和物語~やわらものがたり~   作:あざみ野瑠奈

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皆さんこんにちは。

よう実×戯言クロスオーバー書いているあざみ野です。

今回はプロセカ。

こちらも不定期連載です。

天馬司やワンダショは沼でした。

Are You Ready?


プロローグ

ー小さい頃からずっと一緒で、これまでもこれからも仲のいい幼馴染み。そうあり続けるつもりだった。

 

ー幼馴染みだけでなく、クラスや学校の皆とも仲良くして、友達100人なんて歌にある言葉を実践できると…思い込んでいた。

 

 

「やめて…っ!もう…これ以上は…っ!」

「…なら、矛先はあなたの大切な弟くんに行くけど、いいのかな?」

「…それは…それはダメ…っ!」

 

「ほーら!やり返したかったらやり返してみろよ!…ただし、どうなるかはわかっているだろうな!」

「…うぅっ…。」

 

「ほらっ!ほらっ!さっさと…くたばれっ!」

「痛い…痛いです…っ!」

 

「あいつの側にいたら自分や周りの人まで犯罪者って思われちゃう。行こう。」

「…違うのに…。」

 

ーあの私達にとって忌々しくも辛かった事件で現実を見させられた。

 

ー4人の結束力は高くなっても、他に友達なんて出来やしない…。

 

ーあの日私達は逃げに撤し、そこから怖がって前に進む事を諦めてしまった。

 

ー本当に…本当にこれでよかったのかはわからない…。でも…私は本当は…。

 

ー××××××××××××××××××××××××××××××××…。

 

 

それは秋になり、風が日を追う毎に冷たくなっていく、そんな日常の中の1日だった。

 

 

「皆ー席に着けー、1限はホームルームだ。」

 

神山高校、2年A組。その日の1限はホームルーム担任が授業担任をしている科目なのだが、どうやら何かあるらしく、授業ではなくホームルームを行うらしい。

 

「起立、礼、着席。」

 

学級委員である天馬司が号令を掛け、クラス内は静寂が訪れる。

 

「あー、今日は、このA組に転入生が入ることになった。」

 

転入生。その一言にクラスはざわつく。つい数ヶ月前に隣のB組にも転入生が来たが、その転入生は今ではA組の学級委員である天馬司と共に変人ワンツーフィニッシュと呼ばれる程の変わり者で知られている。

 

その事もあってか、今度の転入生はどんな人なのか余計に気になっているのだろう。

男子は可愛い女の子であるか、女子はイケメンな男の子であるか、がだいたいの所ではあるが。

 

「せんせー、男子ですか?それとも、女子?」

 

教室の1番前に座る相澤が問いかける。

 

「喜べ男子、…女子だ。」

 

担任のその一言にクラスの男子のざわつき具合が一層増す。

 

「まぁ、前置きはそこまでにして…梅崎、入ってこい。」

 

担任が開きっぱなしの教室のドアの向こう側にいる転入生に向かって呼び掛ける。

 

「…っ。」

 

入ってきたのは女子の平均身長よりも背の低い女子。

 

梅崎 ほの香(うめさき ほのか)です。茨城の方から越して来ました。前に住んでいたのはここよりも結構田舎なので生活環境とかを含めいろいろ慣れないこともあるので、学校や地域の事等、いろいろな事を教えてくれると幸いです。…よろしくお願いいたします。」

 

梅崎という名前の転入生は小さく笑顔を浮かべそう軽く自己紹介をした。

 

黒髪で毛先にかけて紅梅色のグラデーションの外ハネの髪は肩甲骨辺りまで伸びている。

瞳は若草色のタレ目。

それに背が低いこととかなりの撫で肩なのが一目見た特徴だろうか。凡その推測で150もないと思われる。

 

「席は…天馬の横で。」

 

つい先日席替えをし、1番後ろの席になった司の隣の空席を指差す。

 

「梅崎、天馬は変人ではあるが、学級委員だ。何かあったらあいつを頼れな。天馬、梅崎にいろいろ教えてやってくれ。」

「「はい。」」

 

担任の言葉に司とほの香は短く返事をする。

 

