Tiny Dungeon エボルトの力であっても俺は救うために使う   作:(^∪^)感動的だな、だが無意味だ

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やあ(´・ω・`)

一ヶ月も掛けてすまない、筆が進まなかったんや。


迷宮試験 前半

チュンチュンと小鳥の鳴き声が聞こえ、部屋にて目を覚ます、窓からは朝日が差し込み、部屋の中を照らしてくれる、今日が迷宮試験日。隣から紅が準備中なのか何か布の擦れる音が聞こえる

 

「おはよう、こ···う···」

 

体を起こして視線を向けて挨拶をしたら、そこには下着姿の美少女が、いや紅本人だけど

 

「あ···あう·········」

 

互いに目があったまま、固まる。紅は恥ずかしさから、俺は下着姿の紅の体を見てその綺麗さと女性の魅力に

 

ピンクの水玉模様の上下揃った柄であり、腕は剣を持ち戦う戦士とは思えない程の女性らしい細い手足。そしてその魅惑の谷間が見えていていた

 

「·········」

 

「うぅっ······!!」

 

俺も紅も動けぜず、その体を見ているだけだった。頭は早く視線を外せと発するが男としての欲がそれを阻止する。次にどうにか言葉を発する

 

「あー、今回も綺麗だな紅」

 

違う、そうじゃないとすぐに思い浮かぶ、そして紅は顔を真っ赤にして

 

「ばかぁぁぁぁーーーー!!!」

 

そうなるのは必然であり、その声が寮に響いた

 

 

 

 

 

 

 

「本当にすまない紅」

 

「いや、むしろあれは私が悪いんだ。姫が一緒だと言うのに気を抜いていたのも、姫が起きる前に終わらせてなかった私の問題だ」

 

登校中、寝起きの出来事に対して俺は謝るしかなかった。

 

「同室である以上、起きてもおかしくない訳だしな。それに気を抜いていた私に非がある。ともかくお互いに今朝の事を忘れよう」

 

顔をまだ赤くしている紅にそう言われてる、そう言えばエボルトって他人の記憶消してたよな。使った事ないけど

 

今朝の事、脳裏には下着姿の紅を思い出す。画面で見るのとは違う、手を伸ばせば届き、その声も体も間近となるとどうしても意識してしまう。

 

「思い出すなばかぁっ!!」

 

すると紅に叱られる、顔に出てしまったのだろうか?最後のばかぁが女性らしい可愛さがあったし

 

「その、私の······は安くないだ、今回の迷宮試験いい結果を取るぞ」

 

照れながらも話題を変える紅

 

「ああ、朝から素晴らしい物を見たからいつもは以上に頑張らないと」

 

「だから思い出すなぁ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

闘技場、俺の前世の記憶から思い出すに古代ローマ帝国にある闘技場にちょくちょく似た建物だと思った。あくまでも俺自身の感想であり、訓練時に使われる広場は障害物など一切ない土のみ、また壁の上には観客席がありトーナメント時などのイベント時に使用している

 

個人的に背もたれが無いのがあれだが

 

そして今、この闘技場内に全校生徒全員が集まっていた。各階級の槍・斧・剣・弓・盾クラス生徒が試験開始を待っている、クラス名は名前であって槍のクラスに斧を使う人がいても変ではない

 

当然これだけ人数がいれば熱気もある、この学園に来る者は力を求めてる訳だし。俺も緊張する

 

「兄様、紅さんおはようございます!」

 

「おはようございます白鷺様、紅様」

 

そんな中ながらも、ウルルはいつもと変わらない笑顔だ。ウルル戦闘服は胸部分は白シャツぽっく、それに合う様に白のネクタイ、ネクタイにはドラゴンと理解出来る絵柄が描かれている。黒の襟に金の刺繍があり、中指まで突き出た肘まで届く手袋······手袋って言えるのか?そして下はピンクの短パンに黒の腰ローブ、それは袖にある物と同じく金の刺繍が入っている

 

「おはようございます、オペラさん、ウルル、今日も元気だな。」

 

俺よりも先に紅が返す、俺も返す。

 

「おはようウルル、オペラさんもおはようございます」

 

