あいも変わらず思い過去で有るためご注意を。
「親に期待される、それはどんな子でも幼少期に1度は起こること。けどその期待に答えられるかは誰も答えることは出来ない。」
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幼少期 「コレをやれば褒めてくれるんだよね??なら頑張るよ!」
幼少期の記憶と聞けばなんと答えるだろうか?
何かをして褒められた記憶?怪我してたな~という記憶?まぁ、皆はそういうのだろうね
俺はそんなのは一切無かったよ。
俺が覚えてる記憶は俺のことを見下ろす両親の姿で、
「コレで一流の私達に相応しい子供が出来た・・さぁ、光。一流になるために勉強を始めようか」
その言葉と同時に渡された勉強の為の道具。
それだけ。
他になにかしようと思えば直ぐに怒られていた。
「お前は一流になる人間だ!私達がそれに必要なものをすべて教える!だからそれ以外何も見るな!!」
そう言われてなにかしようとして直ぐに止められる事ばかり記憶に残ってる。
学校で白髪の可愛い尻尾と耳を持った娘がいたからその子と仲良くしようとしたら
「あんな者達と関わるな!!」
って言われて絶対に話さないように言われた。・・・なんでなんだろう。
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小学期 「うん・・・・うん・・・わかった。そうするよ。父さん母さん。」「そうすることが正しいんだよね?一流になるんだね。」
一流、一流、一流・・・何度その言葉を聞いたかな。
「一流の人間になるのだから確りと食事のマナーを覚えなさい」「一流なのだからこの程度の教養は持て」「私の息子で一流の剣士になるのだから私の使う居合いを確り使えるようになりなさい。」
そんな風に常になんでも指図されてた。話す友人も、夏休みにやる課題も、家での過ごし方も。
けど俺はソレが当たり前で、普通だと思ってたから気にもせずそれをこなし続けた、子供だから、一流の両親の子供だからそれに相応しい子供にならないといけない、そう教えられ続けたから。
テストで100点を取れなければ叩かれて怒られて「何で失敗したの!?貴方は一流の子供なのよ!?コレぐらい出来て当然よ!!」なんて叫ばれたな。
それを聞いて次こそはって勉強に取り組んで100点を取ったら「一流だからコレが普通なのよ。」そう言われてテストを返された。
その対応に何かを感じたけど感情をすぐ表に出すのは一流ではないからそのまま黙って部屋に戻った。
何で褒められないんだだろう。部屋に戻った俺はそう思った。学校の友達はテストの結果が良いと親に褒めてもらえると嬉しそうに言っていた。
そんなに嬉しい物なら自分も受けてみたかった。けど、何時もと違って怒られなかっただけで特に何も言われなかった。
・・・コレが褒めるってことなのかな??何がそんなに嬉しいんだろうな…。
両親との約束を破ってちょくちょく交流を取っているあの白い狐の女の子の事を思い出す。
意外と俺の家の近くの子で余り人と話してる所を見てないからよく話してる。
あの娘と話してるのを見られたら怒られるからほんとにこっそりとだけど。
何で話すんだろうって思うけどついつい話しかけてしまう、何だか寂しそうにしてるから。
そんな事を考えてたら何時の間にか時間が過ぎて。
父に言われた居合い。その稽古の時間が来てるのに気付いて俺は急いで父の待つ修練場に向かった
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父が修練場で待っていて無言で木刀を構える。
自分もそれに習って木刀を構えて父と同じ動きを繰り返しその動きを体に覚えさせる。
何度も何度も繰り返して少しでもズレていれば叱られてそれを何度も繰り返して一流に近づけていく。
・・・一流になれば父にも褒められるんだろうか?
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中学期 「父さん母さん、俺将来の夢って・・え?・・・一流になって二人の跡を継ぐ。そうすれば良いんだね分かった。」
ウトウトと春の日差しを浴びて眠りに沈みかけていた意識を覚醒させる。
こんな事で寝ていたら一流には成れない。
只でさえここ最近はよく怒られるんだから。
ここ最近は本当に忙しい、色々と習い事をすることになったから。花道、書道、ヴァオリン・・・。
色々と指定されるけど一流になるために必要なことだから、然りと学んで身につけて一流に近づく。
マナー、話し方、歩き方。そういうのも完璧にこなせるようになった時父と母は「コレで一流に近づいた」そう言ってくれた。
これからもこう続けていけば一流に慣れて・・・褒められるんだ。
今までの分沢山。
そう思いながら勉強してるとチャイムが鳴って休み時間になる。そして俺は両親に言われた友達と話す。
皆それぞれ家は名家らしい、何十年も続く呉服屋さんだったり茶道の家だったり・・・。
一流の人間はこういう人としか友達になるなって言われたから。
・・・あの白い狐の子はそう考えると何なんだろう。結局今でもこっそり話してる俺たちの関係は何なんだろう・・・。
そう考えながらこっそりあの子のカバンに何時のように手紙を入れて皆と一緒に外に出る、今日は何を頼めば良いんだっけ・・・。
そんな事思いながら食堂に行った。
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ある日将来の夢について書きなさいって先生に言われて紙を渡された。
夢?夢ってなんなんだ??疑問に思って先生に聞けば「将来になりたいもの」って言われた。
・・・俺は一体何なんだろう・・・。
警察官、運転手、レーサー・・・、周りの皆は嬉しそうにそんな夢について話してたけど俺は何も書けなかった。
一流になる・・・そうなるように生きてきたけど。一流って何だっけ・・・??
