AF使ってダンジョンに潜るのは間違っているような… 作:aF
仕事は繁忙期、新作はひっきりなし、録画が溜まり行く今の状態に何を思うかは人による
ラーメン作るときに水入れたしやかん持ち上げようとしてやかんに水が入っていると錯覚し異常にもちあがって足に落として悶絶したのできっと疲れが第一に来ている
それでもUAは伸びるので更新です、いつもありがとうございます…
直々に女幹部二名が迎えにやってくる事態に硬直する2人であったが、すぐにスピネが、遅れてベルが自分を取り戻す。
「よく来てくれた、我らが団長、フィン・ディムナに代わり礼を申し上げる」
「ん……この間は、ごめんなさい」
「すまないが奥の会議室までご足労願えるだろうか、そこで正式にいろいろと話をしたいのだが……」
「ベルくん?団長は貴方ですよ?」
「あっすいません……はい、それで構いません、よろしくお願いします」
「わざわざの門までの出迎え、感謝いたします」
「こちらが勝手にしたことだというのに律儀なことだ……ひとまずこちらへ、私の後についてきてくれ」
ロキ・ファミリアホーム、『黄昏の館』。神ロキとそれらの眷族の居城、すなわちオラリオ探索ファミリア二大派閥の片方の本拠地。故に設備は目を見張るものがあり、ベルはそれらに大きな差を感じ歩む。隣のスピネはときおり頭を右手で抑えるような動作をしており、ベルはそこになにかしら思うところがあるのかな、などと考えていた。
もちろんスピネがなにか差を感じるような人物であるわけではないので、ベルの考えは外れも外れである。
「(新たなアーティファクト、だって?)」
「(ええそうよ、ロールアウトという言い方は変だけれど、貴方の名に因むもの)」
「(それこそ『スピネのアーティファクト』か)」
頭を抑えていたのではなく、新作だと謳う『工房』との通信のために右目を抑え『工房』内部の視認へと目を切り替えているというのが正解だ。
『スピネのアーティファクト』。それはShadowverseにおけるネメシスのレジェンドカード、『アーティファクトマスター・スピネ』のみが出すことができるアーティファクト。スピネの効果でランダムな相手に1ダメージを飛ばせるようになるもののアーティファクト自身は貧弱、破壊されたときのサーチorドローが強力ではあったもののといった感じである。
無論、『工房』クオリティで強化が施されており、『工房』からの呼び出しではなく、常時随伴する小型の燃費のいいものへと新生を遂げている。まさしくスピネ・モデストのとなりに常にある、スピネのアーティファクトというわけだ。
そんなスピネのアーティファクトは今は『工房』内部に格納……格納?小さすぎてもはや収納とか言った方がいいとは思うが格納されている。アーティファクトをそんなに表沙汰にするものでもないと思ったのと、最初からなかったものを出すのもなんだかなあと思ったからであった。
ベルが見たときには、なかなかに綺麗な見た目をしているのでアクセサリーみたいな扱いできないかな、と考えるスピネに即座に突っ込みを入れようとしてアリかと考え込むマキナという一幕が行われていたのだ。
「応接室だ、申し訳ないが中へ入ってしばし待っていてくれ。アイズ、訓練場にいるだろうガレスとベートを頼む。私はフィンとロキを連れてくる」
「わかった」
「それでは失礼しますね?」
「わぁ……お邪魔します」
扉が閉じられ、椅子に腰掛け2人きり。
「ベルくん、確認だけしておきましょうか?」
「はい、僕は団長として事の次第を確認、及び問題があれば多少の意見を言います、残りはスピネさんに一任しますけどそれでいいですよね?」
「えぇ、まだ私のほうが交渉という面では上でしょう。天界のトリックスターにはとてもじゃないですが叶いませんしあの見た目で40行ってる【勇者】にも長寿なエルフにも叶うとは思いませんが……」
「あはは……その……頑張ってください……」
軽く段取りを確認してスピネは頷いた。神には嘘発見器があるので嘘はつけないが、嘘を言わずに真実を述べないことは不可能ではないらしいことは把握済みだ。ようは相手がわかるのは嘘をついたことと嘘の内容についてだけ、すなわち極めて曖昧な嘘のないはぐらかしに無力そうだなとか考えていると、ノックの音とともにその時がやってくる。
「ヘスティア・ファミリアのお二人。こちらも準備が整った、私と共に会議室まで願いたい」
「ベル(囁き)」
「はい、わかりました!」
慣れないのに突然団長というのは難しいらしい。
「ここだ、ロキ、フィン!客人をお連れしてきたぞ」
「失礼します!」
「おー、ようきたなありがとさん!スピネくんもサンキューな!」
「ロキ、こちらの不始末なのだから無礼に……」
「そら明るくいかんといけんやろ、暗い話題に表情固まって本音が聞けんほうがうちは嫌やし」
「だが……」
「いや気にしなくてもいいんですよ、おかげさまで大分気楽に……といってもそれなりではありますが」
ロキがこちらを笑顔で迎え、その周りに幹部たちが立つ。リヴェリアがロキの左隣に移動し、それぞれの自己紹介とすることにした。
「ヘスティア・ファミリア団長、ベル・クラネルです」
「同ファミリア所属、スピネ・モデスト。過日は失礼しました」
まずヘスティア・ファミリア側から。名乗り、ベルは謝罪せずにおくのは段取りで決めたことだ。
「ロキ・ファミリア団長のフィン・ディムナという。こちらこそ酒の席の非礼を詫びさせてほしいな」
「副団長、リヴェリア・リヨス・アールヴだ、改めて申し訳ない」
「ロキ・ファミリア所属、アイズ・ヴァレンシュタイン……よろしく」
「【重鎧】ガレス・ランドロックじゃ、ほれベート」
「……ふん、ベート・ローガだ」
