ばななは舞台少女ではなく、リリィになる。   作:かぐらすす

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また新しい小説書きたくなりました。
アサルトリリィのラスバレをはまってますので、
アサルトリリィの小説でも書こうかなと思って書きました。


レヴューからの出会い

ずっと、ずっと

 

あのキラメキを追いかけて、

 

みんなのために料理して、地下劇場でレヴューして

 

でも最後までそのキラメキを手に入れなかった…

 

代わりにあの子がずっとそばにいてくれたから

 

私はがんばれた

 

……………………………………

 

「おめでとうございます、大場さん。」

 

もう何回になるだろう。

 

ポジションゼロに立つのは、もう何回だろう。

 

どうしてもあのキラメキに届かない。

 

「大場さん」

 

「なに、キリン」

 

「今からあなたにこの方と戦うことになりました。」

 

この方?だれ?あっ

 

コロス…!

 

でも前に戦ったコロスと違う?

 

「大場さん、これはコロスではなく、ヒュージと呼ばれる存在です。」

 

「ヒュージ?」

 

「わかります。その疑問。CHARM(チャーム)と呼ばれる武器でなければ、倒すことができません。」

 

「CHARM?…え」

 

「なな!あぶないっ!」

 

その時だった

 

キリンが言ったことを考えた隙に、ヒュージが飛び交ってきた

 

そして聴き慣れた声とともに、だれかが私を押した

 

「えっ、じゅ、純那ちゃん!」

 

「な、な」

 

純那ちゃんが私をかばって、ヒュージの攻撃を受けてしまった。

 

攻撃を受けてしまった。

 

純那ちゃんを傷ついた。

 

私の、ワタシノ純那ちゃんを!

 

私は抱えていた純那ちゃんをゆっくり舞台の端っこにおろした。

 

「な…な、いかないで…」

 

「ごめんね、純那ちゃん。ちょっといってくるね」

 

ユルサナイ!ヒュージ!

 

衣装もいつの間にか制服からレヴュー服になっていた、相棒である日本刀たちも腰にかけていた。

 

でも少し形が変わったような?まぁそんなことはいい。

 

「君をゼッタイユルサナイ!純那ちゃんの仇!」

 

そして私はヒュージと戦った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のはず?

 

・・・・・・・・・・・・・

 

「ここは?どこ」

 

気付いてたら、病院みたいなところにいた。

 

よくある白がベースでいかにも病室ですという壁紙とベッド

 

なんでここにいるだろうと考えいたら

 

〈コンコン〉

 

とだれが来たらしい

 

入れたほうがいいよね?誰が知らないけど

 

「えっとどうぞ?」

 

「失礼しますね。あら、もう起きていらっしゃいました。体調はどうですか?」

 

扉が開けると、きれいな顔立ちをして、左目は赤で右目は金というオッドアイを持っている、モデルのような女性が入っていた。

 

「体調は…うん、大丈夫ですよ」

 

「それはよかったです。あ、紹介が遅れました。わたくし、(くぉ)神琳(しぇんりん)と申します。よろしくお願いしますね。」

 

「郭…さん。あ、私、大場ななと言います。よろしくお願いします。」

 

「神琳でいいですよ、それと話しやすいで構いません。わたくしのは癖なものですが。」

 

「いいの、ありがとう。私もななでいいよ~」

 

「分かりました、なな」

 

よかった、怖い人じゃなくてよかった。

 

「ところで、神琳ちゃん」

 

「何でしょうか」

 

「私以外に、誰がいたりしない?」

 

「なな以外ですが…遠征中のリリィ以外で発見されたひとはななだけですね。」

 

「そうなんだ」

 

「なにせななを発見されたところはヒュージ戦闘が激しい地域ですからね」

 

ヒュージ!

 

「ヒュージに対して反応があります。ななもリリィなんですか?」

 

「リリィ?」

 

リリィって花?

 

「リリィを知らない?…ではCHARMは?」

 

「聞いたことがあるけど…」

 

「CHARMは知ってるけど、リリィは知らないと?…まぁとりあえずゆっくりと休んでください、上に報告したらまた来ますので、では」

 

「うん、いってらっしゃい」

 

リリィか、神琳ちゃんのリアションから考えると、CHARMと関係すること、『ななもリリィなんですか』と言ってたから、

 

つまるところ、リリィはCHARMを使っている人のことかな?

 

まぁやっぱり情報が足りないから、神琳ちゃんが言った通りに休むことにしよう。

 

純那ちゃんに…会いたいな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「これはあのななという子のそばに落ちていたCHARM?わぁ~変わってる」

 

「百由様、少しまじめにやってくれかのぅ」

 

「ごめんごめん~ぐろっぴ」

 

「ぐろっぴとよばんといったはずかの」

 

「まぁまぁそんなことより、なんでCHARMでもないのに、ヒュージにダメージを与えられることなんだよね」

 

「じゃの、なぜなんじゃん」

 

「あれーこれは…」

 

「なんじゃ、百由様」

 

「もしかしてこれのおかげがかも、すごい!これがあるだけで、なんでもCHARMになるかも!」

 

「そんなばかな」

 

「これは調べてみないと!いくよ、ぐろっぴ!」

 

「ああ、またわしを巻き込む、あ、待ってくれのぅ!百由様~」

 

 

 

 




最後に登場したのは…!
そして気になるあれとは…!

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