主人公にNTRとは思われたくないが、推し達と付き合いたい。   作:鳩は平和

4 / 4
最終章にて、長文ごめん!!

P.S………これはハメTS杯にて作られたために………これにて終幕というか完結です。

唐突に完結させてしまい………申し訳ないです(土下座)


最終話〜これは(ヒト)人間(ヒト)であろうとする物語

俺は深いため息を吐きながら屋上で黙ってご飯を食べる。チラッと横を見れば滝川と刃更が楽しそうに話していた。ねえ、これ……俺いるかな?このまま帰っても、バレない気がする。

 

でも、このまま帰るも絶対に怪しまれるよな…………ここは無言でこの場をやり切るしか…ない!!

 

「なあ、ギンっちはどう思う?」

 

「どうって言われても………何が?」

 

それを聞いた滝川はやれやれと肩をすくめた……おいこら、それはどういう意味だ。

 

「こいつ、クラス委員長に抱きつかれた上に成瀬澪と住んでいるんだぜ。それが原因で俺以外の友達がいないんだよ」

 

滝川が笑いながらいうと、東城は深いため息を吐いた……安心しろ。俺はお前のイチャコラ見て嫉妬通り過ぎて……早く、結婚して思えてきたから………

 

「そういえば、俺ギンっちの家知らないかも………今度遊びに行こうぜ。なあ、バサっち」

 

「ああ、それはいいかもな。成瀬も連れて行っていいか?」

 

その言葉を聞いて俺の脳内に緊急警報が鳴り響く………やばいやばいやばいやばい………とにかくやばい。どれくらいヤバいかと言うと………富士山が噴火するほどにヤバい。

 

「いやぁ………その………今はちょっとだめかな?」

 

「えっ、なんでだよ」

 

そりゃそうなるよな……それはそれとしてぐいぐいくるな!!………てめえ、以前まで話しかけてこなかったくせに!?

 

実は、君たちの仇である腹心を、バロールが勝手に俺の身体を乗っ取り支配の魔眼で隷属させてしまった(テヘペロ)……うん、アウト………アウトオブアウト。さよなら平和。こんにちは混沌。よろしくな、童貞。

 

さあ、どうする………こいつらが寄りにくくするには………はっ、そうだ!!

 

「実は……………二千冊のエロ本があって今片付けている途中なんだよ」

 

アハハ、終わった………俺の学校生活が終わった。さあ、広めろよ………成瀬銀は変態で童貞だとな。ふっ、勝ったな……みろ、この魔人と元勇者の顔のひきつりようを……

 

『それで、二千冊のエロ本はどこにあるんだよ』

 

お前は信じてどうするんだよ……

 

ー○●○ー

 

放課後……俺は、保健室で正座させられている。それは今……目の前にいる仁王立ちをしている長谷川先生……あれ?長谷川先生の後ろに仁王さまが…もしかして、お友達ですか?やだーそれならそうと早く言ってほしいな

 

「それで……昨日の今日でどうしてその眼帯が壊れているのか説明してもらおうか?」

 

「いやーその…………なんといえば………そう!!バロールが壊したのです!!」

 

『おいっ!!』

 

バロールの抗議の声が脳内に響く……がそんなの知ったことちゃねえ!!俺は推したちに嫌われることが何より嫌いなんだ!!

 

「いやぁ……こいつがまた……そう、女風呂を覗こうとしていて……全く困った奴です」

 

はははと笑う俺に……長谷川先生は少しきつい目つきになるが……深いため息を吐いていた。いやぁ、ごめんなさい……わざとじゃない。

 

「バロールのことは………ひとまず置いておこう………」

 

「で、ですよね〜………は、長谷川様?……いや、アフレイア様って呼んだ方がいいのですか?」

 

知っているからと言って、そんな馴れ馴れしくするのはだめだよな……………拙者、まだ死にたくないでござる。バロールも俺の身体を乗っ取り何をするかわからない。

 

「いつも通りでいい……」

 

