注意・この話はタイトルの通り、ストーカーに関するお話があります。
苦手な方はお控えください。
それではどうぞ。
学校から帰る途中だった。
新宿駅
たまたま駅周辺を歩いている時だった。
歩夢「すぅー…」
♪~
飛び立てる Dreaming Sky
1人じゃないから
どこまでもいける気がするよ
空の向こう 強く願う、今
高く 高く、ほら
ずっと隠してたの 心の奥
芽生えてた気持ちを見ないフリして
自信持てなくって 俯いてた
そんな私の背中押してくれたね
繋いだ手 その温もりが
胸いっぱいの勇気をくれたから
歩き出そう Dreaming Way
未来へと続く
始まったばかりの夢から射す光
ときめくよ Dreaming Night
言葉じゃ足りないから
歌にのせるんだ
あなたに届いてほしいよ
feeling my heart
いつも見慣れた道 揺れる日差し
何だか今日は少し 違って見えるよ
迷わずに 駆け出してくの
行く先を 勇気で照らすから
叶えたい Dream with you
鮮やかに染まる
沢山の希望を重ねた 新しい夢
追いかけよう Dreaming Light
まっすぐ私らしく
見せたい景色があるんだ
待っててね きっと
Make a promise
優しい風が 私を包むから
Ah あったかいね
溢れて もう とめどない思い
明日へ 繋いで… 繋いで…
飛び立てる Dreaming Sky
一人じゃないから
どこまでも 行ける気がするよ
空の向こう
歩き出そう Dreaming Way
未来へと続く
始まったばかりの夢から射す光
トキめくよ Dreaming Light
言葉じゃ足りないから
歌に乗せるんだ
あなたに届いてほしいよ
Beating my heart
なんだこの子は…
こんなにも心に残る歌声は…
歩夢「虹ヶ咲学園スクールアイドルの上原歩夢でしたー!」
歓声と拍手が鳴り響く。
ファン1「写真お願いします!」
ファン2「サインお願いします!」
ファン3「俺も!」
ファン4「俺も俺も!歩夢ちゃん!」
侑「はーい!皆さん順番に並んでくださーい!」
すごいなぁ…
ファンサービスもしてくれるのか…
なのに俺はファンでもない、ただの通りすがりの男子高校生だ。
侑「あの?」
大樹「はい?」
「もしよかったら写真どうですか?」
「あ、いや俺はファンでもないし、たまたま…」
「どうでしたか?」
「どうでしたかって…なんか…見惚れました…」
「だよね!トキメイたよね!」トキメキキラキラメ
「えっ⁉」
「あ、ごめんなさい笑、つい私無意識に笑」
「いや…」
歩夢「侑ちゃん!もうすぐ帰るよー!」
「うん!あ、待って歩夢!」
「ん?」
「最後にこの人が一緒に写真撮りたいって!」
「えっ⁉俺は何も…」
「いいじゃない!ほら!」
「あっ…」
「はいチーズ」パシャ
「あ、ありがとうございます…」
歩夢「こちらこそライブ見に来てくれてありがとう!」
「あ…」
暖かい手…
握手までしてくれるのか…
「ふふっ、また見に来てね!」
家に帰ると俺はベットに寝ころぶ、
「はぁ…なんだ…この気持ちは…」
スマホを手に持ち写真フォルダを見る、
虹ヶ咲学園って言ってたよな、
検索すると、
え!?
あのお台場にあるでかい学校!?
スクールアイドル…
へぇ…9人もいるのか…
えっと…上原歩夢…あ、あった。
虹ヶ咲学園普通科2年…
俺と同級生!?
まじかよ…
ん?
今日のライブはゲリラだったのか…
じゃあ次はどこでやるのだろう…
よし、SNSでファンのみんなに聞いてみよう。
俺はSNSでファンのみんなに聞いてみた。
すると、
週1でやっている。
今日は新宿駅だったから次は池袋駅かな?
順番的にそうかも!
池袋なら近い!
池袋かぁ…
よし、俺も行こう。
1週間後
俺はSNSで聞いた通りに池袋駅に来た。
そこには、
歩夢ちゃんのグッズをつけたファンがいた。
大樹「あ、あの…」
ファン「ん?」
「上原歩夢ちゃんのライブってここですか?」
「うん!ここみたいだよ!ほら!準備している!」
「あ、本当だ」
「でしょ!今日は何を歌うのかな?楽しみだね!」
「あ、はい」
まだ俺は歩夢ちゃんのファンじゃない…
先週聴いた曲しか知らない。
今日はどんな曲を聴かせてくれるか?