ウルルの戦闘服のついでに紅の戦闘服は、長袖の白シャツの上に黒の服を着ている。その上でも分かる圧倒的紅の胸、下は青色のスカートにタイツを着て、後ろ腰には2つの刀を装備している

 

「ウルルの他のパーティーメンバーはどうしたんだ?」

 

「ウルルのパーティーは、皆別の場所で待ってもらってます。所で兄様、一日空いてましたけど体は大丈夫でしょうか?」

 

少し心配と言いたげな表情のウルル、俺は何度も攻撃を受けていた為か時折心配される。同じ訓練をしていた紅はそもそも一撃を受けてしまえばそれでダウンだから一切受けない様に戦っていた訳だけど

 

ビルドの設定ではネビュラガスを注入された人間は耐久力が上がるとある通りに、ウルルの攻撃を耐えられる俺がおかしいのだろう。てかエボルトだし

 

「大丈夫だ、一日空いてるしな。所でオペラさん、まさか迷宮試験中も、ウルルと一緒に居るんですか?」

 

「それがですね、私の事は備品と考えて結構!人権のない盾と思って構いません!と直談判したのでしたが駄目でした」

 

「いや、流石に生徒でもないオペラさんじゃ直談判しても駄目でしょう」

 

ショボンと言いたげに答えるオペラさんに、紅が突っ込む

 

「迷宮試験でモンスターをちぎっては投げ、ちぎっては投げ、死体の山で恍惚の表情を浮かべるウルル様を見たかったのですが残念です。」

 

「ウ、ウルルはそんな状況でそんな事しないよ!?」

 

「ご安心下さいウルル様、いつかさせてみせますから♪」

 

「自分の王女をなんだと思ってるんだこの人······」

 

俺がそう言うと、キリッとしたオペラさんが答える

 

「竜族の王女である以上、力を持って貰わればなりません。竜族最強の種族であると同時に王女なのですから」

 

「そんな子供が泣きそうな力を求めてられても······」

 

紅がそう苦笑いながら俺は頭の中でイメージした。血溜まりの中で血濡れ姿にウルルの笑う顔。なんか戦争讃歌の歌が脳内に流れるな······

 

「ウルル、子供に嫌われちゃいますか!?」

 

「まあ、血まみれの姿で子供に好かれるのは想像出来ないよな······」

 

そう会話をして間に、闘技場に多くの人が静まり返り、観客席、その最上階にあるVIP席から一人の女性へと視線が集まる

 

トリア・セイン、魔界の統括者にして学園長。学園長になっている事からも彼女には魔族だけでなく神族竜族にもかなりの信頼がある

 

「こうして見るだけでも諸君のやる気は伝わってくる」

 

始まる前の言葉、恒例ではあるが学校でよくある校長先生の長話はしない。短時間で済むだろう、

 

「今更言うことはない、長ったるい話など私には性に合わんからな。故に諸君、持ちうる力、全てを使い、その存在を示せ、各自、解散!」

 

魔法による拡声効果、学園長の言葉により多くの生徒が動き出す、迷宮試験序盤の名物だ。闘技場内からでも各階級向けのルートへ行ける場所があり、我先に向かう為に者もいるし、闘技場を出て校内の敷地内にある別の場所からでも迷宮へ行ける為に複数の迷宮入口や闘技場出口へ生徒が殺到し大混乱となる

 

「兄様達はすぐには行かれないのですか?」

 

「ああ、どうせ開始直後はパーティー同士のいざこざがあるから私達は少なくなってから行く事にしている」

 

俺と紅は人族と言う点から、ヘイトが高く集中して狙われる為に大半の生徒が先に迷宮へ入った後に動くのが恒例になっている。

 

「分かりました、それじゃウルルはパーティーの皆さんと一緒に校内の方から迷宮に入りますね」

 

「それでは皆様、御武運をお祈りしています」

 

そうして去っていく二人を見届けた直後

 

「ふむ、貴様らも同じ考えの訳か。開始直後に向かう者など所詮は小者に過ぎん」

 

今なお多くのパーティーが我先にと向かうので残った者同士は分かるのだが、その中からラーロンが声を掛けてくる

 