「天馬くん…だっけ、よろしくお願いします。」

「あぁ!何かあったらこのオレを頼るがいい!」

 

席に着き、横にいる司に挨拶をする。

 

「今日は2年に梅崎含めて2名、1年に1名転入生が入るからな、多少のざわつきは目を瞑るが、度を越した騒ぎは起こすなよ。そんじゃ、後はチャイムが鳴るまで質問とかして親好を深めてくれ。」

 

そう言い担任は教卓の近くにある椅子を引っ張って座り、作業に入っていった。

 

「転入生ってだけで珍しいのに1日で3人か…。梅崎さん、知っていたりしない?」

「あ…うん。知っているも何も2年のは幼馴染みだし、1年の方は弟で。弟の方もよろしくしてくれると嬉しい…です。」

 

どうも転入生は全員知り合いらしい。

 

「梅崎さん!はじめましてなのはわかるけど、同じクラスだからもっと明るくいこう!タメでいいよ!」

「うん、よろしくね。」

 

そんなこんなでクラスはほの香を中心に賑やかになっていった。

 

 

時間が経ち、昼休み。

 

「梅崎さん、親好を深める為にお昼、一緒にどう?」

 

クラスの中でも席が近い女子生徒(ほの香はまだ司以外の顔と名前が一致していない。)が話し掛けて来た。

 

「あーうん。お誘いは嬉しいけど、弟とか幼馴染みの方がちょっと気になって。元々お昼は一緒に取る約束もしていたし、また今度でいいかな?」

「わかった!また誘うね!」

 

断ったのにも関わらず明るく答えてくれたクラスメイトにもう一度「ごめんね。」と言い、思い出したかのように隣の司に話しかける。

 

「ごめん天馬くん。放課後もし大丈夫なら学校の方案内してくれるかな?」

「あぁ。別に大丈夫だぞ。」

 

今日は特にショーの公演も練習もない日の為、二つ返事で答える司。

 

「ありがとう。じゃあ、放課後に。」

 

そう言い弁当を片手に教室を出る。

 

「あっ、夕。こっちこっち。」

 

教室を出ると今まさに教室を出た男子を見つける。

 

「ほの香。」

 

松田 夕(まつだ ゆう)。ほの香の幼馴染みであり、今はほの香の家に居候している。隣のB組に転入し、2人は気づいてないが奇しくも揃って隣が変人ワンツーフィニッシュと呼ばれるワンダーランズ×ショウタイムの団員という共通点があった。

 

「あっ、ほの姉、夕兄。」

 

その時近くの階段から2人を呼ぶ声がした。

 

「大雅、今そっちに行こうかなって思ってたんだけど…。」

「いや、大丈夫だよ。」

 

梅崎 大雅(うめさき たいが)。ほの香の弟であり、1年B組に転入した。こっちはワンダーランズ×ショウタイムの団員は隣ではないが、前の席が団員の草薙だ。ここまで来ると奇妙な縁も行き過ぎているとしか思えない。

 

「まぁいいか。そこの踊場で食べよう。」

 

ほの香が2人に声を掛け、3人は階段の段差に腰かけた。

 

「「「いただきます。」」」

 

3人とも色違いなだけで中身は一緒の弁当を出し、揃って食前の挨拶をする。因にだが、ほの香は毛先の色と同じ紅梅色、大雅は瞳の色と同じ若草色、夕は髪色の黄蘗色の弁当箱だ。

 

「そういえば、2人は放課後どうするの?」

 

大雅がふと思い出したかのように話し掛ける。

 

「私は学級委員の子に学校案内してもらう予定。」

「僕も隣の子に案内してもらう。」

 

どうやら夕も学校を案内してもらうようだ。

 

「成る程…ほの姉、学級委員さんに頼んで一緒に案内してもらえるようにお願いしてもらっていい?自分、まだお願いしてないし、学級委員は女子でさらに隣いないから。」

「あーうん。わかった。大丈夫だったらメッセ入れるよ。」

「りょーかい。」

 

そんなやり取りをし、昼の一時は過ぎていった。

 

 

放課後、司に弟の同伴の許可と得たほの香は司と一緒に大雅が来るのを待っていた。

 

