鉄血の旗の元に《完結》   作:kiakia

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今回のお話はR-18バージョンのシーンもございますのでもしよろしければどうぞ。こちらもみていただけると嬉しいです。

https://syosetu.org/novel/274731/18.html


After22話 好きだから、もっと一緒にいたい

 

 

 

 

「……気持ちよかった」

 

 朝日が窓のカーテンの間から差し込み、明け方までの行為が夢ではない事を教えてくれる。というか全身の倦怠感と精液を出し切ったことによる虚脱感がそれを物語っていた。

 

 

「本当に……気持ちよかった」

 

 

 我ながら最低なのは理解してるが昨夜の出来事はとても忘れ難い甘美なひと時だった。今まで満たされなかった容器に水を流し込んだかのように倦怠感以上の充実感を感じる。

 

 以前読んだ小説に男はどれだけストレスを感じても女を抱けば快楽に浸れる事が書かれていたがこれはソレではないか?と思った俺はアホかと自嘲する。

 

 昨夜の出来事はよく覚えている。例えるのなら昔の記憶はあやふやだと言うのに、重要な言葉や会話なんかは当時の事を鮮明に思い出す事があると言う奴だ。獣の様に二人を襲っていた当時の自我はぶっ壊れていたと思うが自分の行動は全て思い出せてしまう。

 

 俺はあの後、イラストリアスとビスマルクさんの二人と何度も交わり続けた。それこそ体力が限界を迎えるまでだ。そして、その記憶もしっかりと残っている。いや、正確に言うのなら思い出してしまったという方が正しいだろう。

 

 

(……まさか、あんな事になるなんてな)

 

 

 昨夜の俺は本当にどうかしていた。いや、薬のせいとは言え本当にどうかしているとしか言いようが無い。もう一線所か二桁三桁くらい踏み外しているレベルの事のはずが今は本当に素面に戻り後悔の念で一杯だ。

 

 あれは本当にやばい薬だった。未だに頭のどっかで夢なんじゃないかとすら思ってしまう程だ。だが、その反面で俺はあの出来事をもう一度体験したいとすら思ってしまっているのだ。

イラストリアスとビスマルクさんの豊満な身体に溺れ、好きなだけ腰を振り、二人の爆乳に挟まれて甘やかされるあの時間をもう一度味わいたいとさえ思っている。

 

 

「浮気男が開き直る気持ちってこんな感じか……はぁ、ヒッパー達になんて説明しようかね?」

 

 

 取り敢えず俺のやるべき事はビスマルクさんへの土下座に部屋の掃除。イラストリアスに鉄血に戻るまではもう媚薬は使わないで欲しいと言う懇願に、何よりも嫁の6人への説明。

 

 

 優先順位はビスマルクさんへの土下座でその後に皆に通信を……あークソっ、本当に最低だよ。罪悪感も後悔もちゃんと感じてるのにさぁ…!

 

 

 

 

「やばい…また抱きたい…」

 

 

 

 

 全く懲りない悪びれない。俺こんなに最低だったのか?と自分の所業に若干引きつつも仕方が無いと思ってしまう。それほどまでに昨夜の彼女たちは魅力的で、俺はあの快楽にまた溺れたいと思っているのだから。

 

 

「ん、んぅ……もう朝、なのかしら…?」

 

 

 

 横から聞こえる眠そうな声に俺は視線を向ける。

 

 

 

「……あ、指揮官……」

 

 

 

 そこにはまだ寝惚けた様子のビスマルクさんがベッドから起床していた。昨日と同じ様に目覚めた時に俺が横にいる事に驚いたのか、彼女は一瞬体を硬直させたがすぐにふにゃりと笑った。

 

 

 

「おはよう……昨日は凄かったわね……」

 

 

「おはようございます、その大丈夫ですか?」

 

 

 

 いつもの、クールで陣営代表らしい厳格さと優しさを感じさせる表情ではなく、ぼーっとした彼女の表情を見ていると改めて自分は彼女に無理をさせてしまったのではないかと緊張する。

 

 思わずビスマルクさんの身体を案じたが彼女は呆れたように微笑むと俺に手パタパタと振りながら平気だと答えてくれた。上半身は下着所かシーツすら纏っておらず、散々堪能した豊乳にはマーキングの様に俺のキスマークや噛み跡が刻まれており心なしか今も先端付近は濡れている気がする。

 

 

