虹が架かる恋物語   作:青井 空良

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第3話「消えた虹」

 

放課後、

 

よし、今日こそは空良くんと一緒に

 

うん、今日こそは空良くんと一緒に…

 

あれ?

 

教室にいない?

 

いつもなら他の子とお話しているのに、

 

もう部室に行っちゃったかな?

 

私は部室へ向かう…

 

ガラッ

 

「お疲れ様でーす」

 

せつ菜「お疲れ様です!歩夢さん!」

 

空良くんがいない?

 

「あれ?空良くんは?」

 

「空良さん今日は、絵コンテ同好会の方に」

 

「あ、そうなんだ…」

 

かすみ「では!歩夢先輩が来たので始めましょ!」

 

空良くんがいないまま活動が始まる、

 

 

まあ、たまに空良くんがいない時もあるから…

 

「「お疲れ様でしたー」」

 

さて帰ろうかな…

 

あ、空良くんの所に行かないと、

 

絵コンテ同好会の部室前

 

「これ!いいね!」

 

扉の向こうから空良くんの声が聞こえる、

 

?「青井くんの絵もすごくいいよ!」

 

えっ…

 

そうか、感想言い合いしているのか…

 

「ここをもちょっと色足したらもっと良くなるよ!」

 

?「本当⁉」

 

「うん!あ、そろそろ帰らないとね」

 

あ、ここで居たらどうしよう…

 

正門前で待つことにしよう、

 

それだったら一緒に帰れるんだ、

 

 

 

正門前

 

遅いなぁ…

 

もうすぐ最終下校時間なのに…

 

あ、

 

来た!

 

「空良くーん!」

 

私は彼の名を呼んで手を振る、

 

「あ、歩夢ちゃん…」

 

「今日は一緒に帰ろっ!」

 

「あぁ、いいよ」

 

やった!やっと一緒に帰れる!(まだ歩夢は気づいていない)

 

「空良くん、明日なんだけど」

 

「ごめん」

 

「えっ?」

 

「明日は無理…」

 

なんで?

 

無理ってなんで?

 

「無理って?」

 

「明日は絵の課題やらないといけないから」

 

「そ、そうなんだね、私こそごめんね、しつこく言って」

 

「しつこく?」

 

「えっ?」

 

「…なんでもない」

 

「空良くん?」

 

「じゃあまた今度ね」

 

「あっ、ちょっと待っ…」

 

走って帰っちゃった、

 

はぁ…

 

どうしよう…

 

 

次の日

 

私は翔くんに相談をしてみる、

 

「あ、翔くん」

 

翔「お!ういっす!歩夢!」

 

「ちょっといいかな?」

 

「ん?」

 

「最近、空良くん構ってくれないけど…」

 

「えぇえ?空良が?」

 

「うん…」

 

「てっきり空良はあんたとずっと一緒に遊んでいると思ったけど」

 

「…」

 

「ん?」

 

「この前、翔くんって空良くんと一緒に遊びに行くって」

 

「え?いつの話だそれ?」

 

「三日前かな?なんかそのようなこと言っていたけど」

 

「俺知らないぜ?てか空良と遊んでないし」

 

「本当?」

 

「おう」

 

「…そうなんだ」

 

「空良となんかあったか?」

 

「…」

 

「はぁ…黙っていたら分からんぞ…」

 

「…ごめんなさい」

 

 

 

空良視点

 

ん?

 

歩夢ちゃんだ…

 

それに翔まで…

 

何話しているのかな?

 

いや、

 

いいんだ、

 

もう関わらなくてもいいのかな…

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

同好会の活動

 

歩夢視点

 

空良「1、2、3、4、5、6、7、8、9」

 

璃奈「はぁはぁ」

 

「はい!」

 

「はぁはぁ」

 

「よく頑張ったよ、璃奈ちゃん」ナデナデ

 

「はぁはぁ、ありがとう…空良さん…」

 

歩夢「そらっ」

 

しずく「空良先輩!この前お芝居の続きいいですか?」

 

「うんいいよー」

 

歩夢「えっ…」

 

しずく「ありがとうございます!」

 

あ…

 

しずくちゃんに先越された…

 

はぁ…

 

次こそは…

 

 

 

 

 

 

お芝居中

 

空良「残念だったな!もうお前はここにはいられない」

 

しずく「待ってください!もう一度…もう一度私にチャンスをください!」

 

「チャンス?ふん!しょうがない、じゃあ明日までにこれをやったら今回は、見逃してやる」

 

「えっ?こんなにもたくさん、明日までにって…」

 

「なんか文句でもあるか!」

 

「いえ、なんでもないです…」

 

「なら良い…」

 

「はい!カットォ!」

 

「あー!演技って難しい!」

 

「えへへ、空良先輩の演技、私は良いと思いますよ!」

 

「え?そうかな~?」

 

「はい!」

 

終わったみたい、

 

よし、

 

かすみ「空良せんぱーい!」

 

「わぁっ⁉かすみちゃん?」

 

 

あ、

 

もうかすみちゃんったら…

 

しずく「こ~ら!かすみさん!」

 

「しず子!今終わったでしょ!」

 

「毎回、空良先輩に抱き着くのやめなさい!」

 

「えー?この前、しず子だって空良先輩を抱きしめたのに~?」

 

 

えっ?

