この世界線だとお父さんとは喧嘩はしてない(家が移動したことで価値観がまともになったので。)ただ、居合いの才能が無いことは直接言われている。
多少ショックは受けたけどそれでも何時かは親父のような腕前に成りたいと居合いの腕を磨き上げてる光君・・・平和やな!
ちなみにこの世界は非日常がまったくない平和な世界・・・せいぜい異種族が居るぐらいでそれ以外は現代地球と同じと考えてください。
朝、目を覚ますと誰かに抱きしめられてる感覚がした。
・・・またか、そう思いつつ顔を下に向けると俺を抱きしめて寝てる人が居る。
紫髪で、猫の獣人。俺の幼馴染の猫又おかゆだ。
一緒の大学に通って、家賃とかの問題でルームシェアをしてるんだが・・・何度言っても俺の事を抱いて寝てるんだよな・・。
ベットに入ってくるの禁止って行ったら今度は俺をおかゆのベットに連れてって抱いてた事もあったし・・・。
正直抱いて寝るんだったら抱き枕を抱いてて欲しい。
そう思ってため息を吐くとおかゆが目を覚ます。
「ん~・・・?おはよ~・・・今日のご飯な~に?」
そう言いながらも俺を離さず、寧ろグリグリと頭を擦り付けてくる。
『今起きたところだから考えてない。後毎回言ってるけどちゃんと自分の寝床で寝ろよ・・・ベット無駄になるだろ。』
「君のそばで寝るのが一番だからやーだ。じゃあ、今日のご飯は洋食が食べたいな~?・・・ねぇ?作って??」
そう言っておかゆは俺に上目遣いをして朝ごはんを要求してくる。
『目玉焼きとトーストとサラダでいいか?』
「光が作ってくれるなら何でも良いよ~。・・・だって君が作るものは何でも美味しいんだからさ。」
拒否してもどうせ作るまで俺のことを見てくるか俺のお菓子を取るのは分ってるので何も言わず作るものを提案する。
まぁ、好き嫌いなんかほぼ無いから実質今日のご飯を言ってるだけだ。
とりあえずおかゆを引き剥がして、朝ごはんを作ろう。
ほら、抵抗するな服が伸びるだろ・・・とりあえずコーヒー作るからそれ飲みながらご飯できるのを待っててくれ。
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「おー、何時見てもぱぱっと早く作るねぇ・・・それにウインナーまで増えてる。」
朝ごはんを持ってくるとコーヒーを飲んでいたおかゆが気付いたようだ。
おかゆが言う通りウインナーが増えているがこれは単純に期限が近かったからついでに作っただけだ。
『期限が危ないから増やしたんだよ嫌だったか?トーストに何つける?バター?』
「バター、嫌じゃないよ~。寧ろ美味しいご飯が増えて嬉しいかな~」
おかゆ笑いながらそう言ってトーストにかじりつく。
「ん~、ホント絶品だよねぇ・・・ただ焼いてるだけなのに光が作ると全然違うんだから不思議だよね~。」
『俺からすると焼いただけでそんなに違いが出るほど違うっていう皆が不思議だよ・・・これぐらい何も変わらないだろ。』
「いやいや、ぜんぜん違うんだよねぇ~。なんだろ、光が焼いたらブランドが付くのかな?光印の一品とか?」
『ブランドが付くだけで味が変わるんだったらそれは魔法か何かだよ・・・。』
「事実なのになぁ」って言いながらご飯を美味しそうに食べるおかゆを横目に見つつ俺もトーストに齧りつく。
サクッといい音がなり、バターの塩っぱさとともにいい香りが匂ってきて更に食欲を刺激する。
