グランドジオウのヒーローアカデミア   作:通りすがりのヒーロー

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今回は出久メインです!よろしくお願いします。


第24話 トーナメント2回戦目・前編

なんやかんやでソウゴくんに許して貰った。

 

「じゃあ僕控え室行くから」

 

「あぁ、頑張れよ!」

 

「うん!」

 

(さてと、原作だと轟が勝つけど出久はフルカウルを覚えている。それが勝敗にどう出るかな?)

 


 

その後かっちゃんに怒鳴られたり、エンデヴァーに圧?かけられたりされた・・・トホホ…

 

「さぁー2回戦目の突入だー!!1回戦目では地味目な戦いだった緑谷出久!!!!!!(バーサス)こちらは圧倒的な力を見せつけた!轟焦凍!!!!!!START!!!

 

「行くぞ」

 

ピキピキ…

 

轟の右側である氷結が発動した。

 

(ワンフォーオール・フルカウル!)

 

出久の体に電気が走った。

 

ダッ!

 

かろうじて氷攻撃を交わした。

 

「な、なんだー!?緑谷、1回戦目あんな動き見せなかったぞ??」

 

「おそらく奥の手だろう。まぁ1回戦目は相手が相手だったからな」

 

(よし、フルカウルなら避けられる!)

 

「…」

 

(こいつ、こんな事が・・・)

 

「だとしても関係ねぇ!」

 

ピキピキ!

 

連続で氷結を繰り出すが幾度も避けられてしまう。

 

「チッ!」

 

(無闇に発動させても、自分が動けなくなるだけだ…どうすれば・・・)

 

「今だ!」

 

隙を見て一気に轟くんの近くに近づいた。

 

(5%デトロイト・スマッ…)

 

「させねぇ!」

 

ピキピキ!

 

「クッ!」

 

「おおっと、轟緑谷の攻撃を氷で防ぐ!!!!!!」

 

(何とか、間に合ったな。警戒しとかねぇと)

 

(クソっ!せっかく近づけたのに、あの反射速度…どうにかしないと)

 

「仕掛けねぇならこっちから行くぞ!」

 

氷結が迫って出久に向かって来た。

 

(5%じゃ氷は割れない…なら!)

 

「避けるだけだ!」

 

ビュッ!

 

「緑谷、轟の氷を避け続けてる!!さぁこれはどっちが勝つんだ!?」

 

〜観客席〜

(今のところは出久が押されてる様にも見えるが、実際は五分五分って感じか)

 

「やっぱスゲーな轟」

 

「あぁ、俺なんて何も出来なかったし」

 

「でもデクくんも凄いと思うけど…」

 

「確かに、轟くんの氷結を避けている・・・それにしても緑谷くんはあんなスピードが出せるとは…」

 

(あ、そろそろ…)

 


 

(結局、近づけてもすぐ氷結が来る・・・あれ?轟くんの体…)

 

「ハァハァ」

 

(クソ…体が冷えちまってる)

 

轟の右半身に霜が降りている。

 

(……もしかして)

 

「轟くん、もしかして今寒いんじゃないの?」

 

「っ!」

 

(こいつ、気づいたか)

 

「その様子を見ると、右を使えば使うほど体の動きが鈍くなるんじゃない?それって左を使えば温度調節出来るよね?」

 

「俺はエンデヴァー(アイツ)個性()なんか使わねぇ!」

 

「……さっきからさ、勘違いしてない?」

 

「なんだと?」

 

「それは君の個性()じゃないか!!!!!!

 

「!!!!!!」

 

「皆全力でやってるんだ!なのに半分の力で勝つ?ふざけるなよ!!君の力なのに!」

 

「っ!」

 

その時轟の脳内に昔の記憶が蘇る。

 

『血なんかに囚われなくていいのよ。なりたい自分になって良いんだよ』

 

(母さんの言葉…今まで忘れてたのに)

 

「フッ」

 

ボオオオ!

 

ステージに轟のもう1つの個性、炎が発動した。

 

「敵に塩を送るなんて、どっちがふざけてるって話だ」

 

「フフっ、すご」

 

「この状況で笑えるなんてな」

 

「それは轟くんもじゃないか」

 

そう、お互いが笑っていた。

 

「フッそうだな」

 

「焦凍ーー!!!!!!やっと己を受け入れたか!そうだ、良いぞ!ここからがお前の始まりだ!」

 

「えっーと、エンデヴァーさん親バカ?」

 

流石にプレゼントマイクもこの反応。

 

「緑谷、決めるぞ」

 

「うん、こっちだって!」

 

それぞれが本気でぶつかろうとしていた。

 

「はぁぁぁ!!!!!!」

 

(先ずは氷で!)

 

ピキピキピキピキ!!!!!!

 

(来る!なら上だ!)

