仮想世界で気づいたら最強生物になっていました。   作:BLOODRAIN

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少し遅くなってしまいました。原作本を読みながら書いていますので中々進みません


最強生物と第一回イベント

第一回イベント当日

 

今、僕は噴水広場にいる。更に周りには無数のプレイヤーもいる。ここに居るのは全員今回のイベントの参加者だ。やはり第一回なだけあって参加者も多いのだろう。

今日でメイプルさんとの特訓から一週間が経過した。あれからメイプルさんとはゲーム内では一度も会っていない。もう一度言う、ゲーム内ではだ。リアルでは同じ学校のクラスメイトなので教室では普通に喋っている。

ちなみにメイプルさんの親友である白峰りささんには僕がNWOをやっていることは黙っている。メイプルさんにも黙ってもらっている。あの人は今後ゲームが出来るかがかかった試験前なのもあり、今は刺激しないほうが良い。

 

イベント前にステータスを確認する

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

NAME カイドウ

 

  LV 22

 

  HP 150/150

 

  MP 40/40

 

 

STR 35(+135)  VIT 30(+126)  

 

AGI 40(+8)  DEX 30 

 

INT 0

 

 

装備

頭【空欄】 体【災害ノ黒衣】 

 

右手【鬼神ノ手甲(右) 酒呑ノ瓢箪:酒呑童子】 左手【鬼神ノ手甲(左)】

 

 足【空欄】 靴【空欄】

 

 

装飾品

【フォレストクインビーの指輪】【アンダーグラウンドパイソンの腕輪】【空欄】

 

 

スキル

【蹂躙】【武装】【闘神】【鬼喰らい】【武神の加護】【一撃必殺】【覇気】

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レベルは2上がったが、新しいスキルは入手出来なかった。今更だけど、僕の戦闘スタイルは普通とは明らかにかけ離れている。攻撃手段はほとんど現実で鍛え上げた体術、または相手の武器を奪っての武器術。更に、このゲームを初めてまだプレイヤーを相手にしたことは一度も無いので、体術も武器術も完全には活かせなかった。だから今回のイベントは自分の実力がどこまで通用するのか試すにはうってつけだ。

 

「がお〜。それではNew World Online第一回イベントを開始どら〜」

 

上空に頭に翼がついたぬいぐるみの様な小さなドラゴンが現れる。

 

「制限時間は3時間、ステージはイベント専用マップ。

ちなみに僕はこのゲームのマスコット、ドラぞう!

初めましての人は以後よろしくどら!」

 

ドラぞうは簡単にルール説明て自己紹介をする。

 

「それではカウントダウン!

3! 2! 1! 0‼」

 

カウントダウンが終了と同時に周囲が光だし、転送が開始される。

 

「みんな頑張って! がお〜!」

 

 

 

 

転送中

 

 

 

 

 

転送が完了し、まず目に入ったのは見渡す限りの岩肌だった。周囲を見渡すと人の手で採掘された跡がありどうやらここは鉱山跡か何かの様だ。見渡した限り、他のプレイヤーは見当たらない

 

「せっかくのイベント何だ、探しに行くかな。」

 

今後の方針を決め、他のプレイヤーを探して走り出した

 

移動を初めて数分程で日が指す開けた場所に出た。目の前には周りを囲む様に高くそびえる岩の壁。今度は渓谷に入ったらしい。そして周りには参加者のプレイヤーが30人ほど居る。ざっと見た感じ、杖を持っている後衛タイプも数人いる様だ。あちらも僕に気づいたようで各々の武器を構える。

 

「お、早速来たようだぜ。悪く思うなよ兄ちゃん。」

 

1番前に居たハルバードを持ったガタイの良い男性が突っ込んで来る。

 

いよいよ、初の対人戦だ。僕は武者震いを抑えながら、獰猛な笑みを浮かべた。

 

カイドウside end

 

 

 

 

side三人称

 

カイドウに我先にとハルバードを持った男が突っ込んで行く。

 

ちなみにハルバードとは先が尖った長い柄に斧の刃がついた両手斧でリーチが長く、一撃が重いことが特徴だ。しかしそれ故に重量はかなりの物で攻撃も大振りな物になってしまう。故に使いこなすのはかなり難しい。

