ブラックすぎるのでホワイトを目指します(ただし自分はブラックぐらいを目指します)   作:人中の蝮

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榛名との会話

それから榛名と俺との会話を始めようとしていた。相変わらずに翔鶴はすぐにでも帰りたいと表情に出しそうになりながらもアンナでなくて翔鶴だとバレたら殺されると思っているのか必死になって表情に出さずにいた。

 

 

榛名「所で私を歓迎すると貴方の組長が怒りそうだと思うのですけどそこは無視をしても宜しいのでしょうか」

 

 

慎吾「まあ、あんまり良くはないけど確かに兄貴の子分であることは間違いはないけど今はそれよりも榛名は俺の部下になるのだから歓迎は当然だろ。それに榛名も本気を出していたら兄貴や俺も殺しているはずだし・・・まあ、その何だ本当に良い性格をしているのだなと感じたかな」

 

 

榛名「変な人です・・・でも榛名はそんな人は嫌いじゃないです。榛名が好きだった提督も不思議な人でしたから」

 

 

慎吾「そうなのかならせっかくだからその人のことを教えてくれないか。どんな素晴らしい人だったのか知りたいから」

 

 

榛名「はい、榛名で宜しければお答え致します」

 

 

 

そう言って榛名と慎吾が会話をしている横で翔鶴は二人を見て驚いてみていた。

 

 

それはあの榛名が前のように純粋に笑っている所を見れたからあの恋心を抱いて相思相愛であった提督が死んでから純粋な笑みをすることなくなったあの榛名が笑っていたのだ。

 

 

翔鶴はこんな事があるのと信じられない光景を見て驚いていた。それと同時にあの優しかった時の榛名がほんの僅かかもしれないけど見られたことに嬉しく感じていた。

 

 

元々、翔鶴は榛名の事は嫌いでなくむしろ前の榛名はとても好意にしておりそれがまた見れただけでも彼女からしても嬉しかったのである。

 

 

同時にあの様な榛名の姿をしても何も動じることもなく平気な顔で接している提督はやはり只者ではないと改めてそう感じた。

 

 

話だと極道なのは分かったけど何かそれ以上のことを隠していないかと翔鶴は思い始めた。明らかに人間としては回復する速さが桁違いでありその上にあそこまで肝があるのは余程の修羅場を経験したのかそれとも提督が深海棲艦並の何者か、またはその両方なのではないかと考えていた。

 

 

人間と言うよりはそちらの方がしっかりとする理由となっており深海棲艦ではないにせよそれに近い何かかも知れないと二人の会話を見ながら感じていた。

 

 

そうなると実は置かれている立場はとても危険なのではないかと翔鶴は思い始めた。もし、仮にも提督が人間ではない何かとすると提督は私の事がとても気に入っているのは態度や行動からでも分かること。

 

 

もし私を手に入れる為に私を同じ怪物にさせるつもりなのではないか。よくゲームで好きな人を自分のものにするためにそんな展開はよくとは行かなくてもあり得る話だ。

 

 

普通ならあり得ないとして考えもしないが・・・艦娘相手にして戦うことができるのは普通におかしい。私はならどうすれば良いのかと悩んでいるとそれが不思議に思った二人が話しかけてくるのだった。

 

 

慎吾「どうかしたかアンナ殿、やはり元の世界が恋しいのでしょうか?」

 

 

翔鶴「・・・え!?はい、そうですね!故郷に残してきた王子たちが心配でありますがそれよりも私だけこんなに恵まれた場所にいても宜しいのでしょうかと考えておりました」

 

 

榛名「そうでしたね、話だとアンナさんは異なる世界から来たのですよね。心配になって当然ですね」

 

 

慎吾「まあ、この世界に来れたのだから帰る方法は見つかるはずだからせっかくの機会だとしてこの世界でも見学していったらどうかな」

 

 

慎吾(と言うか滅茶苦茶にアンナの演技力高過ぎじゃないですか翔鶴!?俺も普通にアンナさんだと思って対応しているのですけど!?間違いなく千年戦争アイギスのドラマ化したら間違いなくアンナ役は翔鶴にしたいほどに違和感がないのですけど!!??)

 

 

翔鶴「本当に慎吾提督さんたちには感謝を致します。しばらくはここに滞在するつもりなので何か手伝える事がありましたら頑張りますので言ってくださいね」

 

 

榛名「そちらも大切な仲間がいる世界に帰れると良いですね・・・さて、そろそろ提督のことに何しての話でもしてくれませんか。榛名ばかりだと少し恥ずかしいので」

 

 

慎吾「そうだな、せっかくだから俺の過去でも話そうか。まあ、あんまり面白くないから出来る限りに面白く伝えるようには努力はするけど」

 

 

そう言ってから俺は己の過去を振り返りながらどんな事がありどんな理由で提督になったのかを話すと榛名はこちらを見て提督も大変だったのですねと言ってくれた。

 

 

でも俺は兄貴など一部では恵まれたからそこまで不幸とは思ってはいないけどそんなに辛いのかなと思っていた。もちろん化け物になったことに関しては隠して話したけど特にそれ以外は普通に話だけなんだよな。

 

 

そしてアンナさん・・・ではなくて翔鶴の方を見てみると翔鶴は泣いて俺に対して同情をしてくれていたけどそこまで悲しい過去ではないからね。

 

 

他人に泣かれるほどではないからと言いながらも翔鶴は俺に対して少しばかりでありましたけど怪しいと思っていた自分が恥ずかしいと泣いて謝ってきたけどその何だ・・・半分は正解なんだよな。

 

 

だからこそ何も言えないと密かに考えいたがそれは置いといて少なくても最初に出会った時よりも遥かに良い顔になった榛名を見てこれは上司として部下を守らないといけないなと思い兄貴たちにどんな風に説明しようかと考え始めるのだった。

 

 

それにしても気になる事があるな、榛名の想いの提督の死因が何か気になる所がある。これは調べた方が良いかも知れない。

 

 

下手にすれば想像以上に厄介なことになるかもしれないがこんな良い子をここまで地獄を見せたのだから落とし前をつけてさせてやろう。

 

 

恐らく俺の勘が正しければ黒幕の一人は・・・今の横須賀提督!恐らくこの男が榛名の想いの提督を死に追いやった・・・榛名の過去を聞いて理解をしてしまった。

 

 

どうやら久しぶりに極道として活動をする必要があるかも知れないな。

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