【来禅高校】
「俺は二年四組か」
「五河護」
「ん?誰だ。」
俺だろうな、てか俺以外いないだろうしな
「覚えていないの?」
知ってるけど、覚えてないふりした方が良いよな原作的に
「............う」
「そう」
落胆の表情もないのか、自分の席に帰っていった。
「まぁ、いっかねぇ」
憑依みたいな形だからどこであったのか分からないな。
「とうっ!!」
「よっと」
「やっぱ、すごいよなお前。死角からやってんのに」
「勘だよ、勘」
俺の友人の殿町宏人は、同じクラスであったことを喜ぶより先に、ワックスで逆立てられた髪と筋肉質の身体を誇示するように、腕を組み軽く身をそらしながら笑った。
「それで、いつの間に鳶一と仲良くなりやがったんだ、ええ?」
「鳶一......?誰だそれ」
「とぼけんなって。今の今まで楽しくお話ししてたじゃねぇか」
言いながら殿町が顎をしゃくて窓際の席をさした。少女は、俺の視線に気づいたのか書面から目をはずしこちらに向けてきた。
「あぁ、さっきの子か」
そう言って、俺は目線を外した。それに反して殿町は馴れ馴れしく笑って手を振っていた。
「..............................」
鳶一は別段何も反応を示さず手元の本に視線を戻した
「ほらみろ、あの調子だ。うちの女子の中でも最高難易度、永久凍土とか米ソ冷戦とまで呼ばれてるんだぞ。一体どうやって取り入ったんだよ。」
「何の話だ?」
「お前、本当に知らないのか?」
「前のクラスの時にあんな子いったけ?」
「鳶一だよ、鳶一折紙。ウチの高校が誇る超天才。聞いたことないか?」
「聞いたことはあるが、へーアイツなんだ」
「それだけじゃなくて、体育の成績もダントツ、ついでに美人だ。去年の〈恋人にしたい女子ランキング・ベスト13〉でも第三位だぜ?見てないのか?」
「見てないが、何故13っていう中途半端な数字なんだ」
「主催の女子が13位だったんだ」
そこまでして入りたいか。
「ちなみに『恋人にしたい男子ランキング』
はベスト358まで発表されたぞ」
「多っ!!下位はワーストランキングに近いじゃないか。それ、主催者決定なのか?」
「あぁ、往生際悪いよな」
「んで、お前は?」
「俺か?358位だが」
「主催者お前かよ!理由は、悲しくなりそうだからいいわ」
「五河、お前は匿名希望から10票入って38位だ。」
「微妙だな、おいっ!!」
「他の理由は『女子に興味なさそう』、『ホモぽっい』、『自分よりきれいなのが嫌』だったが」
「それは、聞きたくなかった!!それにちゃんと女子にも興味あるわ!!」
「まぁ、落ち着けって。『腐女子が選んだ校内ベストカップル』では、俺とセットでベスト2にランクインしてるぞ」
「これっぽっちも嬉しくない!!!!!!!!」
1位のカップルが気になった。誰なんだ。だが、聞いたら何かを失いそうだ。
「兎に角、校内一有名人って言っても過言じゃないわけだ。五河くんの無知ぶりにさすがの殿町さんもびっくりだー!」
「それは、何のキャラだよ」
「先生来たから戻るわ」
そう殿町が言って席に座ると同時に先生が入ってきた
名前は忘れたけど、愛称はタマちゃんだったな。
「はい、皆さんおはようございます。これから一年、皆さんの担任を務めさせていただきます、岡峰珠恵です」
そういえば、岡峰珠恵っていう名前だったな。
そうして始まってHRは終わった
それから、およそ三時間後
「五河、どうせ暇なんだから飯行こうぜ」
「悪いな、先約がある」
「女かっ!!」
「女っていえば女。つか、妹の琴理だぞ」
「なんだよ、脅かすなよ」
「お前が勝手に驚いたんだろ」
「家族団欒をつっつくほど野暮じゃねぇよ」
と言って殿町が笑う
―――その瞬間、街中に不快なサイレンが鳴り響いた
『原作が始まるのか。ならいくか。』
「五河!シェルターにいくぞ!」
「すまん、忘れ物をしちまった!先に行っててくれ!」
そう言い俺は列を逆走した
靴を履き替えて人から見えないところで能力を使ってファミレスの付近の物陰まで移動した
「何か、人が浮いてんな。あー、そっかあれがASTか」
説明は面倒だから原作か、他の作者の作品を読んでくれ。
あれ、俺は誰にいってんだ。
進行方向から、まぶしい光に街並みが包まれた。そのあと、耳をつんざく爆音と凄まじい衝撃波が俺を襲う前に
「吹き荒れろ、舞風」
と言い風圧と衝撃波と爆音から守った。
「さて、守る為に精霊の所に行きますかね」
俺はそう言い、さっきまで目の前にあった街並みが跡形もなくなった街を歩き始めた
今回の武器
・名前 舞風
・能力 風を操る程度の能力
・柄等 碧が下地でそこに鴉と紅葉が描かれている