「えーと、ほの姉、います?」

「あ、大雅、こっちこっち。」

 

教室のドアから小さく尋ねる声が聞こえる。ほの香は1人しかしない呼び方が聞こえ、それが大雅とすぐわかった為に手招きをする。

 

「天馬くん、お待たせ、それとありがとう。で、こっちが。」

「ほの姉共々お世話になります。ほの姉…ほの香の弟の梅崎 大雅です。クラスは1年B組です。今回はありがとうございます。」

「あぁ!よろしくな!」

 

大雅は司に自己紹介をし、頭を下げる。

 

「じゃあ、雑談でもしながらゆっくり行くか。」

「うん、お願いします。」

 

そんなやり取りをし、教室を後にする。

 

 

「…ここが購買だ。基本は昼休みだけだが、校内イベントとかがあると昼休み以外も開いていたりするぞ!」

 

購買があるホールによく響く司の声が響く。

 

「…あれ、司くんじゃないか。」

 

不意に後ろから聞いたことのない男性の声が聞こえてきた。

 

「おぉ!類か!奇遇だな!」

 

振り向くと類ー神代類というらしいーが夕と共にいた。

 

「あれ、夕兄。」

「あ、ほの香と大雅か。」

 

夕もほの香達を見て思わず声を掛ける。

 

「そういえば、梅崎が今日来た転入生は全員知り合いと言っていたな。」

「うん。幼馴染みの松田 夕っていうの。」

「どうも。松田夕です。」

「そうか!君が類のクラスに来た転入生か!俺は天馬司という!天翔けるペガサスと書き、天馬!世界を司ると書き司と書く!」

「天馬司くん…ね。クラスは違うけど、ほの香と同じクラスなら関わることも多々あるだろう。よろしくね。」

「あぁ!こちらこそだ!」

 

夕と司は初対面であるが故に軽い自己紹介をする。

司は夕と自己紹介をした後、今度は類の方を向いた。

 

「に、しても。珍しいな。お前、普段ならこういう事はやらないだろ?」

「まぁね。でも今回はホームルームの内容や朝に見た司くんの隣の空席から鑑みるに司くんも学校案内をするんじゃないかなって昼休み前に思って。そうしたら偶然も偶然。僕の隣も転入生が来たし、案の定司くんは学校案内をするみたいだし!」

 

いつも通りにしかし、楽しさを隠しきれないかのように笑みを浮かべる類。夕はクラスでの類の様子と司を前にしたときの様子を見てやはり司といるのが楽しいのかと思った。

 

「しかし、こう考えると奇妙な縁だな!梅崎と松田の隣がオレ達とは!確か弟君のクラスは寧々と同じクラスなのだろう?」

 

不思議であるという感情を隠す事なく、司は呟く。(ただし、声量は大きい。)

 

「う~んと、梅崎さんって、司くんの隣の?」

 

そういえば、ほの香達は類と自己紹介をしていなかった。類が梅崎さんという名字に?を浮かべるのも頷ける。

 

「あぁ…自己紹介こっちはしていなかったですよね。A組に転入した梅崎ほの香です。司の隣の空席の正体の。それと、夕の幼馴染みです。で、こっちが。」

「弟の大雅です。クラスは1-B。姉共々よろしくお願いいたします、先輩。」

「成る程。松田くんの隣の席の神代類だ。梅崎くん、弟くん、よろしくね。」

 

そんなやり取りをした類は先の司の言葉に納得したようだ。

 

「成る程ね司くん。さっきの自己紹介をして君の言いたい事はわかった。確かにそうだね。弟くんも寧々と同じクラスみたいだし。」

「寧々?」

 

まだクラスの顔と名前が一致していない大雅は聞き覚えのない名前に頭を傾げる。

 

「草薙寧々。君のクラスにいる僕の幼馴染みで同じショーユニットのメンバーさ。」

「あっ、草薙さん。」

 

名字を聞いてやっとわかったらしい。先の表情から一変し、スカッとした表情になった。

 

「草薙さんなら自分の前の席ですよ。」

 

大雅のその一言に司と類は更に驚く。

 

「なんと!ここまでとは!」

「確かに。ここまで来ると逆に因縁があるのかと思ってしまうよ。」

 

