シキミちゃんの兄として   作:喪家の狗

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御足労いただきありがとうございます。
喪家の狗です。


休みなので書きだめしようかなと張り切ってたらお昼寝してしまいもうこんな時間。贅沢な時間の使い方ですね。


それはそうと初めて感想と評価を頂きました!

嬉しい。ありがとね。

作者も漸く評価されるに値したのでしょうかね!? ...あ、すみません。調子に乗りました。

この先の展開を考慮して脳内会議を行った結果ご都合主義のタグと小説の説明を追加致しました。

ご了承してね。

それでは本編どうぞ



第5話 君に決めた

 

___目が覚める

 

 

(ここ、どこだろ)

 

辺りを見てみると、建物の中なのだろうか。

 

石の壁があって全体的に少し薄暗い。

 

この子達にとっては過ごしやすい環境なのだろうが、

 

(こわい)

 

無理もない。

 

突然目が覚めたと思ったら知らない場所、そんなところに一人で、

 

 

(あ、同族がいたから少し話を聞いみようか)

 

運がいい。

 

本能的にあの子たちは自分と同じだと思って近づき、声をかける。

 

 

「あの、すみません」

 

 

「ん? どうしたんだ、、、ってお前、『異端者』じゃねぇかよ!」

 

 

「ほ、ホントだ! お、俺初めて見た!」

 

 

ポケモンたちの中の常識なのだが、色違いやその他の突然変異、デルタ種は「異端者」と呼ばれている。

 

昔はただ珍しいだけだったけど、ある時を境に人間たちが「異端者」を探し始めた。

 

理由は簡単。珍しいから。

 

そのせいで「異端者」を含んで行動していた群れが襲撃され全滅した。「異端者」を捕獲するのに邪魔だっために。

 

それ以来最悪の象徴として恐れられている。

 

残念ながらこのヒトモシちゃんは生まれたばかり。だれにも教わってないので知る由もない。

 

 

「やめろ! こっちにくるんじゃねぇ! あっち行け!」

 

「そうだ、そうだ! こっちに来んな!」

 

その言葉を合図に一斉に攻撃を仕掛ける。ヒトモシたちにとってはただの防衛行動なのだけど、

 

「いたっ!? や、めて...」

 

被害者にとっては苦痛でしかない。

 

生まれたばかりで右も左もわからない状態。そんな中見つけた自分と同じ形をした同族。その同族からの攻撃には心も痛むだろう。

 

なぜ攻撃されなきゃいけないのか。自分が何をしたっていうんだ。

 

何もわからず考え込んでしまう。

 

だけど体力の限界も近い。ここはひとまず引こうと考えが出た。

 

そんな時だった、

 

「ね、ねぇ。ちょっと、どうしたの? いや、熱い熱いちょ、やめっ、やめてーー!?」

 

何も考えてなさそうな男の子が一人で飛び出してきたのは。

 

その男の子はヒトモシの攻撃をかばって身を挺し、

 

 

ヒトモシを抱きしめた。

 

 

 

(__あ。

 

 あったかい。)

 

 

ほのおタイプの攻撃じゃない。心まであったかくなるようなそんなぬくもりを感じた。

 

 

男の子はヒトモシを抱きかかえて走り出し、階段の途中に腰掛けた。

 

 

この日のことをヒトモシは一生忘れることはないだろう。

 

「僕のところ来る?」

 

ほかの人からして見ればただの出会い。

 

「ふぅ!」

 

ただヒトモシからして見れば、

 

 

 

__よく頑張ったね

 

 

___怖かったでしょ

 

 

____もう大丈夫だよ

 

 

 

「よろしく、テラー。......僕、サフラ」

 

運命の出会いなのだから。

 

 

 




改めまして、ここまでご覧いただきありがとうございます。



物語としてはまだまだ続く予定なのですが、如何せん思い付きだけでしか行動できない性分なのでして...。急に消える~なあんてことも...ある、かな?


ま、無いに越したことは無いですよね。
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