ファン「あ、始まるぞ!」
「…」
歩夢「すぅー」
今は小さな小さな蕾だけど
いつの日にか きっと咲かせましょう
大輪の花
退屈だった 憂鬱だった
あの頃からは想像もつかない
目まぐるしい でも楽しい
そんな日々が続いて行く
答えはまだ見つからないけど
共に成長して行こう これからもずっと
今は小さな小さな蕾だけど
あなたがくれた愛を 育んで
力いっぱい 空に伸びてゆくんだ
いつの日にか きっと咲かせましょう
大輪の花
あなたの声は水となって
あなたの笑顔は太陽になる
時には顔下げる日もある
だけどあなたがいるから
また顔上げて
名もない花でいい 美しくなくたって
鮮やかな色ではなくたって
道端に咲く 私を見つけた人が
少しだけ幸せになれるように
咲き誇れ
さぁ歌おう
今は小さな小さな蕾だけど
あなたがくれた愛を 育んで
力いっぱい 空に伸びてゆくんだ
いつの日にか きっと咲かせましょう
大輪の花
咲かせましょう
大輪の花
歩夢「虹ヶ咲学園スクールアイドルの上原歩夢でしたー!今日も私のライブ見に来てくれてありがとう!」
ファン1「歩夢ちゃーん!」
ファン2「サイコー!」
大樹「わぁ…」
思わず口に出した…
ファンのみんなは今日も歩夢ちゃんに写真やサインなどお願いをしている、
俺もその列にノートを持って並んだ。
パシャ
歩夢「ありがとう!また来てねー!」
パシャ
「はい!これ私のサインね!」
すると順番が回ってきた
「あ!今日も来てくれたの?」
大樹「あ、うん」
「ありがとう!今日はサイン?」
「うん…あの、これ」
「じゃあ、ここに書くね!」
ノートにサインを書く
上原歩夢
「はい!どうぞ!」
「ありがとう…」
今日のライブを見て俺は毎週、歩夢ちゃんのライブ見に行った。
CDやグッズもたくさん買ったら、
気がついたらファンになっていた。
俺は…歩夢ちゃんが好きだ。
歩夢視点
ゲリラライブ!私は東京23区、週一でライブをしている。
今日も来てくれている!
アイドルとして嬉しいなぁ!
よし!今日も頑張ろっ!
次の日
歩夢のクラス
クラスメイト1「昨日ライブ良かったよー!」
クラスメイト2「うん!とってもかわいかったよー!歩夢ちゃん!」
「ふふっ、ありがとう!」
担任「はーい、みんな席に座って、今日はこのクラスに新しい仲間が増えます!」
え?転校生?ざわざわ
「おいでー」
ガラッ
ん?
え⁉
大樹「はじめまして!東雲学院から来ました!一ノ瀬大樹といいます!えっと、趣味は…スクールアイドルのライブを観に行くことです!よろしくお願いします!」
(これ、普通に言ったら結構恥ずかしいじゃない?私、青色Blueはそう思う)
担任「みんな、仲良くしてね!」
ざわざわ…
大樹視点
いかん、つい俺は恥ずかしいことを言ってしまった…
みんなの視線が痛い…
でも本当のことをだから…
俺が東雲学院から虹ヶ咲学園に転校した理由は…
歩夢ちゃんのことが好きで転校してきた
まあ単純な理由だけど、
担任「一ノ瀬さんの席はあそこね、上原歩夢の隣」
え⁉
あの、スクールアイドルの歩夢ちゃんの隣でいいの⁉
やったー!
俺は自分の席に向かうと…
歩夢「あの…」
「ん?」
「もしかして…ライブの時来てくれた…」
「あ!俺のこと覚えている?」
「うん」
「ありがとう!」
「でも、なんでここに?」
「あ、前に行った学校辞めちゃって笑」
「あ、そうなんだ、ふふっ、よろしくね!」
「こちらこそよろしく!」
放課後
今日は歩夢ちゃんに学校の紹介をしてくれた。
「ここが1年生の教室でこの上が私たち2年生の教室、さらにその上が3年生の教室だよ」
「結構どころか、廊下が長い…」
「そうだよね、私も最初はびっくりしたよ、次はこっちね」
「ここが購買に食堂だよ、ここでみんなはお昼ご飯食べたりしているよー」
「え、ここも広い…」
「ほとんどの生徒はお弁当持ってきて教室や中庭で食べているよー」
「え?自由なの?」
「うん、基本的にかな?」
さすが、虹ヶ咲学園
「ここが部室棟だよ、ここに各部活、同好会が載ってあるよ」
「いっぱいあるな…」
「あそこがスクールアイドル同好会の部室だよ」
「へぇ…」
部室の紹介をしていると、
侑「あ!歩夢!」
「あ!侑ちゃん!」
ツインテールに緑のグラデーション…
あ!