 その事に気付いた俺は慌ててシーツを彼女の胸元まで持ち上げた……今更な気もするが、流石にこの光景は刺激的過ぎる。

 

 

 

 しかし、そんな俺の心配を他所にビスマルクさんはくすくすと笑うとシーツを晒し、自分の胸を下から持ち上げる様にして揺らした。

 

 

 

 むにゅん♡と揺れる乳肉に思わず目が奪われるが彼女はそれを隠そうともしないで俺に見せ付けてくる。

 

 

 

「今更よ。アレだけ散々抱かれたんだもの。貴方に見られるのなんて気にならなくなってるわよ……それとも指揮官は私の胸にもう魅力的に感じないのかしら?」

 

 

 

 

 挑発するような表情で腕で胸を挟む様に持ち上げると、半濡れになっていた乳首と桜色の乳輪がくっきりと浮かび上がる。柔らかそうに形を変えているのにその先端は硬く尖っており、彼女が興奮している事を俺に教えていた。

 

 

「いや……そんな事は……」

 

 

 

 無いです。とは言えず口籠もってしまうがそんな俺の反応すら彼女は楽しんでいるのか妖艶な笑みを浮かべるとそのまま俺の肩にしなだれかかってくる。豊乳が押し付けられその柔らかな感触に意識が向かいかけるが必死に理性を保たせる。

 

 

 

「触ってみる?」

 

 

「……いいんですか?」

 

 

「冗談。と言いたい所だけど……昨日のお返しをしてあげるわ」

 

 

 

 クスリと笑うと彼女は俺の手を取り自らの下乳へと誘う。俺の指先がむにぃっと乳肉に沈み込む感触を楽しむ様に彼女は笑った。そして今度は指先だけでなく手の平で包み込んでマッサージさせるように力を込めて行く。

 

 誘われるがままに俺はその豊満な胸を揉み始める。柔らかいのにハリがあり、それでいて手に吸い付く様な瑞々しさを感じる。昨日散々堪能したはずだというのに飽きがこないのはこれが彼女のおっぱいだからか。

 

 

 

「んっ…揉みながらでいいから、少し話しましょう」

 

 こんな時くらい手を離せばいいのに、あまりの柔らかさに俺は手を離すことは出来なかった。下から持ちあげる様にして揉み続けると彼女は甘い吐息を漏らしながらも話を続ける。

 

 

 

「今日は少しだけ歩きづらそうね」

 

 

「……痛いですか?」

 

 

 

 股を今も小刻みに動かしているのは痛みなのかそれとも快楽なのか。俺は心配になり、そう聞くが彼女は首を横に振ると俺の耳元に口を近づけて囁いた。

 

 

「……痛いけどそれ以上に幸せよ」

 

 

「っ!」

 

 

 

 

 その一言にドキリと胸が高鳴った。

 

 

 

「謝らなくてもいいわ、その前にやるべき事も多いし……その、私があなたの事は好きなのは本当だもの…んっ…ちょっと痛いかも」

 

 

 思わず胸を強く揉んでしまい痛みに少し眉をひそめた。どうやらさっきの囁きで興奮して手に力が入ってしまっていたらしい。慌てて手を離そうとするが彼女は気にするなと言った様子で続けて喋る。

 

 

「イラストリアスに昨夜指摘されて…貴方に抱かれながらずっと考えてたの。媚薬で「仕方なく」貴方に抱かれているだけ。そう感じると不愉快に思えたし……求められる程に「あぁ、これが人を好きになるって感情なんだな」って実感できたから……結果的にイラストリアスには感謝しなきゃいけないわね。正直になって清々しい気分になれたんだから」

 

 

 

 ビスマルクさんはそう言うと、今までとは違う本当に優しい笑みを浮かべた。

 

 

「指揮官、私は貴方の事を愛してるわ」

 

 

 

 その笑顔に俺の心臓は高鳴る。あのビスマルクさんが。ずっと尊敬し憧れてきた存在であるビスマルクさんが俺を愛してくれている。

 

 

 身体中を駆け巡る悦びの感情が彼女を抱きしめさせろと騒ぐが、俺は我慢しきれず今度は優しく抱きしめ背中を撫でた。そして彼女が落ち着いた所で名残惜しさを感じつつ抱擁を解くと彼女の顔に手を当て、静かに唇を重ねた。

 

 

 

