ブラックすぎるのでホワイトを目指します(ただし自分はブラックぐらいを目指します) 作:人中の蝮
〜慎吾視点〜
疲れが溜まっていたのか起きると完全にお昼過ぎになっており状況はどうなっているのだと思っていたら警備兵屍人が今、鎮守府にこの世界に馴染んでいない人が現れて多くがそこに向かっていると言うのだ。
その話は本当なのですかと聞くと当たり前のようにそうだけどと言ってきたので自分は全力疾走で鎮守府に向かって走り出したのだった。
そうして走って鎮守府に向かうと銃声が聞こえてきてその方角の場所に向かうと村雨たちが力を合わせて迫りくる屍人たちを応戦して耐えていたのだった。
自分は屍人たちを倒してから飛ばして村雨たちに声をかけるのだった。
慎吾「村雨、五月雨、如月、卯月、比叡、翔鶴そして榛名!!みんな無事だったのか・・・いや、鈴谷は何処にいるのだ」
村雨「・・・鈴谷さんはあまりにの恐怖に耐えられなくて先に何処かに逃げてしまいましたが無駄に隠れるのは上手いのできっと大丈夫だと信じています」
慎吾「そうか、鈴谷には脱出用の地図を渡しているから大丈夫なはずだ。それよりも済まなかった、お前たち。ここから脱出するぞ!!背後の壁を手榴弾で破壊するから少しばかり下がってくれ」
そう言ってから先程に話した通りに手榴弾を投げて退路を作った、このままここにいるのはかなり危険だ。少なくてもこの先の方がここよりは安全だから向かってくれと言いながら持っていたサブマシンガンを出して屍人たちに向かって撃ち続けていた。
何とかして倒せないしろ足止めぐらいならばできるので俺は何とかして敵を足止めをして撤退する時間を稼いだ後にまたしても持っていた手榴弾を使ってドラム缶に向かって投げ飛ばし手榴弾が爆発するとその連動でドラム缶も大爆発をして辺りが吹き飛ばしそれを見た俺はそのまま村雨たちの元に走り出したのであった。
そうして走ると森の中で隠れてこちらを待っていた村雨達と合流した後に目的を達成したので引き上げながら話をしていた。
どうやら榛名は屍人になった東郷提督とで会ったらしくそれを聞いた俺は大丈夫だったのかと聞くと榛名は答えてくれた。
榛名「大丈夫ですとは言い切れませんが安心して下さい。東郷提督にはまたいつか必ず会いましょうと言葉を交わしたので今はしばらくのお別れだと思って行きます。それに東郷提督を亡きものにした者たちを許しておく訳には行きませんから」
慎吾「そうか、いい顔になった榛名、ならば俺も頑張らないといけないな」
五月雨「!!!提督、あれは」
五月雨が驚いて見たその先には大勢の屍人が待ち構えており逃がすつもりはないというのが伝わってきたのである。
しかし、この先に元の世界に帰るための場所に向かうのに困ったと思っていると急に砲撃の音が響いて誰が放った?と聞くと誰もと言って誰も砲撃をしていないのにと考えていると翔鶴があちらにと言ってある方向を指した。
その方向には鈴谷と他の艦娘たちが帰り道を塞いでいる屍人に攻撃をしていたのだ。それを見た俺はこちらも応戦始めるぞと言って俺と榛名は屍人の群れに突撃をして刀で斬りかかり始めた。
他の者たちは砲撃で援護して群がる屍人たちを撃ち倒していった。そうしてようやく動いている屍人たちはいなくなったがモタモタすればまた起き上がってくるのでみんな、今すぐに走って向かえと叫んで皆を一気に走り出して退却させた。
遅れて来た鈴谷達もなんとかして入り込めた所を確認をした。気になるのが鈴谷と他の鎮守府の提督なのであろう人物が入り込んだ瞬間だけ何か違っている場所に繋がったような気がするがそれは帰ってからならいくらでも連絡手段はあるとして気にしないでおいた。
そうして最後に自分だけになり退却しようとしたらやはり屍人だけに早くも起き上がってきたのでまたしても手榴弾を投げてから俺は元の世界につながる穴に飛び込むのだった。
そうして自分たちは一安心と言いたいところであったがこの場所だと最悪、屍人たちが追いかけてくるかもしれないから少なくても安全な場所まで走って逃げるのだった。
そして今度こそだと思っていたがここに来て鈴谷と他の鎮守府の者たちが見つからずやはり違う場所に出たのかと考えていたら五月雨ちゃんが空が気味悪いぐらいに赤いと怯えながら空を指していた。
それを確認する為に見上げると確かに夕暮れにしてはかなり赤くなっていたが先程の光景のせいでいつもよりも敏感に反応しているだけだろうと思っていた。
ここは先程の世界ではない、元の世界に帰ってきたのだ。屍人などいるはずがない・・・厳密に言うと兄貴がそうだからいないわけではないけど。
ともかくこの世界に帰ってきたのだから屍人なんていないはずだと思って歩いて街を見渡せる場所に辿り着くとそこは海が赤く、空も赤くなりそこはまるで屍人の世界みたいに見えてしまっていた。
俺の目がおかしくなったと言えばどれだけ楽だったのだろう、俺以外にもみんながこの光景を見てとても嫌な予感をしてしまったのであった。
そして俺も含めたその場者たちが同じ事を願うのだった。どうかこの嫌な予感が外れてくれることを・・・。