はあ、いいなぁ………俺も、()()()()()()()()()()()な〜長谷川先生も優しくしてくれるのかな。いや、今も十分優しいけど…………最終的には……いかん、バロールみたいに邪な気持ちが芽生えてきた。

 

『───何か理不尽な責任転嫁をされた気がするぞ』

 

ー○●○ー

 

「失礼しました」

 

「ああ、もう壊したらダメだぞ」

 

長谷川先生にそう言われながらも長谷川先生にお辞儀をして、保健室の扉を閉めた。今日はゼストの服とかを揃えたり、商店街の仕組みを教えないとダメだよな。あとは適した散歩コースとか……流石にずっと、家に居させるのは悪いし。

 

『フヒヒヒヒヒ、いいのかよ………そんなことしたらますます他の魔族に目をつけられるぜ』

 

「いやでも…………なんか、監禁とか折檻みたいでなんか嫌じゃない?」

 

『そうか?俺はそういうシチュでヤるのも悪くないと思うぜ………』

 

もう、やだ………この魔神さん。すぐに下ネタばっかりいうし……もっと……こう、上品には出来ないのかな?

 

「ああ、銀」

 

さわやかな声が聞こえ、固まった……後ろを向けばそこに居たのは坂崎先生だった。みんなはマモちゃんと呼ばれてはいるが、中身は人を人だと思わない神族で、長谷川先生を崇拝していた。

 

「最近、長谷川先生に呼ばれているが何があったんだ?」

 

「いやーその………特に何もないですよ……最近トラブルで目を怪我してしまって……いや、これがついていないことに…アハハ」

 

いやーなんか、バロールのおかげなのか負の感情を感じやすくなっているぜ。

 

『フヒヒ、こいつ……嫉妬と憤怒がすげえな。何したんだよ?」

 

別に何もしてないけど………十中八九長谷川先生だろうな。

 

「そうか……あまり無理するなよ」

 

「はい、気をつけます」

 

俺は逃げるように坂崎から逃げた………だって、これ以上関わると何か嫌な予感したんだから。

 

ー○●○ー

 

カバンを置き俺たちはショッピングモールに向かった。とりあえず……魔力はもう無理だとしても服で一般人に紛れ込んでもらおう。しかし、困ったことに俺は女子用の服とかはもうダメなので……とりあえず店員さん、君に頼んだ。

 

「あの……着替えました」

 

試着室で顔をだけを出したゼストはゆっくりとカーテンを開け、俺はそれを見て固まった。

 

白のタートルネックに、黒いスカートを着ていた………オフっと思わず口に出してしまうのを我慢しつつ

 

『フヒヒヒヒヒ、これぞ童貞を殺す戦闘服だな。ギン』

 

汚い笑い声を浮かべるバロール…………というか、お前……見えないくせにどうやって見えているんだよ!?

 

「に、似合っていると思うよ……それにする?」

 

「は、はい」

 

その後……商店街に行くが……ほとんどの人がゼストに視線を奪われて……これぐらいの出費……大丈夫だ、致命傷だ。とりあえず………野菜やお肉を買い終わり、俺たちは近くの公園で休んだ。

 

 

 

買い物を終わったときには夕方だった…………疲れた。特に近所のおばちゃんたちがおれたちについて、まあ、デートよとかの陰口が辛かった。それに、ゼストも無言だった。

 

「いやぁ……疲れたね」

 

アハハと笑うがゼストは無言だった………キツイ!!この空気がキツイよ……バロール!?こういう時はどうすればいいんだ!?

 

『襲え、野外プレイなのも味があるぜ』

 

そっか、ここで主人との立ち位置を………そんなことしたら俺は二度とこの街を歩けない。

 

まあ、元々は主人公のヒロインだったからな罪悪感で胃が張り裂けそう……やったのはバロールだけど!!バロールなんだけど!!