 たった数秒だけの口付けだというのに昨夜とは比べ物にならず遥かに心臓が高鳴っていた。それはビスマルクさんもなのかほんのりと頬を染めると軽く唇を尖らす。

 

 

 

「もう、いきなりはずるいわよ……」

 

「すみません」

 

「……でも、嫌じゃないわ。もっとして欲しいくらい」

そう呟くと彼女は俺の首に手を回し再び唇を重ねる。今度は先程よりも強く、そして長くお互いの唇の感触を確かめ合うようなキスだった。

 

 

「んっ……ちゅっ♡んむっ……はぁ……♡」

 

 

 

 

 何度も角度を変えながらキスを繰り返す内に彼女の舌が俺の唇をノックする様に突いてきた。俺はそれに答えるように自分の舌を差し出し彼女の舌と絡み合わせる。

 

 

「んふっ♡ちゅっ、れろっ……んむっ♡」

 

 

 

 ぴちゃぴちゃという水音と共にお互いの唾液を交換し合う。歯列や上顎など口内を舌で舐め回し、時には舌同士を擦り合わせ、そしてまた絡める。その繰り返しにも関わらず俺は今までに無いほど興奮し、もう一度ビスマルクさんの豊乳に手を伸ばすが彼女は拒まない。

 

 

「んっ……♡」

 

 

 ゆっくり味わう様に揉んでいく。快楽の余韻で敏感になった彼女の身体はそれだけの事でも十分な刺激らしく、彼女はキスを続けながらも嬌声を上げる。可愛い、本当に可愛い。ずっとこうしていたい。彼女が……欲しい…!

 

 肉欲だけではなく、心の中にまで渦巻く感情の正体は間違いなく愛情だ。きっかけは本当に最低な出来事ではあるが俺はもうどうしようもなく。他の妻達と同じようにビスマルクさんを愛さずにはいられない。

 

 

 

「んっ……はぁ……♡指揮官、そろそろ……」

 

 

「そうですね」

 

 

 俺は名残惜しそうに、唇を離すとそのまま彼女の身体を抱き寄せ、そして耳元で囁く。

 

 

 

「愛しています、ビスマルクさん」

 

 

 

「……私も、愛してるわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…だから。こうして一度だけでも……あなたと繋がれたのは…私は嬉しかったのよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっ…?」

 

 思わずビスマルクさんの胸を揉んでいた手が止まる。

 

 

「以前私は貴方に話したわね。過去に一人の指揮官を傷つけたって。彼の未来と尊厳の全てを破壊し、同時に自分がレッドアクシズを組織した事によって多くの人が不幸になった、と」

 

 

 ビスマルクさんの目は優しかった。愛おしげに俺の頬を撫でながら満足した様子ではっきりと口にする。しかし、優しい筈のその瞳の奥には鎖で縛られたような痛みが確かに渦巻いていた。

 

 

「私は……今までも、きっとこれからも。ティルピッツやグラーフは自分を許せと言ってくれた。宰相閣下ももう少しだけ肩を下ろして気楽に生きろと仰ってくれた。でもね、私は絶対に……自分を許す事が出来ないのよ」

 

 

 小さく笑みすら浮かべながらビスマルクさんは続ける。

その笑顔は今まで見た事がない程に儚げで、今にも消えてしまいそうに見えたのは俺の気のせいだろうか?

 

 

「貴方は私に色々なものをくれた。祖国の栄光、戦争の勝利の為のピース……愛すらも。でもね、貴方に抱かれた夜。貴方を愛おしいと思うと同時に私は……こんな幸福を味わっていいものかと思わずにはいられなくなってしまって。自分への罰の為に……貴方を愛してはいけないと思ってしまったのよ」

 

 

「そんな、ことって……!」

 

 

「許されるわけないわよ。純粋に貴方を愛しているシュペー、グラーフ、ヒッパー、ガスコーニュ、ヴェネトにリットリオ。彼女達と比べて私の愛は不純物塗れなのだから」

 

 

 

 ビスマルクさんはそう言うと俺の頭を優しく撫でてきた。その行為に俺は何も言えなくなってしまうが、彼女は構わず続ける。

 

 

「だから、ね。指揮官。私はあなたに抱かれた事を後悔してないし、寧ろ良かったとさえ思ってるわ。でも、だからこそ……この一度きりの思い出を胸に私はこれからも生きて行くわ。あの記憶があれば、私は頑張れるわ…だからあなたは昨日の事は夢、いい夢だとでも…」

 

 

 

 

「ふざけんな」

 

 

 

 

 

 この、女は…!

