鉄血の旗の元に《完結》   作:kiakia

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After25話 また会う日まで。

 

 

「指揮官。貴方だけでも鉄血に帰るべきよ」

 

 

 ビスマルクが乱れた髪を櫛で整えながら淡々とそう口にする。彼女の豊満な胸をまるで隠さずにシーツを身体に巻き付け、俺にそう投げかけた。

 

 

 

「貴方だけでもね……嫌だよ。こんな状況でビスマルクを置いて一人本国に戻れる訳ないさ。指揮官としても、男としてもね」

 

 

 ミネラルウォーターを口にしながらそう返答する。事後の気怠さが残る中、俺はビスマルクの髪をそっと撫でる。

 

 

 

「それに……こんな状態じゃ帰れないよ」

 

「……そう」

 

 

 

 時刻は既に深夜を回っていると言うのにドア越しからは常にひっきりなしに誰かが走り回る足音が聞こえてくる。防音対策はばっちりしているが、どうやら外からの音を遮断する事は出来ないようだ。

 

 

 今頃外では、ロイヤルのkansen達が自体を収集する為に奔走しているんだろう。協力を申し出るつもりはない。というかこんなややこしい状況で手を差し伸べてもヴァリアントも喜ばないと流石に気がつく。

 

 

 戴冠式が中止になり次第、俺達は秘密の通路を使って野外に脱出し今はホテルで缶詰状態だ。元の海軍基地は市民が雪崩れ込む可能性があると不安視されセーフティハウスとして予約してあった

 

 

 このホテルが選ばれた。部屋内は豪奢そのもので、スイートルームのランクを予約しており風呂もトイレもキッチンも完備されている。だがこんな状態で内装に興奮を覚えるはずもなく、ビスマルクと共にラジオに耳を傾けながら現実逃避するかの様に何度も身体を重ねていた。

 

 

 戴冠式は延期。いつ再開されるのか不明だ。銃を使った暴動は数時間以内に鎮圧されたようだがそれに触発されて反kansenデモは勢いを増しているらしい。時折ラジオから情報を集めてはいるものの、状況は思った以上に悪い様だ。

 

 

 

「……ふぅ……」

 

 

 

 ミネラルウォーターを飲み干すと俺は脱力してベッドに倒れこむ。体は疲れ切っている筈なのに妙に目が冴えている。ビスマルクは疲れたのか横になったままこちらをそっと見つめており、彼女が軽く寝返りを打つとその豊かな胸が重力に従って重そうに垂れるのが目に入った。

 

 

 

「指揮官……その……する?」

 

 

「いや、今はいい……出来れば残りたい。残りたいけど……俺に出来る事は何もないんだね?」

 

 

 

 下半身の暴走を抑えつつ、俺はそう問いかける。残りたい、離れたくないという気持ちは勿論ある。だがそんな想いをビスマルクは首を軽く横に振って否定した。

 

 

 

「単純な話よ…私やローマはkansenだけれど、あなたは生身の人間よ。もし次回、同じような事があった場合…最悪私達は艤装があるけれど、もし私達の助けが失敗したりしてあなたが巻き込まれて怪我でもすれば…色んな意味で、最悪の方向にしか向かわないわ」

 

 

 

 それに、と彼女は続ける。

 

 

 

「いい加減グラーフ達を安心させて上げなさい。この暴動は鉄血にも届いているだろうしきっと心配してるわよ。貴女が私を気遣ってくれるのは分かるけれど、貴方はレッドアクシズの英雄であると同時に……グラーフ達の夫なのだから」

 

 

 

 ぎゅっと胸を腕に押し付けられる。ロイヤル滞在中に何度も味わった豊満な柔らかさ。母性というか安心感を与えるそれは無理にでも残りたいというバカな考えをクールダウンさせてくれた。

 

 

 

「私は大丈夫。これでも自分の身を守れる程度には戦えているつもりよ。仮に貴方が嫌だといっても今度は陣営代表として貴方に命令するわ。お願いよ……」

 

 

 

 ゆっくりと口付けされる。その感触は柔らかく、暖かく、何よりも優し気で。今の彼女に「鉄血の陣営代表」として顔をさせないで欲しいという無言のメッセージが込められていた。

 

 

 

「なぁ…ビスマルク」

 

 

「なにかしら…?」

 

 

 

 俺は彼女の左手を掴み、そして己の頬に触れさせる。柔らかくて暖かい肌はヒヤリとした俺の体温を吸い取っていき、その熱が伝わったのか彼女は微笑む。

 

