翔「昨日のテレビ見た?」
祐介「うん!見たよ!」
「あれまじで面白いよな!」
「そうだね!」
漣「…」
翔「おい、漣!」バシッ
「ふぇ⁉」
「話に乗れよ!最近のお前、変だぞ?」
「えっ?そうかな?あはは…」
翔「ん?」
祐介「あれって…空良?」
翔「う~ん?あ!空良じゃん!空良!」
空良「久しぶり、みんな」
祐介「心配したよ!急に学校来なくなったから」
「ごめん、それより…」
翔・祐介「ん?」
「漣…」
漣「…」
「ちょっと話いいかな?」
「…」
空良は漣を屋上まで連れて行った
漣「空良…怒っているよね?…」
「怒っていても怒っていなくても僕は…漣に聞きたいことあるんだよ」
「えっ?…」
「何で漣は歩夢ちゃんと一緒にいたの?」
「…」
「漣!」
「あっ…」
「何で漣は歩夢ちゃんと一緒にいたのかって聞いてるの!」
「はっ…」
「はぁ…ちっ」
「え…ちょっ…ぐはっ⁉」
漣の胸ぐらをつかむ空良
「何黙ってるんだよ!教えろよ!」
「そっ、空良…」
「あ?何だ?自分が何したか分かるだろ?それを聞きたいんだよ!僕は!」
侑「やめて!空良くん!」
「はっ…」
空良の聞こえたのか侑とせつ菜が駆け付けた
せつ菜「漣さんを離してください!」
「…ちっ」
言われた通り、漣を離した、
「大丈夫ですか?漣さん?」
「う、うん…」
「落ち着いて聞いて空良くん」
「…」
「漣くんと歩夢はたまたま一緒にいただけだよ」
「でも漣は歩夢ちゃんの手を組んだり、抱きしめていたぞ?」
「それは誤解だって」
「誤解?」
「うん、誤解というより…歩夢は…」
それは…
歩夢視点
歩夢「もう、空良くんったら同好会の活動書類こんなにも溜めておいて…」
漣「手伝いましょうか?」
「ん?…あなたは?」
「あ、すみません、俺は普通科2年の生徒会書記の風間漣と申します」
「普通科2年、上原歩夢です」
「いつも空良がお世話になっております」
「え?」
「俺、空良の友達です」
「あ、空良くんのお友達」
「はい、もしよければその書類手伝ってあげますよ」
「え?いや、私一人でやるよ」
「さすがにその量だと一人では難しいでしょう」
「えっ?…」
「いいですよ、俺、今仕事がないので」
「じゃあ…これを」
「分かりました」
「あ、あの…」
「漣くんって呼んでもいいですよ」
「えっ?…」
「そのほうが呼びやすいでしょ?歩夢さん」
「…じゃあ…漣くん」
「何でしょうか?」
「空良くんとは」
「俺と空良は同じクラスで、友達になったきっかけは…」
漣視点
「ん?」
もうすぐ下校時刻なのに一人で教室で何を?
「もうすぐ下校時刻ですよ」
空良「え⁉もうそんな時間⁉あー!これじゃあ終わらないよ~…」
「ん?」
「これって今日まででしょ?最後の1問が分からなくて」
「あぁ、これはここを先に計算してからやると」
「あ!ほんとだ!あー!今まで何していたんだ、僕は~」
「これで提出できますね」
「うん!出しに行ってくるよ!」
次の日
「おはよー!昨日はありがとう!」
「いえいえ、俺はただ」
「えっと、漣だっけ?」
「?そうだけど」
「昨日、漣がいなかったら僕そのままずっといたかもしれない笑」
「あぁ、別に俺はただ生徒が残っていないか見回りに行っただけだから」
「そのままほったらかしにしたらかわいそうと思って」
「あはは!ありがと!今度一緒に遊ぼうよ!」
「えっ?」
「お礼だって!連絡先交換しよ!」
歩夢「へぇ、空良くんって誰にでも優しく接してくれるんだね」
「まあたまに強ぎな所もありますが」
「ふふっ、そこは男の子だからだもんね」
「そうですね」
「あ!これってこうでいいかな?」
「はい、ここさえ書いてくれたら後は俺が持っていきますから」
「えっ?いいの?」
「はい、生徒会書記ですから」
「うん、分かった」
「終わったよ!」
「お疲れ様です」
「手伝ってくれてありがとう!」
「いえいえ、では持っていきますね」
「うん、よろしく!あ!ちょっと待って!」
「はい?」
「あの、手伝ってくれたお礼になにか私に何か…」
「えっ?…いいんですか?」
「うん」
「分かりました、じゃあまたあとの話で」
「うん」
書類を持ってくれた漣くんは再び私に会いに来た
「持っていきましたよ、歩夢さん」
「ありがとう、漣くん」
「では、先ほどの話を…」
「ん?」
「歩夢さんって中川菜々さんご存知でしょうか?」
「菜々さんってせつ菜ちゃんのこと?」
「はい」
「うん、知っているよ」
「実は俺…」
「?」
「今度、菜々さんと初デートなんです」
「え⁉」
嘘⁉えっ?せつ菜ちゃんって漣くんと付き合っているの?
「それでデートの仕方が分からなくて、もしよければ練習相手になってくれませんか?」
「えっ⁉」
「お願いです!失敗したくないので!」
「…うん、分かった」
「え?」
「いいよ、私でよければ練習相手してあげるよ」
「本当ですか?」
「うん」
「ありがとうございます!」
侑「歩夢は漣くんのために練習相手なってもらったんだ」
空良「…」
漣「ごめん空良、歩夢さんに無理なお願いをした俺は君を…」
「無理なお願いって…」
「えっ…」
「相談もせず…」
「空良?」
「僕たち友達だろ?なんで相談しなかったんだ?」
「漣は頭良くて優しくていい奴だと思っていたのに…」
「そんな友達が僕の彼女に無理やりお願いとかする?僕にはできないねそんなこと!」
侑・せつ菜「空良くん(さん)?」
「空良、俺は」
「もういいよ!」
「はっ…」
「もうお前の言い訳聞きたくない」
「そ…空良…」
「悪いけど、僕は帰るよ」
侑「ちょっと、待ってよ!空良くん!」
空良の手を掴む侑
「離せよ」
「離さない!」
「離せって言ってるんだろうが!」
「はっ…」
空良の怒りは相当なものだった、
それに驚いた侑は手を離した、
「同好会のみんなにはこの話するなよ」
「…分かった」
空良...
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