 

しずくちゃんも?

 

 

「あっ///あれは!演技!///演技だってかすみさん///」

 

「あれれ~?しず子?顔赤いよ~?」

 

「う、むぅ!かすみさん!」

 

空良「あはは、まあまあ(笑)」

 

 

えっ、演技か…

 

演技なら別に抱き着いても悪くない…

 

私何考えているのかな?

 

 

 

 

 

かすみ「みなさ~ん!こんにちは~!今日も会場の皆さんの心!キュンキュン!させちゃいますねー!」

 

愛「いいよー!かすかす!」

 

「かすかすじゃなくてかすみんです!」

 

「かすみちゃん!可愛いよー!」

 

「えへへ~!空良先輩!もっと言ってほしいです!」

 

「えぇ、もっと言ってほしいって…しょうがないなぁ!かすみん!ちょーかわいいよ!」

 

 

 

えっ…

 

 

空良くん…

 

 

「そそそそ空良先輩///今!かすみんって言いましたよね?///」

 

「うん、言ったよ?」

 

「わわわわ///」

 

「かすみちゃんテンパりすぎ(笑)」

 

 

かすみちゃんずるよ…

 

 

私だって可愛さには負けてないから!

 

 

愛「照れているかすかすもかわいいよ!」

 

 

「もう!愛先輩!だからかすかすって言わないでください!」

 

 

愛ちゃんまで…

 

はぁ…

 

よし、

 

 

「空良くん!」

 

 

「ん?」

 

 

コンコンッ、ガラッ

 

 

漣「失礼しまーす…」

 

 

あ、空良くんのクラスメイトの漣くんだ、

 

 

タイミングが…

 

「青井空良っていますか?」

 

「ん?どうしたの?漣?」

 

「同好会の活動報告書出てないって」

 

「あ!ごめん!」

 

「早く出さないと会長に怒られるよ」

 

「あぁ、分かった」

 

「空良くん?」

 

「ごめん、またあとでね」

 

「あっ…」

 

行っちゃった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間後

 

「「お疲れ様でしたー」」

 

せつ菜「ん?歩夢さん?」

 

「あ、せつ菜ちゃん、鍵私がやるから」

 

「そうですか、じゃあお願いしますね」

 

「うん」

 

まだ空良くんの鞄、置きっぱなしだから終わったら来るよね…

 

空良くんが来るまでここで待つか…

 

 

 

 

 

 

 

空良視点

 

「はい!栞子ちゃん!」

 

栞子「もう、あなたって人は」

 

「ごめんね、書く暇がなくて」

 

「まあ仕方ないですよね、サポーター役は」

 

「あはは、今度はちゃんと出すから!」

 

「分かりました、ではこれで以上なのでお帰りください」

 

「はい!ありがとうございました!」

 

 

 

 

あ、もう帰る時間だ、

 

やっべ、部室に鞄置きっぱなしだ!

 

急がないと!

 

ガラッ

 

え?

 

 

「あ、空良くん!」

 

「歩夢ちゃん?帰ったんじゃ」

 

「ううん、鞄置きっぱなしだし鍵閉めちゃったら空良くんかわいそうだから」

 

「あぁ…待っていてくれてありがとう」

 

「どういたしまして!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正門前の橋

 

歩夢視点

 

「…」

 

「…」

 

「空良くん?」

 

「ん?」

 

「空良くんって」

 

「あ、その前に聞きたいことあるけど」

 

「え?…聞きたいことって?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…先週の土曜日何してた?」

 

 

「せっ、先週の土曜日?」

 

「あぁ」

 

「あっ、お買い物行っていたの」

 

「本当?」

 

「う、うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…嘘にしか聞こえん…」

 

 

 

 

「えっ?…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「買い物?はあ?違うな、アキバ行ってただろ?」

 

「えっ?…私秋葉原なんて」

 

「行ってただろ!他の男と一緒に!」

 

他の男?

 

空良くん怒っている?

 

 

「えっ…ちょっと空良くん?落ち着いて」

 

 

「はあ?良く平然と僕に話しかけてくるよな!じゃあなんだよこれは!」

 

 

空良くんのスマホから写真を見させると…

 

「えっ…」

 

「これ、誰?」

 

「こ、この人はね、知り合いの」

 

「知り合い?」

 

「う、うん…」

 

「知り合いでもこんなにくっついていて?」

 

「ち、違うの、この人は」

 

「彼氏がいるのに別の男とこんなにもくっついていて…浮気か?」

 

「浮気なんて、してないよ、私は空良くんのこと」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「黙れっ!」

 

「はっ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もうこれ以上、僕と関わらないで」

 

 

 

 

 

 

 

「え…そ、空良くん?…」

 

(空良はそのまま一人で帰った)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで…

 

空良くん…

 

あんなこと言って…

 

私…空良くんに嫌われちゃった?

 

そんな…

 

なんで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




to be continued
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