戦姫絶唱シンフォギアVSルパン三世 〜奏でろ!泥棒交響曲〜   作:ケングレンオー

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次回から物語も後半かな?第9話です!


陽だまりを求めて

出発当日未明————ルパンのアジト

 

「よーし!行くぜ。」

 

「おいルパンコレも持って行くのか?」

 

「ああ、念のためにな。」

 

「知っておるのだろう?ノイズには銃火器が効くということも。ではこんな物要らぬだろう。」

 

「もしもしいることになるかも知れないでしょうが。備えあれば憂いなしって言うだろ?さぁ、みんな集まってるかも知れないから急いで...うん?」

 

そこへ不二子から通信が入った。

 

「不二子ちゃんおはよ。実はねこれからそっちに向かうことになったんだ。」

 

『あら、そうなの?』

 

「うんそうなの。それでどうかしたのか?」

 

『新しくアティクシュについての情報を伝えようと思ってね。アイツ世界中から女の子を集めてるのよ。』

 

「世界中から女の子を?人身売買のことだろ?」

 

『違うのよ。夜な夜な寺院の方に向かっててね、しかもその女の子たちっていうのが音楽系の学校の卒業生だったり在校生だったりするのよ。』

 

「音楽系ねぇ...(確か寺院にはヴィマナが隠されている。ヴィマナってのは聖遺物ってのに相当する物。それに聖遺物は歌に反応するから)...」

 

『ルパン...ねぇルパン聞いてるの?』

 

「ごめんごめん。聞いてなかった。」

 

『もう...もう一度だけ言うわね?今私ちょっとした休暇を貰ってるの3日だけのね。だから今日から3日間いつでも連絡してきていいから。』

 

「ホント!?やったやった!んじゃ、何回でも掛けちゃう!」

 

『ええそうしてちょうだい。あなたと会えるの楽しみにしているわルパン。』

 

通信を終えた後一味はアジトを出た。

 

「よし、みんな集まってるな。今回の任務はインドにあるスリー・パドマナーバスワーミ寺院に眠っているヴィマナの保護ということになっている。インドに着くのは1ヶ月ほど掛かるが...」

 

「ンフフフフフ!俺様がちょちょいのちょいと弄って2日3日で到着するようにした。エルフナインちゃんが手伝ってくれたおかげで昨日のうちに出来たんだ。ありがとなエルフナインちゃん。」

 

「し、しかし高速潜航なんてしたら船の中は...」

 

「翼さん安心してください。そこら辺はいろいろと工夫をしているので。」

 

「悠々快適な船の旅を約束するぜ?」

 

「(本当に大丈夫なのだろうか)...」

 

「安心召されよ翼殿。ルパンの腕は確かだ。」

 

「そうそう。もし何かあったとしても死なば諸共さ。」

 

「(ますます心配だ)........」

 

「到着したらすぐに件の寺院の近くのホテルにチェックインをする。」

 

そこでマリアから質問が入った。

 

「司令、わざわざホテルを拠点にしなくてもいいのでは?」

 

「実は入国したらすぐに本部を国から離してくれと言われていてな...」

 

「国ぐるみで知られたくないことがある。とか?」

 

クリスの言葉に弦十郎は頷いた。

 

「それに最近アルカノイズの目撃情報もある。サポートは出来る限りのことはするから気を引き締めて任務に取り組んでくれ。」

 

「「「「「了解!(デース!)」」」」」

 

「了解...」

 

 

第九話   陽だまりを求めて

 

任務の説明が終わった後朝から沈んだ顔をしていた響にルパンは話しかけた。

 

「ひーびーきーちゃん!どしたのそんな顔して。おじさん笑ってる顔の方がよく似合うと思うけどなぁ...相談事があるなら聞いてやるぜ?」

 

「実は....」

 

「昨日から?そりゃ心配だなぁ...警察とかには?」

 

「もちろん連絡は入れましたよ。でも帰って来たときにすぐ会えないのが...ほら、これからインドに向かうわけですし...」

 

「そっかぁそうだよなぁ可哀想に(たしか響ちゃんはリディアンの生徒で、寮ぐらしだからその友達も同じ生徒だろ?まさか)...ちょっとごめん。」

 

そこでルパンは不二子へ連絡する。

 

『早速きたわね。どうしたのルパン。』

 

「少し聞きたいことがあってさ。昨日連れて来られた日本人の女の子のことなんだけど。何か特徴とかある?」

 

『特徴?そうねぇ大きな白いリボンを付けてたと思う。』

 

「白いリボン...」

 

「未来...」

 

「不二子ちょっと待ってて、帰ってこなかった友達の特徴は?」

 

「白いリボンです!白いリボン付けてます!」

 

「ッ!不二子!その子のこと気にかけてやってくれ!」

 

『ど、どうしたのよいきなり。』

 

「協力者の中にその子の友達がいるんだ。いいかその子に何かさせるようなことはなるだけ避けるように言ってくれ!その子に何かあったら士気に関わる!」

 

『な、何だかよくわかんないけどアイツにそう言ってみるわ!』

 

「頼むぜ!...大変なことになったな響ちゃん。」

 

「未来...」

 

「いっしょにその友達も取り返しに行こうぜ。だからそんな顔すんなよ。」

 

事実を知った響は朝よりずっと沈んで行った。食事も喉が通らず白米を食べる量はいつもより少なかった。

 

夜————本部食堂

 

食堂で啜り泣く声が聞こえる。

 

「未来...未来...」

 

「よっぽど大切な親友らしいなその子は。」

 

「銭形警部...」

 

「アイツから話は聞いたよ...ココアでも奢ってやるから少し待ってなさい。」

 

 

 

「そうか、あのときのライブから...」

 

「イジメはあったけどずっと支えてくれたりして...私にとって未来は陽だまりなんです。」

 

「なら、尚更取り返しに行かなければなその陽だまりを。市民の平和を守るのも警察の仕事だからワシの仕事だ。必ずいっしょに連れて帰ろうじゃねぇか。えぇ!まだまだいっぱいその親友とやり残したことだってあるだろうよ!」

 

「とっつぁんたまにはいいこと言うじゃないの。」

 

「ルパンいたのかお前...って!たまにはとは何だたまにはとは!」

 

「だってそうでしょ?とっつぁんいつもめちゃくちゃ言ってるんだもんね。」

 

「そ、それはだな...」

 

「ンホホホホ!とっつぁん言い返せないみたい。」

 

「何だとコンニャロー!テメェこの事件が片付いたら覚えてろよ...」

 

「ふ、ふふふ!」

 

「おっ!」

 

「やっと笑ったな響ちゃん。さて、響ちゃんの笑顔も拝めたし...とっつぁん一杯引っ掛けようぜ。」

 

「何でお前なんかと...」

 

「いいからいいから!これから仲良くやって行くんだし。そんじゃおやすみ響ちゃん。」

 

「あの!ありがとうございました。(そうだクヨクヨなんかしてられないよ。待ってて未来すぐ助けに行くから)...」

 

そう響は決意した。




「俺たちは遂にインドへと上陸した。そこに思わぬビッグチャンス到来!アティクシュの元にテレビの取材が来ることになっていた。そこで俺はアティクシュと接触を図る。次回!『8年越しの再会』また会おうぜ!」
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