とある科学の磁力操作   作:シド・ブランドーMk-Ⅳ(地底の住人)

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さんわ

僕は今あすなろ園に来ている。暗部のやつがなんでそんなところにって?子供たちに料理を振る舞うためだ。子供たちの笑顔を守るためだ。そもそも俺は暗部の仕事なんてしたくないんだよ。子供たちのために変装してきてるから俺がもし暗部からの命令を断っても子供たちにはなんの影響もないはずだ。

昨日、第4位を殺ってくれっていう依頼が来たけど、やっぱやめるわ。だって麦野を相手するってことはアイテム全員とやらなきゃいけなくなるからね。麦野はともかく他の3人は好きなんだよねぇ。だからできるだけ相手はしたくないわけ。相手したら傷付けちゃうし。

 

 

……いや、あえて麦野をやっちゃおかな。そしたらあの娘達を暗部から身を引かせる事ができる。……かもしれない。うん。決めた。そうしよう。

 

 

 

 

 

今日はいい一日だったなぁ。いい案が思いついたし、子供たちとも遊んで心が癒されたし。……ん?なんだ?

 

「ねぇねぇ嬢ちゃん。俺らと遊んでいかない?」

 

ナンパか?透明化して様子見しよう

 

「いえ、結構です。この後友達と遊ぶ約束しているので。…それじゃあ失礼します。」

 

「そんなこと言うなよォ。俺たちが友達と遊ぶこととは違うもっと楽しい遊びを教えてやっからよォ。」

 

「(下手なナンパだなぁ)」

 

そんなことを思っていると男たちが相手を強引に連れていこうとした。

 

「(そろそろ頃合かな?…助けてあげようか)」

 

「ねぇ、君たちさ。大の男が複数人でか弱い女の子ナンパしてなにが楽しいのさ?」

 

「うっせぇガキは引っ込んでろ!」

 

まぁそんな反応になるわな。

 

「…そうだ。俺らは今からこの女の子を楽しませないといけないだ。だから金置いてけ。」

 

出たでた。三下の台詞が出ましたわぁ。

 

「三下の台詞だねぇ。」

 

「なんだとコラァ!調子乗ってっとボッコボコにして身ぐるみ剥がすぞゴラァ!」

 

「じゃあ全員でかかってくるといいよ。それでも俺には敵わないけどね。」

 

「てめぇばかにしてんのかぁ?てめぇみたいなガキ一瞬でボコボコにしてやんよ」

 

「へぇ、倒せたらいいね。……あ、そうだお嬢さん。今すぐ、後ろ向いて耳を塞いで表通りに戻るといいよ、」

 

トラウマを植え付ける訳にはいかないからね。

 

「え、でも。お礼も何もせずには」

 

「良いからいいから。これは俺が勝手に首を突っ込んだだけなんだ。君はいつも通り、友達に逢いに行くといいよ。あ、それと最後に、近道できるからってこんな裏道使っちゃあダメだよ?」

 

「……ありがとうございます!」

 

彼女はそう一言告げると言った通りに耳を塞いで表通りに歩いていった。

 

「さてと ショータイムだ」

 

「何がショータイムだ!カッコつけてんじゃあねぇぞ!やっちまえ!」

 

全員でかかってきたけど何も問題は無い。俺は全ての攻撃をかわしてこう言った。

 

「お前たちが可愛い少女なら見逃したかもな。……だが、むさ苦しいお前たちのようなやつらには容赦はしない。覚悟しろ」

 

「はぁ?お前何言って……ヴッ、ヴォエェェェェエ!」

 

「ヒッ!口から剃刀がいっぱい出てきた!…て、てめぇ!なにしやがった!テレポーターか!」

 

僕は同じような手段でチンピラ共をやっつけていった。

 

んー、こいつが最後かな。

 

「う、うわぁぁぁあ!な、何だこれ!なんで!なんで俺の体の中にハサミが入ってんだよ!……バタッ」

 

なんだよ、恐怖で気失ったのか?

……情けねぇなぁ。

 

見つかる前にずらかるかぁ

 

「ジャッジメントですの!あなたを暴行罪の疑いで拘束しますの!」

 

うわぁ…1歩遅かったァ!

 

「…正当防衛さ、ジャッジメントのお嬢さん」

 

「正当防衛にしてはやりすぎですの!どちらにせよどう言った経緯でこのようなことになってるのか事情聴取するために着いてきてもらいますわ。」

 

「え〜、今から仕事だからまた今度にするかここであらかた言うからそれで勘弁してくれない?…無理なら力ずくでも逃げるけどね」

 

「いえ、ここでも構いませんわ。話の内容によっては連行致しますけど。」

 

「感謝するよ。ありがとう…事の発端は黒髪ロングのお嬢さんを見た事かな。そのお嬢さんが遅刻するって言いながらここの路地に入って行くのが見えてね。こういう路地裏って不良どもの溜まり場になってるから絡まれんじゃあないかと思ってついて行ってみたら案の定絡まれててさ、」

 

「その少女を助けようとしたら今度は自分が絡まれた……と?」

 

「Exactly(その通り)!」

 

ま、半分くらい捏造なんだけどね。

 

「あともう1つ。……その少女の名前を教えて頂けませんか?」

 

「ん〜、それは無理かな。だってこの件で名前があがってきたってなったら情報提供したのが俺ってバレるじゃん。そんなの嫌だよ。」

 

「そんな風にはしませんと約束したら?」

 

「それでも無理かな。……だってそもそも名前知らないし。」

 

「……まぁ良いでしょう。ご協力ありがとうございました。」

 

「いいよいいよー、じゃあ街の治安維持頑張ってねぇ。」

 

ヒットマンの俺が治安維持頑張ってとか皮肉にも程があるだろ。

 

 

 

 

 

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