 

 

 

 そう思わずにいられなかった。気がつけば俺は彼女の胸を強く揉みながら勢いよくその唇を奪っていた。

 

 

 

 

「んっ!?んぅっ……むぁ!んぁ♡」

 

 

 

 

 一瞬彼女は驚いた声を上げたが俺の怒りを察したのだろう。抵抗する素振りは一切見せなかった。そんな彼女に対して俺は激しく舌を動かすと共に勢いをつけ、彼女を乱暴にシーツの上に組み敷き、もう一度無理やりキスをする。

 

 

 

「し、き…官…何を…」

 

 

 少しだけ痛みを感じるキスにビスマルクさんは困惑の表情を浮かべていた。

 

 

 

「夢?いい夢?ふざけんな!何が罰だよ!何が不純物だ!何が……何が自分への罰だ!」

 

 

 

 そんな、彼女の怒りと悲しみが混じった感情をぶつけるように俺は叫ぶ。

 

 

「バカですか?バカですね?あれを夢で済ませろとかバカですね!バーカ!」

 

 

 唐突な暴言にビスマルクさんは……あぁ、もういいや。ビスマルクは一瞬何を言われなのかわからない?と言わんばかりの表情をこちらに向けている。知らん!気にせず叫んでやる!

 

 

「というかね?あそこまでしてね?俺が責任取らずにほっとくやつとか思われるのが辛いんですけどね!?責任くらい取らせてくださいよこのバカ!」

 

 

 

「でも……私は……あっ…ちょっと…♡」

 

 

 

 

何かを口にしそうなので無理やりおっぱいを揉みしだく事で黙らせる。

 

 

「いたい、ちょ、ちくび……ひゃっ!?」

 

 

 

 抗議の声が喘ぎ声に変わると共にビクンと彼女の身体が痙攣した。彼女はしばらく俺の顔を見ていたがやがて諦めた様に目を逸らした。

 

 

「勝手に納得されて!勝手に満足されて!勝手に決められてもこっちの罪悪感ヤバいんですよ!!ふざけるなよビスマルク……!」

 

 

 

 俺の言葉に反論せず黙り込んだのは胸を揉みしだかれたからだけではない筈だ。彼女は複雑な感情で震える声で俺は諭すように呟く。

 

 

 

「自分が許せない?あぁそれなら一生罪悪感抱えて生きろよ!でもね、そんな風に口にした時点で俺にはわかるんですよ!貴方は!納得せず!助けてもらいたい!幸せになりたいって!」

 

「そんな…事…」

 

「あるんだよ!」

 

 じゃあ何でそんな弱々しい声出してんだよ!顔を逸しやがって!!表情、行動、言動全てに於いてビスマルクが無理やり納得しようとしてるって理解できる。舐めんな!こちとら同胞、友邦、敵国、セイレーン相手に仕事してきて慣れてんだよ!

 

 

 

「ここまで来てから、一人になんかさせてたまりますかよこのおバカ!!」

 

 

 

 一息にそう言い切ってやるとビスマルクが俺を見て目を見開いている。だがその顔は今にも泣いてしまいそうな表情になっており、みっともない程に眉は下がった困り顔だった。

 

 

 

 

 

 

「……いいの?」

 

 

 

 やっとの事で絞り出したのだろうその一言を俺は聞き逃さない。

 

 

 

「良いも悪いもないですよ」

 

 

「私は……また、貴方を傷つけてしまうかもしれないのよ?また、貴方を不幸にしてしまうかもしれないのよ?」

 

 

「その時はその時で考えますよ」

 

 

 俺はそう言うと彼女の身体を優しく抱き寄せた。そして耳元で囁く。

 

「……だから、これは誓いです」

 

「…俺は、貴女を一人にしません…させません、ですから」

 

 

 

 

すう、と最後に一息だけ吸い。

 

 

 

 

 

「…俺のものに、なってください。昨日や今日の出来事を夢なんて思わず、俺に責任を取らせて下さい……愛してます、結婚してください。ビスマルク」

 

 

 まっすぐと、彼女を押し倒したまま。豊乳を揉みしだきつつ、ビスマルクの瞳を見据えて。俺はそう告げた。

 

 

