ありふれるはずのないホムンクルスが世界最強 作:オーシャンビューバー太郎
「
「■■■■■■■■■ーー!!」
斧剣が振り下ろされ、
「くっ!令呪をもって我が肉体に命ずる!」
そして、
「バルムンク!!」
「■■■■■!!」
「ウォォォォ!」
彼らは何をやっているかというと…
まぁなんだ。彼らはちょっと(?)命懸けの模擬戦闘をしていたのだ。脱走(仮)をしてから2週間ほどが経ち、彼らはひたすら研鑽していった。イリヤの呼んだヘラクレスは、12の試練と言う死んでも11回復活できる宝具があり、(しかも魔力を流せば残機回復)それを使ったレベリングだ。因みに言い出しっぺばヘラクレスからであった。(正直してもらってる側としては物凄く気まずい。)
因みに今は吠えているだけにしか見えないのだが、戦闘時以外は普通に喋る。そしてそのヘラクレスは、
「なかなか強くなっているな、ジークよ。」
「あぁ。貴方ほどの大英雄のおかげだ。感謝してもしきれない。」
そんなことを話していると、
「ジーク!早く支度して!行くよ!」
とイリヤが呼んでいた。ヘラクレスはすでに霊体化したらしい。
「あぁ!行こう!」
「どう?黒鍵の扱いには慣れた?」
「あぁ。少し前の敵の武器を使うのはかなり微妙な気持ちなのだが、そこそこ使いこなせてきた自信がある。」
「そう?良かった!」
とイリヤの表情が優しく感じる。
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「そろそろライセン大渓谷?だっけ。」
「あぁ。……あそこで何か騒ぎがおきているようだ。」
そこでは、
「……お前か。異端なる教えをこの者達に教えたと言うのは。」
「はい。私が主の在り方を教えました。」
そこには金髪碧眼の美少女がいた。そう、かの聖女、ジャンヌ・ダルクである。
「そうかよかろうこの異端者めが!お前はここで処刑される。最後に言い残す事はあるか?」
と処刑具のような剣を持ち、
「分かったか!貴様ら!お前たちに教えられた異端なる神の教えは偽物、そして醜悪なるものだ。以後信じた者はこいつと同じ運命を辿る事になる。今まで通り、エヒト様を信じれ…ってうぉあ!!!な、何者だ!貴様も異端者か!!」
突然、処刑人の側に、緑色の雷を纏った銀髪紅目の少年が来たのだ。それも柄の真ん中に青い崩玉の入った大剣を携えて、
予想出来るだろう彼だ。
「え……ジーク君…?」
「久しぶりだな、ルーラー。」
とジャンヌの方を向き無邪気な笑顔で再会を喜ぶと、パッと処刑人の方に向き直り、
「お前は彼女を殺そうとしたのか?」
「あ、当たり前だ!エヒト様を信じず、あろうことか訳も分からぬ偽神の事を布教したのだ…」
「もういい。黙れ。ルーラーの想いを否定するなら、ここで…!」
と言っていると、ふいに背中に手が置かれた。そちらを振り返ると、ジャンヌがいた。
「ジーク君。私の為に怒ってくれて、ありがとうございます。もう、大丈夫ですよ。」
「ルーラー」
と微笑みかける。それに気が緩んだ瞬間、捕らえていた人間や周りの者たちは逃げていった。そしてジークに抱きつく。
「ジーク君。ただいま。そしておかえりなさい!」
「あぁ。おかえり。そして、ただいま!」
次は善良な一般神父の回です!よろしくです!