ブラックすぎるのでホワイトを目指します(ただし自分はブラックぐらいを目指します) 作:人中の蝮
さてと戦う為に演習場に辿り着いたのだけど金剛側は相変わらず士気が低いのでみんなで頑張ればなんとかなるからさと励まそうとすると金剛が悲しそうな声で答えてくれた。
金剛「そのセリフは何度も聴き飽きたデース、他の提督からもそう言われて助かったことは未だに一度もないのデース」
そうかと言い返すしかなかった、だからこそこんなに絶望をしているのかと思うと何とも言えない。今回こそは大丈夫だと言い切れないから。
そうして外に出ると演習の支度を終えて楽しそうにして待ち構えている榛名とそれ以外の者達は絶望な表情をして待っていた。
まあ、いくら何でもこれだけの人数を同時に相手にすれば勝てるであろうから心配をするなと思いながら俺達は演習を始めたのであった。
その瞬間に目の前に居たはずの榛名が突如に消えて何処にいると探そうとした時に急に背後からとてつもない重い一撃を食らって吹き飛ばされた。
いつの間にとすぐに背後を見ても榛名の姿なくあり得ない人間はもちろんの事、艦娘としてもあり得ないスピードであった。
速すぎて攻撃どころか榛名の姿を捉えることが出来ないとしていると急に赤城や五月雨ちゃんたちも攻撃されて本当にあり得ないと理解ができないでいたが速さでは勝てないとして一撃を食らう覚悟で反撃をするしかないと体中に筋肉を固めて待ち構えていると背後から重たい一撃が来たのですぐに反撃をしたが当たった感触はなかった。
しかし、それを面白そうにして見ていた榛名が俺に対して動きを止めて話し掛けてきた。
榛名「流石、ヤクザさんだけにすぐに作戦を切り替えて榛名に対して抵抗しようとした事に関しては褒めてあげます・・・他の者たちよりは強そうで榛名は安心しました」
慎吾「かなり余裕だな、それが強者の余裕と言うやつか」
榛名「まあ、そうかも知れませんが現実に慎吾さん達は何も出来ないで榛名に一方的にやられているだけですよね。間違いは榛名は言ったつもりはないのですけど」
悔しいが榛名の言う通りに俺は手を足も出ない何とかして打開をしようとしても既にそんな事を考えている間に他の艦娘たちを次から次へと倒して行きそして遂には俺だけ残ってしまったのだった。
ここは蝮組に入っている極道として一矢報いてみせると必死に反撃をしても全て避けられて耐えなく榛名からの猛攻が続いていた。
すると飽きたと言ってから更にスピードを速めてきて明らかに先程まで手を抜いていたのだ。俺はふざけるなー!と叫んで最後の反撃をしたがいつも通りに避けられて俺は今までの中で一番重たい一撃を受けてそのまま意識を失うのだった。
榛名「あ〜あ、少しばかりは期待したのに思っているよりも楽しめなかったな。これだったら神室町にいた狂犬とか龍とか異名がある人たちの方が楽しめたのに・・・でもここは意外と景色も良いから当分の間、お世話になろうかな」
慎吾「何ーーー!!!???榛名がここに残るからこのまま着任させると本当にのですか大将殿!?」
横須賀提督「勿論だ!彼女の意志を無駄にするわけには行かないからな。彼女がそうしたいなら我々は止める理由がない」
慎吾「そう言いながら実は彼女が怖くて都合が良い追放できたと思っているだけではないのでしょうか?俺の言っていることは間違っておりますでしょうか」
横須賀提督「・・・もう決まった事だ。大佐程度ではこの決定は覆る事はない」
慎吾「それってやはり彼女のことを厄介扱いしていることは認めていることですよね」
相手は返す言葉がないのかそのまま電話を切られたのであった。俺はため息を付きながらも仕方がないとしてこのまま榛名の着任を認める事にした。
それを知った金剛たちはとても嬉しそうにして仕方がないとして言っていたが明らかに嬉しそうにしていた。これを見ると榛名は心の底から信頼している人はいるのかと少しばかり心配になった。
それからすぐに金剛たちは逃げるように横須賀に帰って行った。それから俺達は榛名の歓迎会でもしようとしたけど他の艦娘たちは先程の戦いで怯えて部屋に引きこもってしまったので俺とアンナの姿に変装している翔鶴と二人で歓迎会をする事にしたのだった。
翔鶴は怯えていたが俺は素直に受け入れて食事とかも作って歓迎をしていた。これを見て榛名がとても意外な顔をして驚いていたので榛名が自分に対して話しかけてきたのだった。
榛名「正直に言って意外ですね、私は前から色んな場所から嫌われていると自覚はしているので誰にも歓迎をされないと思っていましたがどの様なお考えで私を歓迎しているのですか」
慎吾「いや、確かに怖いところはあるけどそれでも色んな人から嫌われてそれで気分が良いですと心の底から言う人なんて一握りだけで実際は誰かと一緒にいたいと考えているから。だから誰にも歓迎されないのはあまりにも寂しいかなと思ってさ」
榛名「面白い人ですね、榛名は貴方を傷つけましたのにこんな風にしてくれるなんて久しぶりです・・・そう、心の底から愛する提督が亡くなってから・・・」
慎吾「まあ、まあ、今日ばかりは暗い話をしないで明るい話をしようではないか。こう見えて俺もなかなかに面白い話があることだしこれから共に戦っていく仲間だ。交流関係を深めて損はないはずだよ」
翔鶴・・・(それはそうと何で私まで巻き込んだのですか、提督!?こんなに怖い人と関わらないで済むと私は思っていましたのにとんでもなく怖いですけど!?慎吾提督は怖くないのですか!?)
翔鶴は榛名に怯えながら全くも動じない提督を見て改めて肝が本当に座っている提督だなと感じるのだった。