ブラックすぎるのでホワイトを目指します(ただし自分はブラックぐらいを目指します) 作:人中の蝮
それから電車の景色を見てどのような地形なのか見ながらこれからの事を話した。幸いなことに電車の中には自分たちしかいないから敵に聞かれる心配はなかったので堂々として話ができるから助かった。
目的である東郷提督も恐らく屍人になっていることは間違いないと思って良いだろうからどの様に会話を成立させるか。
そしてこの世界からの脱出である、この世界からの脱出に関しては前にもやっているからそこは何とかなるけど問題なのが東郷提督とどうやって会話に応じさせるかが一番の鍵になる。
基本的に屍人は生きている人を襲いに来るから会話が成立しないのだ、仮にも成立する頃には自分たちも屍人になっていましたと笑えない事になるからそこら辺はどうするべきなのか。
案外、榛名の姿を見たら正気になってくれると非常に助かるのだけどなと思いながらも腕時計の針を見てそろそろ駅に到着する頃だなと感じていた。
慎吾「ではこれからの行動を伝える。まず1つは絶対にこの世界で死ぬな!2つ、屍人に遭遇したら戦おうとせずに逃げる事!3つ、仮に他の者たちが屍人なっても見捨てる事!!良いな、これから向かう場所は非常に危険な所であるからな。水なんて赤いから触らないと思うが絶対に触れるなよ」
鈴谷「・・・え?この世界は水が赤いの、それじゃあまるで深海棲艦の姫級クラスと対峙する時みたいじゃん。何か関係性があるの」
慎吾「どうだろうなそこまでは分からないが関係性はあるかもな、それとこの中では一番対応力がある鈴谷にこの世界から脱出する場所が書かれてある地図を渡すから最悪、鈴谷は他の者達を率いて逃げることも検討しておいてくれ」
そんなことを言っていたら駅に到着して周りに誰もいないことを確認すると俺と榛名たちは電車から降りたのであった。
やはりこの時間には屍人は駅におらず駅で鈴谷に通信器を渡して最悪分かれて行動をしても良いように準備をしていた。
そうしてゆっくりと動き始めた、恐らくこの時間には屍人は少ないけど警備兵がいると思うからそれにバレたら寝ている屍人たちまで起こされたら絶体絶命になるのでそれは避けなければならなかった。
でもまずは他の者たちに屍人とはどんなものなのかを見て覚えてほしいと考え相手からバレないような場所に向かおうとしていると自分たち以外の足音が聞こえてきたのでしーと言うと静かになり隠れていると警備兵姿をしている屍人を視界に捉えた。
村雨以外は恐怖のあまりに声を出しそうになりながらも必死になって声を出さないように手で口を抑えて声を出さずにいた。
一方、村雨ちゃんはあの警備兵が面倒くさいと言ってやる気がないですねと冷静に見ていた。確かに屍人から見るとやる気もない警備兵であり夜の警備って給料が良いけど暇なんだよなと呑気に独り言を話していた。
他の者たちはあまりの恐怖の姿を見てそれどころでは無さそうであったがとりあえず何とか誤魔化すことに成功したので一度、ゆっくりと静かに話しながら歩き出していた。
比叡「話では聞いていましたけど想像以上に怖くてひえーと叫びそうになりました」
榛名「もしかして東郷提督もこんな感じになってしまっているのですか」
慎吾「まあ、その可能性は高いと思ってくれそれとやはりいるとすればあの建物になるのかな。皆はどう思う?」
そうして俺が気になっているのはこの世界の鎮守府みたいな建物があり俺は東郷提督がいるとすればあそこだなと考えていると他の者たちもそうだと思いますと言って賛同してくれたので俺はある作戦をみんなに伝えた。
それは屍人として振る舞って相手を騙しているうちに村雨たちはあの鎮守府に侵入して何処かに隠れて俺が気を見て村雨が何処かにいるから探してほしいと探索依頼をするからそれで手薄になった鎮守府を制圧して色んな資料と並びに東郷提督からの証言など持ってきてくれるとかなり助かるのだけどやってくれるかと尋ねた。
すると翔鶴がそれで終わりましたら撤退と言うことですねと言ってきたので頷いて答えた。そして予想外の事が起きたら鈴谷が指揮権で他の者たちの指揮を取れと伝えた。
すると何で鈴谷なのと聞かれたので俺はこの中で一番常識を持ちなおかつ冷静な判断も可能であると俺はそう考えたからと言うと鈴谷はなら期待に応えるために頑張りますかと言ってやる気を見せてくれた。
なら後は俺が行動を起こすだけだなと考えてまずは村雨達にはこの場で待機させてから俺は先程の屍人警備兵に近づき始めた。
もちろんの事、仲間だと思わせる為に目から血を流しております。そんな事をして俺は遂に屍人警備兵の前に現れて警備兵が見かけない顔だな新入りかと聞かれたので俺は早速答え始めた。
慎吾「実は戦いで死んだと思っていたらとても幻想的な場所に移動してあまりにも見惚れていたけど流石に夜になって不味いなと歩いていたら街らしいものに辿り着いてそれで誰かいるかなと歩いていた所なのですよ。ここは何処か分かりますか?」
屍人警備兵「なるほどその様な状況でしたら我々が助けますよ、交番まで同行お願いできますか。他の見回りをしている者たちも呼び寄せますので少しばかりお待ちください」
そう言って屍人警備兵が通信器で他の仲間たちを呼び寄せたのでこれは上手く行ったと内心で喜んだ。それからは他の屍人警備兵達と合流して交番に向かうのだった。
慎吾「それではお世話になりますね、交番でしっかりと説明をよろしくお願いします」
そう言って隠れている村雨達に合図を送り健闘を祈る事にした。俺ができることは多くの屍人を足止めをする事だけだと思いながら歩くのだった。
村雨たちは言われた通りに屍人警備兵が見えなくなってから行動に移し始めるのだった。