一流の夢と考えて・・・イメージしてみようとしたけど、何も浮かんでこなかった。
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受験期 「うん、此処に受かってあの高校に行けば良いんだよね、そしてあの大学に受かれば良いんだよね」
「分かってる分かってるよ。そうすれば一流に成れるんだよね?・・・まだまだスタートライン??・・・そうなんだ」
一流って程遠い。
俺はそう思いながら勉強する。高校受験、それに俺は挑む時が来てる。
俺が父さんたちに行きなさいと言われた高校は此処らへんで一番難しい所らしい。
周りの友人に聞いたら皆も其処に行くらしい。
だから、俺もその高校に行かないといけない・・・。
因みに昔からずっと話してる白い狐の子はホロライブ学園っていう所に行くらしい。
俺が行こうとしてる高校を話したらすごくびっくりされた。
「自分にはとても無理です~・・・」って言ってたけど「でも其処に行こうと思うなんて凄いんですね!一体将来は何になりたいんですか??」
それに対して俺は「一流になるには必要な事だから・・・そうしろって言われてるから・・・。」
将来は何になりたいって言われてそれに答えれないから話を無理やり切って会話を終わらせて彼女から離れていく。
・・・けど、どこかで俺はちょっと疑問に思ってた。何時までコレは続くんだろうって
一流には、一流には・・・そう言って色々教えられてきたけどそれに終わりは無い。終わっても次がやってくる。
父さんの居合いも・・・そして此処最近の父さんは顔が怖い。
どうやら俺の学習が遅いのが気に入らないらしい。
「もっと確りと練習をしろ!一流になれなくても良いのか!?」
父さんにはそう叱られた…。これ以上しっかりってどうすれば良いんだ?でも、口には出さない。出してしまえば弱音を吐くなと怒られるから。
一流になれなかったら・・・どうなるんだろう。
ふと、そう考えて。物凄く怖くて・・・震えた。
歯がガチガチとぶつかって涙がでて、止まらなくて只々怖くて・・・。
一流とはとても言えない姿をしている自分がもっと嫌だった
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決別 「俺って・・・物だったのかな。」
そして合格発表の日。
俺は父さんに連れられて発表会場に向かった。
車内は厳しい顔をした父さんと一緒で、今にも怒りそうな顔をしていた。
・・・何がそんなに気に食わないんだろう。
俺はそう思いつつも何も言わず。ただ、座り続けてた。
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会場について、俺達は合格発表を見てた。
右から端へず~っと視線を映していく、・・・無い。
見落としたかな?そう思ってもう一度見直しても俺の番号はない。
何で??何で無いんだ??そう思ってると父さんは
「・・・とうとう、ボロが出たか・・・これ以上は無駄だな」
とそういった。
「え・・・?」
「事実を言ったまでだ、光」
そう言って父さんは車に乗って俺を置いていこうとする。
「え、と。父さん!?」
俺はまだ乗ってないのに走り出した車から父さんは「お前は歩いて帰れ。そしてその道中でどうしてこうなったかを考えておけ。」とゴミを見るような目で此方を見ながらそう言い放った。
・・・俺は、只言われた通り考えながら歩いて家に帰った。けども何一つ考えなんて浮かんでこなかった。
家に帰った俺は父さんと母さんに呼び出された。
おとなしくついていくとリビングにはある書類が届いてた。
それは・・・俺がこっそりと併願で受けた高校。【ホロライブ学園】の合格書類だった。
そしてその隣には俺の通帳とハンコ、そして・・・。
絶縁書と書かれた紙とペンがそこにあった
「なに・・・コレ??」
俺には理解できなかった、いや合格書類が有るのはいい。
だけど他に用意されたものが理解できなかった。特に最後のもの【絶縁書】に
「・・・見てわからないのか、やはりお前は失敗作だったか。」
「・・え??」
「文字通りのことだ光、お前は失敗作だ・・・。高い金を出してやったのに失敗作とは・・・」
そう言いながら俺の生まれについて言い始めた。
俺はどうやらアニメとかで言うようなデザイナーチャイルド、遺伝子情報其の物を弄って生まれた子供らしい。
但し俺は失敗作・・・父さんと母さんが言うには望んだ注文とは俺は全然違うらしい。