 

 

「帰ったら、ケッコンしよう。ビスマルクがロイヤルにいる間に指輪を用意しておく。だからその……グラーフ達の夫、みたいな自分は無関係な言い方は止めて欲しいな」

 

 

 

 あぁ、クソ…恥ずかしい。頬のあたりが火照ってるのが分かる。これはきっと赤くなってるんだろうな……と若干現実逃避した頭で考える。

 

 

 

 ビスマルクはキョトンとしていたが、直ぐに微笑みを浮かべた。再び口付けをするとゆっくりと俺の身体を抱きしめる。

 

 

 

「ありがとう……愛してるわ。ヴァイス」

 

 

「……本名で呼ばれたのは、こうなってからは初めてだね」

 

 

 

ビスマルクは俺の頭を撫でながら「そうね」と呟いた。彼女の優しく温かな手が妙に心地よく感じてしまう。その体温はまるで……まるで俺の心に確かな平穏をくれたかのように思えたんだ。

 

 

「……ねぇ、指揮官」

 

 

「ん?」

 

 

 

 

 暫く黙っていたビスマルクがふと口を開く。俺は彼女の胸に顔を埋める形になっており、その柔らかい感触に包まれながらも彼女からの言葉を待った。そして彼女はゆっくりと語り出す。

 

 

 

「多分その…私、貴方の子なら何人でも産めると思うわ」

 

 

 

 ぶふっ、と俺は思わず吹き出す。いきなり何を言うのかと思えば……俺は一体どんな反応を返せばいいのか分からないまま混乱しつつも頭を撫でてくるビスマルクに向き合った。

 

 

 

 若干恥ずかし気に頬を染めつつ彼女は言葉を続ける。

 

 

 

「それで…もしかしたら、もしかしたらなんだけど……少し前の夜、実は危ない日で……その……」

 

 

「マジすか……」

 

 

 

 危ない…危ない、日。そりゃそうか。ビスマルクと肉体関係になってからと言うもの、俺は避妊の事なんて頭の片隅にすら置かなかった。

 

 

 一時期そんな精神状態じゃなかったと言い訳も出来ない。毎日の様にビスマルクの豊満な身体に魅了され続け、まるでこれが目的の行為であるかの様にアレに、ソレを注いでいた訳だからな。

 

 

 あぁ…俺ってダメだな…一応細心の注意は払ってるが仮にロイヤルがハニートラップを仕掛け、塞ぎ込んでいる時にロンドン辺りに優しくされればそのまま手を出してた可能性は高いかもしれん。何度も、何度も、何度もビスマルクに注ぎ込んでいたんだ。そりゃ、出来てもおかしくないだろう。

 

 

 

 

 俺はビスマルクのお腹にそっと手を置く。彼女は少し驚いたような反応を見せたが直ぐに俺の手の上に自分の手を重ねてくれた。

 

 

 

「……動いてないね」

 

「そうね。まだ確実に妊娠したとは言えないわ」

 

「だけど、確信はあると」

 

 

 

 コクリと彼女は頷く。そして、少し不安気に俺を見つめた。

 

 

 

 

「指揮官は……その……どう、思う?私は……」

 

 

 

 

 どこか不安気で……それでいて期待するかのような彼女の視線。俺はそれにどう答えればいいか分からずに、ただ彼女の身体を抱きしめた。

 

 

 

 

「……指揮官?」

 

 

「俺は……嬉しい、かな」

 

 

 

 

 実感はない。涙を流して喜ぶだとか、笑顔で喜ぶだとか、そんな大きな喜びは感じられない。ただ、俺が父親になる……それが本当に現実かまだ理解が追い付いてない。ただ……俺はビスマルクのお腹を優しく撫でる。

 

 

 

「もし本当に妊娠していたら……いや、そうでなくても。俺としては嬉しいよ」

 

 

「そ、そう……」

 

 

 

 

 彼女は少し照れた様子で視線を逸らす。そして俺の胸に頭を預けるかのように寄りかかった。

 

 

 

「その……ありがとう」

 

 

 

 俺はそっと彼女の肩を抱き寄せるとそのまま目を閉じる。今はこの温もりに少しでも長く触れていたかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌日の早朝。霧が街を包み込む中、ピヨピヨと久々にマンジュウ達に歓迎されながら俺は出航の準備を始めていた。と言っても俺自身がやる事は何もない。ぼーっとしながら桟橋付近で立ち尽くしているだけだ。

