シキミちゃんの兄として   作:喪家の狗

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御足労いただきありがとうございます。
喪家の狗です。

スイングヴィネットコレクションてのが4月に発売されるらしいのですが、その中になんとシャンデラさんがいるんですよね。ユラユラ揺れる可愛いシャンデラさんです。

みんな、買おうぜ!

それでは本編どうぞ


幕間 -▽シキミちゃんの欲しがる攻撃!-

 

 

「とーさん! アタシもポケモンさんがほしいです!」

 

 

台バン!

 

 

机を叩いて講義するシキミちゃん。

 

...叩くのはちょっと行儀悪いよ?

 

 

「し、シキミにはまだ早いんじゃないか?」

 

 

あ、この流れはやばい。無理な流れだ。

 

それは困るな、シキミちゃんには四天王になってもらうんだ。

 

 

そのためには早めにポケモンに触れてて貰わないと。

 

 

「父さん、僕もそのくらいにはもう持ってたんだし、僕がいる時はいいけど学校にいる時は遊び相手がいなくて寂しいんだと思うよ...」

 

 

「な、なるほどな。因みに最初は誰がいいんだ?」

 

 

お、いい感じかも?

 

 

「はい! アタシもヒトモシさんがいいです!」

 

 

兄の真似をしたがるシキミちゃん可愛いね。

 

 

ペシペシペシ...。

 

 

____わかったって。

 

 

テラーを撫でながら追撃する。

 

 

「ほら、ヒトモシなら(家の家系的に)安全でしょ?」

 

 

「...わかったよ、今モンスターボール持ってくるから待ってな」

 

 

渋々と言った感じではあったけど了承してくれたみたい。良かった。

 

 

 

「じゃ、お昼の鐘付きの時に捕まえに行こうか」

 

 

 

「はい! おねがいしますね、にいさん!」

 

 

 

お父さんは置いていった。ごめんね。

 

 

 

準備してさっそく塔に入ってみる。

 

 

シキミちゃんは久しぶりだからなのか怖いのか手を繋いできた。

 

 

で、当然のように反対の手をテラーが繋いできた。

 

 

...。

 

別にいいけどね、ちょーっと2人ともギュッとし過ぎて痛いかな〜?

 

 

まあいいや、歩いて2階に着いた。

 

 

毎日通ってるからわかるけどあの時の子たちはもういなくなってしまった。

 

別にもう攻撃してこないからいいけど...。

 

 

ヒトモシはここで生まれてるみたいだけど強くなってランプラーになったりするとどこかへ行ってしまう。

 

まだ謎が多いからね。ポケモンの事も全然分からないみたい。

 

 

そんなこと思ってると1匹のヒトモシが近づいてきた。

 

 

あ、この子最近来るとよく見る子だ。

 

 

いつもなにか言おうとするんだけどやっぱり怖いのかどっかにすぐ行っちゃうんだよね。

 

 

顔見知りだからやりやすくはありそう。

 

という事でまずはこの子からシキミちゃんの手持ちになってくれないか聞いてみようか。

 

 

 

「モッシ...。? ...! モッシ! モシモシ!」

 

 

 

え、どしたの?

 

 

話を聞こうと思ったら着いてきてって言われてどこかへ案内された。

 

 

あ、どっかお話し合いルームでもあんの?

 

 

改めて説明しておくけど、塔の中、各フロア1部屋だけではないからね。

 

中央の部屋から東西南北と4つの部屋に分かれていて、そのうちの1つに案内された。

 

 

おお、ここは懐かしい。

 

テラーと会ったところだ。

 

 

この部屋に入ってみると、一斉にヒトモシからの視線が刺さった。

 

 

...え。な、なに?

 

僕なんかしたっけ?

 

 

視線に耐えながらも話を聞いてみた。

 

 

「モッシ、モシモシ。モーシモシモシ。モッシ! モシモシ、モッシ!」

 

 

その間も視線が凄かったけど...。

 

 

「...モッシ、モシッモシモシ。モシ、モシモシ。モッシモシ!」

 

 

何でも聞くところによると(!?)あの時テラーをかばったことを見た子がいたらしい。

 

 

それで虐められているのであれば異端者であろうと助けるすごい人としてなんか、僕が有名になっちゃったんだと。

 

一部では信者もできていたという。

 

 

...。

 

 

異端者と関わったということで全員からの印象が良いわけではないけど、それでも良い印象が持ってるヒトモシがいるだけでもいいでしょ。

 

それだけテラーちゃんの味方してくれる子がいるってことでしょ?