「珍しいな、いつもは真っ先に先頭へ向かっているのに残ってるなんて」

 

「我々は編入生待ちだ、たまには後ろから兎を追うのも悪くない。それに」

 

その顔はまさに上機嫌、子供で言うのなら後少しで欲しい物が手に入ると言わんばかりに。

 

「いざ貴様らの貧相な顔でも、見るのが最後だと思うと、愛着が湧いてしまう。故に私以外に倒されるなどと間抜けな事を起こすなよ?」

 

「随分と言ってくれるな、俺自身退学するつもりはないんだが。お前に比べれば確かに俺の実力は下だが、油断し過ぎると痛い目を見るぞ」

 

「フハハハッ、随分と威勢がいいな。今の私は機嫌がいい、貴様を痛めつけるのは迷宮内でしよう」

 

アッハハハッ、と高笑いしながら去るラーロン。

 

「姫、行くぞ」

 

「ああ、そうだな」

 

一切口を出さなかった紅の言葉に答え、人が居なくなった出口へ進んだ。ラーロン、結局嫌味の為に来たんだな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

迷宮は学園地下に作られた巨大な迷宮だ。階級事に難易度も調整され、トラップやモンスターなどが存在する。モンスターは捕獲したのを開放してる。俺も冒険者時代になんか捕獲依頼もあったな、そのモンスターは一階級時に見たモンスターだったが

 

全体がレンガ造りで、魔法による明かりも最小限、角なら簡単に隠れられる程に暗い。パーティー同士の戦闘もあるが序盤で戦闘を仕掛けてくる奴はいない、確かにルール上は戦闘OKだが試験の為にわざわざ消耗しにこない

 

おかげで、序盤から中盤まではトラップと徘徊モンスターに注視が主で助かる

 

「姫、そろそろマッピングをするぞ」

 

開始してから約一時間、紅は学園から支給された必要品が入ったバックパックを開ける。だが

 

「やられたな······」

 

その言葉に俺も覗き込んで中身を確認する。そこには学園から支給された備品のマッピング用の紙に磁石、携帯食料品などが破られ、壊されていた。そしてこんな事をした奴はおおよそ分かる

 

「ラーロンだろうな、俺達に渡されるこれを把握してたと、」

 

個人的にはそのコネをどうやったのか、仮に先生方に連絡してもろくに取り合って貰えないだろう。こう言った時の対処方も試験対象になるし、バリヤリーフ先生の様に竜族の先生も居るが種族の特性上少ないのに教師人となれば割合も確実に少なくなる訳で

 

人族に対する差別、それを学園に来てから再確認させられたりした。

 

「無駄な事をするな、最初にあった時には姫の言う通りにしてよかったと思った物だ」

 

「一年以上も通い続けて、こんな目に合うてなると、人族の肩身の狭さが辛いよな」

 

「そうだな、私も姫が居なかったら、心折れてもう人界に帰ってたかも知れないな」

 

俺は自分の背負ってたバックパックを降ろして中身を開く

 

「自前で持ってくる分には何も問題ないからな」

 

マッピング用の紙を取り出す

 

「良くも悪くも、こう言ったトラブルには慣れてるからな。あいつらの悔しがる顔が見てみたいものだ。」

 

お互いに笑う、連中にとっては慌てふためく俺達を思い浮かべただろうが、既に何度かされてる。自慢出来る事ではないが、そんな中ガチャガチャと通路から音が聞こえる

 

「姫」

 

「分かってる」

 

互いに荷物から離れ武器を抜く、紅の武器は二刀流の刀。素早い手数を主にして戦う。

 

現れるモンスターは、RPGなどに出てきやすいイメージの人と同じ大きさの二足歩行する青いトカゲ。防具に加えて剣や小さく丸い盾を装備している、それが3体

 

「準備運動には丁度いい感じだな姫」

 

「そうは言っても二階級へ上がる為の最低条件があいつ一体を単独倒す事だったからな、油断は禁物だ。」

 

