少し読みやすく隙間を開けてみました!
早速ですがどうぞ!
小学生の時の話
玄関のインターフォンが鳴った。
母さんがドアを開けるとそこには、
知らない女性と僕と同じくらいの子供が挨拶してきた。
そうこの二人は今日隣に引っ越してきた未来家
空良の母「空良!お隣さんの子がご挨拶しに来たよ!ほら!あんたも挨拶しなさい!」
空良「こっ、こんにちは…」
翔「こんにちは!俺!未来翔!君の名前は?」
「黒木空良…」(当時は黒木空良という苗字、今は青井空良、詳しくは番外編その1に紹介済み)
「空良くんね!よろしく!」
なんて元気な子だろう、右手を出し笑顔で握手された。
学校登校日
「空良くん!おはよ!」
「おはよー、翔くん」
「一緒に学校行かない?」
「え?」
「だって俺、初めて行く学校だから!」
「うん、いいよー」
通学路を歩く途中
「空良くんってここ生まれの人?」
「うん、そうだけど?」
「俺、大阪から引っ越して来たからあんまりここの街知らないから」
「あー、」
「だから今日学校終わったら、教えてよ!」
「ふぇ?」
「ね?お願い!」
「うん、分かったよ」
「ありがと!」
学校終わって近くの公園で地図帳を二人で見た、
「ここは名古屋城と言って愛知で一番大きいお城だよー、それで今いる場所はここ鶴舞公園、ほら、あそこに名古屋城が見えるよ」
「あ!あれ?」
「うん」
「大きいね!」
「そんで、この公園にあの古い建物見える?」
「あれか?」
「あれが、公会堂」
「コンサートホールみたいな感じ?」
「そうだね」
「他には科学館や水族館など色々あるよー」
「へぇー!今度一緒に行かない?」
「ふぇ?」
「うちの母さんも一緒に!ほら、空良くんのお母さんも!」
「うん、聞いてみるね」
「ありがと!」
まあ初めて来る街だから断ることできないだろう、母さん僕の言うこと全部聞いてくれるから翔の願いも聞いてくれるのだ。
家に帰って早速聞いてみた。
「お母さん、今度の休みに翔くんと名古屋の街探検したいって言ってたけど、それでお母さんも一緒に行かない?」
「あら、いいよ!じゃあ早速、翔くんのお母さんに聞かないとね!」
さすが母さん、分かってくれた。
そしてその休日がやってきた。
翔の母「黒木さんすみません!うちの息子がわがまま言ってて」
空良の母「いいですよ!初めての街なので奥さんも一緒に~!」
空良「楽しみだね」
翔「うん!」
それで僕たちは名古屋の街を探検した。
名古屋城に科学館、あと名古屋ですごく賑やかである大須商店街など行った。
あっという間に夕方になった。
この一日、すごく楽しかった、今まで家で一人で遊ぶことが多かったけど初めて友達ができて、初めて一緒に遊びに行くことができた。
玄関前で
「空良くん!今日はありがと!また行こうね!」
「うん、こちらこそありがとう」
翔の母「今日は本当にありがとうございます!」
空良の母「いえいえこちらこそ!うちの息子が初めての友達に出会って良かったと思っています!」
その頃から一緒に遊ぶことがたくさんあった小学生時代の話。
そして中学生になった。
翔「空良は部活何に入るの?」
「うーん、剣道部やろうかなって!」
「剣道部?」
「なんか、るろうに剣心の映画見てかっこいいと思って」(当時はるろうに剣心がブームしていました、鬼滅の刃なんて当時はまだありませんでしたね)
「へぇー!俺!サッカー部に入ろうと思うんだ!お互い頑張ろうぜ!」
「うん!」
お互い運動部で毎日部活の練習で遊ぶ機会が減った。
大会がある日は応援に来た時もあった。
夏休みや冬休み、部活がない日は遊ぶことができたけど、日ごろの苦労なのか無理に遊ぶことがなかった。
そして中学3年の夏に部活を引退し、久しぶり翔と一緒に夏祭りに行った。
翔「久しぶりだなぁ、小学生以来かな?」
空良「そうだねー、部活で忙しかったもんね」
そんな時、翔からこんなこと聞かれた。
「そういえば、空良は高校どこ行くの?」
「あぁ、まだ何も…」
「俺もまだ決めてないよなー、公立とか行っても詰まんないし私立だったらどう?」
「私立?」
「私立だと色々なところか来る学校だからいいじゃない?」
「なるほど、今度探してみようかな」
「うん!」
私立かぁ、でも僕に合うような高校あるのかな、
将来とかまだ何も決まってない、
進路指導室に各高校のパンフレットがあった。
公立、県立、都立、私立の順に並んで置いてあった。
そこに進路指導の先生が僕にこんな高校を勧められた。
先生「黒木君はこういう高校は興味ないのかな?」
「え?」
そのパンフレットには私立虹ヶ咲学園という高校