 

 

あの時から妙にヒトモシたちに懐かれてるなと思ったらそれでなのか...。

 

 

へ、へぇ~。

 

こんなことならあの子からもっと早く話を聞けばよかったな...。

 

 

い、いいいいいや、ベべべ別に怖がってたわけじゃないけどね!?

 

 

その信者の中でもこの子は特に熱狂的らしく宗教と名ばかりのファンクラブ設立したり、布教活動としてほかのフロアに出向いて僕の武勇伝を語って回ったという...。

 

 

いや、なにしてくれてん...?

 

ヒトモシ達何もすることないからこういうのに飢えてるのかな?

 

 

その信者たちの総本山、活動拠点が聖地でもあるココなのだという。

 

 

え?

 

 

そもそも僕たちの家系は塔をきれいにしてくれたり悪い奴らを追い払ってくれるからすでによく思われていたらしい。

 

 

すごいな家の家系は。

 

ここに生まれてホントによかったよ。

 

 

説明を受けていると2人が静かなのが気になった。

 

 

「モッシ、モシ。モッシモシ?」

 

 

1人(?)のヒトモシに話しかけられてるけど...

 

 

「え? ...え〜っと?」

 

 

やっぱりシキミちゃんはわかってない様子。

 

 

「ラプ!? ラプ、ラプラー!」

 

 

テラーちゃんはなんかすごい喜んでるし...。

 

 

え、いやなんで2人とも宗教勧誘受けてるの?

 

てか、テラーちゃん普通に入るって言わないでよ...。

 

 

「に、にいさ〜ん...。あのすみません、ヒトモシさんたちなんていってるんでしょうか?」

 

 

いや、なんで僕ならわかると思ったのかな?

 

 

...わかるけどね?

 

 

内容だけにあんまり自分で言いたくないんだけどなあ。

 

 

「えっとね、君達も一緒にこの活動に参加しない? 今だったら教祖様のありがたいお話を聞けるよってなんだこれ」

 

 

自分で言ってて驚いたよ。

 

誰だよ教祖様って...。

 

 

「モッシモシ、モシモシ!」

 

 

勿論ワタクシです、って...。

 

ああ! もう! モシモシゲシュタルト崩壊してきたよ!(作者が)

 

 

てことなんで次から僕が同時翻訳したげるよ。(!?)

 

 

「申し遅れました。ワタクシ、英雄様教の教祖をさせて頂いています。ヒトモシと申します」

 

 

いや、ヒトモシなのは知ってるけど...。

 

なに? 英雄様教って?

 

 

「はい、約3年前ちょうどこの辺りで起きた事件が開教の切っ掛けでございます」

 

 

3年前? ...あ、それって。

 

 

「ええ、英雄様お察しの通り貴方様がここで『異端者』だったヒトモシを助けた事です」

 

 

やっぱりそれかい。

 

そんで、英雄様って...

 

 

「ええ、勿論貴方様ですよ」

 

 

...。

 

 

「種族の壁、自らへの攻撃を顧みず『異端者』を救ったとしてその時よりこの場では語り継がれておるのです」

 

 

......。

 

 

「そして我らの言葉さえも理解されてしまう英雄様、大変無礼ながら貴方様のお名前をお伺いしても?」

 

 

.........。

 

あ、

 

な、名前?

 

 

「えっと、僕はサフラ。こっちのランプラーはテラー。この子は妹のシキミだよ。よろしくね。...あ、あと出来れば『異端者』てのはやめて欲しいんだけど...」

 

 

 

「サフラ様、テラー様、そして妹様のシキミ様でございますね。はい、ありがとうございます。此方こそよろしくお願い致します。重ねて『異端者』の件も了解致しました」

 

 

良かった。テラーはなんとも思ってないみたいだけど、なんか仲間ハズレは可哀想だからね。

 

 

 

「では、今日から英雄様教改めてサフラ様教とさせて頂いています」

 

 

 

え、いやちょっと待って!?

 

 

 

瞬間、

 

 

 

「「「お還りなさいませ、サフラ様、ようこそお越しくださいました!!!」」」

 

 

めっちゃいっぱいいるヒトモシが声揃えて言った。

 

 

その「還る」怖いからやめてよ...。

 

 

やっべー。なんかこれから始まりそうだけど、文章力のない僕じゃ伝え切れるかなー?

 

 

 

 

...て、あれなんでこうなったんだ?

 

あっさり捕まえるだけの予定だったのに...。

 

 

 

そんな日常の一コマ。物語の幕間。





ここまで読んでくれてありがとです。

やっぱりやばいです。
書きだめがなくなります。
昨日は気づいたら寝ちゃいました。
今日! 今日そこは頑張ってカキカキ書きだめを増やしたいです。


決意表明でした。

ではまた明日
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