 

 

 ビスマルクは残留し、イラストリアスもまた少しでもフォーミダブル達と残り少ない期間ギリギリまで過ごすようだ。欲を言えばユニコーンに謝罪をしたかったが今の俺が彼女にあったとしても怯えるだけだろう。

 

 

 

 流石に暴動は鎮圧されたが全世界にヴァリアントの醜態と、kansenへの憎悪、元マルタ島の住民の怒りは全世界に広まった。彼らが全世界で憐憫の感情をよせられるのか、それとも愚か者と鼻で笑われるのかはまだ分からない。だが一つだけ言える事はもう俺に出来る事はただこの地を去る事だけだ。

 

 

 

 

「……結局なん出来なかったな」

 

 

 

 

 この地で俺は何にも出来なかったし、何も成せなかった。混乱を巻き起こし、八つ当たりで女の子を傷つけて、愛した女性をこの地に残しながら本国に帰る。情けない。思わず自嘲したくなる程に。

 

 

 

 帰りはロイヤル側が明石に話をつけたらしく護衛のkansenを派遣してくれるようだ。ローマは「護衛なんてこのローマが一声かければいくらでも……何故、私に声を掛けないのです?」と不満そうな様子だがこれ以上サディアに迷惑は掛けたくない。ヴェネトとリットリオは元気なんだろうか?彼女達の声を耳が恋しがっているようだ。

 

 

 

 

 船内で待てばいいだろうに不思議と俺は港でたたずんでいた。

 

 

 

「はぁ……」

 

 

 

 

 ため息を吐きながら桟橋にもたれかかったその時である。ふと視界の端に影が差し掛かったのに気づいた。霧と朝日の光に紛れながら俺の前でその影は立ち止まり、そしてゆっくりと顔を上げる。

 

 

 

「……ロン、ドン?」

 

 

「はぁ…はぁ…申し訳ございません。ビスマルクさんから連絡を受けて走ってきて…ふぅ…」

 

 

 水筒から紅茶をコップに注ぎ、それを喉に流し込む彼女は吐息を零す。衣類は明らかに乱れているが着替えを整える時間すら惜しかったんだろう。僅かに紅潮した肌は彼女が如何に急いで駆け付けてくれたかを物語っていた。

 

 

 

 

「酷いですよ閣下。別れの挨拶くらい私だってしたいです」

 

 

「あぁ、ごめん。一応手紙はビスマルクさんにお願いしてたんだけど……」

 

 

 

「それでも、です。ビスマルク様は今からなら間に合うって声をかけてくれて……怒りたくもなりますよ。全く、閣下は意地悪です」

 

 

 

 ロンドンはそう呟きながら僅かに頬を膨らませる。それが妙に子供っぽくて可愛らしく思えてしまい思わず苦笑してしまう。

 

 

 

 ……あぁ、やっぱり俺って。

 

 

 

「ヴァリアント陛下は『見送りの時間くらいは作ってあげるから、行ってきなさい!』ってお尻を叩いてくれましたが……閣下?」

 

 

 不思議そうにロンドンは首を傾げる。俺はゆっくりと彼女に向き合い、そしてそっと頭を下げた。

 

 

 

「ごめんなさい」

 

 

「え?」

 

 

「色々ごめん……本当に……」

 

 

 

 そう、それしか言えない。俺は彼女達に謝る事しか出来ないんだ。だがそんな俺の謝罪に対してロンドンは優しく微笑んだまま首を横に振る。

 

 

 

「……閣下が謝らないで下さい」

 

 

 

 

 彼女はそう言うと、俺に向けて手を差し出す。その意図を察して俺は彼女の手をそっと握ったのだった。柔らかく、暖かい手だ。もしも、もしもだが……この手をずっと握っていられたならどんなに幸せか。

 

 

 

「なぁ……ロンドン」

 

 

 

「…何、でしょうか?」

 

 

 

 手を握られながらロンドンは潤んだ瞳で俺を見上げてくる。本当に綺麗な瞳だ。眼鏡越しでも分かるほど澄んだ瞳は優しさに満ち溢れており、この優しさにどれ程まで俺は救われたんだろうか?