 信じられない物を見たと言わんばかりにビスマルクはやっと俺の目を見る。彼女と目が合った事を確認するとそのまま静かな時間が流れていく。

 

 

 

 やがて、彼女は小さく頰を赤らめて俺から目線を逸らした。恥ずかしそうに。

 

 

「…………本気なの?」

 

 

 消え入る様な声で呟く彼女に俺ははっきりと言ってやった。

 

 

 

「当たり前でしょう。俺は貴女が欲しいんです」

 

「ヒッパーに、シュペー…グラーフにだって…どう言えば」

 

「…その辺はまあ、俺がなんとかどうにかします」

 

「他の国の、子達だって…」

 

「ガスコーニュに関しては、まあ10発くらいジャン・バールさんに殴られるかも知れませんが説得しますし…サディアの二人は…気にしないんじゃないかなぁ…」

 

 

 一つ、また一つとビスマルクの言い訳と懸念を俺は潰していく。後の事なんて知らん!俺はもうビスマルクを手に入れたい。責任を取る以上に愛しているのだと自覚してしまったからにはもうこの感情に嘘はつけない。

 

 暫く、そんな風に応酬を続けていたが…先に、言葉を途切れさせたのはビスマルクの方だった思いつかなくもなったのか、困ったかのような…どうすればいいのか、と迷うような表情を俺に見せた。

 

 

 

「……その、そろそろ俺としてもさっきのは言って随分恥ずかしくなってきたので…答えをお願いしたいんですが」

 

 言葉の応酬が落ち着き、ビスマルクの無言な時間が増えれば何やってんだ俺は…なんて小っ恥ずかしく体温が熱くなっていく。それでもビスマルクの胸を揉むのは止めない。

 

 

 

「……私、面倒な女よ」

 

 

「えっ?」

 

 

 

  何を思ったのかそうポツリと呟くとビスマルクは両手を俺の頬に添えた。そして真っ直ぐこちらを見つめてきた彼女は少しばかりの動揺をその表情に浮かべつつもゆっくりと口を開く。

 

 

「……めんどくさい女なのよ、私。ワガママだし……その、嫉妬深いし……」

 

 

「でも」と彼女は続けた。その瞳には涙が溜まっており彼女の決断は……もう、決まっていた。

 

 

「それ以上に……」

 

 

 

 その言葉で彼女は勢い良く俺の唇に自分の唇を重ねた。そしてゆっくりと離れていくともう一度、今度は優しく唇を押しつける。そっと離れた後、ビスマルクは笑いながら口にした。

 

 

 

「貴方の事が大好きよ」

 

 

 

 その後には「愛してるわ」という小さな呟きが続いたが俺はその答えとして再び彼女の唇を塞いだ……のであったが。

 

 

 

 

「ご主人様?まだここでビスマルク様がウダウダとするようでしたら…押し倒して、わからせてあげればよろしいと思われますわ♡」

 

「……いやうん、一応それは最後のほうほ…うん?」

 

 

 ビスマルクとのキスと胸の感触を楽しんでいると後ろの方からそんな声が聞こえ…えっ?と思わず固まる俺の後頭部を柔らかい感触が包み込む。

 

 

 

…聞くまでもなく、イラストリアスだ。ビスマルク以上の爆乳を惜しげもなく晒して俺の後頭部を優しく抱き寄せている。乳枕はよくグラーフなんかにお願いしているが負けず劣らずの極上の感触だ。

 

 

 

「あの、イラストリアスさん?」

 

「はい♡」

 

「……いつから起きてたんですか?」

 

 

 

 

「ビスマルク様と同じようなタイミングでしたが…ご主人様とお話を始めたので…空気を読んでいましたわ」

 

 

 つまり全部聞かれてたって事じゃねぇかよぉぉ!!?えっめっちゃ恥ずかしい告白とかタメ口とかビスマルクに愛してるとかあれ全部聞かれてたって事なのか!?

