グランドジオウのヒーローアカデミア 作:通りすがりのヒーロー
なんやかんやでソウゴくんに許して貰った。
「じゃあ僕控え室行くから」
「あぁ、頑張れよ!」
「うん!」
(さてと、原作だと轟が勝つけど出久はフルカウルを覚えている。それが勝敗にどう出るかな?)
その後かっちゃんに怒鳴られたり、エンデヴァーに圧?かけられたりされた・・・トホホ…
「さぁー2回戦目の突入だー!!1回戦目では地味目な戦いだった緑谷出久!!!!!!
「行くぞ」
ピキピキ…
轟の右側である氷結が発動した。
(ワンフォーオール・フルカウル!)
出久の体に電気が走った。
ダッ!
かろうじて氷攻撃を交わした。
「な、なんだー!?緑谷、1回戦目あんな動き見せなかったぞ??」
「おそらく奥の手だろう。まぁ1回戦目は相手が相手だったからな」
(よし、フルカウルなら避けられる!)
「…」
(こいつ、こんな事が・・・)
「だとしても関係ねぇ!」
ピキピキ!
連続で氷結を繰り出すが幾度も避けられてしまう。
「チッ!」
(無闇に発動させても、自分が動けなくなるだけだ…どうすれば・・・)
「今だ!」
隙を見て一気に轟くんの近くに近づいた。
(5%デトロイト・スマッ…)
「させねぇ!」
ピキピキ!
「クッ!」
「おおっと、轟緑谷の攻撃を氷で防ぐ!!!!!!」
(何とか、間に合ったな。警戒しとかねぇと)
(クソっ!せっかく近づけたのに、あの反射速度…どうにかしないと)
「仕掛けねぇならこっちから行くぞ!」
氷結が迫って出久に向かって来た。
(5%じゃ氷は割れない…なら!)
「避けるだけだ!」
ビュッ!
「緑谷、轟の氷を避け続けてる!!さぁこれはどっちが勝つんだ!?」
〜観客席〜
(今のところは出久が押されてる様にも見えるが、実際は五分五分って感じか)
「やっぱスゲーな轟」
「あぁ、俺なんて何も出来なかったし」
「でもデクくんも凄いと思うけど…」
「確かに、轟くんの氷結を避けている・・・それにしても緑谷くんはあんなスピードが出せるとは…」
(あ、そろそろ…)
(結局、近づけてもすぐ氷結が来る・・・あれ?轟くんの体…)
「ハァハァ」
(クソ…体が冷えちまってる)
轟の右半身に霜が降りている。
(……もしかして)
「轟くん、もしかして今寒いんじゃないの?」
「っ!」
(こいつ、気づいたか)
「その様子を見ると、右を使えば使うほど体の動きが鈍くなるんじゃない?それって左を使えば温度調節出来るよね?」
「俺は
「……さっきからさ、勘違いしてない?」
「なんだと?」
「それは君の
「!!!!!!」
「皆全力でやってるんだ!なのに半分の力で勝つ?ふざけるなよ!!君の力なのに!」
「っ!」
その時轟の脳内に昔の記憶が蘇る。
『血なんかに囚われなくていいのよ。なりたい自分になって良いんだよ』
(母さんの言葉…今まで忘れてたのに)
「フッ」
ボオオオ!
ステージに轟のもう1つの個性、炎が発動した。
「敵に塩を送るなんて、どっちがふざけてるって話だ」
「フフっ、すご」
「この状況で笑えるなんてな」
「それは轟くんもじゃないか」
そう、お互いが笑っていた。
「フッそうだな」
「焦凍ーー!!!!!!やっと己を受け入れたか!そうだ、良いぞ!ここからがお前の始まりだ!」
「えっーと、エンデヴァーさん親バカ?」
流石にプレゼントマイクもこの反応。
「緑谷、決めるぞ」
「うん、こっちだって!」
それぞれが本気でぶつかろうとしていた。
「はぁぁぁ!!!!!!」
(先ずは氷で!)
ピキピキピキピキ!!!!!!
(来る!なら上だ!)