「虹ヶ咲?先生この高校は?」
「来年度から共学になると聞いてね、大きな校舎で自由な校風と専攻で多用さで人気な高校だから黒木君に合いそうと思って」
「それってどこにあるのですか?」
「東京・お台場にあるんだよ」
東京か、遠いなぁ。
翔「虹ヶ咲学園?」
「うん、そこに行けば自分を変えられるかなって」
「いいじゃない!俺もその高校行くぜ!」
「え?」
「空良が心配だから!」
「なんだよ(笑)心配とか」
「俺が一緒にいたらお前も安心するだろ?」
「あぁ、そうだね」
「よし!決まりだな!」
え?そんな簡単なノリの感じ言ったような翔だけど実は違う、
僕のこと心配してくれるとは、
確かに僕は翔がいないと不安だ。
今まで一緒にいた友達が高校で離れ離れになるのは同じ気持ちだった。
そして冬の時期になりそろそろ家族と話すことになったあの時、口論になったせいなのか突然のことで離婚し絶縁した。(ここは紹介済みなのてカットしますね)
高校入試受験の日、東京に行くのは初めてだった二人、
空良「緊張するなぁ」
翔「俺も緊張してきた」
「写真とは大違いだね」
「めっちゃでかい学校だな、よし!頑張ろうな!」
「うん!頑張ろうね!」
周りは女子ばかり、来年度から共学とは言っていたけど今日来た受験生男子は数十名しかいなかった。
空良「あぁ、疲れた」
翔「お疲れ!部活以上疲れたな~!」
「受かるといいな…」
「そうだね!」
そう願って1週間合否通知が来るまで待った。
そしてその合否通知が来た、(この1週間ハラハラドキドキしますよね!)
進路指導の先生に呼び出され、進路指導室に入った。
先生「青井君、未來君、二人の合否通知が届きました、はい、ご自分で確認してください」
先生から合否通知の封筒を渡された。
中身を開けた。
結果は
二人とも合格。
空良・翔「やったー!」
先生「おめでとう!二人とも!」
翔「やったね!空良!」
「うん!めっちゃ嬉しいよ!」
そして二人でハイタッチをした。
合格したことを母さんに言ったら予想以上の大喜びだった、てか大泣きをしていた。
そして東京に引っ越し新しい生活が始まった。
入学式
体育館には多くの入学生が席に座っていた。
翔「やっぱ今年から共学なっとはいえ、男子は少ないなぁ」
空良「そうだね、女子が多い」
「可愛い子いないかな?」
「あはは!可愛い子なんて」
「なんて多くて探しきれないな(笑)」
在校生を見ていると、普通の高校だと制服はしっかりしないといけないだが、虹ヶ咲学園は自由な校風だから自分に合った制服姿を着ている。
もちろん僕は2年生から髪を茶髪にした、翔は入学式が終わった後すぐに髪を金髪にしていてびっくりした。
「翔⁉いきなり金髪にするんなんて…」
「いいじゃん!自由だし!」
どこかのヤンキー姿の翔だった。
「金髪にするとイメージ変わるなぁ」
「そう?なんか俺でもびっくりしてるぜ!(笑)」
「あはは!」
最初の1年は学校に慣れるよう勉強をメインに頑張った。
翔と一緒にまた同じ時間を過ごせるけど退屈でもあった。
2年生に上がると翔は情報処理科に転科してクラスは離れ離れになったが家は近くだし登下校も一緒だがクラスの委員にもなって帰る時間がたまに遅くなることもあった。
そして今、お互いそれぞれ自分を変える道を進んでいる。
過去のこと振り返りながら今日も同好会の活動をやっている途中だった。
空良「これはどうかな?」
かすみ「なるほど、かすみんこれがいいです!」
歩夢「私は、これがいいかな?」
せつ菜「私はこれが一番いいですね!」
4人でグッズを決めている時、
侑「みんなー!お疲れ様!」
歩夢「あっ!侑ちゃん!どうしたの?」
「ちょっとピアノのことで空良くんに聴いてほしくて」
空良「僕?」
「うん、それと話したいことがあるんだ」
話したいこと?なんだろう、そう考えて音楽室に行った。
「今度の日曜日にピアノの演奏発表があるんだ」
「おー!すごいね!」
「それでこの曲聴いてほしくて」
「うん、分かった」
「じゃあ、弾くね」
侑ちゃんのピアノは落ち着く、癒される。
そう思っていたら曲が終わった。
「どうかな?」
「うん、すごくいいよ!落ち着いて聴いていられるような曲だよ」
「えへへ、ありがと!」
「ところで話ってなんだ?」
「あぁ、歩夢のことなんだけど、」
歩夢ちゃんのこと?
何だろう…
いかがだったでしょうか?翔は侑ちゃんみたいな存在をしてますね、空良は歩夢みたいな存在をしています。
いよいよ次回侑ちゃんから歩夢ちゃんのことを話される空良、次回もお楽しみに~!