 

 

その時だった…………煙のようなものが広がり………黒いマントのような人型の何かの集団……そして獅子と蠍の尻尾をもつ………マンティコア?とにかく、そんな化け物がいた。

 

「なんでぇぇぇ!!」

 

「ぐじゅるるるる!!」

 

マンティコアが俺たちが座るベンチに突撃してき………避ける?無理だ……今から避けたって間に合わない。バロールを解放するか?ダメだ……そんなことしたら、後が怖い。

 

「こっちへ!!」

 

「えっ!!ぐえっ!!」

 

ゼストに服の襟腰を捕まれて、四十メートル先へ後ろの草陰へと飛んだ。ゼストの力がすごかったのか、俺は一瞬息が出来なかった。

 

「ゴホッ!!ゴホッ!!………違う意味で死ぬかと思った」

 

「申し訳……ありません」

 

勢いが強く……俺たち二人は倒れていた……俺があと数ミリ上に動かせばキスできるほどに近かった。

 

ー○●○ー

 

心臓の鼓動がうるさい………息が苦しい……どうして、私は………この人を助けたですか?わからない………自分がわからない。

 

「あの………助けてくれて……ありがとう。ゼスト………」

 

またその言葉………魔界で過ごしたときには絶対に聞かない………私の脳内にずっと響く。これは……彼の中に巣食うバロールが私を守るように命令したんだ。

 

「えっ……でも、それじゃあ……」

 

「どうかしましたか、銀様」

 

もしや、巣食うバロールに何かアドバイスをもらったかもしれません。最悪……ここに隠れてもらってわたしが、マンティコアと人形を倒せばいいん。

 

「うん………その、俺としてこの状況は嬉しいけど………そろそろ離れた方がいいかも」

 

「……え……」

 

わたしは今気づいた……銀様の顔に近いことに………それと同時にわたしの顔が熱くなった。どうして………最近の私がおかしいことにこれもまたバロールの魔眼のせいなのでしょう……きっとそうです。

 

「それで先程のことは………」

 

「いやその………バロールは支配の魔眼で命令したのはゼストが俺たちの身体に危害を加えないこと……らしくて……基本それ以外は自由らしいんだよ」

 

その言葉を聞いて驚いた………それじゃあ、さっきわたしがあなたを助けたのは……自分の意思で………あなたを………そう考えると鼓動がどんどん早くなる。

 

「でも、もしさっき俺があの化け物に殺されていたら……ゼストは自由の身だったよね。流石に死んだら魔眼の効果は切れるだろうし………うん、だから、ありがとう!!」

 

また、感謝の言葉をもらった………でも、死ぬとかいう言葉は……出来ればあなたの言葉から聞きたくはなかった。

 

「銀様……あなたはここに隠れていてください……あの程度は私一人で充分です」

 

私は草陰から飛び出し、このモヤモヤ……いいえ、怒りをただあの畜生どもにぶつける。

 

ー○●○ー

 

ゼストが飛び出し……俺は草陰で隠れている。今の状況に置かれている自分をめちゃくちゃカッコ悪いと思う。

 

「なあ、バロール………もし、この眼帯を外してさ……お前に肉体を渡せば打破出来るんだろう?」

 

『ああ、出来るぜ……あの程度は魔眼使わず一発の魔術であいつらの肉片は飛び散るだろうぜ……ウヒヒ』

 

バロールは冷静に答え、気味が悪い笑い声をあげた。本当に俺……ゼストやバロール……長谷川先生がいないとダメダメだよな。

 

『一つ言っておくぜ……俺は魔神だ。だから、人が苦しむ様を見るのが好物だ………』

 

「知ってる」

 

『なら、話が早い………だから苦しめ人間(ミレニアン)。自分のその弱い様を見たくねェのなら、足掻き苦しめ』

 

やっぱり………お前は最低最悪の魔神だよ。

 

それでも何かさっきまでウジウジしていた自分から少し抜け出せたかもしれない。

 

 

 

草陰から飛び出しせば、ゼストが周囲に真っ黒な人形?みたいなものマンティコアと戦っている。ゼストは数で負けているのに焦らず……黒人形の懐まで跳躍し、胸の心臓を潰し、的確に減らしていた。