「はぁ、やっと見つけた」
「ん?見つけたって?」
「空良くんが歩夢のこと探していたから」
「あ、ごめんね」
「ん?君は確か…あ!昨日歩夢のライブ見に来たファンの子?」
大樹「はい!東雲学院から転校してきた普通科2年一ノ瀬大樹です!」
「2年音楽科の高咲侑です!よろしく!同級生とは笑」
「侑ちゃん、ちょっと失礼だよ」
「あ、ごめんごめん」
「いや俺は別に」
「それじゃあ私は部室に行くからまたね」
「うん、今日はありがとう!」
「どういたしまして!行こ、侑ちゃん!」
次の日から俺は歩夢ちゃんと話すことが増えた
まあ席が隣だから、
毎日がすごい楽しい。
俺はある行動をする
「ふわぁ…今日も一日終わった…ん?」
歩夢ちゃんだ!
歩夢ちゃんってどこに住んでいるのかな?
俺は後を追った、
東雲…
俺が前行っていた学校の近く?
ブー スマホ
ちっ…誰だよ…
あ、やばい!
気づかれる!
歩夢「ん?」今さっき後ろから…気のせいかな?
ふう…危ない…
今日は切り上げて帰ろう…
次の日
よし、今日こそは歩夢ちゃんの後をついて行く
ん?
男?
歩夢ちゃんって他に男友達がいたのか?
結構仲良く話しているな…
あれ?今日はバスに乗らないで歩いて?
気づかれないよう後を追う…
東雲だ…
さらに行くと…
へぇ…
普通にどこにでもあるマンションだ…
空良「じゃあ、またね!歩夢ちゃん!」
歩夢「うん!またね!空良くん!」
空良?
空良ってクラスにいたかな?
いや、いない…
誰だろう…
まあいい、
よーし、
次の日
俺は朝早くから歩夢ちゃんのマンションの前で待つことにした
すると、
「あ!歩夢ちゃん!おはよう!」
「えっ⁉一ノ瀬くん⁉こんな朝早く」
「いや、たまたまここ歩いたらちょうど君を見つけてね!」
「あ、そうなんだ」
「一緒に学校行こ!」
「う、うん」今日は侑ちゃん朝早かったから一人で行くつもりだったが…
「歩夢ちゃんってあのマンションに住んでいるの?」
「うん、侑ちゃんもあのマンションなんだ」
「へぇ」
なるほど…
俺は次の日の朝から歩夢ちゃんを出迎え学校に行く習慣になった。
歩夢視点
ここ最近、毎朝、一ノ瀬くんが迎えに来る…
たまたまかな?
でもおかしい…
まあそのうち来なくなるでしょ…
ベランダに出ると…
「⁉」
えっ…
何…
なんで…
なんで一ノ瀬くんがあそこにいるの?
マンションの一番下の庭に一ノ瀬くんがいた…
しかも私を見て手を振っている…
大樹「また明日ね!歩夢ちゃん!」
と言って帰った…
なにこれ…
手の震えが止まらない…
怖い…
空良「え?ファンの子が?」
「う、うん…」
侑「困ったね…」
「でもあの時、侑ちゃん気付かなかった?」
「ごめん、曲作りでヘットフォンしていたから」
「あ、いいよいいよ」
空良「それって…ストーカーかな?」
「「ストーカー?」」
「ほら、前にねニュースで有名人をストーカーしたとして逮捕された人がいてね、その人の行動内容がすごく怖くて、事務所から出てくるのを待って、そして後を追って有名人の家を見つけてねそこから朝何時に家を出るか張込みして、さらにそのストーカー野郎…有名人の隣の家に引越して来るんだって」
侑「え、怖っ」
「とりあえず様子見てからにしようか」
「うん…」
私たちは一ノ瀬くんの行動を様子見た
確かに一ノ瀬くんがやっていることはストーカーだ、
空良くんが一ノ瀬くんに話をした
大樹視点
今日も歩夢ちゃん迎えに!
ん?
誰だ?
俺より早く迎えに…
空良「君か?一ノ瀬大樹って子は」
「え?なんで俺の名前を?」
「歩夢ちゃんから聞いてね、ちょっと離れてもらえるかな?」
「離れる…」
しかたない…こいつあの時の…目つきが…
「分かった…」
俺はそのまま学校に行った
歩夢視点
あれから一ノ瀬は来なくなった、
諦めてくれたかな?