 

 

 

 息が苦しくなる。胸も締め付けられるように痛む。言うな、辞めろと冷静な俺が叫んでいたが俺は耐えきれなくてロンドンにそれを言ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

「俺と一緒に…こっちに………ごめん。なんでもない」

 

 

 

 

 

 

 

 誤魔化すように咳払いをしつつ、ロンドンから手を離す。霧の空を見上げながら、俺は静かにため息を吐く。

 

 

 

 最低な発言だったし、ロンドンを困らせると分かっていた。だが、それでも言いたかったんだ……彼女の手を握っていたいと。

 

 

 

 

「閣下」

 

 

 

 そっと肩に腕が回される。振り向くと彼女は穏やかに微笑みながらも目に涙を貯めていた。

 

 

 

 

「お気持ちは、とっても嬉しいです」

 

 

 

 

 彼女はそう言葉を区切ると、葛藤するかのように声を詰まらせる。そして、搾り出すかのようにこう言ったんだ。

 

 

 

 

「ですけれども、ごめんなさい…私は…皆を捨てて行くのだけは出来ません」

 

 

 

 

 

 ロンドンは、ロイヤルネイビー出身のkansenだ。

 

 

 

 

 ロイヤルで産まれ、ロイヤルで育ち、彼女も多くの者たちと同じ様にエリザベスやヴァリアントに忠誠を誓っている。友人だって何人もいるだろうし、何よりも彼女には姉妹艦が何隻もいる。

 

 イラストリアスはそうせざる得ないからこそ鉄血に亡命する。だがロンドンは別だ。余りにも故郷に残しているモノが、故郷に背負っているものが多過ぎるんだ。

 

 

 今の鉄血とロイヤルの関係では故郷を捨てれば次に祖国の他を踏めるのは10年や20年。下手をすると存命中は故郷の土を踏む事も叶わないかもしれない。

 

 

 

 分かってた。分かってたんだ。

 

 

 

 妹のローネがどれ程までの覚悟でサディアに向かったのか思い出せ。ガスコーニュを心配してたジャン・バールさんの顔を思い出せ。ほら見ろロンドンを困らせただけじゃないかと冷静な自分は呆れていた。

 

 

 

 

 だがほんの少し、期待してしまったんだ。

 

 

 

 

 もしかするとロンドンと俺は同じ気持ち何じゃないか?と。

 

 

 

 そして、ロンドンがずっと側にいてくれるという未来を……

 

 

 

 

「……はは、そうかぁ…本当に、本当に残念だ」

 

 

 

 本心を隠そうとするが声は震えてしまう。駄目だな、本当に駄目だ。カッコ悪いったらありゃしない……だがせめて笑わなければ彼女の覚悟が無駄になってしまうだろう?だから俺は笑おうとする。だけど上手くいかないなぁ……

 

 

 

 

 

「そんな寂しそうな顔をしないでください、閣下」

 

 

 

 

 ロンドンは俺の手を優しく握るとまるで幼子を宥めるかのようにそっと頭を撫でる。そして彼女はゆっくりと口を開いた。

 

 

 

 

「私は大丈夫ですから、貴方に会えた事を一生忘れませんから。だから……ほら、笑顔で見送ってください」

 

 

 

 恐らく俺達はもう会う事はない。マルタ島の基地司令となれば今まで以上に地位も、立場も、責任も大きくなるだろう。そんな自分がロンドンと会う事どころか手紙のやり取りをする事も許されないに決まっている。

 

 

 

 俺はレッドアクシズの英雄なのだから。俺達はもう、道を交わる事はない。

 

 

 

「いつかまた、会いましょう」

 

 

 

 それでもロンドンはそう呟くと俺の身体をそっと抱きしめた。その暖かさが心地よくて、俺は思わず彼女を抱きしめ返す。

 

 

 

 

 

「本当に……ありがとう……」

 

 

 

「はい」

 

 

 

 何時までもこうしていたい、いつまでもロンドンを側に感じていたい……そんな気持ちは伝わったのか彼女もギュッと俺の事を抱きしめてくれる。

 

 

 

 やがて俺はゆっくりと彼女の身体を離した。ロンドンの瞳は潤み、今にも泣きだしそうであったが必死にそれを堪えている。俺もまた泣きそうだったのをグッと堪えると彼女に手を差し出した。

 

 

 

「じゃあ、また」

 

 

 

 そんな俺の言葉を切っ掛けに彼女はそっと俺の手を掴むと優しく微笑んだんだ。そして……

 

 

 

 

「えぇ……またいつか!」

 

 

 

 

 そう、ロンドンは言葉を紡ぎながらゆっくりと手を離す。そして互いに背中を向け、振り返る事もなく俺は港から離れ……

 

 

 

 

「好きだったよ、ロンドン」

 

 

 

 

 

 最後に呟いた言葉は彼女の耳に届く事もなく霧の中に消えていくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、これで俺のロイヤル滞在記は終了だ。

 

 

 後はグラーフ達との再会だとか、ヴェネト達への連絡だとか、帰ってきたガスコーニュに抱きしめられるだとか、ビスマルクが本格的に妊娠したと知ったグラーフ達に搾り取られるだとか、サディアからヴェネトとリットリオがやってくるだとか……色々なエピソードが会ったのだがそれはまた次回の機会に語ろうかな?

