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早速ですがどうぞ!
あの日から1週間が経った。
母さんに話そうか思ったけど、なかなか言えなくて、1週間経ってしまった。
何やっているんだ、僕は、
あぁ、どうしよう。
リビングに行った、
「かっ、母さん?」
「ん?どうした?空良?」
「あのさ、」
「あー!先週の中間試験!」
いやっそれじゃないけど、黙っちゃった。
「昨日、担任の先生から電話がかかってきてそれで先生すごくあんたのこと褒めてたよー!」
「あぁ、それか」
「全教科70点以上はすごいよ!空良!よく頑張ったね!」
「ありがとう…」
すこし暗い表情で言った、それに気づく母さん。
「どうした?そんな暗い顔して、」
「実はさぁ」
もう、ここで言うか。
「先週の金曜日、親父に会った」
「え?」
「会ったというより会ってしまった」
「何で?」
「何でかって言われても、あいつが話がしたいから来たみたい」
「それで、話って何よ?」
「家族のことやり直したいだって、親父が今会社の社長になったんだ、それで今コロナ禍で経営が難しくなって助けが欲しい」
「なんで私たちに助けを?」
「他の人に聞いたけど、無理だったみたい、だから愛知に戻ってまた家族やり直して今の会社続けたいだって」
「愛知に戻るというのは、あんた学校辞めないといけないよね?」
「うん、それで僕を正社員として雇うと」
「今じゃないと駄目なの?高校卒業してからでもいいじゃない?」
「それは分からない」
「なるほどねー…」
あれ?怒らないのか?
「それは、あんたが決めることじゃないかな?」
「え?」
「黒木蒼汰の道を選ぶか青井空良自身の道を選ぶか、」(黒木蒼汰は元親父の名前)
「…」
「でも今の学校辞めたら勿体ないよ」
「そうだよね…」
確かに勿体ないよな、自分で選んだ学校だ、それと今やっている同好会のサポーターをそんな数か月で辞めるなんて、本当に勿体なさすぎる。
「母さんはどう思ってるの?親父のこと」
と尋ねてみたら首を左右に振った。
「なんとも?」
「えぇ」
何も思ってないらしい、なんだよ、分かんないよ。
自分の部屋のベランダに行った。
「あぁ、自分で選ぶとか、」
ずーっと夜空を見ながら考えた。
学校を辞めたらみんなに会えなくなるのは嫌だな、友達や同好会のみんなや好きな人、
どっち選んだほうがいいのか分からないよ。(選ぶのはあなた次第です!)
次の日
今日の放課後いつも通り同好会の活動がある。
あぁ、なんかいつもより調子が悪い、
昨日のこと考えながら一人一人サポートをしていく。
果林「この衣装どうかしら?」
空良「すごくいいと思いますよ、果林さんが着る衣装どれもかっこいいです」
「そう?ありがとう!今度空良にもかっこいい服着させてあげるわよ」
「いや、そこまでしなくても僕はあまりオシャレな服着ないので(笑)」
エマ「じゃあ、空良くんにはこれが似合うよ!」
「え?ちょっ、それは…」
おいおい、着ぐるみ姿?しかも僕の好きなパンダ。
何が似合うねん!ってツッコミたい所。
愛「空良!今日も空が気持ちいね!空良だけに!」
「あはは…」
ダジャレ特訓?笑ってあげないと愛さんかわいそうだよな(優しいな空良は)
「あー?それ全然笑ってないじゃん!」
「いや、面白いよ?あはは!」
なんて言わないと(笑)
しずく「私は!あなたのことが好きです!」
「ごめんなさい、僕を好きになってしまうと不公平なことになります!」
(不公平ってなんだよ?てか劇に付き合っている空良)
「それはどうしてですか?」
「あっ、」
「空良先輩⁉大事なセリフ忘れちゃいけませんよ!」
「あぁ、ごめんごめん、すぐ忘れちゃって」
演技難しいな、すごいなしずくちゃんは
かすみ「みなさ~ん!かすみんのライブにお越しくださりありがとうございま~す!今日はかすみんの可愛いところいっぱい見つけてくださいね!」
「今日のかすみちゃんとってもかわいいYO!」(なんやねん)
なんて嘘だけど、可愛いって言ってやらないと拗ねちゃう。
「あー!空良先輩⁉それちゃんとかわいいって言ってますか~?」
バレたか?