ピョン
「やっぱそう来るよな。」
左手を構え出久に向かって全力の炎を放った。
(これを避けるのは無理!それに5%じゃ吹き飛ばせない!……仕方ない。)
「こっちも
お互いの攻撃がぶつかる前にセメントの壁が現れる。
「スマッーーシュ!!!!!!」
ドカーン!!
全力同士がぶつかり合い、観客席にも強風が吹いた。
「うわ!」
「風凄い!」
「一体どっちが…?」
ステージには煙があり、誰が居るのか分からない。
「あ、見えてきた!」
ステージに居たのは………
「轟くん、場外!緑谷くん準決勝進出!!!」
「うおおおおぉ!!!」
「勝ったか、出久」
「時乃くんなんか嬉しそうだね」
「え、まぁね」
「それにしても凄い威力だったな。…おや?轟くんと緑谷くん2人とも運ばれて居るぞ?」
「あ、ほんとだ。なんでだろ?」
「多分保健室だと思うよ。後で行ってみようか」
「全く、せっかく怪我しない方法見つけたと思ったらこれかい。まぁ治癒しといたから大丈夫だけどね」
「いや、本当に申し訳ございません」
「あんたが謝っても仕方ないだろう」
「う、うーん・・・」
「あ、起きたかい緑谷少年?」
「あ、オールマイト」
「全くヒヤヒヤしたよ」
「あはは…すいません。また僕腕を・・・」
「全く、1回戦でも指治癒したばっかだから歪んじまったよ」
「あ…」
「それにもう治癒はしないよ」
「えっ」
「その歪んじまった指を戒めにして、安全な方法を探すんだね。とは言っても殆ど出来てるけどね」
「…はい。無茶しないように気をつけます」
その時保健室の扉が開いた。
「出久、大丈夫か?」
「あ、ソウゴくんにみんな!うん、治してもらったから大丈夫!」
「そうか、なら良かった。…おや?轟くんも居るのか」
「え?」
僕が隣を見ると寝ている轟くんが居た。
「あ、轟くん居たんだ」
「そうさね。気絶だけだから、そのうち目覚めるよ」
「それにしてもあの時どうなったんだい?」
「あ、確かに!」
「あぁあの時は僕もよく分からなくて…炎を吹き飛ばしたのは分かったんだけど、その後が・・・」
「そこは俺が説明する」
そこには目を覚ました轟が居た。
「おや、目覚めたんだね」
「はい、ありがとうございました」
「それで、説明って?」
「あぁ、あの時俺は緑谷の攻撃の風圧で吹き飛ばされたんだ。咄嗟に氷出そうと思ったが早すぎて出せる時には場外だった。そしてそのまま壁にぶつかって気絶した。これがあの時起こった事だ」
「そうだったんだ」
「あぁ、緑谷後でちょっと良いか?」
「え、良いけど」
「そういやさ、飯田時間大丈夫か?」
「あぁそろそろ行かないとな」
「そういえば次飯田くんだよね?それなのにここ居て平気なの?」
「あぁ、ステージを修復中だそうだ。そろそろ終わるはずだから行ってくる」
「うん、頑張って!」
「あぁ、緑谷くん勝って君に挑むぞ!」
そう言って飯田は去っていった。
「じゃあ俺達は観客席に行こうか」
「そうだね。じゃあデクくん、轟くんまたね!」
「うん!」
「あんた達はとりあえず次の試合は保健室のモニターで見ときな。さてと、あたし達も少し席外そうかね。」
そして、皆が出ていって僕達2人だけになった。
「えーと、話って?」
「あぁ、そのなんだ。緑谷、ありがとうな」
「え?」
「お前のあの時の言葉で、忘れてた昔の事を思い出せたんだ。母さんに『なりたい自分になっていい』って」
「そうだったんだ…」
「あぁそれとあの時は
「いやいや、僕なんて勝手な事言っただけだから!」
「だとしても、俺の考えを変えてくれたのはお前だ。これからは俺の個性として向き合うつもりだ」
「そっか」
「あぁ。お、もう飯田の試合始まるぞ」
「あ、ほんとだ。飯田くん頑張れ!」
予想以上に長かった…次は飯田と明光院の戦いです!そして明光院の個性がついに分かります!お楽しみに!!!!!!