AF使ってダンジョンに潜るのは間違っているような…   作:aF

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シャドバ大好きの民でしてまだ誰も書いてないシャドバ×ダンまち二次創作を書きたくなったんですよね!評価、感想等モチベにつながるためお待ちしておりますのでなにとぞよろしくお願い申し上げますー!


第一話 おのれクソ神

 ……やっほー!!ここどこー!!?

 

 えー!私リポーターの……名前なんだっけ……まあいいや仮名Aでーす!現在私は謎の泉にてクソデカイドラゴンのような生物から肌を刺すような殺気に襲われておりまーす!!あのクソ神許さんからなマジで!!今でもはっきりと覚えてるからせっかくだし思い返そうか!!

 

 

 

 

 

 

 あれは偶然だったんだ、会社の上司から

「ごめん人数分のエナドリと菓子買ってきて?経費で落ちるから!お願い!!」

 って言われてコンビニで買い物をし、会社に戻る途中。

 午前2時という誰もが眠りに就くだろう時間だったことが災いした。前方からは暴走トラック、俺はそれを避けられる正常な判断力を失っていた。それだけのことだった。

 

「ぶっは!君の死に様愉悦ゥ!!」

 それが奴……転生神の最初の言葉だった。無言でぶん殴った。拳が奴の空間の前で止まった。キレそう。

 

 その後そいつはこう言ったのだ……

「その反応込みで面白かったから選択の権利をあげよう、転生するか否かの選択を」ってな!

 

「てめーが転生神とか終わってるな?」「えっ解答は?」「ノーコメもありや」「えっ?」

 あ、今ここにいるってことは俺は転生を望んだんだよ?

 誤解なきよう……

 

 2000 years later……(誇張を含む)

 

「うん、僕も悪かったわごめんまさかここまで自分の運命そっちのけにして馬鹿にされた仕返しするとか思ってなかったんだよ、日本人には善良な奴が多いと思っていたんだけど」

「考えを改めたほうがいいぞ、絶対」

「そうするよ……」「日本社会もまた蠱毒にして孤独……」

「わかってはいたけれどやっぱ君も苦労したのかい……」

「で、本題について聞きたいんだけど?」

「まるで話を聞く気がなかったんだね!?」

 

 いろいろと世界についてーとかあったから割愛。

 要約すると「わたし神様!気に入ったし次の世界選ばせたげる!素敵な能力もあげる!だから許して」なのは気のせいだ。魂だけになって時間感覚が狂い、何十年単位で神に文句を言っていたとかそういうわけではない。

 

「あー……いろんな世界があるんだな、これ某グランドでブルーな騎空士さんの……」

「ラノベとかゲームって怖いよねぇ……人々の異世界ってものへの認識を確立させちゃってるあたりほんとに」

「んん?ってことはラノベやゲームの世界は実際にある?」

「逆、ラノベやらゲームができるたびにそれに対応した世界が生まれてる」

「えぇ……」

 

 そういうことらしい、あまりにも衝撃の世界事情……

 

「世界管理大変なんだよ?」

「そりゃそうだろうよ……っとこれはまさか……」

 

 泡のような窓のような、そんな枠を覗き込む中で気になった景色があった。中世のような、それでいて謎に存在する白い塔、見間違うわけもない。会社に異様な程このアニメが好きな人がいて休憩を使って見せられた。

 

「おお、お目が高い……それはダンまちワールドさ」

「やっぱこれオラリオかぁ……ふむ」

「行っちゃう?オラリオ、僕の能力プレゼントと合わせればわりと上までマッハだと思うよ?」

 

 ふむ……ありではないだろうか、戦いに出なければそうそう死ぬことはない、原作に介入することはベル・クラネルやその他に会わないことで回避できる、介入したところで世界の本筋は大きくぶれない……うん、これだ。

 

「決めたぞ転生神、俺はオラリオへ行く」

「good、能力決めの時間だね……単刀直入にいこっか、どんな能力欲しい?」

「実はそれに関してはもう決めてあるんだ」

「へぇ、どんなの?」

「俺がプレイしていたとあるカードゲームのとある種別のカードシリーズを操る能力をくれないか?」

 

 とあるカードゲーム……その名をShadowverse通称シャドバ。本格的スマホeスポーツを名乗るデジタルカードゲームだ。

 

 俺がそんなシャドバの数あるリーダー、デッキタイプの中から愛用していたのが『アーティファクトネメシス』と呼ばれるデッキだった。

 

 アーティファクトという、メインデッキには一切入らないトークンカードを自在にデッキに加え手札に加えては展開するデッキだ。最近では新生アーティファクトととして『パラダイムシフト』というカードを軸としたアーティファクトネメシスもあるが俺はどちらも愛用している。

 

「うん、カードその物を持ち歩くことやカードの実体化は不可能だけどそれらしきことをできるようにすることは可能だ!」

「具体的にはどうするんだ?」

「君のいうそのデッキのキーカードの能力を可能な限り付与する」

「わぁ……大丈夫?ぶっ壊れチートじゃない?」

「大丈夫、他の転生していった奴らのほうが一億倍くらいチート謳歌してる」

 

 なにをしたらこの欲張りな要求の一億倍上に行けるのかわからなかったがまあ……そういうことならありがたく貰っておこう。

 

