ホロライブラバーズ のんびり実況プレイ   作:としたん

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せこせこ投稿。毎日がんばります


エイプリルフール 難易度「ナイトメア」 その3ミオ

>SIDE:黒川 光

それから俺は飛んでくるミオとミオチュンの妖術、ハトタウロスの攻撃

それらを躱しながらなんとかミオに攻撃を与えようとするが。

ガキン!!

 

『くっそ、またか!』

 

其の攻撃全てがミオに当たる寸前でハトタウロスが呼び出されハトタウロスに防がれる。

『(さっきからどんどん気分悪くなっていくってのに面倒くせぇ!!)』

 

ハトタウロスに飛び蹴りを入れて距離を取ろうとするが行動が一瞬おくれ其の足を捕まれる。

『っ!しまっ』

 

ガン!ガン!ガァン!!

 

『っうぐぁ・・・あぁ。』

 

そしてそのまま地面に打ち付けられ一瞬意識が遠のく。

しかし何とか意識を保ったが一層強い吐き気が襲い俺はそのまま吐き出す。

血が混じった胃液が地面に落ちる。

「これで勝負ありだね!・・・も~、無駄に抵抗頑張るから沢山怪我しちゃったじゃん。」

 

そう言ってミオは俺に近づいてくる。

『まだ・・・終わってねーよ。』

 

「またまた強がっちゃって~。その状況でどうやって逆転するの?ウチがハトタウロスに命令してそのまま気絶するまで叩き付けさせればキミは負けだよ?」

 

「だから負けを認めなよ。そしたらウチがその傷直してあげるからさ。」

 

そう言いながら俺の頭の傷をミオは撫でる。

・・・事実悔しいが()()()()()()()()()()()()()()

『・・・』

 

どうするか悩みつつ怪我を治すために妖力を回し自然治癒力を高め怪我を治していく・・・??

なぜだか知らないが気絶する前より妖力が戻ってる・・・?

・・・!そーだ思い出した、確か血には妖力が混じってて「ふ~♪」

 

『ダアアアアア!?///』

 

有ることを思い出すと同時に考え込んでいた俺の耳に息をかけたミオのせいで俺は変な叫び声を出す羽目になった。

「あはははは!!!やっぱり耳は弱いんだね~。コショコショコショ・・・」

 

『やめい!!あ、ちょ。マジでやめろ!!辞めて下さい!!』

 

「やーだ♪反抗的な態度をやめるまで止めないよ~。」

 

そう言って俺の耳を更に触り始める。

『はーなーせー!!』

 

<ア、シッポハ!シッポハモットダメ!。マッテ・・・アーー!!?

『はーはー・・・っはぁー!』

 

一方的に耳を撫でられ続ける俺に抵抗できる力がそこまで残ってないと判断したのかハトタウロスから降ろされ。

そのままミオにしばらくの間撫でられ続けた。

・・・俺は撫でるのが好きであって撫でられるのは好きじゃないんだよ!!

「あはは、さっきまでの威勢が嘘みたいだね~?あ、刀は危ないから返してもらうね~。」

 

そう言って持っていた刀を取り返される。

「キミは刀持ってる時が一番強いからね~。なにかされる前に確りと取り上げて置かないと。」

 

そして刀は鞘に収められた後、念の為か少し離れた場所に式神達が持って行く。

『(クソ、ハトタウロスの近くに持ってかれた・・・。いや、俺のものじゃないけど)』

 

ぶっちゃけ無くても戦えるが有ると無しとじゃあ大きな違いなので取られたのは痛い。

「さてと・・・えい!」

 

そしてミオはいきなり俺を抱きしめる。そしてそのまま頭を撫でて胸に俺の顔を押し当てるようにしてくる。

『・・・・!!?』

 

「わわ!暴れないでよ!!・・・ソレ以上暴れるんだったらもっと耳を触るよ?」

 

その言葉で俺は文字通り動きを止め、ミオの好きにさせる。

・・・と言うかミオ、お前こういう事する奴じゃねえだろ・・・?

一体何が・・・・、と言うか顔にミオの胸が当たってるんだよ・・・!

流石に今じゃこれが不味い状況だってわかるぞ!?