 

それでも地面の陰から黒い人形が生えて、ゼストの背後に回ったのを見た俺は眼帯を外した。左目の紋様が浮かび上がり輝き出した。

 

「──強制の魔眼!!」

 

俺の瞳の輝きがさらに強くなり、影の人形の動きを止めた。ゼストはそれに気づいたのか動きが止まった黒の人形を自身の拳を放ち、敵の頭を潰し消えた。

 

「銀様っ!!」

 

ゼストが俺の方まで跳躍した……その目はどうして、ここに来たのかという疑問を持っていた。

 

「もし……俺が、ゼストに戦闘を任せ、あのまま俺は草陰に隠れていたら一生後悔していたかもしれない……そんなのはもう嫌だ。守られるだけの男になんてなりたくない」

 

『フヒヒ、やっぱりギンは頭がイカれているな………けど気に入った。魔眼はあと二回だが……二回分を使って俺サマの最凶最悪にして魔眼の王として知られた力を見せてやる』

 

バロールの情報が入ってくる………それが使えるならたしかに有利である。しかし………数が数だ………どうにかして、一箇所に留めないといけない。

 

「ゼスト………あいつらを俺の方まで一箇所に固めることは出来る?」

 

「はい、可能ですが………」

 

「そして、一箇所に固まったら出来るかぎり離れてほしい……俺自身これの調整することは多分無理………」

 

俺は左目を触ると何かを察したのか………ゼストは敵側の前に立つ。

 

「はぁぁぁぁ!!」

 

ゼストは拳を構え、地面を思いっきり叩きつけると地面が砕けた。そして砕けた地面は大きな岩となり中に浮いた。

 

そういえば、ゼストは………地面を操る魔法が得意だと…………

 

「喰らうがいいっ!!」

 

巨大な岩の数々は雨のように降り注ぎ、土煙で何も見えなくなった。土煙が消えれば巨大な岩は檻のように囲まれた。

 

「銀様っ!!」

 

ゼストの言葉と同時に、1日三回しか使えない魔眼の二回分を使った。魔眼の許容外のために、頭がバチバチとして痛い。多分、目から血が出ている観覚がある。

 

───瞬間、岩を破壊しようとしていた影やマンティコアが一斉に塵と化した。

 

「───」

 

ゼストの表情が一瞬凍りついた。この魔眼において多勢は今を成さない。───バロール第四の魔眼『死絶』。魔眼の頂点に置いて、バロールを王と知らしめ、数多の神々を苦しめた。

 

この魔眼に置いて、神であろうと生きとし生きるものを塵芥と変わらない。

 

たた………塵となったそれらは風で吹き飛ばされたのを確認し、安心したのか腰が抜けてしまった。ハハハ………肝心なところで俺は格好がつかないな。するとゼストは周りの周囲が安全を確認したのか、こっちに近づいてき、手を差し出してきた。

 

「大丈夫ですか?」

 

「えっと………大丈夫」

 

俺はゼストの手を掴むと………女の姿になった。どうせ、何もいないんだ………気にしたら負けだ。無理に行使したのか左目が霞んでくる。長谷川先生からもらった眼帯をつけた。

 

「銀様………あなたはこれで、魔界に警戒されます」

 

「わかっている………それでも、俺は………今の生活を失いたくない。それはゼスト………君が消えるのも嫌だ」

 

その瞬間………ゼストの後ろから影が飛び出した。それは声を出す暇もなかった。魔眼も全て使い果たした今……ゼストも守れない。

 

───また、何も守れず見殺すの?

