シキミちゃんの兄として   作:喪家の狗

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御足労いただきありがとうございます。
喪家の狗です。


さあ、みんなで元気よく! 土曜出勤(エクストラステージ)!!

...えぇ、明日もお仕事ですよ。頑張りましょね(やけくそ)

それでは本編どうぞ


第3話 経験者が言うと説得力あるな

 

 

いじめってやっぱりどの世界にもあるんだね。

 

僕も前世ではよく____

 

ごめん、やっぱり思い出すと泣くからやめるよ。

 

 

ま、まあ、如何なる理由が有ろうとも僕はよくないと思うんだ。

 

 

だから人同士の喧嘩や虐め何かは見て見ぬふりなんてしない。

 

止めに入る勇気も力も無いから直接ではないけど...。

 

 

それでも何かしらの努力はする。誰かに助けを呼ぶ、警察を呼ぶ...は少し大袈裟かな?

 

 

まあ、人間相手にはその位する。

 

 

だから、僕の1番好きなポケモン、その子ども(?)ともなれば、

 

 

____何がなんでも止めに入る。

 

 

 

虐められる痛みなんて文字通り痛いほどわかるからね。虐めを止めるために負う怪我なんてあってないようなもんでしょ(震え声)。

 

 

よし、行くぞ! ほら、今! さあ、行くよ! はい、3、2、1! ほらほらほらいまいまいま! う、動け! 動いてこの足! 動け動け動け動け! 

 

え、行かないのかって? い、いや、行くよ? び、ビビってねぇよ!? 

 

 

目の前でヒトモシちゃんが痛めつけられてるんだぞ! お前が今行かなくて誰が行くんだ! 周りにいるトレーナー? いや、原作にいた野良トレーナーさん達も毎日いる訳では無いからね。

 

そりゃそうでしょうよ。その人達だってお仕事とかあるんだし、トレーナーだけで食っていけるのなんてホントにひと握りなんだぞ。

 

おい、今ストーリー余裕だったんだから俺余裕だよとか思ったヤツいるだろ。違うからね。それはただのレベルゴリ押しだし、そんなに自信があるならランクマ潜ってみなさいよ。

 

それの上位勢様がトレーナー業だけで食って行けると呼べる人達だ。

 

 

...まあ、僕が言えたことじゃないけどさ。

 

 

ってそんな自称ポケモントレーナーってイキってる奴らの事はどうでもいいんだよ。

 

 

____問題は今も攻撃の手を辞めてないヒトモシちゃん達に無計画に突っ込んで行った僕の事だよ。

 

いやね、その攻撃の熱いのなんの。

 

 

進化前なんだし行けるだろって行ったんだけど、やっぱり進化前でもポケモンはポケモン。

 

よりゃ強いですよねぇ。

 

 

と、とりあえず話を聞こうか。(スーパー異世界人)

 

 

「ね、ねぇ。ちょっと、どうしたの? いや、熱い熱いちょ、やめっ、やめてーー!?」

 

 

僕が虐められてるヒトモシちゃんを抱えて庇っているからなのか、僕にまで「はじけるほのお」が着弾してる。

 

いや、めっちゃ熱いわ。

 

火傷何ヶ所もしてるだろうなー。

 

 

...ん? なんで僕蹲ってるんだろ? ...そ、そうじゃん。

 

 

突然思い出したかのように立ち上がり、ヒトモシちゃんを抱えたまま走り出した。なんか結婚式のアレみたいだね。わかる? あれ、元カレみたいなやつが来て花嫁持ってくやつ。

 

 

何とかその場から逃げ出して1階と2階の間を繋ぐ階段に座り込む。

 

 

い、いやー。あぁいう窮地に立たされると冷静な判断ってできないもんだね。勉強になるわー。

 

 

ふぅ。と息を付き、怪我をしてるいるであろうヒトモシを見てみる。怪我はポケモンセンター...

 

今度は本物だよ。

 

 

ポケセンに行けば怪我等は正しい処方で治して貰える。もし近くにない場合は道具のキズぐすり等で応急処置する必要がある。そうすれば後遺症も防げるし、ポケモン達への負担も減る。幸いキズぐすりは持っているから____

 

ってあれ?

 

 

この子色違いじゃん。

 

 

 

キュピーン 〜☆

 

 

いや、今光られても...

 

てかそれどうやってんの?

 

 

話を戻そうか。

 

 

そうか、この世界にもやっぱり色違いっていたんだな。

 

 

色違い。突然変異とかって言われてた気がする。アルビノみたいな感じなのかな?

 

 

人間同士でも自分とどこか違う人を不用意に避けたり、怖がったりそれこそ虐めたり。

 

人間同士でもあるんだから他の生き物でもあるんだろう。

 

 

キズぐすりを患部に吹きかけて手当する。

 

 

それはポケモンも一緒。形は似ていてもやっぱりどこか違う。それが怖かったりする。

 

元の世界の童謡の みにくいアヒルの子がいい例だろう。

 

 

でも、今となってはちょっと昔の記憶だけど、アニメのポケモンでもボクレー...だったかな? 色違いが普通に同族の群れの中で生活をしていた。

 

 

何処かで受け入れられない所があれば、逆に受け入れられる所もあるのか。

 

 

____やっぱり、長ったるい話は性にあわない。

 

 

 

この作品にはシリアスタグも着いてないからね。

 

 

 

端的に言おうか。

 

 

 

「...ヒトモシちゃん、もし行くところがないなら、僕のとこ、来る?」

 

 

(!?)

 

 

僕がこの子の受け入れられる所になる。

 

 

ヒトモシはビックリした反応を見せたかと思ったら、じっと考え始めた。

 

 

...じっくりと独りで考える必要もあるだろう。

 

そう思い少し席を外そうと腰を浮かせた。

 

 

と思ったら服を引っ張られて戻された。何その仕草可愛いんだけど。

 

 

「どしたの?」

 

 

なるべく優しい声で聞いてみる。

 

 

「...モシッ。モシモシ!」

 

 

何か決意のこもったような目でこちらを見て訴えてくる。

 

 

そうか、なるほど。わかったわかった。完全に理解したわ。

 

 

 

____僕が何も理解できなかったってことを。

 

 

 

その考えが通じたのか少しガックリとする。

 

そんな姿も可愛い。

 

 

あれから数十分間ミッチリと自分の考えを教えこまれた。まあ、全然理解してないけど。

 

でもそれでようやくわかったことがひとつ。

 

 

「一緒に来る?」

 

 

「! モシッ!」

 

 

うん、今度こそわかった。今のは肯定でしょ。...え、合ってるよね。合ってるってことにしようか。

 

 

 

「よろしく、テラー」

 

 

前世でも色違いのシャンデラさんにつけてあげた僕お気に入りの名前を付ける。

 

満足気に頷く。

 

 

気に入ってくれた様で何よりだよ。

 

 

そして、優しくヒトモシ____否、テラーの手を取って語りかける。

 

 

「僕サフラ」

 

 

 

あ、そういえば僕の名前サフラって言います____






主人公が名乗るのってどこくらいがいいんだろ。

よぅわからんからこれでええか。

そういえばもう直ぐポケモンデイですね。
何があるのか分からないけど楽しみですね。

て訳で今日もご覧頂きありがとうございました。

またよろしければどうぞ〜。

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