 

 

 

「あら、恥ずかしがる事はありませんわ♡確かに少し驚きはしましたけど……ふふ、とても素敵でした」

 

 

 

 そう言ってイラストリアスは俺の頭を撫でてくれるが恥ずかしさの甘り彼女の爆乳に顔を埋めて隠すしか出来なかった。

 

 

「むぅ……」

 

 

 イラストリアスに頭を撫でられている俺を見て何かを感じたのかビスマルクは頬を膨らませている。あっ、ちょっと不機嫌になってる。まずい、これはまずい。

 

 

 

「大丈夫ですよー♡指揮官様♡このままイラストリアスの胸に溺れて……というのも良いですけど、ここはビスマルクさんをわからせて差し上げましょうか?」

 

 

 なんて焦っている俺を尻目にイラストリアスはビスマルクと俺に問いかけてきた。

 

 

 

「わからせる?」

 

 

 と、そう口にして首を傾げているビスマルクは何やら思い至ったらしい。それはもう、今までに無いほどに顔を赤くし、まさか…と震えてる彼女にイラストリアスは天気予報でも告げる様に自然な笑みで言葉を返した。

 

 

 

 

「はい♡ご主人様のお嫁さんは誰なのか……ガタガタと言い訳を連発し、あそこまで熱烈に言われても答えられない、となれば…これはもう、体に直接教え込むしかありませんわ♡ご主人様♡」

 

 

 

 

 ねっとりと甘ったるい声で彼女はそう囁くと俺の腕を拘束してイラストリアスの爆乳に埋めた。あっ、これはヤバい……柔らかいけど逃げられない……!

 

 

 

「ちょ、ちょっと待って!違うのよ!?そ、そうよまだ心の準備が」

 

 

 

 なんて弁明するビスマルクだがイラストリアはそんな言い訳を一切聞く耳を持たない。

 

 

 

 

「あら?でももうご主人様のものはこんなに元気になってますわよ?」

 

 

「えっ?いやそれはその……」

 

 

 確かにイラストリアの言う通りだ。彼女の胸に抱かれた瞬間俺のアレは一気に肥大化している。そりゃそうだろ、ビスマルクの胸を揉みしだきつつイラストリアスの胸まで押し付けられてもう俺もね……我慢の限界なんだ。

 

 

 

 イラストリアスの言うことも一理あると言う事にして俺はゆっくりとビスマルクへと近づいていく。

 

 

「し、指揮官?落ち着いてちょうだい…!」

 

「これに関しては、素直になれないビスマルク様も悪いところがあると思われるので…素直にご寵愛をお受けくださいませ♡」

 

 

 

 

 結局……ビスマルクは俺の告白を寸前に受け入れてくれた事なんかを無視して俺達は何度も、何度も、何度も交わり合い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ…♡もうわかった、わかったからぁ…♡中にいっぱい出してっ…♡」

 

「うふふ…凄く良い顔になりましたわ、ビスマルク様…♡ご主人様、私にもお情けをくださいませ…♡」

 

 

……まあ、そんな光景が、夕方くらいまで続いたのでした!!なんか忘れてる気がするけどもういいや!今日はひたすらおっぱいにバカになってやる!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、放置され続けたチェシャーはドレイクに救出されたのだが、余りのショックにロイヤル本土から離れたいと希望。そこで理想の旦那様を見つける事になったのは別のお話である。

 

 

 

 

 

 

 




・指揮官胸揉み続けてない?
媚薬とか関係なく胸揉んでました。元々胸好きな所はありましたがビスマルクの胸は揉み吸い云々より常に触れていたいおっぱいなのでしょう。その結果他にも嫁がいると言うのに、自分の上司に媚薬の勢いで襲った後、乳を揉みながら告白すると言う絵面がヤバい光景となりましたが。

・ビスマルクは納得してる?
本人は納得してますけど自分は幸せになってはいけないとずっと悩んでる方なので、そんな人には説得よりも肉体的な快楽と愛を囁く事でわからせるのが効果的。一人で皆を救おうともがいてきたビスマルクにとってある意味いい薬となるでしょうね。ちなみに全て生エッチです

・イラストリアスはさぁ
暴走していますよので……次回はそんなイラストリアスについてもメスをいれるお話に。戴冠式前に指揮官の元にもう一度話そうとある人物がやってくるそうな。


・チェシャー
一番の被害者
トラウマになったのかアズールレーン本部辺りに異動を希望するのですが、そこで理想的な旦那様とあえたそうな

次回はそんな指揮官が最低ムーブしつつもビスマルクへの「わからせ」が終わって肉欲の宴を終えた夜から。彼の元にもう一度……フォーミダブルが指揮官と話したいと思っているようですが指揮官の選択は……


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  • 戦争を終わらせた立役者
  • サディアを救った救国の英雄
  • ロイヤル最大の敵
  • 女の子に手を出しまくりの色を好む英雄
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