しかしこの小説では『轟さん』です。
さぁ、ここからは原作と違う点が結構出てくるかもな?
〜体育祭開会式前、選手控え室
芦戸「あ〜、コスチューム着たかったなー」
瀬呂「公平を期すために着用不可なんだとー」
出久「よ、夜桜君?大丈夫…?」
竜八「あ〜うん大丈夫〜ちょっと休めば元通りだから心配しないで〜。」
出久「す、すごい力抜けてる…」
竜八「あ〜、あれはやりすぎたな…。まったくじいちゃんは…。」
皆(((一体何が…)))
〜
飯田「さぁ皆!開会式まで5分前だ!入場口へ向かおう!」
轟「緑谷。」
出久「轟さん。」
竜八(おっと、なんだなんだ?)
轟「あなた、オールマイトに目ぇかけられてるよね。」
出久「っ!」
竜八(だから緑谷くん…、反応が分かりやすいんだって。)
轟「別にそこ詮索するつもりはないけど…、あなたには勝つよ」
竜八(わーお、宣戦布告だー。)
まぁ、僕なんかに宣戦布告なんて来る訳ないしやるなら爆豪くんとかにやるよね。
轟「そして夜桜。」
竜八「えっ」
アレ?これって…
轟「客観的に見てあなたの方が実力が上だと思う。」
竜八(いや、多分轟さんの方が上です。)
轟「それはUSJの出来事でさらに鮮明になった。」
竜八(違います、あれは太陽兄さんが届けてくれた薬のおかげでもあるからなんだよ。)
轟「でも、あなたにも勝つ。」
竜八(僕もなんですね…)
上鳴「おぉっ、推薦入学者の轟が緑谷と同じ推薦入学者の竜八に宣戦布告だぁ!」
切島「ちょっ、やめようぜ。開会式前だし…」
轟「別にいいでしょ。馴れ合いじゃないんだし。」
出久「轟さん。」
出久が轟に話しかける。
出久「轟さんがどういうつもりで僕に勝つかは分からないけど、僕だって本気で獲りに行く!」
轟「…そう。」
轟さんはそう返すだけだった。
轟「…で?あなたは何も無いの?」クルッ
竜八「…」
えー…、これ言わないといけないの?
…まぁいっか!なるようになるだろ。
竜八「…多分僕なんかに宣戦布告するよりも爆豪くんとかにやった方がいいよ。僕は君より弱いし。」
皆(((ここまで来たら謙遜も煽りに聞こえる…)))
爆豪「おい轟ぃ!宣戦布告する相手間違えんじゃねぇぞ!」ガタッ
轟「…私は言われて何か言う事はないかと聞いたんだけど。」
竜八「あっ、そうなの」
やべっ、間違えたー
竜八「まぁ言えることは、君はこのままじゃ1番になれないよ。」
轟「…どういう事?」ジロッ
わ〜、睨みつけられてる〜。
まぁこの程度の殺気で怯むような僕では無いんだけどな。
竜八「それは、自分で考えないと意味がないから。」
竜八・轟「……」ジー…
少しの火花が舞ったかもしれない。
飯田「皆!開会式に遅れるぞ!早く入口に向かうぞ!」パンパン
静寂を我らが委員長、飯田天哉君が破った。
正直言ってありがとう。
〜
マイク『雄英体育祭!!ヒーローの卵たちが我こそはとシノギを削る年に一度の大バトル!!どうせてめーらアレだろこいつらだろ!!?敵の襲撃を受けたにも関わらず鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!!ヒーロー科!!1年!!!A組だろぉぉ!!?』
「「うおぉぉぉぉ!」」
竜八「おー!人がいっぱいだぁ。」
切島「すっげえ…、緊張するな、爆豪!」
爆豪「しねぇよただただアガるわ!」
マイク『ヒーロー科に続けて普通科C・D・E組…!!サポート科F・G・H組もきたぞー!そして経営科…』
「俺らって完全に引き立て役だよなぁ」
「たるいよねー…」
「…………ハァ……」
竜八(えっやる気な。)
〜
ミッド「選手宣誓!!」ピシャン
鞭を鳴らして言ったのは、格好が公共の場で着ていいのかとても際どいラインの18禁ヒーロー『ミッドナイト』だ。
常闇「18禁なのに高校にいてもいいものか」
峰田「いい」
常闇から正論が飛ぶが、峰田が否定する。
ミッド「静かにしなさい!!選手代表!!
1―A、『夜桜竜八』!!」
竜八「…………ほぇ?」
瞬間、頭がフリーズした。
ミッド「夜桜くん!こちらに来なさい!」
竜八「……あ、はい。」
タッタッタッ
〜
上鳴「えっ?選手宣誓って首席の爆豪じゃねぇの?」
瀬呂「そのはずなんだがな…」
耳郎「まぁいいんじゃない?爆豪は煽りそうだし。」
爆豪「んだと!」
轟「…」
〜
ミッド「急にごめんね!」パンッ
竜八「なんで爆豪君じゃなくて僕なんでしょうか僕はセリフ考えてきてないしそもそも僕なんかに宣誓まかせたら多分体育祭泥沼になりますよとりあえず理由を教えてくださいお願いします。」スラスラ
ミッド「あっ、えっとね?爆豪くんより、実際にリーダー格の敵と戦った夜桜くんの方が言葉の重みとかあるかなって。後はその経験でいい事言ってくれるかなっていう会議での決まりなの。だからお願い!」
竜八「う〜ん、わかりました…。もう上がっていいんですよね?」
ミッド「えぇ、大丈夫なの?」
竜八「……なるようになりますよ。」
〜
ミッド「…て事で改めて!選手宣誓!代表!1-A夜桜竜八!」
ガヤガヤ
竜八「んんっ、えー、宣誓!」
シーン…
竜八「と言っても急に宣誓をやれと言われたので考えてません!」
皆「「「おいっ!」」」ズコッ
竜八「…なので!僕の体育祭にかける思いを伝えようと思います!」
竜八「突然ですが、僕は無個性です!」
A組以外の皆「「「っ!」」」ザワザワ
竜八「無個性だからこそ、個性の事で周りから馬鹿にされることも度々ありました。まぁ最初はすこし心にくるものもあったしなんなら1回心折れて泣きました。でも、今の僕がこうしているのは周りの人達のおかげなんです。USJの事件も、信じられないと思いますが兄弟が助けてくれました。僕は、いや、僕達は周りの人達に支えられて生きています。」
皆「「「…」」」
竜八「だからこそ、僕はここに宣言します!」
竜八「今まで僕を支えてくれた人達の為にも!僕を信じてくれている人達の為にも!僕は!
この体育祭で1位を取ることをここに宣言します!」
皆「「「うおぉぉぉぉ!!」」」
竜八「速攻で考えたのでこれくらいしか言えません!以上!選手代表!1-A夜桜竜八!」
「急に頼んだのにありがとうね夜桜くん!では早速始めましょう!いわゆる予選よ!毎年ここで多くの者が涙を飲むわ!!さて運命の第一種目!!今年は……コレ!!!」ピンッ!
『障害物競走』
「計11クラスでの総当たりレースよ!コースはこのスタジアムの外周約4㎞!我が校は自由さが売り文句!ウフフフ…コースさえ守れば何をしたって構わないわ!さあさあ位置につきまくりなさい…」
竜八(さぁ、頑張りますか!)
宣戦布告と選手宣誓はめっちゃ悩んだ。
感想お願いします。
今後のモチベーションと展開の発案にもなります。