グランドジオウのヒーローアカデミア 作:通りすがりのヒーロー
「コスチューム持ったな。本来なら公共の場じゃ着用厳禁の身だ、落としたりするなよ」
「はーい!」
「伸ばすな『はい』だ芦戸。くれぐれも失礼のないように!じゃあ行け」
皆がはしゃいでる中飯田は黙って電車に向こうとしていた。
「飯田くん。……本当にどうしようもなくなったら言ってね、友達だろ」
「ああ」
出久が飯田に声をかけたが彼はそれしか言わなかった。
「・・・」
ポンッ
「出久、飯田と同じ方向だからさ。ちょっと任してくれない?」
「…うん」
そして俺は飯田と同じ電車に乗った。
ガタンゴトンガタンゴトン
「・・・」
「・・・」
俺は飯田の隣の席に座っている。だが、何も喋っていなかったが・・・
「あのさ。ちょっと聞きたいんだけど」
俺の方から話しかけた。
「…なんだい」
「飯田が選んだ場所って保須だよね?」
「…そうだが」
「そこ選んだ理由は聞かないけど、もしヒーロー殺し追う為なら1人で行動しない方が良いよ」
「・・・」
「それが理由なら今の飯田は復讐しか頭にないと思う。そしたら飯田止まらなそうだし」
「・・・」
「まぁ、今のは気にしなくて良いよ。ただこっちが勝手に忠告してるだけだから」
「…時乃くん、ありがとう。だが心配は無用だ」
「…そっか」
「あぁ。おっとどうやらもう降りなくてはならない様だ。では俺はこれで」
そう言って飯田は降りて行った。
「はぁー、少しは気休めになったかな?いや、多分変わってないな」
そうやって悔やんでいると、目的の駅に着いた。
「あ、もう着いたのか、行かなきゃな」
そうして俺は駅を降りて事務所に向かった。
「ここが『ウォズヒーロー事務所』かぁ」
事務所を眺めていたら…
「やはり来ていたか」
聞き覚えのある声が聞こえた。
「あ、ゲイツじゃん」
「お前もウォズに指名されたのか」
「うん、まぁね。そういうゲイツこそ」
「あぁ、とりあえず入るぞ」
俺達は事務所に入った。
中に入ると1人の女性が俺達を待っていた。
「あ、あなた達が職場体験に来た1年生ね。私はサイドキックの『ツクヨミ』よ。1週間よろしくね」
「…ツクヨミ、わざとだろ」
「流石に気付くわよね」
2人が話している間、俺は考え事をしてた。
(そういえば、ヒーロー名決める時、確か常闇は…)
『漆黒ヒーロー「ブラックナイト」』
(なるほど、違った理由が今分かったよ)
俺が考え事をしていると…
「…ウゴ、ソウゴ!」
「え?あ、ごめん」
「全く、着いたわよ」
いつの間にか部屋の前に着いていた。
「この部屋にウォズが居るから」
ガチャ
そう言ってツクヨミは扉を開けた。その瞬間…
「祝え!新しい我が魔王が様々な困難を超え、私の事務所に訪れた瞬間を!!」
シーーーーン
「すまない、少し取り乱してしまって」
「はぁ、全く。いきなりはしないって約束だったでしょ?」
「だが、ツクヨミくん。初めて会えたんだ。これは祝わなければならない!」
「もう!ただでさえ体育祭の中継でもあんだけ興奮してたじゃない!」
「あのー・・・」
「あ、ごめんね。いきなりこんな感じになっちゃって」
「まぁ、こいつなら平気だろ。それよりそろそろ本題に入らないか?」
「あぁ、そうだったね。では話そうではないか。
今回はここまでです!それと前回書きそびれた常闇のヒーロー名変えをここで入れてしまいました!すいません!!