AF使ってダンジョンに潜るのは間違っているような… 作:aF
まあツッコミどころ多めですけど大目に見てください。
なんだかとんでもなくえげつない能力だった自分の能力にドン引きしつつ、階層を戻る。
ミスティックとレディアントを組み合わせた謎の物体に乗って、だけど。
こいつ便利だな……3コスト守護(相手のカードが攻撃するとき守護しか攻撃できないという能力)ワンドローだからそんなに使ってはいなかったんだけれども……まさかこんな使い道があるなんて……()
そうして揺られるうち、肌を刺すような殺意が消え、白迷宮を抜ける。ダンジョンにしてはやけにモンスターが少ないのが非常に気になるポイントであったがまあそんなものだろうと割りきる。
機構の解放により『工房』で加速装置……というか見るからにロケットエンジンのようなそれを取り付けられたアナライズがかっとんでは情報を共有してくれているので奇襲の心配もなかなかないのがいいところだ。奇襲したところで、といった説のほうが濃厚だが。
キンッ……
音が聞こえた。剣戟の音かと身構え、そしてふと気になってアナライズへと問いかける。
「今日は何日だ?」
1月30日と答えが帰ってくる。
ということはだ。もしかしたら、もしかしたら。
「ヘスティア遭遇イベントワンチャンある!?」
ベル・クラネルの冒険者登録は2月1日。従って、今から全速力を持って地上へ帰還すればオラリオの街を見るついでに眷族探しをするヘスティアの姿を見つけることができるやもしれない。
「仮に入るんだとしたらヘスティア・ファミリアかロキ・ファミリアって決めてるんだよなぁ……」
原作に介入しないと決めたかつての彼はとうに脳内会議で処刑されていた。
脇目に滝を見やりながら時折降ってくる光やハーピィたちの攻撃をレディアントとミスティックたちで迎えつつ、そんなどうしようもないことを考えて速度を上げるのであった。
「んー……地上だァァァァァァ!!」
いろいろと待てやゴラァという意見は封殺する、特段何事もなかったんだから仕方ないよねぇ!!
「さて……今は2月1日、ぎりぎり間に合わなかったんだけど……遅くはなさそうだね……!」
なんせそこには。
「はい!頑張ります!これからよろしくお願いしますエイナさん!!」
原作主人公……ベル・クラネルの姿があったのだから。
あ、でも別に話しかけはしない。別ルートを使ってヘスティアファミリアには入ろうと思っている。
そのルートってなんだ、って?
本神に突撃、ただし教会には行かない。つまり行くべき場所とはー……?
「いらっしゃいませー!じゃが丸くんはいかがですかー!」
ここ。場所は聞いた、安くて旨い料理って通りすがりの人物に聞いたらだいたいじゃが丸くんが帰ってくるから場所は特定しやすいのが素晴らしい。
「すいません、この……じゃが丸くんを5つほど包んで貰えますか?」
「はーい!少し待っててねー!」
ここからコミュニケーション繋げないとなぁ……そうだなぁ……オラリオ広すぎデッキを使うか……!
「ふぅ……この街は広いですね……」
「その口ぶりだとこの街は初めてなのかい?いつここに来たの?」
「今日やっとオラリオの中から空を見れました」
「なんでそんな遠回しな……今日ついたんだね!」
遠回しに言わないと神の嘘つきセンサーに引っ掛かるからなぁ……神っていいなぁ……ブラフとか効かなくて……
「今はファミリアを探しているところですよ」
「へぇ……そうなんだ……なら、もしよかったらボクのところに来ないかい!?」
やっぱ眷族募集中なのはブレないようだ、頭の中に『チョロイン』と『パーフェクト』の文字が浮かぶのを無視して答える。
「あなたは……神だったのですか、今はお勤めにお忙しいようですのでお勤めが一段落する時間など教えて頂けませんか?」
「バイト終わりの時間はもうじきだよ!あと20分くらい待ってて貰えるかな?」
「えぇ、お待ちしております」
ヘスティアが店から出てきて私の前へ立つ。ヘスティアへと言葉をかけようとベンチを立つ。
「さて偶然に出会った神様にお願いが」
「こっちからもひとつお願いがあるんだ!」
「「ボクの(貴女の)眷族になってくれ!(眷族にして欲しい)」」
勝った。完全に。こうして私は当初の目的にしたがいヘスティアファミリアへの入団を成功させたのだった。
場所は移ってホームこと廃教会地下室。
「ベルくん!!新人歓迎パーティーだ!!」
「神様お帰りなさい!……その方は?」
「ボクの新しい眷族さ!」
「ファミリアの仲間ですね!僕はベル・クラネルと言います!」
「改めて、ボクがヘスティアさ!」
あぁ、この笑顔よ。打算的に頑張ってきた(1日だけ)価値があったというものだ……!
というか。俺何て名乗ればいいんだろうな?と考えていると1つ名前が浮かぶ。恐らくは転生後の本名なのだろう。だが笑いが止まらない、これっきりは仕方ないだろう。
「私の名前はスピネ・モデスト、一応男だけれどスピネだ、これからよろしくね」
あのクソ神め……そこにある鏡に黒髪ロングのふっつーに美少女にみえる男が映ってる、それが俺なのを認めたくない……おのれあのクソ神め……
「じゃが丸くん食べホーダイだ!食べろ食べろー!!」
「神様……まあいっか!いただきまーす!」
「あー……いいの……?いただきます」
まあいいや……これからも定期的に恨むからなクソ神!
「ごちそうさまでした!」
「いやー食べた食べた、ベルくんもよく食べるからちょうどよかったかな!」
「いやよく食べるとかそういうレベルではなかったような……スピネさん……昨日僕たち2人が食べた量よりも食べてますよね……?」
うん、健啖家で健康な肉体を持つ男なんだしこのくらいは食うさね!!(そんなことはない)
「さて……じゃあスピネくん!恩恵を刻むからこっちに来てくれるかい?」
「えぇ、よろしくお願いしますね」
そうして刻まれ直された恩恵がこちら。
スピネ・モデスト:Lv.7
【アビリティ】
力 :H:101
耐久:D:540
器用:S:980
敏捷:D:507
魔力:S:999
古代技師:A
召喚術師:A
【魔法】
【オートメーション】
【アーティファクトコール】
【機構の解放】
【パラダイムシフト】
【スキル】
【遺物召喚(アーティファクトサモナー)】:アーティファクトについての知識及び理解と召喚を可能にする。
【遺物新生(パラダイムシフト)】:魔法スロットを拡張し【パラダイムシフト】を取得可能にする。
ひとまず。神ってすげぇんだな……そしてなにげにレベル7……現状最強と並び立てるゥ……
「君は……過去になにを……?」
「記憶を失って長らくですしね……最後の記憶は名も知らぬ神に恩恵の更新を受けたきりです」
そういうことにしておくとはあのクソ神に言われていた。が、とんでもないリソースのあまりかただったんだな……偉業6回に相当するリソースってなに??
オリキャラ二人目、【文明の先駆者】ルチル・クロフォード。白衣茶髪赤目眼鏡系研究になると饒舌な無口おねーさんを…
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これからも出してええんやで(寛容)
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オリキャラ2人はいかんやろがい!