傭兵の戦場   作:舌百

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企業解説 独立企業 後編

トゥアイエ機関

 

 

一切の詳細が不明な企業。本社位置も不明、戦力も不明。わかっていることはこの企業専属の傭兵を多数抱えていることのみである。MRSに登録されている傭兵は六名。最高でCランカーまでであるがその全員がランク以上の性能を発揮している。機体はどれもこれも奇怪な見た目をしておりあくまでも実験機のようだ。噂話すら流れることのない完全閉鎖企業というのは世界の命運を変えうる要因になりうるかも知れないと近年急速に注目が集まっている。

 

 

 

アウシュニャギャーン

 

 

インドの旧デリーからゴア旧市街までを中心としたハイテク系企業。記録的にはブリリアンス以降に成立した新興企業だが、その実態は第三次対戦後に地域で多数成立した小規模企業の集合体である。そのため企業としての練度は三大企業と同等かそれ以上と言える。技術はエネルギー系に傾倒しており装甲などはローゼンヴェルナーに頼りきりである。一応は独立企業の体を保っているがブリリアンスの対西南部アジア圏侵略政策の対象になったことで現在はブリリアンスの完全子会社に成り下がっている。大型兵器を多数開発しており、主要な兵装としては対地レーザー衛星トリシューラを射出するための超大型空母パールバティー、固定式レーザー砲台ガンガーダラ、移動式陸上要塞アイラーヴァタなどが挙げられる。ウトガルドに関してはガネーシャとナーガラージャの二機のみが主流な量産型でそれ以外は作製されていない。代表者は先述の通り多数企業の集合体故に存在しない。そのため政治的な歴史で言えば三代企業に匹敵するが、三代企業には任命されていない。この企業が完全にブリリアンスに合併された時には世界のパワーバランスが一気に崩れ去ると噂されている。

 

 

 

モスクワ・ソヴィエト

 

 

世界で唯一、自治権を持ちながらも企業支配が行われていない領域にある国家。第三次世界大戦の終了後、領土の八割近くを条約によって割譲されたロシア内部において大規模な反乱が起こり、その反乱後に反乱の首領たちによって建てられた市民議会によって運営されている。兵器戦力などは貧弱の一言に尽き、ギレント技術は一切発展しておらず兵器類などは第三次世界大戦当時とほぼ変わっていない。さらに元々渇き切っていた土地しかなかった領土が、モスクワ周辺しか無くなったために年中とてつもない食糧不足に陥っている。この国家が今現在でもそのまま残っている理由とは欧州支配を行なっているブリリアンスに見向きもされていないからである。数機のウトガルドで壊滅する他との繋がりもない弱小な国家など敢えて手に入れる必要もないからだろう。この先、この国家が発展することがあればその時は世界に一波乱起こることだろう。

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