グランドジオウのヒーローアカデミア 作:通りすがりのヒーロー
第17話 出久強化特訓
臨時休校の1日が終わって次の日…
「皆ーー!!朝のHRが始まる。席につけーー!!」
「ついてるよ。ついてねーのおめーだけだ」
(あははー飯田頑張ってるなぁ)
ガララ
「お早う」
「相澤先生復帰早えええ!!!!」
「先生!無事だったんですね!」
「無事言うんかなぁ、アレ……」
「俺の安否はどうでもいい。それに戦いはまだ終わってない」
「戦い?」
「まさか…」
「またヴィランがーー!?」
「雄英体育祭が迫ってる!」
「クソ学校ぽいの来たーー!!!」
「待って待って!ヴィランに侵入されたばっかなのに大丈夫なんですか!?」
「逆に開催することで雄英の危機管理体制が盤石だと示す…って考えらしい。何より雄英の体育祭は……
「そういえば、小さい頃出久と一緒に毎年見てたよな」
「うん、懐かしいね」
その後先生達の説明によると雄英体育祭はヒーローがスカウト目的で観るものであり、ヒーロー科が活躍出来る場である。
(結局原作と何ら変わらないのか)
昼休み、皆が体育祭の事で燃えている中俺は出久に話しかけた。
「なぁ出久、放課後予定空けといてくれない?」
「え、僕は良いけど…」
「よし、じゃあ放課後な」
その後俺は百と一緒にお昼を食べた。お互いこういうのは初めてで全然話せなかった、、、
そして放課後…
「うおおお…何ごとだあ!?」
「出れねーじゃん!何しに来たんだよ」
「敵情視察だろ、ザコ」
(あれが普通だけどこれがまた厄介何だよな〜)
「ヴィランの襲撃を耐え抜いた連中だもんな。
「知らない人の事モブって言うのやめなよ!!」
その後、普通科の心操とB組の鉄哲が何か言ってたけど俺は出久と一緒に体育館に向かった。だが途中で…
「帰るって余裕だなぁ」
「はぁぁぁ、宣戦布告だか何だか知らないけどそんな事してる暇あるなら体育祭に向けて準備したら?ただでさえヒーロー科の奴らは手強いよ?」
俺はそれだけ言って体育館に向かった。
「それで体育館に来てどうするの?」
「それは、出久に個性の強化をしようと思ってね」
「え!?そうなの?」
「あぁ、その為に…」
「私がーートゥルーフォームで来た!!!」
「オ、オールマイト!?」
「ふっふっふ、個性強化に当たって助言してもらおうと思ってね」
「では早速始めようか」
「はい!でもどうしたら…」
「まず出久はどれくらいの力が使える?」
「うーん、腕が壊れないくらいなら、、、」
「パーセントで言うと?」
「5%くらいかな?」
「じゃあその5%を余裕で使えるようにしないと」
「うん、でも使う度にイメージをしないと…」
「それはキツくない?毎回毎回使う場所
「ん?切り替える?はっ!そうか、分かったぞ!」
「何が分かったの?」
「必要な時に必要な箇所に発動させるんじゃなくて、一気に全部発動すれば良いんだ!」
(身体許容上限5%!)
出久の体に稲妻が走っている。
「凄いな、それ」
「うん、でもかなりキツい……っ!」
「フム、どうやらワンフォーオールを体全体に発動させた事ないから上手く動けないということか…まぁ要は慣れさ!」
「そうですね…オールマイト…」
「とりあえず1回それ解こう」
「うん。っはぁ疲れた。けどこれなら!」
「あのさぁ名前どうする?なんか技名付けないとしっくりこないしさ」
「あ、そうだね。うーん…アームド?いや、アーマー?っ!フルカウル!!うん、ワンフォーオール・フルカウル。これが技名だよ」
「なるほど、フルカウルか、良いね」
「ありがとう、ソウゴ君。わざわざ僕の為に…」
「良いって、幼なじみだろ?」
「うん…でも僕ばっかり…」
「じゃあ俺の言うこと1つ聞いてもらおうかな」
「へ!?言うこと!?」
「ちょっと時乃少年?あまり酷なのはヒーローを目指すものとして良くないよ」
「大丈夫ですよ。変なものじゃありませんが、オールマイトは退室してください」
「え!?何故だい?」
「高校生の話なので」
「えぇ、ちょっ…」
バタン!
「ふぅーさてと、出久じゃあ良いかな?」
「う、うん」
「今度の雄英体育祭で麗日に気持ちを伝えろよ」
「うん、、、ってえええ!!」
次回から体育祭本編です。それにしてもオールマイトがいる意味無かった気が…(苦笑)。後来週テストがあるので投稿全然無いと思いますので、ご了承ください。
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