 

 

 

 さて、後はレッドアクシズの総本部となるマルタ基地の完成に合わせて、着任する事で俺たちの戦いはこれからだ!と物語を終わらせる事も出来るが……一つだけ語るべき物語が最後にあるんだ。

 

 

 

 

 

「PTSD…?それって…」

 

 

 

「あぁ、知らなくて当然だにゃ。PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)。心的外傷後ストレス障害。それがイラストリアスの病名にゃ」

 

 

 

 

 

 

 そして、最後の物語は……明石の診断から幕を開けるのであった。

 

 

 

 

 





・ロンドンとの関係

 最後の最後に指揮官はロンドンを鉄血にと誘いましたがそれは不可能に近いこと。ロンドンは指揮官と通じ合っていましたが彼女はロイヤルに大切な物が多すぎました。ネプチューンの様な例外は本来ならイレギュラーであり、姉妹艦もいる彼女がロイヤルを離脱するのは難しい事。それでも指揮官は彼女に述べてしまったのです。「こっちにこないか?」と。
それは残酷だったでしょう。ロンドンだって異性として指揮官に惹かれているのですから。実質的なプロポーズでしたがロンドンは彼を拒絶するしかない。どこまでも優しい彼女にそんな選択を強いてしまった事を一生指揮官はある意味後悔するでしょう。それでも2人はいつかまた会おうと約束して互いに別の道を歩み始めました。

その後のロンドンに関しては

ロンドンに関しては…

dice1d10=2 (2)
1~3.まあ彼女も元捕虜組だからね…ロイヤルにはいて頑張ってるけどけど地位はね…
4~6.姉妹と一緒に奮闘中のようです…たまに、何処かへの手紙を書いては出せずに仕舞っているようです
7~9.たまに、手紙のやり取り程度を始めたらしい
10.*おおっと*

 ヴァリアントとモナークの改革が進む中で元捕虜であり、明らかにヘルブスト指揮官と仲が良過ぎたという事もあって厳しい道を歩み。彼との再会の可能性も厳しいようで……それでも2人はいつか、また会えると信じ続けたでしょうね。



・ビスマルクの妊娠
ビスマルクの関係ダイスに関しては


dice1d10=10 (10)
1.あれは一夜の過ち…あっちょっと待ちなさいイラストリアス…!
2~5.たまに基地にやってきた時に指揮官と二人っきりになる事があるそうな
6~9.指輪もちゃんと受け取ったよ!
10.*おおっと*←ファンブル


dice1d10=8 (8)
1~3.なんかビスマルクやけにちょくちょく基地に来ない?
4~6.えっ?やっとそういう仲になったの?と鉄血メンバーから言われて吹っ切れた
7~9.あの時にデキてたわ←おめでた
10.皆聞いてちょうだいトップはティルピッツに譲る

 あの日ビスマルクと交わって以降。避妊もせずに何度も何度も交わった結果妊娠していたようで、指揮官のお嫁さん達の中では最も早くお母さんに。鉄血に帰ってくる頃にはお腹も膨らんでいるでしょうし、騒がしい日々を迎えそうです。政治的にも、恋愛的にも。某総旗艦殿は特に。


 さて、これにて主な鉄血生まれの指揮官とkansenを取り巻く物語の大部分は終了。後はいくつかのお話の後にエピローグに繋がるのですが、最後の最後にこれだけはやっておかなければならないお話がひとつ。


dice1d10=2 (2)
1~6.PTSDの一種だこれ…
7~10.素ですねこれ



 次回、本当の最終章。イラストリアス編。PTSDと診断されたイラストリアス。そんな彼女は果たして鉄血でどうなってしまうのか。


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指揮官の後世の評価はどうなる?

  • 戦争を終わらせた立役者
  • サディアを救った救国の英雄
  • ロイヤル最大の敵
  • 女の子に手を出しまくりの色を好む英雄
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