ホールに2人の声が響く。

 

「うるさ…って、司と類か…。」

 

そんなとき、ホールに第三者の声が響く。小さくても声が響きやすいホールではその声はよく聞こえた。

 

「おお!寧々か!」

「あ…草薙さん。」

 

その声の正体は丁度今話題に上がった草薙寧々本人だった。

 

「…う、梅崎さん、…どうも。…にしても2人共…特に司、五月蝿い。ここホールだから司の声が余計に響くの。」

 

一度顔を合わせており、しかも後ろの席だからか、他の人の初対面に比べ幾分か落ち着いた様子で大雅に挨拶をした。

 

「いや何。少し面白いことになってね。梅崎くんと弟くん、それに松田くんと僕達には奇妙な縁があるのでは?と。」

「梅崎さん…と、後は?」

 

その問いに答えるかのようにほの香は口を開く。

 

「草薙さん…だっけ。大雅の姉のほの香です。席、近くみたいだし、弟をよろしくね。」

「幼馴染みの松田夕です。僕からも、大雅をよろしくね。」

「ひゃっ…っ!……は、はい…。…こちらこそ…よろしくお願い…します。」

 

突然声をかけられて驚いた寧々は肩が跳ね上がると同時に類の背後に隠れてしまった。だが、最低限の返事はせねばという思いで小さくながらも返事を返す。

 

「…そういえば、すっかり気にせずに飛ばしましたけど、ショーユニットって?」

 

ほの香がふと、気になった事を問い掛ける。

 

「あぁ!オレ達はフェニックスワンダーランドというここから1番近い遊園地にあるワンダーステージでショーをやっていてな!そのユニットさ!!その名も!!ワンダーランズ×ショウタイム!!!…まぁ、本来ならもう1人いるが、そいつは宮女だからな。神高(ここ)にいるのはオレ達3人になる!」

 

司が誇らしげな表情と共に簡単には概要を説明する。

 

「成る程。…って、宮女か…。私達の幼馴染みがもう1人いて、その子は宮女の1年に転入したんで、もしかしたらワンちゃんあるかもしれないですね。」

「なんと!そんな偶然が!丁度オレ達のメンバーも1年なんだ!」

 

ほの香の言葉に司だけではなく類と寧々も驚いた表情をしていた。

 

「じゃあ、偶然がさらに続きそうだ。」

「そういうの、フラグな気もするけど、そうなったら逆に面白いよね。」

 

類と夕が続く。

 

「まぁ!それはその内わかるだろう!それよりもいい時間だがお前達は大丈夫なのか?」

 

司がホールの壁に掛けられた時計を見て問い掛ける。

 

「あ…凛佳、待ってるかな…?」

「メッセは来てないから大丈夫だとは思うけど。」

 

夕の言葉にほの香はほっと一息吐く。

 

「天馬くん、今日はここまででいいかな?宮女の子と駅で待ち合わせしているんだ。」

「あぁ。駅と言うと近くの都電○○線の××駅だろ?ならオレ達も一緒に行くか!」

「そうそう。そこ。行きは車で送ってもらったから心配だったんだよね。」

「そうかい。なら、行こうか。」

 

類の一言で一行は昇降口に向かった。

 

 

「へぇ~ビビッドストリートか…。」

「梅崎くん達は和楽器が弾けるのだろう?彼処は楽器の演奏をしている人も結構いるから、よかったら行ってみるといいよ。」

「今度行ってみます。ありがとうこざいます。先輩」

 

類と大雅はビビッドストリートでのパフォーマンスについて花を咲かせている。

 

「へぇ~妹さんが。」

「あぁ!病弱故に中学迄は入退院を繰り返していたが、今では復学して幼馴染みと共にバンドをやっているんだ。」

 

司とほの香は司の妹、咲希について。互いに兄、姉の関係であるからか兄妹(姉弟)の話は結構合うようだ。

 

「おぉ~成る程、そういうことね。」

「…うん。…これはやるの難しいですし…。」

 

寧々と夕は互いにやっているネットゲームの攻略について。夕の趣味、ネットサーフィンから派生してネットゲームをよくやる為、ゲームの上手い寧々の話はタメになるらしい。

 