・・・うん、普通だよなぁ・・・。
「今日の講義って何が合ったんだっけ?」
『ん~と、確か今日は・・・。』
朝ごはんを食べながらおかゆと今日の大学の講義について話、何を持っていくかとか、今日のお昼はどうするのか話す。
ご飯が終われば荷物を用意して一緒に大学に向かう。
昨日は夜遅くまでゲームをしてたせいか寝不足なのだろう、ふらふら~と寝ぼけながら歩いてたおかゆが心配になって俺はおかゆの手を握って大学まで連れていくことにした。
『ちゃんと起きろよ?講義中に寝たらいろいろと不味いし俺が何時でも側にいてこうやって連れていけるとは限らないんだからさ。』
「へーきへーき、こういう事するのは君がいるからするんだから。」
『意識的にやってるなら止めてほしいんだけどなぁ・・・』
「やーだ、・・・ほら、青信号だよ早く渡ろー。」
『・・・甘えたがりというか面倒くさがりというか・・・はぁ、はいはいしっかりと着いてきて離れるなよ?』
「りょーかい」
軽い返事をするとおかゆは握った手とは別の手で俺の服を掴んでくる。
・・・又服が伸びてすぐに駄目になりそうだ。
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今日の講義が終わり、おかゆと待ち合わせしてる広場でおかゆを待ってると後ろから声をかけられた。
「おーい!光!!」
『この元気な声は・・・お前か。』
振り返ると其処に居たのは〇〇、剣道部に所属していてかつ部長をやっている。
大学で出来た友達の中ではそこそこ中の良いやつだ、初めての都会で戸惑ってた俺とおかゆのことを助けてくれたし。
ただ、個人的問題で好かない所が2つあるんだそれは。
「今日こそ剣道部に入らないか!?お前がいれば全国優勝は間違いないんだって!」
『だから無理だっての・・・俺は剣道じゃなくて剣術だからいろいろと違うんだよ。』
「んぐぐぐ・・・やっぱ無理かぁ・・・じゃあ代わりに部員扱いてくれよ。攻撃するのは駄目でも攻撃を受けるぐらいは出来るだろ?」
『それぐらいなら良いよ。』
毎回毎回合うたびに俺を剣道部に誘うことだ。
まぁ、これはほぼ挨拶みたいな物に近いんだと思う。最初の頃とは違って誘う熱意が減ってるし。
とはいえ練習相手として俺はすごく良いらしく頻繁に呼び出されてる・・・一時期は周りから剣道部所属だと思われて剣道部へのお知らせみたいなのを預けられたりもしたな・・・。
それと、もう一つの欠点だけど・・・。
「おっし、ありがとな!それともう一つ頼みたいこと有るんだが・・・。」
『・・・又合コンの数合わせに来てほしいのか・・?俺が行っても盛り上がらねーだろ・・・。』
「いやいや・・・お前顔は良いから来るだけで相手の数も増えるんだよ・・・頼む!!ラーメンおごるからさ!」
『チャーハンもつけてくれよ、何時からだ?』
「OKOK!替え玉も付けるよ!時間は○時からだな、場所は後で送るわ!んじゃ、俺先に道場で準備してるから早く来てくれよー!」
そう言ってあいつは走って広場から出ていった。
まぁ、もう一つの欠点は合コンの度に呼び出されることだな。
選ぶ店は安くて旨い店が多いから飯は良いんだけど相手の女子からめちゃくちゃ話しかけられるんだよなぁ・・・。
というか、恋愛って何が良いんだろうな??