 

脳内に謎の声が聞こえた………嫌だっ!!ゼストを守れず、彼女の肌に傷をつけたくない。

 

「あ、あぁぁぁぁああああ!!」

 

断末魔にも似た叫びをしながらも手に何か光の粒子が集まり………剣のような形へと変貌した。それは太く肉厚な刃の剣。それは東城や野中の武器に比べ、非常に無活なその武器は、刃の先端が欠けている。

 

俺は力任せに先端が欠けた剣で横一閃に振るった。影は腕で剣を防御しようとするが、その鋭き剣閃は防御した腕事頭を両断した。

 

「ゼストにそんなものを近づけるじゃない」

 

自分でいつのまにかわからなかったけど、ゼストをこっちに抱き寄せていた。そこには何もいなかったが………何か自分で決心した。

 

ー○●○ー

 

それは昼休み俺はとある人を校舎の空き教室で待っている………待っている間は教室から見える空を見ていた。東城は夏風邪のためか5日間休んでいた………四限目は滝川と東城はサボっていた。

 

『フヒヒヒヒヒ、本当にやるのかよ』

 

「何?何か………困ることがある」

 

『いいや、無いぜ……お前が何を考えてわからねえが大体のことは魂の揺らぎでわかるぜ』

 

バロールには反論がなかった………ここであいつと話せばもう、逃げられない。また、空気を換気するために窓を開けた、爽やかな風に、透き通るような蒼の空。眩しい陽射しだが、不快な蒸し暑さはない。ずっとこんな風だと嬉しいのに………

 

「おいおい───ギンっち。昼休みに呼び出しとはなんだよ?告白か?

 

扉が開き、からかうような口調でこっちにくる滝川。

 

「ああ、ごめんな……滝川──いや、穏健派のスパイであるラース」

 

その言葉を聞き固まった……笑ってはいたが目は笑っていなかった。

 

「おいおい、エロ本の読みすぎで現実と空想がわからなくなったのか?2000冊一気に読むのはやめた方が良いぜ」

 

「うーん、そうか………ごめん間違いたな。穏健派と現魔王派の二重の仕事はキツいか?」

 

その言葉を聞いた滝川の顔から感情を消した。俺にはお前たちには無い原作知識がある。それでも5日前に起きたことの怒りは収まらないのか、フッと笑った。

 

「まあ、そうなるのも……わからないことは無いぜ。子供の頃は辛かったよな?大事に育てくれた養父母が「それ以上、言えばお前の首を飛ばすぞ」

 

俺が言っている途中に滝川の殺意が込められた視線で睨みつけてくる。

 

「こっちだって、一歩間違えていたら死んでいたかも知れないんだ……戦う覚悟ならもう出来ているぜ」

 

ああ、だめだ……バロールのせいか……感情の表現が出やすい。

 

やがて、滝川は諦めたように嘆息し、諦めたように頭をガリガリと掻いていた。

 

「あーあ、こっちはお前の力を見れたら良かったのに、逆にこっちの方がバレているとか……これがミイラ取りがミイラになるということかよ。それが魔眼の力かよ」

 

そう言いながら、俺に問いかけてきた。まあ、これは魔眼の力ではないけどな。

 

「さあ、二重スパイしている上に襲ってきたような奴にそれを教える義理もないとは思うけどな〜」

 

俺はそう言いながら肩を竦めた。

 

「それで、それを知っているお前は俺になんのようだよ」

 

「そうだな〜俺的には今後一切襲ってこないことを約束してもらえたら良いだけだし………それか、穏健派にこのネタを提供して、保護してもらうのもアリかな………あっ!!現魔王のお姉さんに言うのもありだな」

 

俺の言葉にあちゃあ、と滝川は額を手で押さえた。

 

「マジかよ、そこまで知っているのかよ……お前の魔眼はなんでもありかよ……それをされるのだけはマジで勘弁……なら、お前は勇者の一族も知っているのかよ」

 

「まあ、知っているけど……勇者の一族は基本的に信用出来ない。まあ、ソレらを脅すネタはいくつもある」

 

やれやれ、末恐ろしいぜと呟きながら苦笑する

 

「で、それだけを言いにきたわけじゃないだろう?」

 

凄惨な笑みを顔に張り付けて、こっちに問いかけてくる。

 