「私がティオナ・ヒリュテで……こっちが姉のティオネ!」
幹部総動員、か。ずいぶんとまあと思わなくはない。が、話を進めよう。と恐らくは話を進めたい意思が自分とフィンの間で一致したか、同時の咳払い。目が合い、軽く口角を上げる。
「さて、まずはヘスティア・ファミリアにロキ・ファミリアより心よりのお詫びを。酒の席で羽目をはずし、あろうことか主神を愚弄するなどあってはならぬことではあり、どう言い繕うこともできない。すまなかった」
「ほんとゴメンな、うちらも悪酔いしとったがそれ以上に踏み越えちゃいけんとこ踏み越えたわ」
「…………すまねぇ」
「それについて、こちらではヘスティア・ファミリアより品物及び金銭、その他の要求を受け入れることにしたんだ」
「なにか要求、要望はあるか?」
初手全面降伏、誠意を見せて逆にこっちの引きを誘う一手、大胆だが謝罪の1種の裏技みたいなものだ。なんでもいいよって言われると恐れ多くなるあれ。
「品物、及び金銭につきましてはこちら……ヘスティア・ファミリアでは一切の要求をしないこととしました」
「それ以外の要望はある、ということだね?お聞かせ願えるかな?」
「我らが団長、ベル・クラネルは才能の大器を持つ。その大器に経験の水を満たしたいのです」
「と、いうと?」
「一つ目の要望は、ロキ・ファミリアの幹部の方々のうちより1名、ベル・クラネルへ実践的訓練を施してもらえないか、というものになります」
ようは原作の流れをスピーディーにかつロキヘスティア両方の認定のある状態でやりたいというのが目的である。ダンまち原作の秘密の特訓であれだけ伸びるならちゃんとした設備をフルに使える特訓であれ以上の伸びにならないわけがない。
「ふむ……こちらの冒険者の中で彼に合いそうなスタンスを持つのは……」
「それについてなのですが……もし、もし可能であるのならスピードを持ち優れた回避技術と剣捌きの腕前を持つ……」
「アイズ……?」
「その通りです、願わくはそうなればと思います。彼女の実戦と訓練との繰り返しにより叩き込まれた技術、彼ならきっと呑み込んでしまう」
「アイズ本人が良いならこちらとしても反対する理由は特にない、その線で行かせてもらおう」
「感謝します」
第一関門、クリア。これでベルは一層強化される、原作通りとは口が裂けても言えないが。
「一つ目言うたな、二つ目三つ目があるんか?」
「えぇ。二つ目の要望はこれも彼になのですけれど……ロキ・ファミリアの低レベル冒険者のパーティーに彼も一時的に加えて連携などの修練を積ませてやりたいのですけれど……厳しいですか?」
「いや、かまわない。どのみちアイズと修練を積めば次にある壁はパーティー活動の難しさだと思っていたから予想できた範囲内というやつさ」
「ありがとうございます」
これによりベルは連携能力もそこそこ高まる……ヴェルフくんの加入やリリルカちゃんの加入がいつになるか知れたものではないがその時が来た際の連携の擦り合わせが楽になるといいなと思う。
さて……これが認められるかどうかだけが不安なんですよねぇ……
「三つ目のお願いは……僕にロキ・ファミリア内部の書物……具体的にいうとダンジョンの知識に関するものの閲覧権を頂きたい」
「なぜあなたがそれを望むのか……聞いても?」
「彼は大器を満たすため修練を積む、そこには当然知識もあっていいはずです。けれど知識、修練を両立させるのは困難極まる」
「そうやろうな、間違いなくどっかで破綻する。それを無理をするって言うんやろうなぁ」
その通り。無理はするもんじゃないのだ。前世で無理して死んだ私が言うことでもないが、それはともかくとする。
「であれば、私が全てを学び、彼に必要な情報を必要なだけ与える……私が彼の教本になるのが最もいい、なにより私がそれらを学び新たにまとめあげればそれは今後のファミリアの知識の礎になるでしょうし」
「……だが、探索系ファミリアとして蓄えてきた知識といったものを詫びといえど無償で渡す、というわけにはいかないな……」
そこはわかっていた、この要求はいわばダメ元なのだし通らなくても……
「そうだね……僕たち幹部と模擬戦をしようか、そうすることで謎に満ち突然現れた強者としての君の情報の一端を僕たちも知ることができる」
「はは、私はそんなに強いわけでは……」
「レベル5を一瞬で鎮圧した人が今さらだね!」
「すごく強い、間違いない、私よりもきっと……強いよ?」
「うちも気になるわ、いっちょ頼めんか?」
えぇ……模擬戦……?初の対人ですかぁ……?
AFを隠していたスピネにとって、勝てば図書館負ければ虚無のこの状況は力を隠すかの迷いどころ…に見えると思いますがシャドバ民って負けず嫌いなんすよ、負け面で煽られるの嫌いなんすよ、そういうことです
あと『スピネのアーティファクト』を常時随伴にしたのはアナライズと役割が被ったからです。最低限の護身装備としてスピネのアーティファクトを運用することとしました(最低限とかいいつつなんだかんだいろいろできる)
メインのお役目は『工房』との接続を楽にする役割です、今までの『工房』への接続はWi-Fiに無線で繋ぐ感じ、スピネのアーティファクトが挟まると有線接続になります(例えが下手)
オリキャラ二人目、【文明の先駆者】ルチル・クロフォード。白衣茶髪赤目眼鏡系研究になると饒舌な無口おねーさんを…
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これからも出してええんやで(寛容)
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オリキャラ2人はいかんやろがい!