 

ピョン

 

「やっぱそう来るよな。」

 

左手を構え出久に向かって全力の炎を放った。

 

(これを避けるのは無理!それに5%じゃ吹き飛ばせない!……仕方ない。)

 

「こっちも100%(全力)で!」

 

お互いの攻撃がぶつかる前にセメントの壁が現れる。

 

「スマッーーシュ!!!!!!」

 

ドカーン!!

 

全力同士がぶつかり合い、観客席にも強風が吹いた。

 

「うわ!」

 

「風凄い!」

 

「一体どっちが…?」

 

ステージには煙があり、誰が居るのか分からない。

 

「あ、見えてきた!」

 

ステージに居たのは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「轟くん、場外!緑谷くん準決勝進出!!!」

 

「うおおおおぉ!!!」

 

「勝ったか、出久」

 

「時乃くんなんか嬉しそうだね」

 

「え、まぁね」

 

「それにしても凄い威力だったな。…おや?轟くんと緑谷くん2人とも運ばれて居るぞ?」

 

「あ、ほんとだ。なんでだろ?」

 

「多分保健室だと思うよ。後で行ってみようか」

 


 

「全く、せっかく怪我しない方法見つけたと思ったらこれかい。まぁ治癒しといたから大丈夫だけどね」

 

「いや、本当に申し訳ございません」

 

「あんたが謝っても仕方ないだろう」

 

「う、うーん・・・」

 

「あ、起きたかい緑谷少年?」

 

「あ、オールマイト」

 

「全くヒヤヒヤしたよ」

 

「あはは…すいません。また僕腕を・・・」

 

「全く、1回戦でも指治癒したばっかだから歪んじまったよ」

 

「あ…」

 

「それにもう治癒はしないよ」

 

「えっ」

 

「その歪んじまった指を戒めにして、安全な方法を探すんだね。とは言っても殆ど出来てるけどね」

 

「…はい。無茶しないように気をつけます」

 

その時保健室の扉が開いた。

 

「出久、大丈夫か?」

 

「あ、ソウゴくんにみんな!うん、治してもらったから大丈夫!」

 

「そうか、なら良かった。…おや?轟くんも居るのか」

 

「え?」

 

僕が隣を見ると寝ている轟くんが居た。

 

「あ、轟くん居たんだ」

 

「そうさね。気絶だけだから、そのうち目覚めるよ」

 

「それにしてもあの時どうなったんだい?」

 

「あ、確かに!」

 

「あぁあの時は僕もよく分からなくて…炎を吹き飛ばしたのは分かったんだけど、その後が・・・」

 

「そこは俺が説明する」

 

そこには目を覚ました轟が居た。

 

「おや、目覚めたんだね」

 

「はい、ありがとうございました」

 

「それで、説明って?」

 

「あぁ、あの時俺は緑谷の攻撃の風圧で吹き飛ばされたんだ。咄嗟に氷出そうと思ったが早すぎて出せる時には場外だった。そしてそのまま壁にぶつかって気絶した。これがあの時起こった事だ」

 

「そうだったんだ」

 

「あぁ、緑谷後でちょっと良いか?」

 

「え、良いけど」

 

「そういやさ、飯田時間大丈夫か?」

 

「あぁそろそろ行かないとな」

 

「そういえば次飯田くんだよね?それなのにここ居て平気なの?」

 

「あぁ、ステージを修復中だそうだ。そろそろ終わるはずだから行ってくる」

 

「うん、頑張って!」

 

「あぁ、緑谷くん勝って君に挑むぞ!」

 

そう言って飯田は去っていった。

 

「じゃあ俺達は観客席に行こうか」

 

「そうだね。じゃあデクくん、轟くんまたね!」

 

「うん!」

 

「あんた達はとりあえず次の試合は保健室のモニターで見ときな。さてと、あたし達も少し席外そうかね。」

 

そして、皆が出ていって僕達2人だけになった。

 

「えーと、話って?」

 

「あぁ、そのなんだ。緑谷、ありがとうな」

 

「え?」

 

「お前のあの時の言葉で、忘れてた昔の事を思い出せたんだ。母さんに『なりたい自分になっていい』って」

 

「そうだったんだ…」

 

「あぁそれとあの時はエンデヴァー(アイツ)の事を忘れてた。お前の言葉で俺は少しだろうが変われたと思う。その礼を言いたくてな」

 

「いやいや、僕なんて勝手な事言っただけだから!」

 

「だとしても、俺の考えを変えてくれたのはお前だ。これからは俺の個性として向き合うつもりだ」

 

「そっか」

 

「あぁ。お、もう飯田の試合始まるぞ」

 

「あ、ほんとだ。飯田くん頑張れ!」




予想以上に長かった…次は飯田と明光院の戦いです!そして明光院の個性がついに分かります!お楽しみに!!!!!!
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