正直良くわからんな・・・、昔アイツが「これめっちゃくるから見てみろよ!」って見せられたグラビア雑誌とか見ても何も思わないし・・・。(その事を言ったらありえないものを見る目で見られた・・・)
何時かは結婚するときが来るんだろうけど・・・う~ん・・・あんまり想像が出来ないな。
「光~おまたせー!」
『あ、来た来た』
恋愛・・・というよりは将来のことか?それについて考えていると荷物を纏めたおかゆが俺に駆け寄ってくる。
「いや~・・・スマホ失くしちゃって焦ったよ、おかげで何時もより遅れちゃった~。」
『見つかったのか?』
「うん、見つけたよー。普通にかばんに仕舞ってただけだから探してた時間が完全に無駄だったけどね。」
『まぁ、なくすよりマシだろ、高いし。』
「そうだね~。」
おかゆと合流した後はのんびり雑談したりしながら家に帰る。
たま~に、一緒にお酒のみに行ったり〇〇に教えてもらった店に行ったり・・・気の向くままにフラフラと一人で街をぶらついたりしてるけど基本的にはこうして雑談して帰ることが多いな。
まぁ、なんだかんだ文句は言ってるけどこの暮らしも悪くはない。
そう思いながらおかゆの話に相槌をうって、一緒に家に帰った。
『ああ、おかゆ。』
「ん?何~?」
『今日、又アイツに合コンに誘われたから飯一人で食べてくれるか?』
「えぇ~!?また?最近多くない??」
帰る途中で合コンに誘われたのを思い出しておかゆに今日ご飯は一人で食べてほしいことを伝えるとおかゆはムーっとちょっと不機嫌そうな顔で呟く。
『まぁ、たしかに多いけど・・・好きな物作るから我慢してくれよ。』
「む~・・・光はさそんなに彼女が欲しいの?そんなに合コンに行くってことは?」
『・・・?いや、そんな訳じゃないよ?単純に誘われたから行くだけ・・・。アイツが行く所は上手い飯を出す店が多いし。』
「本当にそうなの??」
『なんで嘘を付く必要が有るんだよ・・・ホントだって。』
「…まさか光ってBL」『そんな訳無いだろ、おかゆも知ってるだろ俺がそれ知ったときフリーズしたの。』「そういえばそうだったねぇ・・・」
おかゆがとんでもないことを言い出したので流石にマジな声で否定する。
BLについてなんで知ってるのかって??・・・おかゆの親戚のお姉さんがそういうのを持っててだな・・・。
うん、あの後二人で調べてその言葉の意味を調べて後悔した。
世の中、知らない方が良いって事が有るってことがよく分ったよ親父・・・。
『まぁ、そういう訳で俺は今日帰り遅くなるから。』
「ん~・・・納得できないけど分ったよ・・・。その代わり美味しいお茶漬け作ってよね??」
『まぁ、全力で作らせてもらうよ・・・だけどおかゆ、一つ聞いていいか?』
「何?」
『好きな食べ物がお茶漬けまたはお握りって簡単すぎないか??もっと他の物無いのか?』
「無いよ~、いいじゃん簡単な物が好きでも。シンプル故にそう簡単に外れが出ない物なんだしさ。」
『・・・まぁ、そう言うなら無理に変えろとは言わないよ。』
本当に好きな物がないのか面倒だからこれが好物なのか・・・どっちが正解なんだろうかと思いながら俺たちは家に帰った。
その後はまた合コンでご飯だけ食べて家に帰ってきた。
リビングに向かうと机で居眠りをするおかゆを見つけた。
昼寝でもしてそのまま寝てしまったんだろうか?
風邪引くと不味いのでベットに連れて行ってそのまま寝かした、普段着だから起きたとき大変だろうけどそれは我慢してくれおかゆ。
心のなかでそうつぶやいて俺は自分のベットに入った。
・・・久しぶりにおかゆのベットが仕事したな?そう思いながら俺はそのまま眠りについた。
こんな平和な一日が毎日続きますように・・・。
「・・・ねぇ、光。僕じゃ駄目なの?僕が彼女じゃ駄目なのかな・・・?」
状況で言ったら大分勝ち組だけど、都会故のいろいろな魅力とかの多さに光が惹かれないか不安が隠せないおかゆん。
ナニカしてしまうかもしれませんねぇ・・・?( ◜◡^)
その話はまたいつか書くとしましょう・・・。
本編はもう少し待って・・・
エイプリルフールのネタは何が良い? 因みに3番目は簡単に言うと守れなかった事を後悔して2度とそうならないように努力して自らに怒ってる子になるかな?
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全部だぁ!!さっさと書きやがれ!!()