でもこの前、一ノ瀬くんが言っていたけど、
大樹(ちょっと朝忙しかったから)
忙しいのは嘘
これで諦めてくれたならもう大丈夫…
と思っていた。
大樹視点
ちっ、俺の楽しい時間を邪魔しやがって…
そういえば歩夢ちゃんはあのマンションの何階に住んでいるのかな?
ちょっと覗いてみよう…
何階だ?(私も気になって調べたが出てこなかったのでこちらで設定しますね)
俺はエントラストにある各部屋のポストを調べた
上原上原上原…あった!
605号…ん?
隣は高咲?
高咲って、あ!あの子か!
へぇ…
でもその右隣は誰もいない…ってことは空き?
よし…
一週間後
歩夢視点
う~ん
隣がやけに物音がする…
もしかして引越し?
いや、隣は空きだったから
誰かが引っ越してきたのかな?
ピンポーン!
「はーい」
ガチャ
大樹「こんにちは!歩夢ちゃん!」
「えっ⁉一ノ瀬くん⁉」
「たまたま家の事情でこっちに引っ越してきたら隣が歩夢ちゃんだってびっくりして!はい!これ!」引越しの挨拶の土産?
「あ、ありがとう…」
「いつも朝何時に学校行くの?」
「えっと、8時30分くらいに」
「分かった!じゃあ!明日!8時30分にね!」
「う、うん…」
え?
なんで一ノ瀬くん私の隣に引っ越してきたのかな…
たまたま?
いや、違う…
これは絶対…
ストーカー…
空良・侑「え⁉隣に引っ越してきた⁉」
「うん…」
空良「それは流石にやばい…」
侑「じゃあ今朝のことは」
「うん、ごめんね侑ちゃん、先に行って」
「ううん、本当にやばいよね、一ノ瀬くん」
私は警察や先生に相談をして一ノ瀬くんの行動全て話したら、
警察は動いてくれた、
警察「とりあえずこの作戦通りに行けば容疑者確保できるので」
「分かりました」
大樹視点
うぜぇ、うぜぇ、うぜぇ!
ふざけるな!
俺の楽しい時間を奪いやがって…
今日こそは…
あ、
あの男…
いつも歩夢ちゃんと一緒にいて…
歩夢ちゃんは俺の物やぞ!
許せない…
殺してやる…
空良「あはは!それは…」
歩夢「ん?どうしたの空良くん?」
大樹「はぁあああ!」包丁を持って空良に
「危ない!歩夢!」
「え?あ!」
「はぁあああ!」
空良「はっ!」
空良は大樹が手に持った包丁を蹴り飛ばした
「あっ…」
宙に舞う包丁…
ガラン!地面に落ちたら…
空良は大樹を暴れさせないよう体を抑えた
「あ、うわっ⁉痛てて」
空良「おい、お前…」
「くっそ、お前俺の楽しい時間を奪いやがって」
「お前がやっていることはストーカーだぞ!今まで彼女はどれだけの恐怖を感じだのか…」
「ち、そんなの知らねえ!」
すると警察官がやってきた
警察「一ノ瀬大樹くんだよね?」
「あ…」
俺の人生終わった…
警察「あなたをストーカー行為で逮捕します」
手錠をつけられ
警察車両に乗せられ警察署に行くことになった。
歩夢「はぁ…これでやっと」
空良「平和な日常を送れるね」
「うん、ありがとう空良くん」
「どういたしまして」
最初はただの通りすがりの男子高校生
たまたま見たライブがとても良くてそこから毎週のごとく来たけど
転校してきたのは驚いた
転校生が来たからここはアイドルじゃなくてクラスの仲間として接したけど
そこからの行動がとてつもなく酷くて
ついには私のいる場所を知ってしまい、
隣に引っ越してきたことも
ストーカーはとても怖い
いつ見られてもおかしくない
いつ家に入られてもおかしくない…
私はその恐怖を体験してしまった。
もう二度とこんなこと起こらないであろう…
ベランダ
侑「はぁ~、じゃあおやすみ歩夢」
「うん、おやすみ」
ん?
マンションの庭に…
人影のような…
?「歩夢ちゃーん!」
ストーカー行為は犯罪です、人を怖がる行為はやめましょう。
挿入歌1
「Dream with you」2020年
作詞 Ayaka Miyake
作曲 mitsuyuki miyake・Carlos K.
ボーカル 上原歩夢(CV 大西亜玖璃)
挿入歌2
「開花宣言」2019年
作詞・作曲 Akira Sunset
ボーカル 上原歩夢(CV 大西亜玖璃)
登場人物追加
元東雲学院2年 一ノ瀬大樹(イメージCV 下野紘)