「よし、いいこいいこ~♪」

 

『・・・』

 

しかしそう考えた所でミオはやめる気は無いようだ。

顔がわからないので断言は出来ないが多分ノリノリでやってる。

・・・本当に何でこんな事してるんだ?()()()()()()()()()()()()()()()()

「ねぇ、光。」

 

『・・・何?』

 

用意を始めると同時に声をかけられて少し驚くが何とか声に出さずに返事をする。

「何で守られてくれないの?何でウチから逃げようとするの?」

 

「ウチは光がどっかに行ったりせずウチと一緒に居てくれるなら正直何でもする気が有るよ?」

 

「耳とか尻尾とか触ってもいいし・・・その、う~・・・///も、文字通りウチのこと好きにしていいよ?」

 

・・・自分のこと安売りしすぎじゃねーのか!?

『何でそこまでするんだよ・・?そこまでされる理由が無いだろ?』

 

「あるよ!!ウチの事文字通り救ってくれたもん!・・・光にとっては小さな事かもしれないけどウチにはそれだけ大きな事なんだよ・・・。」

 

そう言って俺を強く抱きしめる。まるで小さな子どもが不安から人形を抱きしめるかのように俺をミオは抱きしめる。

けど俺はミオを()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

だから俺は疑問に思った事を聞いてみることにした。

『なぁ、ミオ』

 

「・・・何?」

 

『それは何時のことだ?』

 

「それは~~~。」

 

其の日時を聞いて俺は確信する。

その日は特に何もなく皆と過ごしていた。

いつも通りの一日だった。

・・・なら何でお互いの記憶が食い違っているのか、おそらくだが・・・()()()()()()()()()()()()()()()

だから記憶の食い違いが起きてるんだろう。そうじゃなければ納得がいく。

・・・最初のあやめと同じなんだろう。

この調子だと後の3人も同じ様な事になってそうだな。

・・・このままミオと一緒にどっかに行ってしまうのも選択肢の一つだろうな。

それをするのが楽なことになるだろう・・・少なくともあやめよりはマシなのは確定だ。テアシヲキラナイシ

けど、それは逃げることになる。それに帰るという選択肢を捨てることになる。

俺は、頭の中で皆の事を思い出す。調理室吹き飛ばしたり*1ミオに飛びつかれて崖を一緒に滑り落ちたり*2とか色々やって来たな。

・・・碌な目に合ってない気がするけど気にしないでおこう・・・元の世界に戻る気が無くなりそうだ。

とにかく俺は、一緒に過ごした皆が居る世界に戻りたい。

だから俺は・・・このミオを置いて行くしか無い。元の世界に戻るために引き止めるようとするミオを拒絶するしか無い。

・・・クソッタレな選択肢だな。

『ミオ』

 

「何?」

 

『ごめん、ミオに魅力が無い訳じゃない。けど、ミオが知ってる俺とは俺は違うんだ。だから俺は』

 

そう言って俺は右手を後ろに引き、技を繰り出す用意をする。

『お前を傷つけて置いて行く、お前の優しさを踏みにじって行く。俺が俺のしたいことをするために。』

 

『恨んでくれても良い、怒っても良い。それは当然の感情だから。』

 

『だからごめん。先に誤っておく、許してくれないだろうけど。』

 

足を踏みしめ、用意した技をミオのお腹あたりに全力で叩き込む。

『【逸波】*3

 

「ッッうぐぅ!?」

 

その威力でミオが吹き飛ぶがそう簡単に意識は飛んでくれないようだ。

お腹を押さえながらも式神に指示を飛ばしハトタウロスが俺に襲いかかってくる。

このままなら俺は何も出来ずにやられるだろうが、其のための仕込みだ。

『開け、【転移術】*4

 

周りにこっそりと展開させておいた式神につながる魔法陣の形をした転移の門を潜り、

ハトタウロスの後ろに回り込み刀を鞘と一緒に回収しそのまま切り裂く。

 

核を切られた式神、ハトタウロスはそのまま一撃で消え去る。

「う、うえぇ・・・あ、あれ!?何でハトタウロスが一撃で!?」

 

『あれだけ切りあって、変異が落ち着いてきて気持ち悪さとかがなくなって来たからな。それに今度は鞘もある。』

 

『だから何処を切れば核を切れるか、どう切れば思い通りに切れるか、・・・そしてさっきまでの不完全な技じゃなくて完全な技で切ったんだ。切れないはずが無いよ、ミオ。』

 