「よし、着いた。えーっと凛佳は…。」

「ほの香姉様!夕兄様!大雅くーん!!」

 

突如聞こえた大声と共にほの香を襲う影。

「…ごふっ!!………り…りんか…。」

「はいっ!姉様の凛佳です!」

 

抱きついて来た長身の女性。制服からして宮女なのはわかるが、ほの香の低身長と相まって何かイケないものを見ているように見えるのは司も類も寧々も同様らしい。

 

「…く…くるじぃ…。」

「はわわわっ!すいません!」

 

腕を叩いた必死の抵抗が伝わったのか包容を問いてもらえた。

 

「ご…ごめんね?急に。」

「あ、あぁ…。」

 

苦笑いで返答する司。司だけでなく3人はこの風景にデジャヴを感じていたのだ。

「つっかさく~~~ん!!!!」

「ごふっ!!」

 

今度はほの香達がデジャヴを感じる番だった。

 

「天馬くん…吹っ飛んだね。」

「…うん。」

 

さっきの行為を棚に上げながらも遠い目をして呟くほの香と大雅。

 

「あぁ…突然すなまいな。」

「いや…こっちもこっちだし、お互い様だよ。」

「にしても、凛佳ちゃん!司くん達と一緒の子達の知り合いなの!?」

 

ほの香と司は互いに謝り、ピンクのカーディガンを着用している少女…えむは凛佳と呼ばれた長身の女性に話し掛ける。

 

「えぇ!私の大切な姉様達よ!」

 

「…どうやら、フラグ回収をしたみたいだね。」

 

えむと凛佳の話に類が面白そうに呟く。

 

「あー、天馬くん。紹介するね。竹林 凛佳(たけばやし りんか)。もう1人の幼馴染みで、宮女の1年に転入した子。」

「竹林凛佳と申します!姉様達のクラスメイトですか?姉様達をよろしくお願いしますわ!」

「あぁ!オレは天馬司だ!こちらこそよろしくな!」

「神代類だよ。よろしくね、竹林くん。」

「…く…草薙…寧々…。……よっ…よろしく…。」

 

ほの香に紹介された凛佳に三者三様のやり方で挨拶をする司達。…まぁ、寧々は類の後ろに隠れながらではあるが。

 

「なら、こっちも紹介すべきだな!オレ達ワンダーランズ×ショウタイムの最後のメンバー!鳳 えむだ!」

「わんだほ~い!!鳳えむだよ!みんな!よろしくね!」

「はじめまして。梅崎ほの香です。神山高校の2年で天馬くんのクラスメイトになりました。よろしくお願いします。」

「同じく弟の大雅です。草薙さんのクラスメイトになりました。よろしくお願いします。」

「松田夕です。神代くんのクラスメイトになりました。よろしくね。」

 

今度は司に紹介されたえむにほの香達は三者三様のやり方で挨拶をした。

 

「…そういえば、なんで凛佳は鳳ちゃんと一緒だったの?」

 

当たり前ではあるが、兎に角気になったのでほの香は問い掛ける。

 

「ええ!鳳さんはクラスメイト且つ、隣の席だったのです!それで学校案内とここまでご一緒したのですわ!」

「「「……えっ…!?」」」

 

凛佳の答えにえむ以外の全員が驚きの表情を浮かべる。

 

「これは…。」

「おぉ~!」

「まさか本当に…。」

「…吃驚した。」

「ここまで来ると…ねぇ。」

「うん。」

 

「えっ、えっ!?どういうこと??」

「姉様達!どういうことですか!?」

 

話がわからないえむと凛佳は頭に?を浮かべる。

 

「いや何、僕達は全員隣か前後の席なのさ。」

「ふむふむ、なるほど~!それはすっごくわんだほ~いな事だね!!」

 

類の言葉に笑顔で答えるえむ。

 

いつもよりも賑やかな駅前はそんな調子で段々と更けていった。




プロセカは沼でした。

今回のレオニ×ワンダショイベント走りすぎて疲れました。

とりあえず5000以内は確実かな。

投稿後、ラストスパートかけます。

次回もお楽しみに。
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