 

カイドウが手甲装備で武器を所持していないのを確認して油断している様だ。男はハルバードを右に振りかぶって大振りの横凪の攻撃を仕掛けた。

 

が、カイドウはこの攻撃に対して距離を取るのでは無く。自分から更に距離を詰める。男は予想外の動きに一瞬動きを止めた。更にカイドウは男の足を引っ掛け、ハルバードの下部分を持った左手を掴むと

 

「えっ!? うおぉぉぉぉ!?」

 

男の体は宙を舞い、空中で1回転してから地面に叩きつけられた。落下の際の衝撃と動揺により、男はハルバードを手放してしまう。カイドウは男のハルバードを掴み、構える。男はすぐさま立ち上がるが、思考が追いついておらず棒立ちになるだけだった。そんな男にカイドウはハルバードの刃の方では無く柄の石突で腹に突きを入れる。そこからさらに左足を軸にして時計回りに体を回転させ、ありったけの遠心力を乗せて男を左下から斬り上げた。

 

カイドウのスキル【武神の加護】によりSTRが上乗せされ、更に急所に入ったことにより【一撃必殺】のスキルが発動。

男は光のポリゴンとなって消え去った

 

周りのプレイヤーはカイドウの動きに動揺しているのか棒立ちになっている。

しかし、すぐに我に返り。今度は全員で武器を構え、カイドウに向かった。

カイドウは慌てることなく、ハルバードを放り投げると斬り掛かって来た片手剣の男の上段斬りを半身になって躱し、右のジャブを打つ。男が怯んだところで右前蹴りで吹き飛ばす。

次に右から槍で突撃して来た男の槍の柄を両手で掴み。槍を持ったままジャイアンスイングの要領で振り回し周りに居たプレイヤーを吹き飛ばす。槍を持っている男は槍を離してしまい近くに居た短刀使いにぶつかった。そこからカイドウは槍を右手だけで振り回し周りを薙ぎ払ってから両手で槍を構え直してから突き、振り回し、柄で相手の攻撃を防ぎつつ。時に体ごと回転させての薙ぎ払いでプレイヤー達を倒し、光に変えて行った。

槍を武器にして20人程を倒したところで、槍を投げた。投げた槍は後方に下がっていた両手剣使いの男性の頭に刺さる。刺された男性は光となって消え去った。

残るプレイヤーは10程だが全員が杖を持っている後衛タイプばかり。さっきまでは他のプレイヤーがいたからか魔法攻撃は使って来なかった様だが今度は全員が杖を構え、攻撃の準備をしている。

 

「流石にこの数の遠距離攻撃はまずいな。」

 

状況が良くないと感じたカイドウは腰の【酒呑ノ瓢箪】を手に取り、口で栓を抜いた。

それと同時に魔法の同時攻撃が放たれる。

それに対してカイドウは【酒呑ノ瓢箪】の口を魔法攻撃に向ける

 

「吸い取れ‼」

 

カイドウの言葉と同時に【酒呑ノ瓢箪】が赤く光出し、魔法による攻撃が次々と【酒呑ノ瓢箪】に吸い込まれていった。

その光景に魔法使い達は目を見開いている

 

これが【酒呑ノ瓢箪】に付与した【酒呑童子】のスキルの1つ【魔攻吸収】である。発動時に効果範囲内に存在する魔法攻撃を吸収し、MPとして溜め込むことが出来る。

次にカイドウは【酒呑ノ瓢箪】の中身を口にすると

 

「大酒火‼」

 

ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!

 

口から巨大な炎を吹いた

まるでかつてカイドウが闘った酒呑童子の様に

これも【酒呑童子】のスキルの1つ【大酒火】である。このスキルは消費したMPの量に応じて威力が大きくなるのだが、さっきは【酒呑ノ瓢箪】に蓄積されたMPを使ったのだ。

カイドウが吹き出した炎は残りのプレイヤーを飲み込み。炎が消え去った後は

 

 

 

誰一人残っていなかった

 

「ふー、最後はゴリ押しになってしまったが。初めての対人戦にしては上出来だな」

 

カイドウはそう言い残すと次の獲物(プレイヤー)を求めて動き出した




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