お腹を押さえつつこちらを見て驚くミオに淡々と事実を言い、ミオに向き合う。

ミオはつらそうな顔をしながらもこちらを見て妖術を展開してくる。

「そ、それでもウチにはコレが!」

 

ハトタウロスを維持してない分先程より数が多く、威力なども高そうだ。

それにいくつか最初に撃っていた物とは違う物がある。

『ミオの妖術はよく知ってるよ。だから』

 

()()()相手にしないで直接切る。』

 

そう言って俺はまた別の式神へと【転移術】を繋ぎ、そこへ飛び込む。

其の先はミオの後ろに繋がっていて、俺が消えたことに驚くミオがいる。

シャキン

そして俺はそのまま一閃して、また別の式神への【転移術】へ速度を落とさず飛び込む。

今度はミオの上に飛び出てそのまま落下しながら再び切り裂き、また別の式神の【転移術】に入り込む。

俺はそれを繰り返しミオに反撃のスキすら与えずそのまま気絶するまで切った。

『は~・・・式神がバレなくてよかったぁ・・・』

 

気絶したミオの横で疲れた体を刀で支えつつそうつぶやく。

このミオはあまり俺と戦うことが無かったんだろうな、そうじゃなきゃ今の技は破られてた。

俺に集中して、俺が式神を周りに忍ばせてることに気づかれていればこの技は失敗だった。

『・・・と言うか何でこうも俺のやることは生きるか死ぬかみたいな両極端な物ばっかなんだ・・・?』

 

思い返してみれば入学式のこともそうだが大体が初見殺しに特化してる・・・いや、まぁただ単にそういう手段じゃないと勝てないっていうだけなんだが。

自分の弱さがよーく分かるな・・・。そう思いながらミオを気に持たれさせ別れの挨拶をする。

『・・・刀借りるよミオ。風邪引くなよ・・・。聞こえてないか。』

 

そう言ってミオの刀を腰に刺し、ミオに俺の制服の上を被せ風邪を引かないようにする。

『この後どうしよっかなぁ・・・多分ころね達も二人のようになってるかも知れないし・・・最悪フブキもだよなぁ・・・。』

 

『・・・どういう未来なのかによるけど勝てっかなぁ・・・。』

 

正直俺のいた世界と同じレベルだと俺は1対1に持ち込まない限り勝機はない。

けど、一度は会わないと駄目だろう。もしかしたら俺の世界の皆かも知れないんだから。

そう思った俺は嫌な予感がしつつもおかゆの家がある駅前方面に行くことにした。

『・・・記憶無かったら鮭のおにぎりでも食べようかなぁ。』

 

多分無理だと思いながらもそんな事を呟きながら俺は歩いていった。

*1
『流石に死ぬかと思った。マジで』

*2
夏休みに皆で肝試ししてミオと二人ペアになった時に物音に驚いたミオに飛び付かれてそのまま下敷きになって滑り落ちた。

*3
素手で使える装甲貫通攻撃、仕組みとしては攻撃の衝撃を表面ではなく内部に入ってから炸裂させる技。黒川流の技の一つ。

*4
文字通り転移に関する妖術。細かく分けると色々と方法や門の有無などの違いがあるが光が使っているのは魔法陣の形の門を作り一方通行の転移をする物。




血を飲んだお陰でギリギリ勝利。
妖力の回復の他に獣人化の際にミオしゃの得意な事に補正がかかってたので式神と妖術に地味ーに補正掛かってたので、何気にミオしゃやらかしちゃってる()
まぁ、知らないから仕方ないんだけど( ˘ω˘ )

ちなみに血を飲んでなかったら妖力が足りなくて式神出せても【転移術】の展開が出来ずに負けてました。


さて、おかゆは病んでいるのか!?病んでいなくて普通に鮭おにぎり食べて終わるのか!?どうなるのかはまた次回!(難易度設定を思い出しましょう。うん、そうだね無事に病んでるよ!)

ちなみに光君は一人で居ると運がいいけどホロメンと一緒にいると急に運が悪くなります。
・・・それと関係してるかは知りませんがホロメンとのイベント発生率が普通より高くなるそうですよ?

次にみたい話

  • 本編の続き(フブキとゲーセンデート)
  • IFビターエンド:フブキ
  • 空白の一年:学園入学までの軌跡
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