「いや、ちゃんと!言ってるって!」
はぁ、何やっているんだ僕は。
せつ菜「空良さん!昨日のアニメ見ました?」
あっ、見るの忘れた、なんて言えない。
「見たよ!あの戦闘シーンかっこいいよね!」
「そうですよね!」
あれ?合っている?
「いつも主人公の必殺技いつもかっこいいですが、昨日はそれ以上に!」
「あぁ、」
オタク特有の早口が…
それでせつ菜ちゃんの話は長い。
璃奈「今日はこれを作った」
「何それ?」
また何か璃奈ちゃんが変なものを作って持ってきたのだ。
「表情マスク、これを着けたら自分の表情がマスクに移って見える仕組み」
「見た目は普通のマスクだな」
確かにマスクを着ける機会が多くなったせいで目元だけ表情出すのは難しい、それで表情マスクを作ったのか、個人的に着けたくないな、飲食店の店員さんにあげてほしいものだな。
彼方「すやぁ…」
「もう、彼方さんは、寝てばかりで全然サポートできないじゃないか」
あぁ、やっぱ調子が悪いなぁ、どうしたんだ僕は、先週のこと、そして昨日のことで頭がいっぱいだ。
「はぁ…」
歩夢「空良くん?」
「はぁ、どうしたらいいのか(小声)」
「空良くん?」
「あっ!歩夢ちゃん?」
「もう、ため息をつくと幸せがなくなっちゃうよ?」
「そうだよね、」
「どうしたの?何か悩み事」
「え?べっ、別に悩み事なんてないよ!」
「本当に?」
「うん、ないない!」
「むぅ…」(ぽむぅ)
また頬を膨らませて僕の顔を見る。
言うか、いつまで溜め込んでいるのか。
「ちょっと場所移動しよっか」
「うん、いいよ」
屋上に移動した。
「実はさぁ、離婚した親父が僕に会いに来て、それで親父の会社の経営が難しくなって」
「知ってるよ、空良くん」
「え?」
いきなり知ってるよって、何で知っているのか?
「昨日、侑ちゃんが空良くんの家庭状況のこと話していたから」
あぁ、侑ちゃん黙ってほしかったなぁ。
「私、空良くんがいなくなったら寂しいなぁ」
そうだよね、
「もう二度会えなくなってしまうなんて嫌だよ、せっかく同好会のサポーター役になって一人一人サポートして頑張ってきたのにいきなり辞めていなくなるのはみんな困るし寂しくなるから」
「だから辞めないでほしいなぁ、私、空良くんのおかげでここまで来てるんだよ?」
「自分の道、選んでほしい…」
あぁ、まだ好きとは言えないまま離れていくのは辛い、多分、歩夢ちゃんも同じ気持ちだ。
もし僕がいなくなったら彼女やみんなはどうなるだろう。
僕はあの時、彼女のライブを見て一目惚れをして彼女やみんなのこともっと知りたくて同好会のホームページを見たらサポーターを募集中ってあった、これは自分を変えるチャンスを与えていたからここまで来て変わったんだ。
ここで辞めたらいけないな、
続けたい、
そうだよ、この道は自分で作った道だ、
誰にも邪魔されない、自分だけの道、
他の道を進んだら、
もう二度戻れない、
そしてみんなとは二度会えなくなってしまう、
あの楽しい日々が退屈な日々に戻ってしまう、
嫌だなぁ
「決めた!」
「これからも自分の道を一歩ずつ進んでいくよ!」
「本当に?」
「うん!今ここで別の道を選んだら成長しなくなるから」
彼女の目から涙が出た。
安心したかな、そうだよな。
「空良くん…」
「ごめんね、こんなことで悩んでいて」
「えへへ、また何かあったら相談してね、一人で抱え込んだら駄目だよ?」
「うん」
やっとスッキリした。
悪いな親父、今進んでいる道はこれからも楽しいことがあるんだ、あんたの道はこれから辛いことや大変なことがある。
そんな道なんて進みたくない、人が作った道は進みたくない。
自分の作った道を進むんだ。
いかがだったでしょうか?
あなたは今、自分の道を進んでいますか?当然そうですよね!
これからのこと不安や心配なことがあるのですが挫けないよう頑張りましょ!
次回もお楽しみに~!