「じゃ、あとはお徳用転生者セットかな?健康な肉体、病魔に犯されない体、健啖家の三点に加えて……これがあちらの世界の金銭、百万ヴァリス入ってるから活用してね?他には……転生リソースに余裕があるから……初期のレベルの底上げかそこそこの力があるなりきり装備か……」

「初期レベルの底上げに限界まで頼めるか?あちらの世界の能力はレベル制らしいし」

「そうなると世界観的な矛盾が生まれるけど……僕が恩恵を刻むだけ刻んで改宗待ちにしてしまえばいい、か、レベルの底上げは任された」

 

 そうして時は来たんだ、突然。

 

「あやっべ開いた、でもこのタイミングたぶんジャストだし準備もできてるからヨシ!行けぇい!」

「なんでヨシって言ったんですかぁぁぁぁあ!!!??」

「あっはははっ!!愉悦ゥ!!」

 

 世界への扉を開く準備中だったらしい彼に世間話を持ちかけようとした瞬間、世界への扉が開いて俺は放り出された、というわけだ。本質は悪神じゃったか……

 

 

 

 

 回想終了、かーらーのー記憶の掘り起こしタイム。

 ダンまちにおいて泉で思い浮かぶものなんかひとつ、『カドモスの泉』しかない。

 そして目の前にいるドラゴンは『カドモス』ご本人だと簡単に推察できる、ふざけんじゃねぇよマジで!!

 

「Gruuuu……Graaaa!!!」

 

 でもたぶん大丈夫!信じてるぜあのクソ神!仕事はちゃんとやってくれてるよな!?ならば!教えて貰ったとおりにレッツゴー!

 

「『古代の遺物よ、汝らを繰る我が前に来るがゆえに備えよ、我が望みは知識と天翔』《オートメーション》!続いて……『古代の遺物よ、我が元に顕現するならば共鳴し新たなるものを引き連れよ』《アーティファクトコール》!」

 

《オートメーション》。シャドバでは乙女の略称で愛されているカードだ。能力は4種のアーティファクトから2種を選び、選んだアーティファクトを二枚ずつデッキに加えるというもの。どうやらこちらの世界では『工房』と呼ばれる場所にチョイスしたアーティファクトを製作する要望を出すものらしい。

 

 アナライズ、エンシェント、ミスティック、レディアントのうちからの選択で、今回チョイスしたのはあちらでは基本となるアーティファクトたる『アナライズアーティファクト』と〆の展開に用いられる『レディアントアーティファクト』である。

 

 この世界ではアナライズが破壊されるとドローする効果こそないが、破壊された際には周囲のリソースを俺に集めてくれるしアナライズの名の通り解析もしてくれるらしい。

 

 レディアントは単純に攻撃に特化しているという特徴と同じように周辺リソースの回収を行ってくれる特徴のため今回呼んだ。

 

《アーティファクトコール》は本編ではデッキの枚数が偶数なら2枚、奇数なら1枚アーティファクトを手札に加える効果だがこちらの世界ではなんと『工房で完成したアーティファクトを現世に顕現させる準備をする魔法』である。

 

 発進準備ができてる奴がいるとそいつが他のと共鳴して準備万端にしてる奴の他にもう一体準備万端になるのはちょっとした再現だろうか?まあいいか……では、ではではでは!!みんな大好きあのスペルの時間だぞぉ!!

 

「『古代の遺物よ、汝らは封ぜられたが故に古代の産物、然らば目覚めの時は今』」

 

 そう、これこそはShadowverseにおいて『アーティファクトネメシス』を語る上で外せぬ1枚の、それも1コストのスペル。しかしこの1枚が『アーティファクト』を支え続ける最高のリソース確保札。雑切りしても最悪なんとかなるあたりぶっ壊れてるけど。

 

「『枷を砕こう、軛を外そう、聞こえぬ咆哮を上げ、見えぬ戦意を滾らせよ!』」

 

 そのカードは同じく1コストのアミュレットカード、《加速装置》と組み合わされ発動されることによって猛威を振るう。しかしこの世界に《加速装置》はない。

 なぜならばこの魔法に集約されてしまったからだ。

 そのカード、あるいは魔法の名は……

 

「『機構の解放』!」

 

 未だ何も知らぬ世界へ、何も知らぬ怪物へ。

 古代の遺物……アーティファクトたちがその力を振るう。

 

「さあ行けよ、親愛なるアーティファクトたち!」

 

 その主の声を聞き届け、『工房』から主が元へと駆ける。主の敵の元へと駆ける。

 

「GruAAAa!?」

 

 アナライズの解析により情報は主へと至り、そして主は笑い……こう言いきった。

 

「はっ……やれ、レディアント!」

「…………!!!」

 

 独特な駆動音が答えのように響き、光の柱が片方のレディアントより放たれ、主の敵を惑わす。そしてその後よりもう片方はその身を紅へと染めて自らの身を粉砕する槍としてもって主の敵を撃砕する。

 

 たった四機でなされた竜殺しに対して、主となった少年は一言+α。

 

「さすがに……ぶっ壊れの謗りを免れないよねぇ……?あとなんで私は超中性的にされたんだろうか、あのクソ神め……」

 

 

オリキャラ二人目、【文明の先駆者】ルチル・クロフォード。白衣茶髪赤目眼鏡系研究になると饒舌な無口おねーさんを…

  • これからも出してええんやで(寛容)
  • オリキャラ2人はいかんやろがい!
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