俺も自分の剣を握り直す、基本的には両手で扱うのが基本だが片手でも出来なくはない。ウルル相手だと拳での攻撃はあまり意味ない為に使う事はなかった。確かに殴った時の運動エネルギーはウルルへ通じるもそれなりに痛かったのでしなかった

 

やっぱ変身しないで硬いもの殴る気はしない

 

 

 

 

 

 

 

 

トカゲ3兄弟(兄弟である可能性は限りなく低い)を倒した後に進み、チェックポイントへたどり着く。例え完走出来なくてもチェックポイントを通過した分のポイントが加算される

 

「やっぱり指輪はないな」

 

チェックポイントには指輪が置かれており、それを多く持ちゴールを通過すればより多くの追加点が入る。だがデメリットもあり数を多く持つ程にモンスターや他のパーティーに気づかれやすくなる魔法が込めらている

 

「当然だな、私達は生存第一でゆっくり進んでる。にしても今回はパーティーの全滅率が異常だ」

 

チェックポイント所に壁に設置された水晶玉、これは様々な情報を見れる。一つのパーティーが指輪を独占がないように監視する為と、情報伝達だ

 

迷宮内の他パーティー情報は自力で入手するしかないが、その例外が一つだけが脱落者数だけはこのチェックポイントで見れる

 

この情報でどのように行動するのか判断力を見るという目論みがある、そして現在は4割、序盤は多くても1割のだが

 

「考えてられるのは2つ、一つはそれ程までに厄介なトラップがあるか、もう一つは意図的に誰かが他パーティーを潰しているかだな」

 

「トラップによる全滅ではないな、序盤にそれ程の物を置いたら試験にならない。必然的にパーティー潰しが可能性高いが」

 

多くのパーティーを全滅させられる実力者はいるが、好き好んでやる正確ではない為に、考えられる答えは一つしかない

 

「ラーロンのパーティーに入った魔王か、厄介だな。しかしこれ程の力を持ってるのなら何故編入してまで入って来たんだ?暇潰しにもならないだろうに」

 

「どうだろうな、どの道、警戒しながら行くしかないな」

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数カ所のチェックポイントを進み、マッピングをして間違えなければ、ここが最終チェックポイント。水晶玉から分かる全滅率とそばに置かれた大量の指輪に、紅はそう結論づける

 

「6割を超えるとはな」

 

水晶玉にてそれを見た紅が、口を開く

 

「ペースは減ったけど6割か、やっぱり魔王となると厄介だな。学園の生徒だって、弱い訳じゃない」

 

原作中だと周りが強すぎる為に忘れがちだったが学園に通ってるからには多くの者はちゃんとした実力がある。ラーロンでも所構わず襲撃しようものならリタイアは確実だ。

 

にも関わらず、多くをパーティーを撃破した事を考えると本当上の実力者達は理不尽だと思う

 

「他のパーティーも指輪を取らずに生存に優先して来た訳か。混乱してるだろうな、指輪どうする?余ってるが」

 

「いや、確かに点数は魅力的だがこんな状況だから欲張ったら駄目だろう。予定通りにこのまま行こう紅」

 

「確かにな、狙われる可能性は減らさないとな」

 

 

 

 

 

 

 

迷宮に入ってから約6時間、最終階層にたどり着いた俺達は道を進み扉の前に辿り着く

 

「この扉をの先にゴール地点の広場か、ラーロンとは出会わなかったからにはここに待ち伏せしてるだろうな、ゴール地点なら待っていれば確実に会う訳だし」

 

「紅、無理な俺を置いてゴールしてくれ」

 

「バカを言うな、私とお前の仲だぞ?一緒にゴールするんだ、絶対だぞ?それに6割は脱落してるんだ、割合的には高い順位になれる」

 

だから一緒にゴールしよう、美少女にそう笑顔で言われたなら男して退く事は出来ない

 

「分かった、紅、それじゃ覚悟を決めて行きますか」

 

原作通りに行くのかもしくは別な事になるのか。分からないから紅に断られた以上、気を引き締めて行こう、最悪彼女が敵で来る事を想定しておこう




果たして服の表現はこれであってるのか疑問だけど自分の力だとこれです(_ _;)

それに所々カットしてます
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