッ

 

ブシュゥゥウッ…

 

 

「っ!?(なんだ…?完全に避けた筈…。)」

 

「やっぱいきなり首はきついか~。いけると思ったんだけどな~!」

 

「陽介。俺もいく。」

 

「お、了解~!んじゃ、行くぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

「なんで空閑は反撃しないんだ?相手が相当強いのか?」

 

「…まず、第一にユーマが反撃しない理由として…、単純に相手の位置取りがうまい。1人に集中させず、即座に回避に移れる距離感。そして一方が攻撃に移っているとき、もう一方は、必ずユーマの死角にいる。…狙撃手もいる前提でユーマが動いているため、迂闊に反撃できない…。そして、もう1つ。オサム、お前が気がかりになっている」

 

 

「…!僕が…?」

 

「こうして来たボーダーに対して、バカ正直に撃退してしまえばオサムの立場がない。ユーマは今、いかに攻撃せず、相手を無力化するかを考えている。」

 

 

 

 

ドオンッ!!

 

 

 

「?なんの音だ?」

 

ドンドンッ!

 

「うおっと。(…上から攻撃するか。)」

 

ガシャアンッ!

 

 

ピュピュンッ!

 

 

ドッ!!

 

 

「…当たった!さすが奈良坂先輩…!」

 

「…今のは外れだ。(この距離で完全な死角からの狙撃でこの反応…。もうこの距離では当たらないな。)」

 

「古寺。俺はヤツが反応しても躱せない距離まで近づく。お前はここで牽制していろ。」

 

「了解!」

 

 

 

 

 

おーおー。さすが三輪隊だ。

 

けっこういい線いってんなー。

 

スナイパー組を不意打ちで獲っても良いんだけど…。

 

…へぇ!そういう能力か。

 

なら、別にやらなくて良いな。

 

迅も近くにいるし。

 

 

「いい加減観念したらどうだ?近界民。」

 

「いやいや、するわけないよ。」

 

「だろうな。…まぁ、降参しても始末するだけだ。」

 

ドンドンッ!

 

ブゥンッ…

 

 

ヒュッヒュッ!

 

 

「!?」

 

 

ドドドッ!

 

 

ガギィンッ!

 

 

「うおっ。なんだこれ、重た。」

 

 

お、鉛弾(レッドパレット)じゃん。…あーなるほど、それでやんのね。

 

 

「触れた物に重しを付ける仕組みだな。」

 

「なるほど…。こっちの世界のトリガー技術は中々だな。」

 

「ああ、かなり高度な技術だ。」

 

「な、何を呑気に言ってるんだ!来るぞ!」

 

「これで終わりだ、近界民。」

 

「解析完了。印は錨と射にした。」

 

「おっけ。(アンカー)+(ボルト)四重(クアドラ)

 

 

「!?」

 

ドドドドドッ!

 

 

「…くそ、なんだこれは!?(鉛弾と同じ…、いや、威力はそれ以上…!コイツのトリガーは…、他者のトリガーをコピーして数倍の威力で返す…。そんなトリガーがあり得るのか?)」

 

「…ヤッベー…。」

 

「さて、じゃあ…、お話しようか。」

 

「おー、けっこうやられたなー。油断したか?」

 

「ジンさん。いや、けっこう強かったよ。」

 

「先輩…。やられましたね。」

 

「ちょー恥ずかしい。」

 

「ちょうどレプリカ先生とばったり会ってね。」

 

「スナイパーは私が対処するつもりだったが、無駄な戦闘を省けた。」

 

「お前らがやられるのは無理もない。なんせ遊真は、黒トリガーだからな。」

 

「なっ…!」

 

「マジか…!」

 

「レプリカ…!黒トリガーって…?」

 

「黒トリガーとは、優れたトリガー使いが、全トリオンを注ぎ、命と引き換えに造るトリガーのことだ。そのトリガーはとても強力だが、トリガー自身が使用者を選ぶ。」

 

「そういうこと。だから、お前らが負けるのも無理はない。諦めろ。」

 

「諦めろ…?冗談じゃない…。近界民は…、1人残らず始末する…!!緊急脱出!!」

 

ドオンッ!

 

「うおっなんだ?」

 

緊急脱出(ベイルアウト)。任意、もしくはトリオン体が破壊された時、正隊員は本部へ帰還できる仕組みだ。」

 

「ふむ。やられても逃げれる仕組みか。…そういえば、さっきも同じ音がしたけど…。」

 

「それは俺がやっつけた奴が飛んでった音だ。」

 

「あ、カミジマさん。やっつけた奴って?」

 

「魔王。」

 

「?」

 

「スーツ着てる魔王。」

 

「???」

 

「まぁそれは置いとこう。遊真、お前も修のことあんまし言えねぇくらい他人のこと考えてただろ。」

 

「まぁ、オサムには借りがあるからね。」

 

「…まぁ、これからゆっくりちょっとずつ返していけ。言わなくてもわかってると思うけど。だからまぁ…、()()()()。」

 

「…どういう意味?」

 

「…。」

 

「レプリカ?」

 

「まぁまぁ、とりあえず秀次の隊だけじゃあ報告が偏るから、迅。お前も行け。んで、よーすけ。宇佐美ヲタ。変態スナイパー2号も帰れ。」

 

「了解っす。」

 

「またバトりましょーよ。天夜さん!」

 

「宇佐美さんヲタ…。」

 

「変態スナイパー…。貴方もオールラウンドなへんた…」

 

「蜂の巣にしてやろうかキノコ。」

 

 

 

 

 

To be contened

 

 




以上です。

ペースとしては不定期ですが、固まりしだい投稿していこうと思います。
戦闘描写がやっぱり難しい…。

まぁ主人公は結局マイペースなんで、二宮さんにもあんな感じです。
普段は仲良いです。
加古さん炒飯の被害者の会の両方幹部です。(会長、つつみん。)

それではまた次回
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。