龍の血を継ぐもの   作:ZG

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戦闘は次の回からですねー
戦闘を入れようとするとどうも長くなってしまうので。
相変わらずの駄文ですが読んでくれると嬉しいです!
それでは妖怪退治:若骨丸その弐、始まりです!


妖怪退治:若骨丸その弐

骨の欠片を辿って着いた場所は、大きな屋敷だった。

 

「ここがさっきの奴の住処か」

「大きな屋敷だね、龍牙の家よりも大きいんじゃない?」

そんな会話をしていると入口に人影があるのに気づいた、とわが懐中電灯をつけるて人影に向けると赤い服を着た少女が現れる。

 

「もろは!?」

「誰かと思ったら龍牙たちかよ〜、というか何で此処に?」

懐中電灯の光を眩しそうにしているもろはがそう聞き返してきた。

「近くの村で骨を抜かれた死体が出ている、その犯人を退治するよう依頼された。」

「せつなもいるって事は退治屋の依頼か……って、またあたしの獲物を横取りするつもり…でも無さそうだな。」

安心したようにもろははそう言うが、少し気になるな。ここにはあの妖怪以外にもいるのか?

「もろはの獲物は何て奴だ?」

「ヒ・ミ・ツだ!」

「いいじゃん教えてよ〜」

「だめだめ、なんたって今回の獲物は砂金の巾着物の大仕事だもんな」

笑みを浮かべながら頑なに話そうとしない、ますます怪しくなってきた、どうやらこの屋敷にはもう一匹大物がいるようだ。

 

 

その後、結局同じ場所に賞金首がいるのならと、もろはと4人で屋敷に侵入する事になり、探索している間にもろはと一緒にいた冥加という妖怪を紹介してもらった。

冥加曰く俺たちの獲物は若骨丸という妖怪で何でも四凶の一人、檮杌の息子なんだとか。そしてその四凶の上に麒麟丸がいるらしい

 

「おいもろは、我らを巻き込む気か!」

「まぁまぁ、夢の胡蝶を探すの手伝ってやるからさ」

いい笑顔で俺たちを巻き込もうとするもろは、こいつ最初から俺たちを巻き込むつもりだったな。

「それにしても、もろはって物凄く強いんだね!それとも四凶の方が弱かったの?」

とわがもろはに檮杌を退治した時の話を聞いていた。

しかし当の本人は退治した記憶が無いと言う、気がついたら首の無い死体があって、それを持って配下の妖怪達から逃げたらしい。その死体が四凶の一人橈骨だというのも後から知った(ついでに赤色真珠も橈骨から奪った)そうだ。

「そりゃあまた変な話だな」

「橈骨を手に掛けた者は他にいるという事か」

「ほんと、とんだ濡れ衣だよな〜」

迷惑そうに言っているが、死体を賞金に変えたんだからそりゃ恨まれても仕方ない。

もろはは笑っているがせつなは他にも思うことがあるそうだ。

「このまま行けば、時代樹の依頼を受ける事になる。そうなればいずれは麒麟丸と殺生丸共戦う事になるだろう」

そう、とわとせつなの父親と戦う事になる。2人が殺生丸の娘と知った冥加爺ちゃんは驚いていたが、俺が龍の末裔だと言うと更な驚いていた。昔、犬の大将が生きていた時に龍の末裔達の長と犬の大将は友だったらしく、犬の大将が死ぬと龍の末裔も姿を消したと、他にも知っていそうなので、また今度話を聞かせてもらおう。

 

 

話が終わる頃には俺達はある部屋の前に辿り着いていた。

その部屋の奥からは、ただならぬ気配を感じる。

「この部屋の襖の向こうに麒麟丸の手下の四凶が待ってる、賞金首は金塊一貫め!仲良く山分けしようよ、一緒に現代まで行った行連じゃないか!」

またもやいい笑顔でそう言いながら襖を開けると、そこにいたのは若骨丸だけだった。

 

「ようこそいらっしゃいませ、父檮杌も待ちわびておりました」

行儀よく頭を下げているが、発せられている殺意は本物だ。

「油断するなよ3人共」

「一番油断しちゃいけないのはお前だろ」

「あの童はお前を父の仇と勘違いしている」

「上等だ!仇討ちなら返り討ちにしてやる!」

そう言い放つともろはは刀を抜き構える。

それに釣られて俺たちも構えるが、若骨丸は不敵な笑みを浮かべている。

その理由も直ぐに分かった。部屋の周りから赤い骨が大量に流れてきた、そしてその奥には一際大きい骨が現れる。

 

「返り討ちだと!?このワシはまだ死んでおらぬぞ!」

 

それは胴体を失った檮杌だった。

 




恐らく次で檮杌と若骨丸の話は終わると思います。
その次もこんな感じでやっていこうと思うのでよろしくお願いします!
感想、アドバイス、誤字の報告待ってます!
それでは次回・妖怪退治:若骨丸その参お楽しみに!
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