「まあ、交渉というか脅し?さっきも言った通り、魔族として俺の家とかを監視しないこと、俺たちのことを両派閥に伝えないこと……それをしてくれたら俺はこの事を言わない」

 

「その事が保証されることは?」

 

「今の状況………言っていたならここにいる()()()()()や《元魔王の娘とその従者》》が黙っていないはずもない……それで信用出来ないかな?」

 

たしかに……と頷いてきた。これが俺の出来ること………はこれが限界だ。逆上してきて、魔力の球を放たれたら俺は死ぬ。人が蟻を潰すように簡単に死ぬ。これがラスボスなら、そんな脅しは関係ないとあしらい殺されるかも、それに四限目サボったときに東城と交渉してきたんだろう

 

昼休みを終えるチャイムが聞こえた。

 

「さてと、ここまで聞いてくれたけど……どうする?俺は別に今ここでバロールに肉体を明け渡して、戦闘を始めるのも構わない」

 

『フヒヒヒヒヒ、やるのか?いいなぁ、無抵抗な奴や女が足から徐々に石化して、顔が恐怖で染まるのはいつ見てもゾクゾクするぜぇ』

 

案外乗り気のバロールの言葉を無視し、この前のことがちょっとだけスッキリしたのか、笑顔になっている俺を見て、滝川は深いため息を吐いた。

 

「そんなの、イエス以外ないじゃねえか………」

 

「よかった、俺も()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()……さてと、早く行かないと遅刻してしまうな」

 

俺は空き教室から出よとする、もう滝川と話すこともないからな。

 

「なあ、ギンっち………一つ聞きたいことがあるぜ」

 

「うん?」

 

滝川に呼び止められ顔を振り返る。

 

「お前は………成瀬澪と何も関係ないんだな?」

 

「そりゃ、この学校で出会ったのが初めてだから、関係無いぜね

 

俺はその言葉の意味が分からず首を傾げ、滝川は何かを考えているのか真剣な顔になるが、すぐにいつもの顔になった。

 

「いや、わりい………今の質問は忘れてくれぇ………お前は何のためにこの争いに首を突っ込むんだ?」

 

それを聞き、俺は少し考えるが………すぐに答えは固まった。

 

「決まっている……俺は……自分のものが傷つけられるのは嫌なんだ。それを傷つけるなら、神だろうと魔王だろうと俺は容赦しない」

 

それだけを言い、俺は教室から出る。これは………俺が俺であるために始まっため、神さま、勇者、魔王たちに喧嘩を売る哀れにも魔神が受肉した転生者が人間(ヒト)であろうとする物語。

 

(そして、主人公にNTRと思われず推しとの健全な付き合いをしたい!!)

 

否、邪な気持ちを持つ転生者が原作知識で、ヒロインを持つ物語であるかもしれん。

 

To Be Continued




作者「ハメTS杯!!本当に楽しかった!!」

銀「おい、作者………俺の体はどうなるんだ!?」

作者「そりゃ………ずっとそのままだね」

銀「それじゃあ、この後ゼストや長谷川先生のイチャイチャは!?」

作者「多分………無いね。そもそもゼストはともかく……一体いつから長谷川先生と付き合えると思っていたんだ?(○染風)」

銀「なん……だと……」

作者「それに、作者を差し置いて推しと付き合うとか俺が作った子ながら親不孝ものめ!!」

銀「………このっ!!バロールの魔眼『死絶』発動!!」

作者「ギャァァァァァァ!!(´・ω・`).;:…(´・ω...:.;::..(´・;::: .:.;: サラサラ..」

銀「作者の身勝手な理由で、無理矢理完結したことにオリ主として謝罪します。また別作品にて会えると嬉しいです。そして読んでもらったことに本当に嬉しかったです」

バロール『フヒヒ、じゃあな人間(ミレニアン)ども』

復活した作者「今後の動きで、リメイク版や番外編………いっそのこと新妹の新作を書くことを宣言しておきます!!」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。