一流に相応しい肉体、明晰な頭脳、何でも覚えすぐに理解する学習能力。
一流の名家の子供として相応しい要素を持った子供。
けど俺はどれも持っていなかった、居合いは親父にも言われてた通り全く成長できなくなったし、学習能力も高いとは言えない、勉強も・・・さっきの現場で証明してしまった。
「お前は私達の子供ではない、私達の子供は今度来る子だ。」
「お前の処分に困っていたが・・・フン。こっそりこんな物を受けていたとはな・・・。身の程を知っていたようじゃないか。」
そう言いながら俺のホロライブ学園の合格書類を見せる。
・・・ホロライブ学園の偏差値はそこそこ・・・まぁ、世間一般から見れば普通の所だ。
「ここから離れていて、凡人共が通う学校・・・お前には相応しいな」
「と、とうさ」「私はお前の父ではない!」
「先程も言ったがお前は私の息子でもなんでも無い!!お前のような失敗作が私の息子を名乗るんじゃない!!」
そういう父さんの気迫に押され俺は座り込んだ・・・そして何よりも父さんの言葉が胸に刺さった
じゃあ・・・俺は何なんだ・・・??
「・・・さて、話を戻そう・・・この通帳には高校生活に困らない程度に金を入れておいた。但しこの金を使うには条件がある」
「それはこの絶縁状にサインをし私達の子供ではないと言う意志をしっかりと示すことだ。そうすればそこに入ってる金はお前の好きにすればいい。」
「え・・・・は・・・・??」
分からない分かりたくない、この言葉の意味を、何を言ってるのかを。
「ほれ、さっさとサインをせんか。サインをしなければその金無しに家から放り出すぞ・・・?」
ペンを放り投げる父さん・・・その目は汚物を見る目で・・・俺を睨んでいる。
「なん・・で・・おれ・・・がんばって・・・・・」
「どれだけ頑張ろうが結果が出なければ意味がない、一流でなければ意味がない、一流でない子供なぞいらんのだよ、私達が欲しいのは一流の子供だ。」
さっさと書け。そう言われた俺は・・・いつの間にかソレにサインをして。
数少ない荷物とともに学園近くの今後俺が暮らす家まで車で送り出された、車の中で振り返った父さんたちの顔は・・・。
大きなゴミを捨てて清々したと言う顔で・・・本当に俺は物・・・いや、ゴミでしか無いと思っている姿だった
それを見て俺は座席にもたれかかって・・・吐き気がして・・・気持ち悪くて・・・何より・・・
自分が何なのか分からなかった
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「ただ、両親から言われたとおりにして来た。ずっと努力してきた。一流になるために努力をし続けたのに何故失望されて、俺は要らないと言われるんだろう。・・・俺は一体何なんだろうか。あれほど成ろうとしてた一流ってなんなんだろう。」
はい。前回と違って親族に一人足りとも救いが無いです。
因みにフブキちゃんとの交流を立たせようとしたのには両親が多種族に偏見を持っていたためです。
この光くんは最後の話の後引っ越した家周辺をウロウロしてる所を偶然同じ時期に引っ越してきてたフブキちゃんに発見され、そこから支えられつつ距離を詰められた感じです。
こっちの世界線では自分の存在する意味があるのか??と言うレベルで悩み混んでます。
そしてフブキちゃんは前回の世界線と違って周りに友人がいた事が無いですね。
光くんが友人でした(ある意味光くんもですが・・。)
そして両親からの狂育(誤字にあらず)によって更に一般常識から離れてます・・・。
自由に道を選び歩くことが漸く出来る事になりますが果たしてその先に何を見るのでしょうか?
エイプリルフールのネタは何が良い? 因みに3番目は簡単に言うと守れなかった事を後悔して2度とそうならないように努力して自らに怒ってる子になるかな?
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難易度ナイトメア「ALLヤンデレ」
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ホロライブスタッフとして働く光君
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選ばれなかった誰かのムービー(別主人公)
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全部だぁ!!さっさと書きやがれ!!()