もし雨嘉が二重人格だったら   作:かぐらすす

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番外編 サヨの一日 中

Side サヨ

 

弓道場に神琳さんがいると二水さんとの会話でわかる。

どうしましょう、

バレる可能性大ですね。

今から逃げるのも不自然だし、雨嘉さんのマネをしないといけませんね

 

「おまたせ…二水。あ、神琳だ」

「ごきげんよう、雨嘉さん」

「雨嘉さん、着物姿やっぱり最高ですねっ!黒髪と和服姿は似合いますね!!!しゃ写真いいですか?!リリィ新聞に載せでもいいですか?!?!」

「えっ!い……」

「ふーみんさん、そこまでですよ、雨嘉さんが困ってます」

「あ、す…すみません、ついつい興奮してしまいました」

「ううん、大丈夫」

 

知っていたとはいえ、驚きますね

まぁヒナよりましですけど

 

「雨嘉さん、その格好は弓道着ですね、故郷でやっていました?」

「うん、前ちょっとやってた」

「私も少々やりました。せっかくですから、対決しましょう」

「対決?」

「ええ、負けたほうは罰ゲームで、勝った人の命令を聞くというのはどうでしょう、雨嘉さん?」

 

これは…神琳さんは気付いていますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が雨嘉さんではないことを

 

ここでのらないのもいいけど、残念ながら私は負けず嫌いなので

あえてのりましょう

 

「うん、いいよ」

「ありがとうございます、雨嘉さん。ではあそこのターゲットで誰が真ん中を一番多く当たっているのを...そうですね、ふーみんさん」

「は、はい、なんでしょうか」

「審判をお願いしていてもいいですか」

「はーい!二川二水、張り切って審判します!」

「では雨嘉さん、先にスタートしてもいいですか」

「うん」

「ありがとうございます、では参ります」

 

神琳さんが先攻で、私が後攻ですね。

どっちでもいいですが、おそらく雨嘉さんのことについて聞きたいでしょう。

 

「…準備できました。ふーみんさん、お願いしますね」

「はい!いつでもどうぞ!!」

 

 

 

神琳さん、あなたの腕、しっかりと目に焼き付けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すーごいです!神琳さん、10矢中9矢が真ん中ですね」

「ありがとうございます。いいえ、それほどでも。」

「次は雨嘉さんの番ですね!」

「うん」

「雨嘉さん、がんばってください」

「うん、ありがとう、神琳」

 

 

 

 

ふーん

全国大会よりも、神琳さんの前でやる方が緊張しますね。

しかもバレないようにやるのは、難しいですね。

いつも通りにやるしかないんです。

『練習は本番のように、本番は練習のように』だから

 

 

 

距離はここからそこまで

 

風向きもそれほどなく

 

射撃に影響なし

 

標的位置確認

 

 

 

 

 

第一矢  まん中

 

第二矢  まんな

 

第三矢  まん

 

 

 

 

。。。

。。

 

 

 

 

 

 

第十矢まで全部まん中ですね。

最後はなかなか緊張します。

「サヨならできる」と雨嘉さんが言ってくれました。

あの子へのコンプレックスも今になってなくなっています。

 

 

 

 

 

 

的を狙って

風向きを確認して

放つー

 

 




3ヶ月ぶりです。
読んでいただき、ありがとうございます。
リアルが忙しくなって更新はできませんでした。
あとアイデアがありすぎて書けにくいでした。

次回も不定期で更新します。よろしくお願いします。
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